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ネオニコチネイド系殺虫剤がミツバチを減少させる 二つの新研究が立証 農業情報研究所

ヨーロッパの養蜂産業は10年足らずで壊滅 蜜蜂が集約農業・農薬ネオニコチノイドの犠牲 by 農業情報研究所
http://satehate.exblog.jp/11467816/

この続編です

ネオニコチネイド系殺虫剤がミツバチを減少させる 二つの新研究が立証
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/chemical/12040601.htm

世界中で起きているミツバチの不可解な減少がネオニコチネイド(neonicotinoid:ネオニコチノイド)系殺虫剤と関連していることを立証する二つの研究が現れた。いずれもScience誌の3月29日付オンライン版で発表されたもので、室内実験に基づく従来の研究と異なり、より現実に近い屋外実験に基づく研究である。ミツバチ減少とネオニコチネイド系殺虫剤の関連性は、もはや疑うことができなくなった。


フランス国立農学研究所(INRA)の研究者による第一の研究*は、フランスで”Cruiser”と呼ばれるネオニコチネイド系殺虫剤の活性成分をなすチアメトキサム [thiamethoxam]がミツバチの方向感覚を奪い、帰巣できなくさせるという養蜂業者等の主張の当否を確かめようとするものである。


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653匹のミツバチの胸部に微小なICチップを付け、巣を飛び立つところから帰るところまでを追跡した。低容量でもチアメトキサムに曝したミツバチは、10%から31%が帰路を見失った。巣から遠く離れてところで死ぬ率が通常の3倍にもなった。これは、チアメトキサムが蜂群崩壊症候群(CCD: Colony Collapse Disorder)と関連していることを示唆する。フランス農業省は、直ちにCruiser禁止を検討すると発表した。


イギリス・スターリング大学の研究者による第二の研究**は、世界中で広く使われているもう一つのネオニコチネイド系殺虫剤活成分・イミダクロプリド[Imidacloprid]にかかわる。

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この薬剤で処理されたナタネに見出されるのと同じ容量のイミダクロプリドを食べさせたマルハナバチの巣を対照群と比べると、8%から12%軽かった。ハチは栄養不足になっている。もっと驚くべきことに、イミダクロプリドに曝された蜂群は、冬を超して新たな蜂群を作る女王蜂の生産能力を、ほとんど(85%)失っていた。これがミツバチの数を大きく減らすことになるのは間違いない。


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*Mickaël Henry et all.,Common Pesticide Decreases Foraging Success and Survival in Honey Bees,Science 1215039Published online 29 March 2012
Abstract; Full Text; Full Text (PDF); Supporting Online Materials

**Penelope R. Whitehorn et al.,Neonicotinoid Pesticide Reduces Bumble Bee Colony Growth and Queen Production,Science 1215025Published online 29 March 2012
Abstract; Full Text; Full Text (PDF); Supporting Online Material

関連情報

Vidéo - Mobilisation des apiculteurs contre le pesticide Cruiser,Le Monde,3.30
http://www.lemonde.fr/planete/video/2012/03/30/mobilisation-des-apiculteurs-contre-le-pesticide-cruiser_1678134_3244.html

La nocivité des pesticides sur le déclin des abeilles prouvée,Le Monde,3.30
http://www.lemonde.fr/planete/article/2012/03/29/le-declin-des-abeilles-precipite-par-les-pesticides_1677865_3244.html

Pesticides linked to honeybee decline,The Guardian,3.29
http://www.guardian.co.uk/environment/2012/mar/29/crop-pesticides-honeybee-decline

ミツバチの激減、市販殺虫剤が影響の可能性 英仏研究 2012年04月03日 13:26 発信地:ワシントンD.C./米
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2869068/8732493?ctm_campaign=txt_topics

【4月3日 AFP】市販の殺虫剤がミツバチやマルハナバチに甚大な被害を与えている可能性があるとの英仏の2チームによる研究結果が29日、米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。研究チームは代替策として、ハチたちに害を及ぼさない殺虫剤の研究を呼び掛けている。

