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オルタの「イルミナティ陰謀論者」評について若干コメント

カリフォルニア・ワインを作ったグルジア人 オルタ
http://alternativereport1.seesaa.net/


書籍紹介 : 廣瀬陽子 「コーカサス 国際関係の十字路」 集英社

 ロシアとグルジアの間で、紛争状態が続いている、

本書は、このコーカサスの複雑な歴史、民族問題を、ほぼ網羅した情報データ集である。その複雑さ、入り組み具合は、「イルミナティ陰謀論者の恐ろしく単純化された、アメリカVSロシア」などと言う分析道具では、とても現状を解析できるものでは無い事を、本書は物語っている。

デザイン理論では、「恐ろしく単純化された象形文字の文様は、自分が理解出来ない世界全体に対する恐怖」を物語っている、とされている。理解しがたい複雑な世界を、自分の「低い理解能力に合わせ」極度に単純化し、理解できるように歪曲した上で、その単純化された図式を持って現実を「理解できた事にして」、安心するという、心理的動機が、「恐ろしく単純化された図式」の背後には潜んでいる(*注1)。

ユダヤの陰謀論、イルミナティの陰謀論の正体は、これである。

その本質は「理解しがたい現実世界全体に対する恐怖心」と、単純な図式の中への「引き込もり、現実逃避」である。

このコーカサスの民族問題、現実政治の複雑さを示す情報は本書に良く集められているが、その情報を分析する視角は、あまり本書の著者においては明確ではない。しかし、グーグルで1万回検索するよりも、本書を一読した方が効率的な良書となっている。

 詳細情報は本書に譲るとして、この地域では長年、バクー(アゼルバイジャン)・トビリシ(グルジア)・ジェイハン(トルコ)に至る、パイプラインの利権の主導権を誰が握るか、で紛争・対立が続いて来た。 (引用注:「イルミナティ陰謀論者」は知っているだろう

アゼルバイジャンを米国が支援し、ロシアのプーチンは、アゼルバイジャンと死闘を繰り返してきたアルメニアを支持して来た。

米国ブッシュの背後にはネオコン派=イスラエル支持派が居る。プーチンの背後には、イスラエル・マフィア=ロシアン・マフィアが居る。

従ってグルジア=米国VSロシアの表面的な対立は、イスラエルによる自作自演である。

視点を変えれば、あくまでパレスチナのイスラエル国家に固執するイスラエル守旧派=ネオコンと、パレスチナを捨て、中国・ロシア=ユーラシアに「新たなイスラエル国家」を建国しようとする、パレスチナのイスラエル国家亡国派=ロスチャイルドの派閥対立の様相を呈して来ている。

しかし自民党の派閥対立のように、各派閥は「最終的には利害が一致」している。コーカサスでの紛争による軍需増大の利益が、サブプライム問題で崩壊状況の先進国銀行の資金繰りの潤滑油として、「必要不可欠」になっている。

ゴールドマンサックス以外の、ロスチャイルド・ロックフェラー系銀行の資金循環を「円滑にするため」、コーカサスで何万人死のうと、知った事ではない、と言う事である。

ロシアと米国は激しく対立し合いながら、利害が一致し、利害が一致しているからこそ、憎悪を持って激しく殺し合いを行う。味方を大量殺戮するのが現実政治であり、敵を最も大切に保護する事が現実政治である。敵こそ味方であり、味方こそ殺すべき敵である。

 興味深い事に、コーカサスで米国はアゼルバイジャンのイスラム教徒を支援し、ロシアがアルメニアのキリスト教徒を支援している。

イラク戦争の際、米国VSイラクの戦争は、キリスト教VSイスラムの戦争であり、文明が異なる以上「戦争・対立は必然である」と主張した、「文明の衝突」の著者サミュエル・ハンチントンが、「ウソ八百のデマを流していたインチキ評論家である」事が、これで明らかになった。

ハンチントンの書物を「ほめチギッタ」、圧倒的多数の日本の大学教授達と評論家達が、インチキである事が暴露された。

「文明が異なるのだから戦争は必然である」のであれば、今回、米国は、なぜイスラム教徒を支援しているのか?

かねてから筆者は、ハンチントンは著名な学者などではなく、CIAの工作員であり、デマ宣伝担当者であると主張して来た。 このハンチントンのCIA時代の同僚が、次期大統領候補バラク・オバマのブレーン=ズビグニュー・ブレジンスキーである。

 なお過去長い期間、グルジアへ多額の投資を続けてきた、この地域での最大投資家がロスチャイルドであり、今回のグルジア政府の動きには、ロスチャイルドの意向が関わっている。東西ユーラシアの「交差点」であって見れば、ロスチャイルド・ユーラシア帝国の完成を目指す投資活動としては、ある意味当然である。

最後に、アメリカ開拓時代、この地域のコーカサス人が最も多く移民した地域がカリフォルニアであり、現在の米国最大規模の軍事産業地帯シリコンバレーは、コーカサス人資本家・企業経営者によって担われている事を指摘しておきたい。このカリフォルニアの「死の商人」達が、数世代前から続く自分の親類・縁者達の冠婚葬祭に出席するため、コーカサスに「帰郷」した際、兵器密売の契約を「まとめ上げ」、それが民族紛争における死傷者の増大を引き起こしている。

*注1・・・エルンスト・カッシーラ 「シンボル形式の哲学」 岩波書店等、参照。

 なお、カッシーラ哲学の遡及の仕方として、ヘーゲル、カントの認識論哲学に遡及するのではなく、文豪ゲーテの形態学を経て、中世キリスト教異端神学の、ヤコブ・ベーメ、マイスター・エックハルトへと遡及する事で、現実世界の複雑さに「恐れをなして逃げ出し」、現実世界の問題は科学技術に任せ、「現実離れした抽象的図式をイジリ回す」学問の発生過程を摘出する事が出来る。

