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愛国的女性イーデス・キャヴェルが射殺されたほんとうの理由 by ユースタス・マリンズ 

●愛国的女性イーデス・キャヴェルが射殺されたほんとうの理由

彼らの成功は、1915年3月13日付けのノルディッシュ・アルゲマイネ・ツァイトゥンク紙に、大最の食糧が列車でベルギーからいま到着した、と掲載された。シュモーラー社の1916年の『法律、行政、政治経済年鑑」によると、10億ポンドの肉、15億ポンドのジャガイモ、15億ポンドのパン、そして1億2100万ポンドのバターが、その年にベルギーからドイツヘ船で輸送された。

ベルギーで数年間小さな病院を経営していた愛国的な英国女性イーデス・キャヴェル[1865-1915、辞書には、第一次大戦でドイツ軍がベルギーを占領したさい英国・フランス・ベルギーの将兵を脱走させたかどでドイツ軍に処刑された、とある]は1915年4月15日にロンドンのナーシング・ミラー誌に手紙を出し、「ベルギー救済」の食糧はドイツ軍を養うためにドイツヘ船で運ばれていると非難した

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ドイツは、キャヴェル女史を重要な存在とは考えずに、まったく注意を払わなかった。しかしロンドンの英国諜報部は、キャヴェル女史の発見に肝を冷やし、ドイツが彼女をスパイとして逮捕するよう要求した。

英国諜報部の(引用注:米国での)長官でクーン・ローブ商会のパートナーでもあるサー・ウィリアム・ワイズマンは、戦争の継続が危うくなることをおそれ、キャヴェル女史を処刑しなければならないと秘密裡にドイツに伝えた。

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ドイツはしぶしぶ彼女を逮捕し、戦時捕虜の逃亡を幇助したという罪を彼女に着せた。この種の犯罪に対する通常の刑罰は3ヵ月の禁固刑であったが、ドイツはサー・ウィリアム・ワイズマンの要求に屈し、イーデス・キャヴル女史を射殺した。こうしてドイツは、第一次世界大戦の重要な受難者の一人を生みだしたのである。

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イーデス・キャヴェルがいなくなり、「ベルギー救済」作戦は継続され、1916年に入った。しかしドイツの密使は、食料の不足だけでなく財政問題からも、ドイツが軍事作戦を継続できると彼らは信じていないという情報をもってロンドンの高官たちにふたたび接触してきた。

すると、さらに多くの「緊急救済物資」が送られ、ドイツは1918年11月まで戦争を継続したのである。


ユースタス・マリンズ 「民間が所有する中央銀行」 第7章 ヒトラー・コネクション p197-198より


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左から2人目がサー・ウィリアム・ワイズマン(1955):Sir William Wiseman, head of British intelligence in Washington in World War I
ついでに記せば、右端は、ジャマイカ「総督」Sir John Huggins (1891 - 1971).


参考

Bankers Extended WWI By Three Years By Henry Makow PhD
http://www.rense.com/general72/cav.htm


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追記 2008.6.19

昔遊んだゲームを・・・久しぶりに  デーヴィッド・アイク
http://www.davidicke.jp/blog/nl0120/#extended


キーワードは、またしても「恐怖」である。人々が恐怖を感じると、恐怖や窮状から守ってくれると信じる人々にパワーを明け渡してしまう。19世紀後半にフリーメイソンの指導者でありクークラックスクランのメンバーであったアルバート・パイクは、もう一人の当時のイルミナティの中心人物であるジュセッペ・マッチーニ宛に手紙を送ったとされているが、その中には三つの世界戦争が予測されていた。その内の二つはすでに発生している。疑惑の手紙の全文はこちら…

手紙に記載された二つの戦争は既に起きているが、第三次世界戦争について彼が書いたとされているのは次の内容である。

「第三次世界戦争は、政治的ユダヤ主義(シオニスト)とイスラム世界の指導者の間に、イルミナティの代理人によって惹き起こされる紛争を巧みに利用することで煽動されねばならない。イスラム(イスラム教徒のアラブ社会)と政治的ユダヤ主義(イスラエル)が互いに破壊しあうように戦争は導かれねばならない。

一方、その他の諸国は、この紛争によって分裂し、物質的、道義的、精神的、そして経済的に完全に枯渇するところまで戦闘を余儀なくされる。我々は、虚無主義者と無神論者を解き放ち、恐るべき社会変動をもたらすであろう。その恐怖の中に、諸民族は、野蛮と血なまぐさい騒乱の根源である絶対的な無神論の何たるかを、はっきりと目の当たりにすることになる。

(虚無主義者=ニヒリストの定義:すべての存在を否定する、懐疑論の究極の形。すべての価値は根拠がないという考え方)

そして世界の各地で、市民は、少数派革命分子に対抗して自らを守らざるをえない状況に追い込まれ、文明の破壊者たちを根絶する。そのときからキリスト教の神性は羅針盤と方向性を失い、キリスト教によって幻惑されていた大衆は、その崇拝心をどこに向ければよいのかわからず、理想を切望し、真の光を迎えるであろう。純粋なるルシファーの教えが、ついに全世界の人々の目の前にもたらされる」

彼らは、大規模な無秩序、「恐るべき社会変動」を創り出した後で、大混乱と激変の中から秩序を、「彼らの秩序」を提供しようとしている。問題捏造→反応待ち→解決策提示である。

深刻化する今日の経済混乱はこの計画の一部であり、その「解決策」の一つに、より中央集権化した権力があり(世界的問題の解決には世界政府が必要だ)、仕舞いにはすべての通貨を廃止し完全に電子化された一つの世界通貨を導入しようということになる。

我々は今、いろいろな意味で台風の目に突入しつつある。急速に目覚めつつある人々の意識が、抵抗しがたい勢力をものともせず、動かしようのないもの(または、動かしようのないように思えるが、実はそうでないもの)を克服しようとする時を迎えようとしている。

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by oninomae | 2008-06-18 22:28 | イルミナティ  

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