J・F・ケネディ問題 by Clifford Shack
簡単に言えば、アメリカはアメリカのビジネスではない!
バージニア会社は決して解散しなかった。
また、それは倒産してもいない。人々はその会社は消滅したと仮定するが、それはしていない。しかし、それはまさに古い。
このことはたいていの人にとって衝撃かもしれませんが。そうに違いない。
アメリカの「所有者」はその会社とかれらの所有権を内密に保とうと努めてきた。
バージニア会社の株主たちは、多くの問題をくぐり抜けた。 「アメリカ人」にアメリカはかれら属しているという印象を与えながら。
アメリカの人々に、彼らが「イングランド」から自由だとの誤った印象を与えたのは、まさにいんちきの「独立戦争」や「革命戦争」を通じてだった。
「イングランド」それ自体は、本当に彼らの問題ではなかった。
彼らの問題は、紙の上でアメリカを実際に所有しているその会社の「所有者」だった-つまり元の投資家です。
イングランドは、本当の所有者に代わってアメリカの統治を過去に行ってきたしまだ今も行っている。
しかし、アメリカをはるばる大西洋の反対側において、その植民地をあからさまによりむしろ隠密に管理する方がよりよいだろうと決定された。
彼らは非常にスマートであった。また有能だ。(当時も現在も) 革命戦争の後、アメリカ人は決して再び、英国の「統治者」を彼らの災いゆえに呪わなかった。
私たちがアメリカ植民地の所有権に服従しているいっぽう...それによってどのように英国が傷ついたのか、これまで不思議に思っただろうか?
彼らは実際には、オランダとの戦争に負けた。
それはちょっと奇妙なことはありませんか?
戦争に負けて勝利者から領土を手に入れる?
(それについてのより詳しい情報は 「1674年のウェストミンスター条約」でググッてください。)ところで、もしあなたがこれまでにその条約の言語を見いだしことがあるならば、私は是非それを見てみたいものだ。
それでJFケネディに戻る。
彼は、「大統領」に駆け込んで彼が何を得ることになるのか、実際なにもわかってなかった。
彼は、「アメリカ」と呼ばれるものの実態について、あなたやわたしのように欺かれていた。彼は間違いなく、本当の「所有者」にとって、「アウトサイダー」大統領だった。彼ととボビーは、「陶磁器戸棚の中の雄牛」だった。
彼らがJFKらに大統領執務室へ入るのを許可したことは驚き(不思議)である。
彼らはケネディの勝利に準備ができていなかったと、私は推測する。
大統領選へのボビーの挑戦の番が来たときには、彼らは教訓を学んでいた。
これを見るとあなたはわかるだろう、JFKは、それを所有していなかった人々からアメリカの支配を取り戻そうと格闘していたから暗殺されたわけではないと。
彼らは所有していたし、現在も実際に所有している。
逆に、JFKはアメリカの実際の所有者に暗殺された。
1963年11月22日、彼らは、欺かれた「アメリカ」の人々から、彼らの「正当な」支配を取り戻すために格闘した。
次の論理的な質問は、「いかなる他のホールディングス(国々としても知られる)がヴァージニア会社あるいはそれに類似した会社によって所有されているのか?おそらく我々はどの国が彼らの所有物ではないのかと尋ねるべきだろう...私の推測では、地球の表面は、たとえ密かにであれ合法的に買収・獲得されてきた。国連は、われわれみなに「世界の国々」として知られるこれらの「私的」ホールディングスを行政管理する実態であろうか?
人はいま理解し始めることができる。いかにして、いかなる政府にも従うことのない超国家的実態があり得るのかを。
密かにアメリカに対する証書を保有しているある合法的な超国家的実態があるのか?
密かに地球に対する証書を保有しているある合法的な超国家的実態があるのか?
密やかなバージニア会社とそのホールディングスに関するより詳しい情報については、デイビッド・アイクの「最大の秘密」の参照をすすめる。
(さてはて;というわけでここで載せてみました)
元記事は
JFK Problem
The Kennedy’s' Intrinsic Problem in their Effort to Reclaim America for the American People was that...America NEVER Belonged to the American People. by Clifford Shack
http://www.geocities.com/cliff_shack/jfkproblem.html




参考
ブレア曰く。二十一世紀のブリテンの政策は、予防戦争によって、ポスト・ウェストファリア体制を構築することであると。「EIR」誌(二〇〇八年一月十八日号)によるその説明。 太田 龍
更新 平成20年01月18日23時59分
平成二十年(二〇〇八年)一月十八日(金) (第二千三百三回)
○「EIR」誌、二〇〇八年一月十八日号。十三、十四頁。
ジェフリー・スタインバーグ、メアリー・バードマン「ロンドンのブレア(英首相)がポスト・ウェストファリアのカオスを推進する」
○この小論文は重要である。○以下にその要点を列記する。
(1)二〇〇四年、ブリテンのブレア首相は、二十一世紀のブリテンの政策は、予防戦争戦略によって、〝ポスト・ウェストファリア〟的世界秩序(ワールド・オーダー)を確立することである、と声明した。
(2)このポスト・ウェストファリア体制に於て、国民国家体制は、消滅する。そしてそこでは、寡頭権力の支配する世界帝国にとってのすべての障害物は除去される。
(3)今、ブリテンは、地球的恒久戦争/恒久的秩序解体混乱状況を現出させるための引きがねとして、中枢的国民国家の崩壊を企図しつつある。
(4)そのための一つが、ブットもとパキスタン首相の暗殺である。

