駐米イスラエル大使がシリアの体制転覆を望んでいると発言、アル・カイダとの連携も認めた 櫻井J
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201309190000/
イスラエルの駐米大使で7月に辞任を表明しているマイケル・オーレン[Michael Oren]は、イスラエルがアル・カイダと手を組んでシリアのバシャール・アル・アサド体制を倒そうとしてきたと言明したようだ。
イスラエルと一心同体の関係にあるネオコンは、1991年の段階でイラン、イラク、シリアを攻撃する計画を持ち、2007年までにアメリカ、サウジアラビア、イスラエルはシリアやイランをターゲットにした秘密工作を開始したと伝えられている。イスラエルがシリアの体制転覆を目論んできたことは公然の秘密なわけだが、ベンヤミン・ネタニヤフ首相に近いと言われる大使の口からそうした発言が出た意味は重い。
オーレンによると、イスラエルはイラン、シリア、レバノンのつながりを危険視、その要石をシリアと位置づけ、そのシリアのアサド体制を倒すためには、イランを背景に持たないアル・カイダとは手が組めるということだ。
1980年代から90年代にかけてイスラエル/ネオコンはイラクのサダム・フセイン体制を最大のターゲットだとしていた。イスラエルの友好国、ヨルダンとトルコの間にイラクが存在、そのイラクを抑えればシリアとイランを分断できるという戦略だった。
オーレンによると、イスラエルと湾岸諸国との間には、シリア、エジプト、パレスチナ、イランの問題で合意があるという。1970年代の終盤にアメリカが始めたアフガニスタンでの秘密工作でイスラエルとサウジアラビアは協力しはじめるが、それも自然なことだったのだろう。
イランも王政時代にはイスラエルと緊密な関係にあったが、1979年にイスラム革命が起こるとイランでも秘密工作を開始、後に「イラン・コントラ事件」として発覚することになる。このスキャンダルが明るみ出た一因はイラクをめぐるネオコン/イスラエルと別の支配グループの対立にあった。
イラクのフセイン体制を倒すチャンスが1990年にやってくる。金融問題と資源問題の対立でイラク軍がクウェートへ軍事侵攻、それを口実にして91年にアメリカ軍はイラクを攻撃したのだ。ネオコンはそのままフセインを排除するつもりだったようだが、当時のジョージ・H・W・ブッシュ政権はその前に停戦した。
その怒りがイラン、イラク、シリアを殲滅するというポール・ウォルフォウィッツ国防次官の発言、そして1992年に書かれたDPGの草稿につながる。軍事力で世界を制圧するというDPGは政府の内部でも反対する人がいたようで、メディアにリークされ、書き直されることになったという。
封印されたDPGの草稿に基づく報告書「米国防の再構築」をネオコンのシンクタンク、PNACが2000年に公表し、それに基づく政策をジョージ・W・ブッシュ政権は推進していく。このブッシュ・ジュニア政権がスタートした2001年の9月11日に起こったのが世界貿易センターへの航空機突入と国防総省本部庁舎への攻撃。この出来事の直後にアメリカはアフガニスタンを先制攻撃、それから間もなくしてイラク、イラン、シリア、リビア、レバノン、ソマリア、スーダンを攻撃する計画を作成している。
辞任を表明して緊張感が緩んみ、口が滑ったのかもしれないが、オーレンの発言は中東情勢に影響を与えそうだ。
IAEA イスラエルに対する決議案否決 9月21日 6時7分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130921/k10014712031000.html
IAEA=国際原子力機関の年次総会で、核兵器を保有しているとされるイスラエルに対しNPT=核拡散防止条約に加盟するよう求める決議案の採決が行われ、欧米諸国などの反対多数で、否決されました。
シリアの体制転覆に利用しようとしたサリン問題は国連の調査が杜撰で、反政府軍指弾の報告書も
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201309200000/
シリアの体制を倒そうとしている勢力はプロパガンダを使ってきた。リビアでも同じことが言えるが、独裁者に人民が立ち向かうというストーリー、あるいは巨人のゴリアテに挑む青年ダビデという構図で侵略を正当化している。
昔から戦争には宣伝の要素はあるが、1990年10月に有名な出来事があった。この年の8月にイラク軍がクウェートへ軍事侵攻、10月にアメリカ下院の人権会議へ「ナイラ」なる少女が登場し、アル・イダー病院でイラク兵が赤ん坊を保育器の中から出して冷たい床に放置、赤ん坊は死亡したと訴えたのだ。後に、この少女がアメリカ駐在のクウェート大使の娘であり、証言は嘘だということが判明する。この証言を演出したのがPR会社のヒル・アンド・ノールトン[Hill and Knowlton]。
広告会社は「戦争を売る」ため、具体的な「敵」を作るべきだと判断、考え出されたのが「悪の枢軸」、つまりイラン、イラク、朝鮮の3国。コリン・パウエル国務長官の次官だったシャルロット・ビアーズ[Charlotte Beers]も広告業界の大物で、プロパガンダの基本方針として「単純化」と「浅薄化」を徹底した。この手法を小泉純一郎も採用したようだ。
「西側」がユーゴスラビアに軍事介入する際にも広告は重要な役割を果たした。クロアチアやコソボのアルバニア勢力はPR会社のルダー・フィン[Ruder Finn]と契約、セルビア人を悪役に仕立てていく。
David Finn
Bill Ruder
そこに絡んでくるのがHRW[ヒューマン・ライツ・ウォッチ]のような「人権擁護団体」。
架空の虐殺話やレイプ事件をメディアが発信、「人道的軍事介入」を人びとに納得させていった。
