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イギリス東インド会社の忠実な召使いだったトマス・マルサスの『人口論』 by ジョン・コールマン

イギリス東インド会社の忠実な召使いだったトマス・マルサスの『人口論』 


バートランド・ラッセル卿が世界人口が管理されたユートピア段階をどう見ていたかを思い出してもらいたい。ラッセル卿は、「黒死病がふたたびもたらされねばならない」と言ったのだ。

だが、ラッセル卿の黒い影が地球を覆うはるか以前に、トマス・マルサス[1766-1834]がいた。

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マルサスは、イギリス東インド会社の忠実な召使いだった(イギリス東インド会社は、世界史上もっとも成功した麻薬製造・販売のコングロマリットで、この状態は現在も続いている)。

その著書『人口論』は新世界秩序の世界観によるものだ。これもイギリス東インド会社に雇われていたアダム・スミスH・G・ウェルズの著作も合わせて、彼らの著作はすべて新世界秩序における人口管理の基礎であり、「グローバル2000」大量殺戮計画の基盤となっている。

世界の人口を望ましい水準に維持するために必要とされる範囲を超えて生まれた子どもは、すべて例外なく死なねばならない。さもなければ、子どもらを入れる余地を作るために成人の死が必要となる。・・・わたしたちは自然によるこの有限の生命製造の働きを必死になって遅らせようとするのではなく、促進すべきである。飢餓という忌まわしいかたちが何度も訪れるのが嫌だと言うのなら、わたしたちは、自然が別のかたちでの破壊をもたらすのを奨励していることになる」

貧民層には清潔さを薦めるのではなく、その逆の習慣を奨励すべきである。都市部では街路を狭くし、より多くの人間を家々に詰め込んで、黒死病の再来を誘い、田園地帯では、流れのない水溜のそばに村を作らせ、特にじめじめと不健康な状況での居住を奨励するのだ

何にもまして、破壊的な病気に対する特定の治療法をやめ、善良な、しかし全く誤った人間の活動を抑制することだ。彼らは、特定の病気を完全に撲滅するような手段を生み出すことで、人類に貢献していると信じている」


こういった所見は『倫理観の論理』『国富論』で述べられている。

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これは、わたしがイマジネーションを空想の世界に遊ばせたものなどでは断じてなく、冷厳な事実なのだ。

はるか以前から世界の指導者らは計画を立て、不要な人間を--限られた量しかない世界の自然資源を消費しすぎると感じられる人間を--消し去ろうとしていたのだ。

ジョン・コールマン 300人委員会 凶事の予兆 (訳書 2000) 第2章 全世界に死と恐怖をもたらす「グローバル2000」 より p138-139抜粋

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by oninomae | 2008-05-01 20:29 | イルミナティ  

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