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株価暴落、いまこそ大規模財政出動の時 by 小野盛司 (神州の泉) 他

株価暴落、いまこそ大規模財政出動の時(小野盛司) (※日本経済復活の会 小野盛司会長の記事、第128弾です) 2008年10月24日 (金)
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/


 本日(10月24日)、日経平均がとうとう7600円台にまで下がってしまった。

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昨年は株式時価総額が580兆円あったものが、今や250兆円にまで下がってしまった。日本は株だけで、1年余りで330兆円も失った。日本からお金がどんどん消えていくのが分かるだろうか。 (さてはては、今のままの「ほぼ無策」では、NYと乖離せず、いずれ日経平均4000割れとみている

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日本はこの十数年間で随分貧乏になっていたのだが、更に貧乏になっているのだ。それだけではない。為替も1ドル93円台までの円高で輸出企業は大打撃だ。そうでなくても、世界的不況で輸出減少が予想される時に、この急激な円高は厳しい。銀行の貸し渋りも不況に追い打ちをかける。物価高と言うが、需要が増えて物価高になったのではなく、原油や原材料等の一時的な値上がりで一時的な物価高になっただけで、間もなくその反動でデフレがやってくる。

 世界大恐慌・昭和恐慌での「失敗」(「」は引用者)を繰り返したくないなら、今こそ大規模な財政出動の時だ。昭和恐慌の時にも大蔵大臣高橋是清が日銀総裁深井英五と組んでお金を刷って日本経済を救った

政府を説得するために我々に何ができるかと言えば、やはり質問主意書ということになり、本日も再度質問主意書を提出した。何を政府に質問したかと言えば、政府の景気対策だ。前回もお話ししたが、定額減税の効果はどうなのかということ。10月21日の朝日新聞には、2兆円の定額減税のGDP押し上げ効果が書いてあった。それによると内閣府の試算では、2兆円の景気対策の実質GDP押し上げ効果は以下のとおり。

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 この試算について私は内閣府に問い合わせてみたら、内閣府のほうで調べてくれた。どうやら、朝日新聞は内閣府の短期モデルのほうを引用したようだ。私が通常引用する内閣府のモデルでは定額減税の効果はこの2倍程度になる。朝日新聞が通常使わない短期モデルの結果を引用したのは、彼らが政府批判をするのに都合がよかったということなのだろう。どうして効果が半分になるかと言えば、次のような説明をすれば理解できるかもしれない。例えば、減税を年度の最初にすれば、減税効果はフルに出る。もし年度の最後にやればその年は全くでない。お金を使う時間が無いからだ。短期モデルでは、毎月同額ずつ減税する。ということは、年度始めに減税をやった場合と年度末に減税をやった場合の平均のようなものだから、効果は半分ということになり、0.1%ということになる。このようなインチキな数字を見せて、朝日は「景気対策望み薄」という政府批判をして、衆議院選挙に与党の足を引っ張ろうという意図なのだろう。偏向したマスコミのやることだ。

 しかし、そういった数字を出すのなら、公共投資を増やせばよいと主張すればよいではないか。定率減税の4.1倍もの効果があるというのなら、当然公共投資をやれと言うべきだ。赤字国債発行には反対だが、建設国債発行には賛成するのだから。しかし朝日はそれも言わない。要するに朝日は政府の悪口は何でも言うし、政府を後押しするようなことは隠す。

 従来型の公共投資は反対という意見が強い。しかし、我々はやるならエネルギー対策をやれと主張する。来週の木曜日(10月30日)には、日本経済復活の会の定例会でジャーナリストの曽戸正明氏に洋上風力発電構想の現状について講演していただく。3年位前から、洋上風力発電に関し専門家を招いて検討を重ねている。洋上風力発電により、日本の全エネルギー需要を満たすことができるし、発電コストが安い。必要なのは巨額の初期投資だが、日本の将来を考えれば安いものだ。お金は刷った金でよい。洋上でつくった電力は電気分解で水素をつくり、それをタンカーで陸まで運べばよい。

 そのように主張していたら、反論が出た。「そんなものうまくいくはずがない。今でも夜間の電力は余るから、それで電気分解して水素を作りそれを、昼に燃やして電力にするなんてことはやっていない。夜間の電力はすべて揚水発電所の水をくみ上げるために使われている。水素でよいなら揚水発電所などを金をかけてつくる必要はないではないか。」 (引用注:まあこれは、原子力発電の欠点対策でやっている対応策の場合はこうするのがよいというわけだが)