「アラブの春」では「サルバドル・オプション[Salvador Option]」や「コソボ方式」が話題になったが、つまり「死の部隊」と「プロパガンダ」を重視するということだろう。エル・サルバドルとコソボには「麻薬による資金調達」という共通項もある。
シリアで戦闘が始まると、CNN、BBC、アル・ジャジーラといったメディアはシリア政府が「市民を弾圧している」と宣伝し始める。その情報源は「活動家」や「人権団体」で、そこが発信する情報をそのまま垂れ流していた。
そうした情報源の中で特に有名だったのがシリア系イギリス人のダニー・デイエム[Danny Abdul-Dayem]。政府の弾圧を訴え、外国勢力の介入を求める発言を続けていたのだ。「西側」のメディアも精力的に彼の「情報」を流している。(例えば、ココ、あるいはココ)
ところが、彼のグループが「シリア軍の攻撃」を演出する様子を撮影した映像がインターネット上に流出してしまう。彼を使っていたメディアは赤っ恥をかいたわけだが、その後も反省せず、プロパガンダを続けている。
今年3月にアレッポでも化学兵器が使われたと問題になった。このときはシリア政府が調査を要請したが、イスラエルのハーレツ紙は状況から反政府軍が使ったと分析、国連独立調査委員会メンバーのカーラ・デル・ポンテも反政府軍が化学兵器を使用した疑いは濃厚だと発言している。ロシア政府も独自に試料を分析、サリンや砲弾は「家内工業的な施設」で製造されたもので、反政府軍が使ったと推測している。
そして8月、ダマスカスの郊外、ゴータで化学兵器が使用されたと反政府軍やその支援国が宣伝を始める。国連の調査団がダマスカスへ入るタイミングを狙ったかのように攻撃があったわけだ。あまりに無茶な設定に思えたが、アメリカ、イギリス、フランスはシリア政府に対する攻撃へ向かって動き出す。
今回は3月と違い、反政府軍が支配している地域が攻撃されたのだが、シリアのセント・ジェームズ修道院の尼僧であるマザー・アグネス・マリアム[Mother Agnes Mariam]は疑問を感じ、独自に調査して報告書(PDF)を国連に出している。
攻撃は8月21日の午前1時15分から3時頃(現地時間)にあったとされている。つまり大多数の住民は寝ていた時間なのだが、犠牲者がパジャマを着ていないのはなぜか、家で寝ていたなら誰かを特定することは容易なはずだが、明確になっていないのはなぜか、家族で寝ていたなら子どもだけが並べられているのは不自然ではないか、親、特に母親はどこにいるのか、子どもたちの並べ方が不自然ではないか、「遺体」が使い回されているのはなぜか、遺体をどこに埋葬したのか・・・・・
以前にも書いたことだが、ゴータへの攻撃が行われる10日ほど前、反政府軍がラタキアを襲撃し、200名とも500名とも言われる住人が殺され、150名以上が拉致されたと言われている。ゴータでの犠牲者を撮影したとされる映像の中に、ラタキアから連れ去られた住民が含まれているとする証言もある。クルド系住民も反政府軍に襲われ、虐殺されるだけでなく誘拐されているので、そうした人びとがゴータで犠牲者として使われた可能性もある。
9月16日に国連が公表した報告書はサリンの分析だけをしたもので、しかも杜撰なものであり、しかも犠牲者の調査が行われていない。その根本的な部分を尼僧が個人的に行っている。
タイタニック号と沈んだバイオリン、博物館で展示へ 2013/9/18(水) 午前 3:21
http://blogs.yahoo.co.jp/ontibt_des/64662046.html
人気ドラマ半沢直樹さん その背景について
http://golden-tamatama.com/blog-entry-1220.html
クーンローブ、ウォーバーグ、ロスチャイルド、ロックフェラー、モルガン等々。
それはベンジャミンさんなどに言わせるとサバタイ派マフィアということになるのだし。
ワタスから言わせるとヴェニスの商人の末裔です。
今まで、全人類が、たった一握りの犯罪者達に振り回されて来た。その事実に全人類が気づく時が来るのです。
・・・銀行のトップは巨悪。というより単なる犯罪者集団であり、マフィアですね。この事実に、もうすぐ多くの人が気づく時がくるでしょう。
イルミナティ離脱者が広範な陰謀の詳細を語る by Henry Makow Ph.D.
http://beingtt.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
欧州の初期の王たちに融資したテンプル騎士団の時代の銀行家にさかのぼるその金融業者たちがイルミナティを作り出した。
・・・イルミナティはまず金融崩壊を計画してきた。それは大恐慌をあたかもピクニックのようにするだろう。
これは、世界の大銀行や金融機関の策略的作戦行動を通じて、また株価操作と金利の変更を通じて、起こされるだろう。
JFケネディとホロコーストの秘密 by Clifford Shack 他 目次
http://satehate.exblog.jp/13842815/
Divide and conquerという幻想も終わり
http://golden-tamatama.com/blog-entry-1217.html
バカバカしい話です。
中国や韓国を憎む前に釣り糸を垂れてるイスラエル、アメリカの武器商人に目を向けたらどうなのでしょうか。
銀行カルテルが人類の災禍の原因である by Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/13863579/
・・・この極悪非道な協定によると、その貸金業者たちは、彼らが薄い空気から作り出した資産に対して利子を得る。
その貴族のすべては、その中央銀行の株式を保有し、また彼らは成長期にある政府に融資し、そして費用のかかる戦争を遂行するようになった。
このごまかしの要素が、人類を苦しめる核心にある。
by oninomae | 2013-09-20 01:45