パキスタン不安定化 イスラマバード/ホテル/爆弾テロ
イスラマバードのホテルで爆弾による大きな爆発、死傷者多数 AFP 2008年09月20日 23:56 発信地:イスラマバード/パキスタン
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2519607/3358329
【9月20日 AFP】パキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)のマリオットホテル(Marriott Hotel)で20日夜、自動車爆弾による大きな爆発があり、治安部隊高官によると少なくとも60人が死亡、約200人が負傷した。
爆発音は非常に大きく、かなり離れた場所まで聞こえた。爆発直後、現地のテレビは火の手があがったマリオットホテルから血を流して出てくる負傷者や、現場に急行する多数の救急車の映像を放送した。
現場近くに止まっていた車はガラスが割れるなど、大きく破損していた。
目撃者によるとマリオットホテル近くの建物のガラスも割れていたという。爆発は非常に強力で、1キロ離れた場所でも建物のガラスが割れた。警察によると、マリオットホテルの内部に大勢の人が取り残されているという。またホテルが倒壊する恐れもあるという。
マリオットホテルは外国人が多く利用する高級ホテルで、イスラマバード市内では最も厳重に警備された場所の1つだった。
複数の警察官が爆弾を積んだ自動車によるものだと語っているが、自爆だったかは分かっていない。
こんなもの↓を思い出してしまいました。
1995年4月19日、自作自演のオクラホマ連邦政府ビル爆破事件。こちらはトラック爆弾+ビルに仕掛けた爆弾でしたが。
■新大統領の重い課題
20日、爆発が起きる数時間前、パキスタンのアシフ・アリ・ザルダリ(Asif Ali Zardari)大統領は就任後初めて議会で演説をした。武装勢力はパキスタン北西部で活動を活発化させ、警備が厳重な首都イスラマバードへの攻勢も強めており、ザルダリ氏は就任早々イスラム武装勢力への対応を迫られる。
事件後ザルダリ大統領はテレビ演説で、「テロはパキスタンのがんだ。われわれはこの国からがんを取り除く決意がある」「われわれは死を恐れない」などと語った。
ザルダリ大統領は、来週の国連(UN)総会に合わせ米ニューヨーク(New York)を訪れ、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領と会談する予定だが、訪米が予定通り行われるかはわかっていない。
ブッシュ政権は、イスラム武装勢力タリバン(Taliban)やアルカイダ(Al-Qaeda)系の武装勢力が、アフガニスタンとの国境に近いパキスタン領内を拠点にしてアフガニスタンを攻撃していると非難している。
武装勢力の問題は米政府にとって主要な問題になりつつあり、非公式な場で、パキスタン指導部は武装勢力掃討のための十分な努力を払っていないと語る米政府高官は少なくない。
しかし、米軍がパキスタン領内の武装勢力を直接攻撃し、3日には米軍がパキスタン領内で地上部隊による軍事行動を行ったことで、パキスタンの対米感情は急速に悪化している。(c)AFP/Emmanuel Giroud
以下参考
パキスタン軍最高司令官、米軍の越境攻撃を非難 AFP 2008年09月11日 10:50 発信地:イスラマバード/パキスタン
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2515872/3321308
【9月11日 AFP】パキスタンのアシュファク・キアニ(Ashfaq Kayani)陸軍参謀長は11日、隣国アフガニスタンに展開する米軍主導の多国籍軍の越境攻撃を強く非難し、パキスタンの「主権は死守されなければならない」と述べた。
キアニ参謀長は声明で「国の主権と領土保全は死守されなければならない。いかなる外国勢力もパキスタン国内で作戦を実施することは許されない」と述べた。
