南北戦争で突然拡大しはじめた富 by ユースタス・マリンズ
グスタフス・マイアーズの『アメリカ大富豪の歴史』のなかで、ジョージ・F・ピーボディとJ・P・モルガンの父ジュニアス・モルガンは、ジョージ・ピーボディの銀行業におけるパートナーになったと述べている。
「南北戦争[さてはて注:1861-1865]がはじまる と、ジョージ・ピーボディ商会は合衆国政府の英国における金融代理業者に指名された。・・・・・この指名と同時に、彼らの富は突然拡大しはじめた。これまでは、目立って急激とはいえず、ゆっくりと富を蓄積してきたが、彼らはいまやほんの数年のあいだに巨万の富を加えたのである」

当時の著述家によると、ジョージ・ピーボディ商会の方法は無分別なだけでなく、二重の裏切り行為であった。ジョージ・ピーボディ商会は、敵側に内部援助を与える行為によって合衆国政府の潜在的な敵となり、利益の前払いを受け取っていたのである。

1866年のスプリングフィールド・リパブリック誌には、次のようにある。
「その件についてなにかしら知っている者はみな、ピーボディとそのパートナーたちには、国家的存在をかけたわが国の苦闘に対する忠誠も支援もまったくなかったことをよく知っている。彼らは、わが国の当然の行為にかんする一般的な英国の不信に最大限に同調し、わが国のためより、南部のために発言し行動した。ジョージ・ピーボディ商会ほど、わが国の金融市場に資金をだぶつかせ、独立国家としての財政信用の弱体化に寄与した一群はない。またそのことで彼ら以上に利益を得たものもいない。ピーボディ氏がわが国の学習研究機関に気前よく提供した資金のすべては、わが国が不運のなかにあるとき彼の商会が投機でせしめたものである」 (さてはて注:いつものように、両陣営にファイナンスして儲けたということですね)

さらに、1866年10月31日付けのニューヨーク・タイムズ紙の記事「渡り政治屋(一旗組)再建基金」(ジョン・エルソン著『財務省の建物の上の稲妻』メドー出版社、ボストン41番地、53ページ)には、次のようにある。
「アメリカに子会社銀行(J・P・モルガンの支配による)を有するイングランド銀行、フランス銀行およびドイツ国立銀行は、相互関連した共同銀行システムを構築した。そのおもな目的は国民の搾取であった」
ユースタス・マリンズ 「民間が所有する中央銀行」 p153-155より
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われわれは法律の運営、選挙の管理、新聞、個人の自由を、原理的にはどうにでも加工できる生存物[人間]の土台である教育と訓練というバネを操った。
われわれは、われわれが教え込んだことではあるけれども、ゴイムの若者たちに、われわれには嘘と解っている主義や学説を注入することによって、かれらを翻弄し困惑させ堕落させてきた。 (プロトコール9 より)





by oninomae | 2008-03-16 11:10 | イルミナティ