戦争と宗教 「強さとは 生きるために殺すこと」なり 橋下徹はなぜ戦争を目指すのか・・ たんぽぽ日記
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エレウシス密儀のイニシェーションとオルフェウス教の秘儀は後代の作者たちによって称揚されて、グノーシス思想の神話化とギリシャ・オリエントの重層信仰(シンクレティズム)を反映しているのである。
しかし、エレウシス密儀とオルフェウス教のこのような概念こそが、中世の錬金術やイタリアのルネッサンス、18世紀の「オカルト信仰」の伝統、さらにロマン主義に影響を与えたものであり、またリルケからT・S・エリオットや、ピエール・エマヌエルにいたる近代ヨーロッパの詩人たちに霊感を与えたのが、アレクサンドリアの学者、神秘家、神学者たちのエレウシス密儀であり、オルフェウス教なのである。
-中略-
この強さと豊かさという言葉は、そのもっとも強烈な、劇的な意味で理解されなければならない。なぜなら、人間は「時の始めに」なされた決定、すなわち、生きるために殺すという決定の最終的所産であるからである。
-中略-
食用植物は、神の身体から生じたのであるから神聖である。食事をすることによって、人間はつまり神を食べているのである。食用植物は動物のように、世界の内に「与えられている」のではない。それは原初の劇的事件の結果であり、この場合は、殺害の生み出した物である。
ミルチア・エリアーデ「世界宗教史1」ちくま学芸文庫より引用


エレウーシスの密儀では、密儀参入者は「麦の穂」を手渡された、なぜ麦の穂であったのか。


世界各地の神話では、食物は死んだ神の体から生じたとされている。
たとえば、ギリシャ神話を見てみると、ゼウスという最高神の下に、ヘラを始めとする女神が描かれている。ゼウスはこの世の初めから世界を支配していたのではなく、クレタ島に生まれた後、戦い(戦争)を経てギリシャと世界の最高神となってゆく。
ゼウスに従った女神たちの多くは、その土地でゼウスなどより、はるかに前から信仰されてきた女神たちであった。しかし、ゼウスとの戦争に負けた古ギリシャ民族は、殺され、大地の堆肥となる。ここに「豊穣の女神の儀式」の原型を見ることができる。
つまり、密儀が示す「豊かさ=穀物」とは、他国を侵略して得る果実、収穫を意味している。
日本もまた、第二次世界大戦前は東洋のゼウスとなったが、敗北して一転、女神とされた。
ヘラら女神たちはゼウスに従わない場合、厳しい罰を受けている。日本も同じだ。アメリカという現代のゼウスに従わなければ、厳しい罰を受けることだろう。ゼウスの背後にはクロノスが控えているが・・
ビーナス、つまりアフロディーテの神話、またはデメーテル・コレーの神話を見ればよく分るように、日本にように去勢された女神は、時々さらわれ、冥界へと連れ去られる。

それは、他国によって侵略され、征服されるということを意味している。

こうした神話=思想が、世界を動かしているエリートたち、つまりグノーシス主義者たちによって、深く信仰され、秘匿され、たとえばフリーメイソンという組織として姿を現している。
ユダヤ人支配層らがなぜ格別に豊かなのかは、躊躇せず、他民族を殺し、奪うことができるからである。
豊かさとは、富の収奪であって、大規模に収奪するためには、徹底的に殺すしかない。
なぜブッシュが強引にアフガニスタンやイラクを戦争で破壊したのか、これらの国民は生活すらままならず、アメリカら欧米資本に豊かな資源を奪われているというのに、なんら抵抗もできないでいる。
こうして去勢された女神が生贄となり、ユダヤ人を始めとする欧米資本家たちが、世界中の一般庶民の富を99%集めても届かないという、「富の集積」を実行し、王侯貴族以上の暮らしを送っているのだ。
神話はその事実を説明するものでるあが、庶民は神話の意味を理解していない。(そういう私も、若い頃は何も知らなかった)
時々引用しているが、聖書においてもカインがアベルを殺した後、農民から王へとなってゆく。
このように豊かさとは、原初に起きた殺人を再現し、つまり戦争によって大々的に他人を殺すことによって得られるものであり、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、そしてギリシャ神話など、世界の大衆を支配している大宗教が、こうした「死と再生の秘儀」を奥義として受け継いでいる。
そのために、世界から戦争がなくなることがないのである。
人間の精神=心を支配して、宗教は戦争を引き起こす。それは、この世界で起きている戦争が証明している。
いかにこれらの宗教が「戦争反対」と言ったところで、その奥義の中身がこれであるから、それは口先だけの言葉となる。
よって、宗教が戦争を止揚することはなかった。逆に宗教によって戦争が引き起こされてきたのだ。
それが、世界の不思議として、大衆が戦争の原因を正しく理解できない壁となって聳えている。
私はその壁を小さな槌でコツコツと叩いている。ダムに生じる、蟻の穴を目指して。
強さとは生きるために殺すことである。
その現実を世界でもっとも良く理解しているのがユダヤ人なのである。なぜなら、聖書によって、「殺せ、奪え」と幼い頃から叩き込まれるからである。
「鉄は熱いうちに叩け」幼児の頃に、ユダヤ人は「強さとは何か」を叩き込まれる。まさにプラトンが言う哲学教育である。(いま、日本で橋下徹が教育界を支配しようとしているのもそのためだ)
そして世界から奪うのである。この世界を支配するために。タイタンの血が、聖書がタルムードが、カバラがユダヤ人をそうさせるのだ。
であるのに、世界最大の悲劇の民と思わされているところに、「世界の大悲劇」がある。
彼らこそ世界各地で民を滅亡させてきたというのに、アメリカ大陸とその島々がもっとも良い例ではないか。
その楽園に住んでいたネイティブ・アメリカンはほとんど殺され、ユダヤ人が新しい支配者、ギリシャ神話で言うゼウスとして君臨しているというのに。
誰かが豊かになるため、また破綻寸前の国家を再生させるために、日本にも戦争が求められている。
そのために橋下徹や石原慎太郎が国政を奪いに来る。それを助けるのは、日本のテレビ局と新聞である。戦争は起こるべくして起こる。
橋下独裁政権が誕生したら電子投票が導入されるだろう。そして橋下徹がどのような悪政を行っても、ヒトラーにように誰も抵抗することができなくなる。
橋下に抵抗し、彼に独裁権を与えないためには今戦うしかない。
だが、私の小さな声など、マスコミが軽く吹き飛ばしてしまうだろう。マスコミは戦争を作るための道具である。
それは第二次世界大戦前も、第一次世界大戦前も、日露戦争前も、日清戦争前も、そしてアフガン戦争においても、イラク戦争においても、さらにこれから起こるであろう日朝戦争や日中戦争または日韓戦争、新たな日露戦争においても変わりはない。
マスコミは必ずこれらの国々との敵対関係を煽り、右翼的な指導者を国民に選択させ、国民を戦争へと向かわせるであろう。
それが戦争というシステムを科学(アーク)にまで引き上げた、ユダヤ人による、世界を変える術なのである。
-アークが産んだ、正義は「悪魔」-
その最近の代表例として先日も少し書いたが、ジョージ・ブッシュはアメリカ大統領になる前のテキサス州時代に、「私はアメリカを変える!」という本を出版した。

