邪悪な場所-マニトバ州議事堂 By _Harm One
マニトバ州住民の代表者たちは、壮大な建物の中で法律を通過させるが、それが完全にオカルトとメイソンの原則に基づいていることを認識しているものはほとんどいない。
ソロモンの神殿のこの再創造の多大な詳細は、今日の民主主義における秘密結社と錬金術哲学の重要性を明らかにする。
共同研究者ハーム・ワンによって書かれたこの記事は、この公共建築物中の多数のオカルト・シンボルを探究する。

北米の建築物に、ゴシック様式の要素の不足はない、加えて、様々な時代のものについて、新古典的で密教的なデザインの豊富さが、どのような都市でも、多くの建物の中に見られる。
しかし、マニトバのウィニペグ[Winnipeg]は、メイソンの用語で、目につく場所に隠された、一つの非常にユニークな建築例にとっての本拠地である。
北米の正確な地理的中心部からわずか数キロメートルのところに、海洋化石を備えたティンダルの石灰岩仕上げの、マニトバ州議会議事堂(MLB)がある。それは、ウィニペグ下町の郊外、大通りにある30エーカーの公園に位置している。

北アメリカの地理的な中心にあるウィニペグ
それは、外からのみ見れば、まったくの壮観であるが、しかし、内部を探検すれば、錬金術的流儀で、最古代のヘルメス主義の魔術の伝統と組み合わせた、キリスト教、ギリシア、エジプト、バビロニア、そしてユダヤのイメージの統合を含んでいるデザインを発見する。
長年の間、我々はその建物自体に大した注意を払わなかったけれども、議事堂周辺のその高輝度の照明は、その光を悪用する子どもたちのように、我々を徘徊させ続けた:あなたがそれらを十分永くじっと見つめたとき、あなたの色彩豊かな世界の眺望は、一つの奇妙な、紫色のサイケデリックな効果、「紫のいじめ」として知られる一つの青年期の活動に零落させられる。
それが我々を大部分死んだ顔に見せていたにも関わらず、我々はこの建物が実際に何を表しているのかほとんど知ることがなかった。
2006年にだけ、MLBに組み込まれていたメイソンの影響の度合いが、主要メディアの話題になった。つまり、「復活を祝う」ための一つの非常に肯定的で善意のプロジェクトとして宣伝する一方、無数の邪悪なシンボルを暴露しながら、ウィニペグ・フリープレスその他が、広範かつ排他的な報告を行った。
至る所、ヘルメス主義に関連した権力への奉納と誇示が、私がMLBでの最も重要な象徴的意義であると、不十分ではあるが考察するものである。

「黄金の少年」 ヘルメスはメイソンの学者たちにとって、第一の重要性を持つものである。なぜなら、彼は、ヘルメスによって確立された秘法から借用したメイソンの入門儀礼の著者であった。ほぼすべてのメイソンのシンボルは、ヘルメス的なものである。
ソロモンの神殿-三つの聖なる部屋
MLBの最も興味深い外見?
ウィニペグ大学の研究者フランク・アルボ[Frank Albo, FA]によれば、おそらく、その建物が元のソロモンの神殿に比例していることは事実である。その研究者は、MLBの寸法測定値と詳細を調査し、すべての比率が、細心の注意を払って保たれていると結論した。
元々のソロモンの神殿は、紀元前10世紀に建設され、最終的に紀元前586年にバビロニア人たちによって廃墟にされた。
第二神殿は、エルサレム、その神聖な街の最高の標高地点に、最初と同じ場所で、400年後に構築されただろう。それは崇拝の中心で、一般的に、エルサレムのユダヤの人々の集会の場であった。その原型は、ソロモン王に計画を提供したヒラム・アビフ[Hiram Abiff]によって設計された。
歴史的に、メイソンたちは、ソロモンの神殿に非常に高い敬意を置いている;それは霊的なヒエラルキー中の場所であり、そして思考のイニシエーションの劇場としてである。
正面からMLBに入ると、あなたは、完全な正方形で、各辺が66.6フィートの長さの大ホールに入るだろう。アルボによると、その666は、コーネリアス・アグリッパ[Cornelius Agrippa]によるオカルト作品「オカルト哲学[De Occulta Philosophia]」への参照である。数字666は通常、ヨハネ黙示録13の獣に関連付けられているが、そこにはいくつかの異なる可能な意味がある。
マスメディアによれば、MLBに最も該当するのは、その太陽と生命の力との関係である;あなたが、1から36までの数字を足せば、それは総計666になるだろう。36の重要性は、太陽によって規制される星座の数である。 (訳注:地球の自転軸の傾きとも関係。要するに「お話」には、天文学的知識が組み込まれている)
このホールに戻ると、あなたはまず、細部の複雑な、2頭の等身大のバイソン像に迎えられる。その意図は、古代の神殿における野牛の保護的魔法を獲得するということである。それらは、古代人たちによって、悪を追い払うと信じられていた。

