因果応報? それとも例の「作戦終了」?
サブプライム買い取り基金 米銀3行、設立を断念
2007年12月22日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007122202074270.html
【ニューヨーク=池尾伸一】米国の信用力の低い人向け住宅ローン(サブプライムローン)問題で、設立が検討されていた不良資産の買い取り基金について、推進役であるシティグループ、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェースの米銀三行は二十一日、設立を断念すると発表した。
同基金は銀行傘下のファンドが大量のサブプライム関連の金融商品を抱え、転売先に困っているのに対応。金融機関が共同でお金を集め、銀行から関連資産を買い取る計画で、財務省も積極的に後押しし八百億ドル(約九兆一千億円)規模の基金を設立する予定だった。
しかし、当初から「買い取った資産がさらに値下がりする可能性がある」など基金の実効性に疑問の声が多く、資金集めは難航。最近ではシティや英金融大手HSBCなどが系列ファンドを自力救済する方針に転換したこともあり、設立断念に追い込まれた。
さてはて;ない金を貸していた大元の銀行は何も損はしていない。損をさせられたのは、リートを買わされた人間たちである。わざと買って顧客に損をさせた人間もいるだろう。お芝居で、アメリカ崩壊と世界動乱を狙っているのではないか?
「ぶどう畑の歌」が天からかえってくるのか?
ぶどう畑の歌
1:イザヤ書 / 5章 1節
わたしは歌おう、わたしの愛する者のために/そのぶどう畑の愛の歌を。わたしの愛する者は、肥沃な丘に/ぶどう畑を持っていた。
2:イザヤ書 / 5章 2節
よく耕して石を除き、良いぶどうを植えた。その真ん中に見張りの塔を立て、酒ぶねを掘り/良いぶどうが実るのを待った。しかし、実ったのは酸っぱいぶどうであった。
3:イザヤ書 / 5章 3節
さあ、エルサレムに住む人、ユダの人よ/わたしとわたしのぶどう畑の間を裁いてみよ。
4:イザヤ書 / 5章 4節
わたしがぶどう畑のためになすべきことで/何か、しなかったことがまだあるというのか。わたしは良いぶどうが実るのを待ったのに/なぜ、酸っぱいぶどうが実ったのか。
5:イザヤ書 / 5章 5節
さあ、お前たちに告げよう/わたしがこのぶどう畑をどうするか。囲いを取り払い、焼かれるにまかせ/石垣を崩し、踏み荒らされるにまかせ
6:イザヤ書 / 5章 6節
わたしはこれを見捨てる。枝は刈り込まれず/耕されることもなく/茨やおどろが生い茂るであろう。雨を降らせるな、とわたしは雲に命じる。
7:イザヤ書 / 5章 7節
イスラエルの家は万軍の主のぶどう畑/主が楽しんで植えられたのはユダの人々。主は裁き(ミシュパト)を待っておられたのに/見よ、流血(ミスパハ)。正義(ツェダカ)を待っておられたのに/見よ、叫喚(ツェアカ)。
1:イザヤ書 / 27章 1節
その日、主は/厳しく、大きく、強い剣をもって/逃げる蛇レビヤタン/曲がりくねる蛇レビヤタンを罰し/また海にいる竜を殺される。

主のぶどう畑
2:イザヤ書 / 27章 2節
その日には、見事なぶどう畑について喜び歌え。
3:イザヤ書 / 27章 3節
主であるわたしはその番人。常に水を注ぎ/害する者のないよう、夜も昼もそれを見守る。
4:イザヤ書 / 27章 4節
わたしは、もはや憤っていない。茨とおどろをもって戦いを挑む者があれば/わたしは進み出て、彼らを焼き尽くす。
まだ5月27日じゃないけど?
今回はこれも付けとくから、お勧めに従って改心してちゃぶだい。
5:イザヤ書 / 27章 5節
そうではなく、わたしを砦と頼む者は/わたしと和解するがよい。和解をわたしとするがよい。

ホワイトクリスマス
古代イスラエルの神より。

守屋山
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蛇足:
エルサレムはモリヤの山にある。
我々は平和を願って、平安京=エルサレムをつくった。
日本人は世界の平和を願っているのである。
神の戸への攻撃は愚かものの業であった。
いや、狂人と言うべきか。
本当のモリヤの風は清く吹く。
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通じたりはしないかな?そうだとしたら残念。
追記
米国の新しいアジア戦略
http://alternativereport1.seesaa.net/
米国は、時には、譲歩と敗北を受け入れながら、目的を完遂する姿勢へと転換した。それは現在の対北朝鮮政策に露骨に出ている。
従来は、支配者・権力者側の国家主義者、右翼、右派勢力が、軍事的強硬路線を主張し、支配者側に居ない左派、リベラル勢力が外交=話し合い路線を強調して来たが、現在では、「アジアを強硬に支配しよう」と考える勢力が、率先して「アジア=中国との協調」を戦略化し始めた。
古来から、戦国武将達は、「敵に和平と休戦を申し出」、和平の印に酒宴を設け、敵を招き、十分に美食と美酒を与え、相手が酔った所で、伏兵に敵を切り殺させる、という手口を使用して来た。「バカはおだてろ」、これがソフトパワー戦略である。
古くからアジアを支配し、フィリピンを植民地として来た米国は、セオドア・ルーズベルト時代に、フィリピン総督=植民地支配の総責任者として、フォーブス一族を「指名」して以来、フォーブス一族はアジアへの諜報網を張り巡らせて来た。フォーブスは、現在はソフトパワー戦略として、日本の伝統文化、天皇制を賞賛し始めている。「バカはおだてろ」=これがソフトパワー戦略である。
さてはて; 確かに、アメリカ原住民はこうして大量に殺されていった。「嘘をつかない(「嘘」がよくわからない)」(罠を仕掛ける連中からすればバカな)「インディアン」は騙されて、殺されていったのである。狩猟者の「誠意」を期待するゴイムがバカなのだろうか(苦笑) まあ、過去のことを思い出せば簡単には騙されないけどね。
ぶどう畑の歌の決済がなされるならもう一度考えてみようか。
by oninomae | 2007-12-24 16:16 | 金融詐欺