『グローバル2000』 は、経済と疫病という二正面作戦だ。 by ジョン・コールマン
『グローバル2000』 は、経済と疫病という二正面作戦だ。
まず、ターゲットとなった国の経済が構造的に苦しくなり、それに続いて失業が目を見張る勢いで急増する。大量失業のあとには大規模な栄養不良が起こり、大衆は衰弱して、やがてCAB研究所がばら撒くさまざまな流行病による死者が積み重ねられる。
このパターンは第三世界のほぼ全ての国で踏襲されている。ペルーで起こったことも、ナイジェリア、ザンビア、ジンバブエ、ザイールで起こりつつあることも、そして南アフリカに長い影を落としつつあるものも、どれも似たような出来事の連続-- 経済の弱体化、それに続く栄養失調、保健サービスの破綻、そして致死率の高い病気-- だ。
これが、悪魔のような「ローマクラブ」が1969年に選択したパターンであり手法なのだ。これは脱工業化ゼロ成長社会をもたらす為のものであり、そこでは中産階級という階級がまるごと、その生存をもたらしてくれた産業基盤そのものの収縮とともに、消去されていく。
ローマクラブは極めて明瞭に、地上を訪れるのは全面的な死以外にはないと言っている。数十億人が死んで初めて、新世界秩序が導入される。
この目的を果たすため、ローマクラブはその馬小屋のドアを開き、黙示録の3人の騎手を解き放った--経済破壊と飢饉、そして疫病だ。この3つは地球を駆けめぐる。
IMFに課せられたのは、第三世界各国の経済破壊だ。
これを独自の調査を実践して確認したのが、カリフォルニア大学(サンフランシスコ)のピーター・ルアリー博士だ。
ルアリー博士の研究によれば、IMFは貸付条件としてかなり厳しい構造的な内容を課してくるので、当事国の政府は社会プログラム、保健、福祉、病院などへの支出を削減せざるを得ず、結局それが構造の完全な破綻へと繋がり、流行性の疾病へと道を開くのだという。ルアリー博士の研究によって、IMFと世界銀行、そして疫病の大流行との関係は疑いの無いものとなった。
「発展途上国でのHIV感染を大幅に減らすには、エイズ拡大の原因となった経済政策を修正しなければならない」と言うルアリー博士のコメントは正鵠を射たものであり(引用注:もちろんワクチンの汚染が根底にあり、これをやめねば元から止まらないが、栄養状態が悪いとずっと死にやすい)、ほどなくロンドンの専門誌『エイズ』 に掲載された。これに驚いたのが世界銀行で、『エイズ』誌の出版元に対して文書を送り、ルアリー博士の記事は「無知で」 「受け入れ難く」 「途方もなく子どもじみている」とした。陰謀の立案者どもは、自分たちの陰謀による活動が大衆の目に曝されて、光を当てられるのを好まないのだ。
先進工業国については、ある程度違う手法であつかう必要があった。つまり、各国の産業基盤を緻密な計画で破壊するわけで、手始めはイギリスであり、つぎが米国、そしてつぎが日本だった。
これを考え合わせると、理由もなく安楽死が復活したことが思い浮かぶ。安楽死はやがて、老人と病人を消し去るために地球的な規模でおこなわれるようになるだろう。
くわえて、「自然な」方法に力が入れられるようになった。これは、悪意に満ちた宣伝によって中産階級の出生率を抑えようというもので、堕胎を通じて未出生児数百万人を殺すという悪鬼のような方法だった。この顔を背けたくなるような計画と比べれば、ヒトラーがドイツでおこなった人種分離策も、さしたる意味はなかったと思えてくる。恐ろしいことに、すでに米国だけでも2500万もの未出生児がむごたらしく殺されているのだ。
地球規模での殺戮モデルは世界中のさまざまな優生学シンポジウムで述べられているが、もっとも特筆されるのは米国とドイツだ。米国がドイツの人種計画とつながっていないと信じている人は恥じ入るべきだ。プレスコット・ブッシュ--バグダッドの屠殺人ジョージ・ブッシュの父--を見るがいい。彼は巨額の金を米国の各銀行からドイツの銀行へ移し、ナチスがコールドスプリングハーバーの理論を実行に移せるようにしたではないか。
ナチズムは大量殺戮計画を実行するのに最適だと言ったのは、多くの西側諸国の経済を破壊したキーン卿だった。 今日では、ミルトン・フリードマンとアラン・グリーンスパンが、米国よりもスターリン時代のソヴィエトの方がふさわしいような政策を追求している。
後押ししているのはエセ環境保護運動と世界銀行、そしていくつかの大学、なかでもジョージタウン大学[Georgetown University is a Jesuit private university located in Georgetown, Washington, D.C. Father John Carroll founded the school in 1789, though its roots extend back to 1634.]のケネディ生物倫理学センターだ。
このすべてが全力を傾けて、ローマクラブの「グローバル2000」計画にある地球規模での大量殺りく計画を追求している。
ジョン・コールマン 300人委員会 凶事の予兆 (訳書 2000 絶版) 第3章 大量殺戮計画「グローバル2000」は加速している より p156-158 抜粋
貧困国の大部分はIMFの貸付条件と重い貸付金利の支払い、それに厳しい経済施策とに喘いでいて、これがアフリカやアジアの国々の生活水準に大きな影響をあたえている。まさにこれこそが、IMFの破壊的政策が目指すところなのだ。IMFは、手中に落ちた国々の経済を壊滅させ、各国政府が自国民に適切な手だてを打てないようにしてしまう。
なぜ、これほど多くの人口を減らす必要があるのか。それはジェレミー・ベンサムが適切に説明している。ベンサムはイギリス東インド会社のメンバーで、人類を家畜同然と見なしていた人物だ。(引用注:「最大多数の最大幸福」、ただし、エリートお仲間内の話で、人類[大衆]は家畜ということでしょうかね)
ロンドン大学に「いる」ベンサムのミイラだそうです。
現代にもリーズ・モッグ卿のようなベンサム信者がいて、人口の5%だけが残りの95%を支配し、世界人口も大幅に削減するのだという。
「工業化時代は終わった」という現代のヘルファイアークラブのメンバーは、ボヘミアンクラブそのままのイメージだ。
同 p150-151
ロシア革命でこの絵↑が使われたのは予定通り皮肉な結果となった。
上の絵に変わっただけであった。
by oninomae | 2008-05-05 01:09 | ホロコースト