2頭のバイソンと3x13段(13は、一つの神聖なメイソンの数字)

フリーメイソン団の2本の柱を通って行くと、ソロモンの神殿に入る
その雄牛のちょうど間に、あなたは、茶色の縞模様のあるイタリア大理石でできた、13段の3つの階段を有する、大階段を見いだす。
その階段を昇ると、あなたは黄金の少年の直下の階に入る。それは、一つの円形オルターとモザイク式の大理石の縁で囲まれた幾何学的な車輪を収容したドーム型天井の部屋である。
黒い星のプールとして知られるそのオルターの下にあるより低い階の中央にある八芒星。その星はまた、バビロニアの女神イシュタル[Ishtar]の象徴であった。それは、直接ヘルメスの像に揃えて配置されている。

黄金の少年の真下にあるロタンダ
人は、上記のオルターに向かって話すためには、直接その星の上に立つことになり、そしてまた彼らの変容させられた声、完全な第5音調和を作り出しながらの、最も驚くべきそしてゾッとするやり方でのそのハーモニックスの中継を聞くことになる。
MLBのこの領域はまた、そこで、犠牲、ヘルメスに導かれた地下世界への御霊を通して地下世界の神々が権力を授かる一つの生贄の部屋に合致して設計されている。フランクの説明によると、その星の近くにある縞模様の大理石は、明白に、生贄の犠牲の血の隠喩であることを意図している。
このすべてが、その頂点に黄金の少年が座って北面している上部のドームの下、完全に中心を合わせた一つの部屋の中にある。

ロタンダの真下に位置する黒い星のプール
副知事の応接室、あるいはソロモン神殿の中の至聖であるだろうもの、として知られるもう一つ別の部屋に、そのホールを横切って、移動。
ヘルメスのより多くの表現が、この部屋で見出される。それだけでなく、メイソンの腕尺、キュビットに変換したとき、その寸法は、20×20キュビットになる。つなり、聖書の中で、王たちの最初の書に述べられているのと同じ寸法である。
この部屋の真上の外部に、契約の箱の複製が、石造りの彫刻が中央の空中にある。そしてまた、神殿の中に保管されていた聖書の契約の箱と比例した寸法で。

副知事のレセプションルーム

ソロモンの神殿の契約の箱を覆った青いベールに類似のブルーカーテン

至聖なる場所(副知事の部屋)の真上にあるMLBの契約の箱
すべての古い教会のルネッサンスの頂上で、あなたはまだ、建物の頂点に黄金の少年を有している。おそらく、このすべての最も重要な様相は:光沢をもった、非常に印象的な本物の金で被覆された17フィートの青銅像。
その黄金の少年は、錬金術とオカルト哲学の父ヘルメス・トリスメギスタス[Hermes Trismigestus]の隠喩。彼は、光の知恵を教え、片手に松明、他方に小麦を持って、一本の脚で優雅に立っている。そのドームに1919年に掲げられ、彼はウィニペグの悪名高い北端に向かって、北面している。 夜になると、その像は、まさに太陽がその上にある時と同じように輝いている。
その心霊的王国では、MLBの中の錬金術的象徴主義は、重みを保持している。なぜなら、錬金術はしばしば、ただ言葉だけ以上に、交信するために使われたからである。
それは、反対物の結合、そしてさらに多く。
ドームを収容する主塔の上に、3つの等身大の人物像彫刻の4つのグループがある。それぞれ大地、風、火、そして水を表す。あるいはそれらは、科学、農業、芸術、そして産業と見なすことも可能であろう。
その4つの要素が、これらの等身大のグループの形で表されているだけではなく、フランク・アルボによると、その黄金の少年は、その4つの要素を「統合して」、「それらを金へと変える」目的で、統括主宰している。それは、錬金術のもう一つの重要な過程である。

