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メタミドフォス(メタミドホス) メモ 2 問題(Problem)-反応(Reaction)-解決(Solution)?

前回のメモが容量オーヴァーのため、2とします。

まえがき

残留農薬については、(直接の)責任が中国にあることは当たり前だが、100ppm超テロについては、誰が行ったにせよ、日中離反、岩国・沖縄基地増強、日本企業買収への陽動作戦仮説がなお有力である。「得するのは誰か?」である。

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世界権力は、ヘーゲルの流れを汲む弁証法、すなわち唯物弁証法を採用した。唯物弁証法は世界を「力」とみなし、一方では世界を「実在」とみなす。これ以外の力と実在は、すべて否定される。唯物弁証法は惜定と反惜定、そして総合という原理にもとづいて機能する。つまり、惜定と反惜定とがたがいに対立するときに、あらかじめ決定された結果に代わって綜合が生起するという原理である。これにもとづいて世界権力は、まずユダヤ人団体を組織し、そこに金を注ぎこむ。次に反ユダヤ人団体を組織し金を注ぎこむ。あるいは、まず共産主義の団体を組織する。そして次に反共主義の団体を組織し、金を注ぎこむのである。これらの団体を対立させるには、世界権力がみずから手をくだすまでもない。熱追跡ミサイルのように、たがいに反対勢力の団体を探しだし、相手をやっつけようとするからである。世界権力はそれぞれの団体の規模と資金源を管理することにより、団体間の対立の結果を常にあらかじめ決定することができる。  ユースタス・マリンズ

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イルミナティによる大衆操作のからくりを理解する上で、ぜひわかっておかなければならない技法が2つある。私は一方を「PRS技法」、他方を「飛び石方式」と呼んでいる。どちらもアジェンダを推進するために数千年にわたって使われている方法で、「周囲と違うことの恐怖」とあわせて現在も、イルミナティにとって最も効率のよい武器だ。
PRSとは「問題(Problem)-反応(Reaction)-解決(Solution)」という意味で、それまで「ヘーゲル弁証法」と呼ばれていたものを私が新たに言い換えた用語だ。
私がこの語を使うようになって以来、さまざまな陰謀論の研究家がこの用語を使って大衆支配のテクニックを暴露するようになったが、これはすばらしいことだ。この簡便だが破壊的な人間操作技法を理解する人が増えれば、それだけ人類は騙されにくくなる。 デーヴィド・アイク
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広島県で「天洋食品」以外の冷凍食品からもメタミドホス 読売 2008年2月19日23時19分
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080219-OYT1T00548.htm


中国製ギョーザ問題
 大阪市と広島県は19日、食品輸入会社「ニッキートレーディング」(大阪市)が、中国・山東省の「山東仁木食品」から輸入し、広島県内などで販売された冷凍の「青島ニラ肉焼まん」から、0・22~0・64ppmの有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出した、と発表した。

 中毒被害が社会問題化した中国「天洋食品」製品以外の冷凍食品からメタミドホスの検出が明らかになったのは初めて。

 同市は「検出量が微量で残留農薬の可能性が高い」とみている。

 1月31日と2月1日に同製品計12個を食べた広島県三次(みよし)市内の男性(73)が、めまいを感じて1日に医療機関を受診。「典型的な有機リン中毒とは言えない」と診断され、入院はしなかったが、同県が調べたところ、食べ残しから0・64ppm、未開封の同じ商品から0・55ppmのメタミドホスを検出した。袋の内外からは検出されなかった。

 いずれも2006年8月2日製造分で、広島県が大阪市に通報。同市が在庫品や自主回収分を対象に行った検査でも、同日製造分の皮や具や肉まん全体から0・22~0・64ppmが検出された。袋の内外からの検出はなかった、という。

 大阪市と広島県によると、同日製造分の商品は06年8月21日に2500袋(1袋20個入り)が輸入された。主に業務用で、大阪、広島など6府県の10業者に販売された。ニッキー社は17日までに74袋を自主回収したが、残りはすでに消費されたとみられる。

 この製品の製造当時、中国では、メタミドホスの使用は禁止されていなかったという。

 ◆メタミドホス、加工食品に残留基準なし◆

 農薬の残留基準は農産物ごとに定められており、厚生労働省によると、メタミドホスの場合、ニラでは0・3ppm、小麦は0・01ppmなどとなっているが、加工食品の基準はない。