 もっともらしい反論なので、このことについて東京電力に聞いてみた。さすがに、東京電力だ。丁寧に教えてくれた。

 電気分解による水素発生の件ですが、一般的に電気分解による水素生成効率は大型のもので90%、火力の熱効率は最新のものでも53%であるため、電気分解で生成した水素を燃料とする火力発電所の総合熱効率は、最大でも48%程度となります。

 一方、揚水発電所の総合効率(発電電力/揚水電力)は、65~75%と非常に高い数字であるため、揚水発電所のほうが高効率といえます。また、仮に50万kW火力発電所において、昼間ピーク電力の2時間を電気分解により生成した水素でまかなうとした場合、必要熱量は、50万kW×2h/0.53=188万kWh=1,616,424,000kcal となります。一方、水素の熱量は、3,053kcal/Nm3であるため、水素体積としては、529,500Nm3必要となります。これを常圧で保存した場合、半径50mもの球形タンクが必要となってしまいます。(液化保存、加圧保存も動力が必要となるため、この場合はあまり考えにくいです。)したがって、揚水式発電所のほうが、効率の点からも、ハンドリングの点からも優れていると考えます。

 ということだ。要するに、揚水発電所のほうが効率がよい。しかし、洋上風力発電所では、揚水発電所が使えない。電力をそのような遠方まで運べないのだ。だから少々効率が悪くても水素にする。しかし、風力はタダだし、無尽蔵にある。しかも二酸化炭素を出さない。初期投資は必要だ。しかし、刷った金ならタダみたいなものだ。無駄にしている労働力を活かすのだから。政府による大規模投資が現在の日本を救うだけでなく、未来の日本も救うのだ。


++
エネルギー・シフトへの投資に未来があることは疑えない。原子力は放射性廃棄物の処理ばかりでなく、放射能汚染事故による生命死滅の危険性があるし、だいたいウラニウムがたいしてあるわけでもない。50年も持つかどうかではないか?埋蔵エネルギー資源が手に入る間に、持続可能エネルギーへのシフトをしておかねばならないのは明らかではないか。

参照

太陽を呼び覚ませ
http://satehate.exblog.jp/8197624/


リンカーンのグリーンバックス:納税者は計り知れないほどの金額の利子を節約できる
http://satehate.exblog.jp/9649822


もし北アメリカに発生したこの有害な金融政策が、お決まりのものとして持続したら、その政府はまったくコストのかからない自分達のお金を用意するようになる。その政府は負債を返済し借金なしになり、経済を運営していくだけの必要な通貨を所有するようになる。そうなればいまだかつて、歴史上前例のない国家の繁栄をもたらすことになるだろう。そうなると優秀な頭脳、すべての国家の富が北アメリカに流れ込むことになる。このような国は破壊されなければならない。--(ロンドン・)タイムズ

魔術とイルミナティ
http://satehate.exblog.jp/7393770/


これらの會社が破綻してゐた最中、その決定機關は金相場の下落や、他のより混亂に貶める、より政府管理のし易いやり方で、暴動、飛行機・列車の破壞、穀物庫の爆破、インフレ、株式市場の崩壞を開始した。

イルミナティ反逆者が、緊急警告を発する(アンコール) By Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/8481805/


「いまはまさに最後の時である;冗談ではない」

「2010年から、あなたは、状況のなかによりいっそう、大きな変化を感じ始めるだろう。しかし、2012年、あなたは目前に、この文明の終わりの明確な証拠をみることになるだろう・・・経済的状況が、すべての人にとってひどく亀裂・破損しはじめるまえ、2010年までの、西側の国々の全面的なナチ化である。そして、社会的緊張が、かつて見られたことのないほどのピークに達するだろう。そして、内部紛争が2012年には最終的やって来得る:内戦!である」

「作今では、ほとんどのイスラム教、ユダヤ教、福音主義、プロテスタント、そしてキリスト教再生派を含めてすべての宗教はイルミナティによって腐敗させられている。これらはみな、フリーメーソン組織、諜報組織、マルタ騎士団そして最後だが重要なおきまりのイエズス会によって秘密裡に支配されている。正真正銘の[宗教的]告白がほとんど不可能なほどにである。」

エリートは、我々の目の前に、ひとつの食肉処理場を建設している:新世界秩序である。9.11というイヴェントは、それを使うという彼らの意図の証拠となるものだ。我々は、ひとつの選択肢を持っている:羊のごとく屠殺場へ行くか、あるいはザガミの忠告を受け入れ戦いにそなえるかだ。


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消されたお金は、作らねば「ない」。

by oninomae | 2008-10-25 01:31 | 金融詐欺  

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