これは、マルクス主義=共産主義の源流であるヘーゲル哲学の「裏面史」を見る事になる。

イルミナティ陰謀論者の出自(前歴)は、実は共産主義者である。 (引用注:太田龍氏がそうだったことは、よく知られている。つまり「イルミナティの陰謀」・共産主義に踊らされていたことにある時点[ソ連崩壊時かな]で気づいて怒り、新たな探求に乗り出して核心に迫ったのであり、特に問題はない。昔は、この騙しに踊らされたお人好しの知識人は多かった。デーヴィッド・アイク氏が、「環境保護運動」に騙されていたことに怒って、闘い始めたのと似ていると思う。反イルミナティのユダヤ人は昔からこういったことは知っていたが。)

スターリニズムへの嫌気とソ連の崩壊によって、ソ連VSアメリカという図式が「持ち出せなくなった」ため、ロシアVSアメリカという図式で「カモフラージュ」しているが、イルミナティ陰謀論者の正体は21世紀の「変型されたマルクス主義」である。 (引用注:絶対専制ではなく、なるべく共生的世の中を求めるという点では、まあそうだろう。しかし、「マルクス主義」が絶対専制主義というオオカミがヒツジの毛皮を被ったものであったことは周知のことであり、そんなことは太田氏にはわかっているだろう。昔、踊らされていたのは、そうだろうが、現在は絶対専制を目指しているようには思えない)

従って、イルミナティに襲われている「ロシア=ソ連を守れ」という主張になる。ロシアの背後に、米国ネオコン派と同根のイスラエル・マフィアが潜んでいる事など、何も見えていない妄言である。 (引用注:その「潜んでいるもの」が協力して第三次世界大戦の大芝居をうとうとしているとしているというのがイルミナティ陰謀論だと思うが?「アルバート・パイク」の、すなわちロスチャイルドの計画は重要である。ラビ・ライヒホルンの講演も無視できないし、シオン・プロトコールに対する考えが言説の試金石であろう。この辺から目を逸らさせるとすれば、その方が怪しいのである。一言さらに言えば、だいたい「イルミナティ陰謀論者=太田龍のみ」のごとくの論じ方自体が正確な議論ではなく、「単純化しすぎの誤誘導」ということにもなるだろう)

共産主義の源流であるヘーゲル・ドイツ観念論哲学の「現実離れ」=その先祖・中世スコラ哲学の「現実逃避」という歴史的因果が、そこには明確に刻印されている。

(引用注:イルミナティはその単純なヘーゲル哲学で、フールな(にした)大衆を操ってきた。「大衆」は単純なことが好きなのである。実は、支配者も?;笑い。人間の神経は興奮か抑制かである。精密化への微調整はシナプスの数で行う。論理整合的に配線・精密化された神経系は、結構正確な判断ができるだろう。)

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参照

かれらはいかに世界を支配しているか By Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/8078264/


ビル・ゲイツ:羊の皮を被った悪魔主義者か?  By Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/8532436


Maurice Joly Plagiarized "Protocols of Zion" (not vice-versa) By Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/9351335


「ユダヤ人の秘密」も「偽造物」であろうか? by Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/7974663


I'm NOT on Putin's Bandwagon by Henry Makow Ph.D.
http://www.henrymakow.com/im_not_praying_at_putin_altar.html

結論だけここに訳しました

神たらんとするカバリストが人類をハイジャック中 David Livingstone -- Henry Makowによる紹介
http://satehate.exblog.jp/7378896/


「ユダヤ」の陰謀は大英帝国主義である(ヘンリー・マコウ著:全訳)
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/928.html


シオニズム:ユダヤ人に対する陰謀(ヘンリー・マコウ著:全訳)
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/103.html


イルミナティ反逆者が、緊急警告を発する(アンコール) By Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/8481805


すべてのユダヤ人(と非ユダヤ人)が知っておくべきこと By Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/8315847/


祖父母を強制収容所で殺されたユダヤ人の眼力は鋭いと思う。

これも参照

グルジア紛争は壮大なチェスの一手に過ぎない デーヴィッド・アイク
http://www.davidicke.jp/blog/nl0127/#extended


全て手品師のマジックであり、グルジアによる南オセチア攻撃がロシアの反撃によってグルジア国民にとって大惨事となり、米国とそのカスピ海周辺の野望にとって災難であるかのように思われているが、これは別の観点から考察されなければならない。

第一に、ブレジンスキーとソロスをコントロールする勢力にとって、彼らがやっていることがグルジア国民を苦しめるかどうかはどうでもよいことである。彼らが卑劣な行為を計画するときには、そのようなことはまったく念頭に置かれない。まったく思考の範囲外である。

そして第二に、「アメリカ」の向こう側で、アメリカとロシアと中国とEUとイスラエルをコントロールしている勢力に目を向けると、すべてはむしろうまく行っているのだ。彼らにとって極めて重要なこの地域において、より多くの敵対、不安、恐怖と不信を惹き起こすことができた。一言でいうと、またしても分割し支配したのだ。

さらに紛争勃発を受けて「人道的な」理由によってグルジアに米国の軍隊や艦船が送り込まれており、これはすべて地球規模の策略が究極的に目指している戦争-超大国としての米国を破滅させ、世界独裁政府をもたらす-第三次世界大戦に向けた新たなステップである。




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ロスチャイルドのフロントスパルタである「イスラエル」は自作自演がとても得意である。フールは何度でもすぐ引っかかる。

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            「恐ろしく単純化された図式」でしょうか?

      

by oninomae | 2008-08-30 00:16 | 政治詐欺・政治紛争  

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