農業の神像 – それは錬金術の4つの要素の一つである大地を表している。
エジプトのモチーフ
MLBはまた、エジプトのより深く暗い魔術を保存している;2頭の大きなスフィンクスが主塔の屋根を飾っており、そのうちの1頭は昇る太陽に直面し、他の1頭は沈む太陽に直面している。平面図の中に隠され等身大で。
そのスフィンクスはまた、トトモシスIII世[Thutmosis III]の名前に訳される象形文字の碑文を持っている。彼はメイソンたちに知られている。エジプト人たちは、最も緻密な魔術師であると。そして彼らの血統がバラ十字会員たちによって主張されている。
MLBの同じ領域で、太陽神ラーへの象形文字的参照もまたなされている。「生命を与える良き神、太陽神ラーの不朽の顕現」と読めるように翻訳できる一つの象形文字でもって。
これらの種類の碑文は、古代の墓や神殿の壁面上に期待されるものであるが、一つの政府の建物の屋根の上に隠されずにある。


二次的特徴
MLBに含まれる主要な二次的特徴をまとめると:あなたは2頭の大きなスフィンクスを屋根の上に持っている(それは太陽神ラーの碑文を帯びている)、等身大バイソンの複数のペア、メデューサの頭、牛の頭蓋骨、そして至る所にその他の厄よけのデザイン。それらは以下を含んでいる。獅子頭、様々なランプと照明(象徴的に自然の中)、そのうちの一つは、12の照明が1つの中央の照明を取り囲んで、イエスを表すロタンダの中に設置されている。ヘルメスとアフロディーテ(ヘルマフロディトス)の子孫を象徴することを意図した男性と女性の顔、オーガスタス・タック[Augustus Tack]による立法会議場中の生命の木の壁画、ジョルジュ・ガルデ[Georges Gardet]による彫刻(十戒を持つモーゼ、古代アテネのソロンの像)、ピッチリーリ・ブラザーズ[Piccirilli Brothers]による彫像、アルバート・ホッジ[Albert Hodge]により整えられたもの、聖所での光学的錯覚を介しての分点の進行の再上演のような天文学的テーマ。
確かな建設の日付が、惑星が整列する日に予定されていた。
その建物を囲む設定のような公園では、を光の多くの束が見られる。それぞれの束で、3つの完全に円形のガラス球。

アテナを向いたメデューサ

犠牲の雄牛を表す牛の頭部

角・・を持つモーゼ?