 この基準は、残留が一定以上の食品の販売を原則禁止する「ポジティブリスト制度」が2006年に導入された際、国際基準などを参考に暫定的に設定したもので、厚労省は、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件を受け、基準の見直しを急いでいる。

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一応メモしておくが、これは残留レベルですね。野菜にしみ込ませたり、小麦に混ぜたりしていたレベルはこの程度のはず。禁止されていなかったときだとこんなものだったのでしょう。(追記:今でも怪しいそうです。下記参照)

依然、問題は、最低2件の100ppm超の「テロ」です。

ところで、狂牛肉アスパルテームはどうして騒がないのか?


参考

食品に残留する農薬等の限度量  メタミドホス
http://www.ffcr.or.jp/zaidan/psl.nsf/e5a12ed07e0016774925667c0017478b/6d2cdfeb593a3f86492566440027c3c1?OpenDocument


食品名 基準値 (ppm)
大豆        0.05
ばれいしよ    0.25
てんさい      0.05
キャベツ   1.0
芽キャベツ  1.0
カリフラワー  1.0
ブロッコリー   1.0
レタス(サラダ菜及びちしやを含む。)  1.0
トマト   2.0
ピーマン   2.0
なす   1.0
その他のなす科野菜  2.0
きゆうり(ガーキンを含む。)  1.0
メロン類果実   0.5
もも   1.0
その他の果実  0.1
綿実   0.1
なたね   0.1
ホップ   5.0

メタミドホス、根強い人気 禁止後も闇取引 中国農村部  朝日 2008年02月15日15時00分
http://www.asahi.com/international/update/0215/TKY200802150137.html


 中国製冷凍ギョーザの中毒事件で、商品に混入されていたメタミドホス。中国では販売も使用も禁じられているが、ギョーザ製造元の「天洋食品」がある中国・石家荘市の郊外では、農民が今もメタミドホスを使っている。安い上に殺虫効果が高いため根強い人気があり、ヤミ取引されているのだという。

 工場から車で10分ほど走った同市郊外には、小麦やトウモロコシ畑が広がる。農家の40代の男性にメタミドホスがあるか尋ねると、中身が入ったメタミドホスのビン2本を見せてくれた。男性は「禁止されたのは知っているが、実は今も店で買える。1本7~8元(1元は約15円)。殺虫効果が強く、多くの農家が使っている」と明かした。

 近くの別の農家も使っていた。水で薄め、噴霧器で葉の表面に吹き付ける。この農家の女性は「数時間後には、葉に付いた虫の大部分がばたばた死ぬ。一度使えば効果は数十日持つから、ほかの農薬より便利」。

 ただ、使うのは出荷する作物だけ。「家族が食べる野菜には絶対に使わない。中毒が怖いから」

 中国農業省は07年1月から、メタミドホスを含む5種類の毒性が高い有機リン系農薬の使用と販売を禁止した。「実験などに使われる以外に流通はない」(国家品質監督検査検疫総局幹部)

 だが、禁止されるまでの約30年、広く使われた。中国農薬工業協会によると、03~05年の有機リン系農薬の生産量は約27万トン。うちメタミドホスは約18万トンで最大。在庫を抱えた業者がヤミで販売する事例も目立つ。

 石家荘市内の農業用品店の店員は「メタミドホスを求める農家は後を絶たない。都市部の店では置かないが、当局の目が届きにくい農村では話は別」と話す。

 未登録の携帯電話を使って格安で売る個人業者もある。高濃度のメタミドホスを1リットル二十数元で販売する江蘇省の業者に電話すると、「自社工場でひそかに製造している。今も注文は多い。商品が届くまでに摘発された際の罰金は客に負担してもらう」と話した。

 1月の農業省の発表によると、販売禁止以降、全国でメタミドホスを含む5種類の有機リン系農薬を875トン押収している。北京の大手農薬販売会社関係者は「値段が安く殺虫効果が高いメタミドホスを使ったことがある農民は、違法とわかっていても使わざるをえない。回収は進まないだろう」と指摘する。


追記 2008.2.29

メタミドホス急性毒性基準、大人0.15ミリグラムに  朝日 2008年02月27日18時38分
http://www.asahi.com/national/update/0227/TKY200802270292.html