そのジョージ・ブッシュが始めた戦争が今でも継続され、21世紀は「戦争の世紀」となって始まった。
黄金のミレニアムと言われていたが、その真実は戦争のことであった。
あの金正日でさえ、「クリントンの時代は良かった」と嘆いたくらいである。
そしてわが橋下大阪市長はまるでブッシュのように「私は日本を変える!」と言っている。橋下徹は日本の諸悪の根源が「すべて憲法9条のせいだと思っています」とも言っている。
ブッシュがアメリカを変えると言って戦争を追い求めたように、橋下徹も日本を変えると言って戦争を追い求めるだろう。
平和憲法9条を廃止してー
橋下が奏でる「軍艦マーチ」が近づいている。
そして戦争が終わり、生き残った日本のマスコミ関係者がいつの日か言うであろう。「あのとき、橋下徹に期待したが、まさか戦争を起こすとは思わなかった。私たちは間違っていた、橋下の巧みな言葉に大衆が騙されたように、我々も騙されてしまった。ヒトラーの危険性に誰もが気づかなかったように、橋下徹の危険性に気づかなかったのだ」と。
私がここまで橋下の真実を書いているのに、マスコミは知らなかったと言うでしょう。そして「あの時は間違っていた」で済まされ、ふたたび国民を騙す作業に取り掛かるでしょう。
子供たちが喜ぶアニメを作り、大人たちにはスポーツ番組やドラマで現実逃避させ、テレビ漬けにしておいて、
ふたたび人口が増えたら、ヒトラーやブッシュ、橋下徹のような政治家を宣伝して送り出すでしょう。


悠香の「お茶石鹸」をメーカーとともに大宣伝してがっぽりと儲けながら、なんの謝罪もせず、「私たちには何も悪くありません。悪いのは悠香です」と、涼しい顔をしているテレビ局。
やれ悠香が悪い、いや厚生省と消費者庁にも責任があるなどとマスコミは言っているが、確かに役所にも責任があるが、それ以上に悠香の悪事の片棒を担いだのは、お前たちテレビ局じゃないのか。
こうしてマスコミは悪に「善の皮」を被せて世に送り出す。
それは山口組と力道山、そして日本テレビのタッグが組まれたテレビ局の原初の時から、なんら変わっていない。
テレビ局は悪をヒーロー(英雄)とするために生まれたのだ。
その代表がブッシュの戦争であり、橋下徹の戦争となるであろう。
それでも大衆はテレビ局の言うことを間に受け、戦争へと突き進む。
※今日は週一回の休みで数多くの記事を書いたので非常に疲れました。でも、書いておいて良かったです。いつも書けるとは限らないし、いつ書けなくなるとも限らないからです。
私は何度も同じテーマを取り上げていますが、それは人間が(私を含めて)忘れやすいことを知っているからであり、また、私のテーマは、この世界から戦争をなくすことだからです。
きっと私が弱い人間であるからでしょう。彼らと違って。
今後も宗教という視点から「戦争の真実」を追いかけて行きたいと思います、時間の許す限り。いつかこの世界から戦争がなくなる日がやってくることを信じて。
人類が滅亡しなければ戦争がなくなることはないなんて、愚か過ぎるではありませんか。
強い人間が戦争を求めなくなる時代の到来を私は夢見ています。
真に正しい指導者が選ばれる時代の到来をー
by oninomae | 2012-04-22 23:18 | 政治詐欺・政治紛争