「偉大なる白きブラザーフッドのマスターたち」のご託宣 by デーヴィッド・アイク
ヒトラーは、秘教に身を焦がすほどの情熱を注いでいた。彼が権力の座についてからが特にそうだった。
Adolf Hitler (20 April 1889 – 「30 April 1945」)
また、彼は神智学者で心霊家のヘレナ・ペトロヴナ・ブラバツキーの著作に非常に大きな影響を受けていた。
Helena Blavatsky[1831-91]
ある信頼のおける研究者から聞いたところによると、1831年にウクライナで生まれたブラバツキーは、のちに英国諜報部のエージェントになっていたらしい。さらに彼女は、黒い貴族と密接なつながりを持つイタリアの革命秘密結社カルナボリ党にも関係していたという。
Giuseppe Mazzini (June 22, 1805 – March 10, 1872)
しかも彼女は、エジプトの秘密結社ルクソール・ブラザーフッドのメンバーであった。ただし、その後に彼女は、この秘密結社のことを、「おそろしく腐敗した貪欲で利己的な金儲け集団」として非難している。
1873年にニューヨークに渡ったブラバツキーは、ヘンリー・オルコット大佐の援助を受けて、2年後に神智学協会を創立した。
Colonel Henry Steel Olcott [1832–1907]
この神智学協会は現在も続いており、カリフォルニア州クロトナにアメリカ本部がある。ちなみに、古代ギリシアの神秘主義結社、ピュタゴラス学派の本部があったのが、イタリア南部の都市クロトナであった。このことからもわかるように、ブラバツキーの神智学協会は、古代より続く神秘主義結社の派生物であった。
神智学協会の教義は、1877年に書かれたブラバツキーの著書『ヴェールを剥がされたイシス』や、1888年に出版された『秘密の教義』などを基礎としている。
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ISIS UNVEILED By H. P. Blavatsky online ed.
The Secret Doctrine By H. P. Blavatsky online ed.
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そしてそれらの著書自体は、ヘブライのカバラに基づいている。
ブラバツキーは、秘密の超人「ヒドゥン・マスター」たちと心霊的コンタクトを持っていると公言していた。
彼女が語ったところによると、ヒドゥン・マスターたちは中央アジアに住んでおり、秘教の秘密を知るものは、テレパシーによって彼らとコンタクトをとることができるという。このようなコミュニケーションは、今日「チャネリング」と呼ばれている(引用注:最近、とりわけかまびすしいですね)。
また、数多くのUFO目撃例や調査によって、世界中に異星人の地底基地や海底基地が存在しているという事実が明らかにされつつあるが、その中心地域とみられているのが中央アジアである。
異星人の地底基地というテーマは、世界中に古代伝説として残っている「地球内部に住むマスター・レイス(支配種族)」と深く関係している。
このようなマスターたち、とりわけ肉体を持たない霊的存在である「偉大なる白きブラザーフッド」への信仰は、神智学協会におけるポスト・ブラバツキーの超能力者、アリス・ベイリーによって広められ、今日のニューエイジ運動へと結実した。
Alice Ann Bailey (June 16, 1880 – December 15, 1949)
アーケイン・エソテリック・スクール(神秘と秘教学校)を設立したアリス・ベイリーは、「チベットのマスターたち」とチャネリング(霊的交流)を行っていると公言していた。
また彼女は、『ヒエラルキー・オブ・ザ・マスターズ』や『7つの光源』、『ア・ニュー・グループ・オブ・ワールド・サーヴァーズ』や『新世界宗教』など、数多くの著作を残している。
ベイリーは「チベットのマスターたちは、神の計画を守るためには第三次世界大戦が必要不可欠だと言っている」と語っていた(引用注:これまた、アルバート・パイクと同じで、お仲間結社員でしょう)。
Albert Pike (December 29, 1809–April 2, 1891)
こんな話は私にはまったく馬鹿げたことのようにしか思えない。だが、ニューエイジの世界には、「たとえ世界的ホロコーストが起ころうとも、すべては『神の計画』の一部である」と考えている人も多いのは事実である。このような考えは、私にはことなかれ主義者の言いわけにしか聞こえない。
われわれには現実を作り出す力がある。もしわれわれが内なる自己を変化させるならば、その外部的反映たる現実も変化する。すなわち、内なる心の平安は、外なる現実世界の平和となる。
この真理を理解するならば、神の計画の一部としての世界大戦などまったく不要にして無用であることがわかるだろう。戦争を生みだしているのは、あくまでもわれわれ自身なのだ。ゆえに、もしわれわれが内なる自己を変化さて自分自身の態度を改めるならば、戦争を生み出すのをやめることができるのだ。すべてはわれわれ自身が選ぶことなのだ。
私は、「偉大なる白きブラザーフッドのマスターたち」に対しては充分な用心が必要だろうと考えている。実のところ私は、「マスター」という言葉にはうんざりしているのである。
デーヴィッド・アイク 大いなる秘密 上巻 第12章 逆光するブラックサン p547-549より
参照
ビル・ゲイツ:羊の皮を被った悪魔主義者か? By Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/8532436/
ニューエイジ・偉大なる白きブラザーフッド?
http://satehate.exblog.jp/8696916/
お札でわかる911と世界人間牧場
http://satehate.exblog.jp/6942545/
新世界のためのアジェンダ?
http://satehate.exblog.jp/6991054/
自分に国家の通賃をコントロールさせよ。そうすれぱ誰が法律を作ろうと知ったことではない。
http://satehate.exblog.jp/6924499/
浸潤する「黒い貴族」 by デーヴィッド・アイク
http://satehate.exblog.jp/8233710/
黒い貴族 デーヴィッド・アイク「最大の秘密」よりの抜粋 by Clifford Shack
http://satehate.exblog.jp/8022382/
7 17 アイ 黒い貴族 10の王?
http://satehate.exblog.jp/8058957/
サバティアン・フランキスト・イルミナティ;全能の目カルトとしても知られる。
http://satehate.exblog.jp/7920212/
かれらはいかに世界を支配しているか By Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/8078264/
すべてのユダヤ人(と非ユダヤ人)が知っておくべきこと By Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/8315847/
メシアについてのお話 サバタイ・ツヴィとロスチャイルド一族
http://satehate.exblog.jp/7832636/
↑このなかに「ヒッドゥン・マスター」ていますか?
わしらじゃいかんのかい?
蛇足:第三次世界大戦・ホロコースト・人類奴隷化を進める気なのか、あるいは、(本当に)止める気があるのか、そこが試金石でしょうな。前者なら、「ヒッドゥン・マスター」の手先。後者なら立派な仏教徒ということになるでしょう。
by oninomae | 2008-04-21 00:19 | イルミナティ