 中国製冷凍ギョーザに混入した有機リン系農薬成分「メタミドホス」の毒性について、食品安全委員会の農薬専門調査会幹事会(座長、鈴木勝士・日本獣医生命科学大学獣医学部教授)は27日、人が一度に摂取すると健康に被害が及ぶレベル(急性毒性)を、大人で0.15ミリグラムになる数値に決めた。

 千葉市の母子が食べて中毒を起こしたギョーザには1個当たり約1.8ミリグラムのメタミドホスが入っていたとされ、体重50キロの大人で12倍、15キロの幼児にとって40倍の毒性があった計算だ。

 幹事会は、農薬の専門家10人が議論。国際機関などよりも人体への毒性作用を厳しくみている米国の環境保護庁の評価にならい、体重1キロ当たり0.003ミリグラムが妥当とした。

 慢性毒性に対する1日摂取許容量についても、幹事会はこの日、国際機関よりも毒性を厳しくみて0.0006ミリグラムと決めた。この評価への国民の意見を聴いたうえで、食品安全委から厚生労働省に通知。同省は食材ごとの安全な残留農薬濃度を決める。

 食品安全委が農薬の「急性毒性」を評価するのはメタミドホスが初めて。これまでは約100の農薬の危険性について、生涯摂取し続けると健康に問題が生じる「慢性毒性」を念頭に1日の摂取許容量を設定していた。

メタミドホス購入で、共同通信記者を一時拘束 中国  朝日 2008年02月28日20時55分
http://www.asahi.com/international/update/0228/TKY200802280427.html


 中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、製造元の天洋食品がある中国河北省で取材していた共同通信社中国総局の記者が今月15日、有機リン系農薬成分のメタミドホスを購入、所持していたとして河北省当局に拘束されていたことがわかった。28日に記者会見した中国国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠副総局長が「日本の記者」の違法行為があったと言及した。

 共同通信社によると、この記者は河北省から北京に戻る途中に検問で止められ、車の後部座席に記者が購入したメタミドホスの瓶があったため、約3時間拘束されて事情を聴かれた。

 同社の伊藤修一編集局長は「河北省の工場周辺でメタミドホスが入手可能かどうか検証するために購入したと聞いている。取材上の行為が中国の法律に反したことは遺憾だ」としている。

毒ギョーザ事件:中国公安部「不審人物いない」  中国情報局 2008/02/28(木) 13:39:19更新
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0228&f=national_0228_005.shtml


  兵庫、千葉両県で起きた中国製冷凍ギョーザによる中毒事件に絡み、中国公安部刑事捜査局の余新民副局長は28日の会見で「包装や貯蔵などの工程に関わった計55人を調べたが、不審な点はなかった」と発表した。また有機リン系殺虫剤メタミドホスなどに触れる機会があったかなど10項目について調べたが、これまでに薬品を混入させたと疑いがもたれる人物がいないことも明らかにした。中国政府網が伝えた。

  更に余氏は「水やメタノールで薄めて濃度を1%、10%、30%、60%にしたメタミドホスを密封したギョーザの袋の外側に塗り、マイナス18度のもとで10時間保管したところ、いずれも内部に浸み込んだことが分かった」と述べた。(編集担当:菅原大輔)

メタミドホス載せたトラック横転 2.5トン流出 中国情報局 2008/02/29(金) 13:15:36更新
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0229&f=national_0229_005.shtml


  有機リン系殺虫剤メタミドホス約5トンを載せ、湖北省内の高速道路を走行していた中型トラックが24日午前6時ごろ、宜城市付近で横転した。衝撃で瓶が破損し、中身のメタミドホス約2.5トンが漏れ出した。27日付で武漢晩報が伝えた。

  周囲には刺激臭が立ち込め、風下に当たる地域の住民が避難を余儀なくされた。またメタミドホス処理のため、高速道路が一時通行止めになった。防護服を着用した消防隊員約30人が現場に駆けつけ、処理に当たったところ、約7時間後に通行止めが解除された。この事故でトラックに乗っていた1人が軽いけがをした。(編集担当:菅原大輔)


【記者ブログ】食の安全学再び:中国公安のいいぶん聞いてみる? 福島香織 2008.2.29 01:58
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080229/chn0802290159004-n1.htm

by oninomae | 2008-02-20 00:43 | 有毒化学物質

 

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