(5)ブットもと首相の暗殺の目的は、パキスタンの分裂と、パキスタンの恒久的分裂と紛争の激化、そしてアフガニスタンを含む中央アジアの不安定化の促進である。
(6)ブリテンは一つの国民国家としてのイラクを解体させる計画である。
以下省略。
○ウェストファリア体制とは何か。
○これは、普通の日本人の意識には存在しない。つまり、普通の日本人は全く知らない。西洋史の専門家を別として。しかし、ヨーロッパ人にとっては、第一級の重要な歴史的事実である。
○しかも、「ウェストファリア体制」について、日本人に与えられる教科書的辞書的説明は、完全に見当が狂っている。
○一六四八年、三十年戦争を終結させるべく、ドイツのウェストファリアで締結された条約。それが、ウェストファリア体制を設定したと。
○「EIR」誌を、ウェストファリア体制を、次のように説明する。
(1)一六四八年のウェストファリア体制は、ヨーロッパに於て始めて、国民国家の独立性を保証した。
(2)つまり、国民国家として確立された独立国に対して、他国の内政干渉は禁止される。
(3)宗教と国民国家を切り離し、宗教的対立を各国間の戦争の原因とはしない。
○但し、ブリテンは、このヨーロッパ大陸のウェストファリア体制に包含されないままである。
○それは、ブリテンが、国民国家とは成らず、国民国家でもないことを意味する。
○「EIR」誌のこの説明はまともであろう。
○ブレアブリテン首相が、二〇〇四年、ウェストファリア体制の廃棄、ポスト・ウェストファリア体制への移行。○を、公言したと言うとき、
○それはヨーロッパに限定されず、全地球的な規模で、ウェストファリア体制を廃棄する、とのブリテンのアジェンダを意味するであろう。
○「ブリテン」が、サタニスト的世界権力の総本山である、とのテーゼ。
○このテーゼは、
(1)ユースタス・マリンズ
(2)ジョン・コールマン博士
(3)ラルーシュ(『EIR』誌)
(4)デーヴィッド・アイク
(5)ジョン・ダニエル(『スカーレット アンド ザ ビースト』の著者)
(6)デス・グリフィン
○この六者によって一致して支持され、承認される。
○この六者は、きわめて多くの点で意見を異にして居るが、「ブリテン」の位置付けについては、一致して居ることに注意を喚起したい。
(了)
ブレア演説(2004.3.5)は、二十一世紀、国際社会の主要な敵、イスラム過激派に対する、ポスト・ウェストファリア体制的新しいタイプの戦争を公言した。しかし、このブレア演説は、三百人委員会の決定を代弁する。 太田 龍
更新 平成20年01月20日23時43分
平成二十年(二〇〇八年)一月二十日(日) (第二千三百五回)
○当「時事寸評」(20.1.18)で、二〇〇四年ブレアブリテン首相の演説についてのEIR誌の論評を紹介した。
○このブレア首相の演説は、二〇〇四年三月五日、イングランド、セッジフィールドでなされたものであり、ブリテン首相府から公開発信されて居ると言う。
○日本で、このブレア演説がなんらかのかたちで引用、論評されて居るかどうかは知らない。
○「EIR」誌は、この二〇〇四年三月五日の演説の前に、ブレアは、一九九九年のシカゴでの演説で、同じ趣旨のことを主張した、と言う。
○ブレアによれば、二十一世紀、国際社会の主要な敵、主要な脅威と危険はイスラム過激派である、と。○従って、「国際社会」は、イスラム過激派と対決しなければならないのであるが、にも拘わらず、国際連合安保理事会は、イスラム過激派封じ込めのために、団結することが出来ない。○国連安保理事会は、イスラム過激派に対する戦いに於て一致団結しなければならないにも拘わらず、○それが出来ない。
○そこで、どうしたらよいか。
○パトリック・ブキャナンは、「ザ・グレート・レッコニング」(二〇〇七年)に於て、
○「パックス・アメリカーナ」の時代は終焉した。
そのあとは、
米国
ロシア
中国
イスラム急進派、
○この四極のヘゲモニー争いに成る、とした。
○ところが、国連常任安保理事国であるロシアと中国がイスラム急進派と米国との対決に於て、米国に同調せず、むしろ、中立ないし○場合によっては、ロシア、中国はイスラム急進派側に立つこともある、○このような状況では、国連は麻痺してしまう。
○ここで、ブレアは、二十一世紀は、ポスト・ウェストファリア体制の時代と成った、とするのである。
○従って、「戦争」も、「新しいタイプの戦争」に変化すると言う。
○ブレア曰く、「それは新しいタイプの戦争である。それは、以前の戦争に比して、大いなる程度に於て、諜報に依存する。」と。

○ちなみに、ジョン・コールマン博士の新著「ビヨンド・コンスピラシー」(二〇〇七年、未邦訳)は、○まさしく、この問題を、正面から取り上げて居る。
○ジョン・コールマン曰く、三百人委員会は、次の時期の戦争は、宣伝とクーデターと、あらゆる種類の謀略、陰謀と、これらの要素すべてを包含するもの、として定義した、と。
○「EIR」誌が、ブレアの発言、として引用するところのもの。○これは実は、「三百人委員会」の決定した方針なのである。
○今の日本の状況。
○これは、地上に座って居るアヒル(日本のこと)を撃つ、ようなものであるだろう。
(了)

by oninomae | 2008-02-13 20:56 | イルミナティ