2チームは、1990年代以降に世界各地で農薬として用いられているネオニコチノイド系殺虫剤に着目した。ネオニコチノイドは昆虫の中枢神経に作用する薬剤だが、研究によると蜜や花粉にも付着したネオニコチノイドが、ハチに致命的な害を及ぼす危険があるという。

■マルハナバチは小型化、女王バチも減少

近年、ハチが大量に死亡する謎の現象、蜂群崩壊症候群が数多く発生しているが、殺虫剤が原因である可能性が指摘されている。この仮説を実証するため、英国とフランスの研究チームは、殺虫剤を浴びたハチのグループと、浴びていないハチのグループを比較観察した。

英国の研究チームは、マルハナバチを対象に研究を実施。自然環境と同様の状態で、マルハナバチをネオニコチノイド系の「イミダクロプリド」とよばれる殺虫剤が噴霧された環境にさらした後、訪花や吸蜜活動が可能な範囲の野原を囲った中にハチを6週間放した。

その結果、殺虫剤にさらされたハチの集団は、そうでないハチ集団と比較して体が8~12%小さく、女王バチの個体数は85%も少なかった。新しい巣をつくる女王バチの数が少なければ、巣の数が激減しハチのコロニーは冬を乗り切れず大量死につながると研究チームは指摘した。

論文の共同執筆者、英スターリング大学(University of Stirling)のデーブ・ゴールソン(Dave Goulson)氏は、「ネオニコチノイドは多くの作物や花に授粉するマルハナバチの健康に脅威となっており、使用を迅速に再検討する必要がある」と警告した。

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■ミツバチの帰巣能力が低下、コロニー崩壊も

一方、フランスの研究チームの研究はミツバチを対象とした。チームはミツバチの腹側にマイクロチップを貼り付け、致死量に満たないレベルの殺虫剤「チアメトキサム」が噴霧された環境にさらした。

その後、ハチを追跡した結果、殺虫剤の影響でハチたちは帰巣能力を阻害され、巣に戻れずに死ぬ確率が2~3倍高まっていた。

その死亡率が典型的なコロニーに及ぼす影響を研究チームが算出したところ、ハチの個体数が急減したコロニーで、個体数が再び増加に転じることは困難なことが分かった。

殺虫剤メーカーに対しては、殺虫能力がミツバチの致死量を下回るよう規制が設けられている。だが、この規制には殺虫剤がハチの帰巣能力に及ぼす影響や、間接的に死に至らせる影響が考慮されていない可能性がある。

今回の研究について、論文執筆者のフランス国立農業研究所(National Institute for Agricultural Research、INRA)のミカエル・アンリ(Mickael Henry)氏は「殺虫剤の許認可手続きにおける重要な問題を提起したものだ」と語る。

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同氏は「これまでの規制は、殺虫剤メーカー側に農地のハチを殺さないことを求めてきた。だが、農地に噴霧された殺虫剤がハチたちを殺さなくても、その行動に害をもたらす点は無視されている」と指摘した。(c)AFP


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ネオニコチノイド系農薬の使用量は日本が世界一
http://marusun.blog.ocn.ne.jp/krg/2012/03/post_312c.html

Clothianidin: a Neonicotinoid Pesticide Highly Toxic to Honeybees and other pollinators Created by JT on Tuesday, March 20,
http://www.theenvironmentalblog.org/2007/03/clothianidin-a-neonicotinoid-pesticide-highly-toxic-to-honeybees-and-other-pollinators/

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クロチアニジン農薬抄録
http://www.acis.famic.go.jp/syouroku/clothianidin/index.htm

ミツバチ大量死の原因は日本で開発された殺虫剤クロチアニジンだった 2008/5/17(土) 午後 8:32
http://blogs.yahoo.co.jp/marburg_aromatics_chem/56372518.html

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by oninomae | 2012-04-08 08:16 | 有毒化学物質  

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