アフガニスタンとの国境に近いパキスタン・南ワジリスタン(South Waziristan)州では前週4日、駐アフガニスタン多国籍軍の越境攻撃で市民ら15人が死亡している。
米国のマイケル・マレン(Michale Mullen)統合参謀本部議長は10日、パキスタン領内の武装勢力の潜伏地域を含む新たな戦略を立てるよう命じたことを明らかにした。
これに対し、キアニ参謀長は多国籍軍との間で「パキスタン領内での作戦実施を許可する合意や理解」はないと指摘。市民に被害を及ぼす「見境のない攻撃は武装勢力の活動を助長するだけ」だと述べた。
米、アフガニスタン両政府は、パキスタン国境付近の部族地域に国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)や旧支配勢力タリバン(Taliban)が潜伏していると主張している。(c)AFP/Rana Jawad
九月二十日パキスタン首都イスラマバード都心部の高級ホテルに対する高度のテロ。これは、イルミナティの世界戦略の一環としての謀略的作戦であること。 太田龍 更新 平成20年09月22日23時51分
平成二十年(二〇〇八年)九月二十二日(月) (第二千五百五十三回)
○九月二十日、土曜の夜。パキスタンの首都イスラマバードの都心部、大統領官邸のすぐ近くの米国系高級ホテル(マリオット・ホテル)に、推定爆薬六百キログラムを積んだトラックが突入し、
○ホテルは、大爆発のためにガス管に引火し、六階建ての高級ホテルは、全焼した、と。死傷者約三百名、と。
○この事件は何を意味するか。
○その深層を知るためには、
○次の二冊の本が必読である。
(1)ブレジンスキー著「セカンド・チャンス」(邦訳あり)
(2)W・G・タープレイ「オバマ―ポストモダンクーデター」(未邦訳)
○ブレジンスキーによれば、一九八九年、ベルリンの壁の崩壊後、米国は、世界唯一のスーパーパワー、世界の支配者たるべき、第一のチャンスをみすみす逃した。その責任は、ブッシュ(父)、クリントン、ブッシュ(息子)と三人の大統領にある。
○この三人の大統領は、第一のチャンスを捉えることに失敗した。
○二〇〇九年一月から始まる米国の次の大統領は、第二のチャンスを捉えなければならない。
○第二のチャンスを捉えるとは、どういうことか。
○それは、要約すれば、米英が、ロシアを滅亡させ、ロシアを占領し、ロシアの領土をイルミナティ三百人委員会の領土とすること、である。
○しかし、三百人委員会は、この戦争を第一次、第二次と、二つの世界大戦と同じ方式では演出しない。
○ジョン・コールマン博士は、新著「ビヨンド・コンスピラシー」(二〇〇七年、未邦訳)の中で、そのことを分析している。
○三百人委員会は、そこで、三百人委員会の最高の戦略家たるブレジンスキーに、
○第二のチャンスをしっかりモノにする任務を与えた。
○ブレジンスキーは、二〇〇七年三月「セカンド・チャンス」を出版し、
○さらにこの戦略を実行させるべき、次期米国大統領候補として、バラク・オバマを選んだのである。
○ブレジンスキー戦略によれば、米英NATOがロシアを滅亡させるためには、
○ロシアをロシアから見て
西部戦線
南部戦線
東部戦線
○と、三つの方向から包囲すべし、と成る。
○宇宙戦線はもちろんのこと、そして海上も。
○しかるのち、決定的戦略的攻撃方面は中共とロシアを分裂させること。
○つまり、SCO(上海協力機構)を解体して、中共をロシアと敵対させるのである。
○このために、中共を包囲して、しめつけるべしと、
○かくして、パキスタンの不安定化とパキスタンの解体が目標に上る、と。
○白痴そのものの現代日本人、とりわけエリートと自称している、実は単なる阿呆、バカ、白痴に過ぎない日本の権力者階級は、○イルミナティの前出のような戦略は全く分からない。
○こんな白痴どもに日本をまかせ続けるなら、日本民族の完全滅亡は避けられない!!
(了)
参照
ハンブロー帝国 by デーヴィッド・アイク +パペット・オバマのアフガン・パキスタン
http://satehate.exblog.jp/9490291
by oninomae | 2008-09-23 04:07 | 戦争詐欺・紛争