それはイエスと十二弟子、あるいは太陽と黄道十二宮を表すのか? どちらにしても、ライトの総数は13、神聖なメイソンの数字である。

キリストの受難として第一次世界大戦を描いた壁画。 中央の人物、胸をはだけたものはイエス・キリスト、しかしまた、同胞団に入会中の一人のメイソン。

胸をはだけたメイソンの入会儀礼
その地所の中にはまた、南側で建物から離れて、南を向いているルイ・リエル[Louis Riel]を含む様々な記念碑的な像もある。反対側では、北を向いている女王の記念碑、および庭中に様々な他の人物像を見出す。
政治の実践が高度に教会的な神殿のレプリカ内で行われていることを偽善者的であるとみなす議論は、一つの成されるべき議論である。主流あるいは一般の大衆に何らかの妥当性検証あるいは関心でさえあるかどうかということは、もう一つ別の問題である。
MLBのアーキテクチャの詳細について学ぶと、人は想像できるのみである。それが、知識への永遠の探求についてのオカルト技芸の実践者のために、そしておそらく、実験的な想像力、反対物の統合、そして性的魔術を使いながら、美の物理的及び精神的浄化を通して先見の明(予言、占い)を達成するために、特別に設計されていることを。
すべてのこれらの可能性に関わりなく、エレガントな家具と彫刻、装飾的な飾り付け素材、様々な模様、寸法の明確な正確さ、象形文字や絵画、その他、ホール全体の事物があなたを拒絶し、そのデザインの影響は並はずれた性質をもち精神的である、MLBのホールや階段を歩きながら、それを道徳的高揚の経験と呼ばないことは難しい。元々のエルサレムの神殿の場合と同様に、ある精神的な救済の感覚が、建物全体を通して疑いもなく感じられる。私自身それを見たように。
建築家とその動機
フランク・サイモン[Frank Simon]は、関与した主要な建築家として注目される。彼は、フランス大東社傘下の「北極星のシンプル・ハート」と呼ばれるメイソン・ロッジの会員たちによって大いに影響された。
サイモンはもともと、1911年にマニトバ州政府によって提供されたコンテストで優勝したが、セプティマス・ワーウィック[Septimus Warwick]という名の影の人物が、実際には、その建物の図面の実際の仕事をするために、ヨーロッパで著作権を得た。
サイモンは、彼のフリーメイソンの兄弟たちのためのフロントマンであったと思われる。
サイモンの心の中で、建物内の幾何学の達成は、神の奇跡に頼るだろうし、そしてその建物は、経済的な問題と第一次大戦による遅延のため、決して完成しないだろうが、密教的な基調を持つため、キリスト教の見地と非常に密接な紛争が、一つの不可避的に超越的で崇高なアーキテクチャ作品に対して急速に進む。
なぜその建物が建てられたかに関しては、サイモンの言葉が引用されている:「男も女も幸せあるいは優良ではあり得ない、単調で、醜く、退屈な環境に中では。」
ウィトルウィウスに遡る「黄金分割」法を使って、サイモンと彼のチームは、幾何学的な詳細、否定できない確かな美の感覚においてなかなかの完成度を達成する。
その建物の概念に含まれる性格について、疑いもなく最も深い理解を有するアルボによれば、サイモンは、MLBによって、そのアーキテクチャを介して、「信仰、希望、道徳、そして慈善のような美徳に向かって人々を駆り立てる」だろうサブリミナル効果を生み出すことを意図していた。
しかし、もしこれが本当ならば、肯定的な動機に従う人間の心の中に、邪悪な動機が存在すると仮定して間違いないか?
実験的想像力とサイモンによって採用されたこの種の象徴的魔法は、成功していること、自分を知ること、そして上へのより高い道を見出すことと、あらゆる関連がある。しかし、悪、ブードゥー教、そして犠牲的な手段にも同様に使用され得る。
フランク・アルボの弟子として、私は大学での私の時間中を通して多くの情報を集めたが、答えを得るよりもより多くの疑問を持つに終わった。
MLBの建設のための可能な動機となると、想像力豊かな人なら、教会のコネクションと実際の事実に基づいて、いくつかの邪悪な結論を引き出すことができるだろう。
ウィニペグは、高度にメイソン的都市であり、その点ではまだ活動的である。そこはまた、心霊的エネルギーのレベルが高い場所として述べられてきた。
シャーロック・ホームズの創作者コナン・ドイル[Conan Doyle]はかつてウィニペグについて述べた、「私は、ウィニペグは、我々が訪問した場所の中で、精神的な可能性に対して非常に高く評価できるという結論的印象を持って去る。」
ドイルは、幾人かのマスター・メイソンたちが死者を召喚するためによく集まっていた家における降神術の集会に出席するためにウィニペグにいた。

おわりに (以下は追加されたヴィジラントによるコメント)
マニトバ州議事堂の純粋な美しさと威厳は、確かに畏敬の念を起こさせるものである。それは、ただ単に実用的な目的のために考えられた個性を欠いた無味乾燥な建物という現代的な傾向と完全な対照をなしている。
そのシンボルを分析した後、人は、しかしながら、その建物の精神的な趣旨に疑問を呈することが出来る。
その大ホールの辺は、正確に66.6フィートある。666はヨハネの黙示録の獣の数であり、その数字は一般的にサタンと関連付けられている。
黒い星のプールは、性、多産、愛と戦争のバビロニアの女神、イシュタルの八芒星を含んでいる。彼女のカルトは、神聖な売春を含んでおり、彼女は「神々の高級売春婦」とみなされた。イシュタルはまた、金星の肖像表現でもある。金星は、ルシファーの別名、明けの明星として言及される。
もう一つの興味深いシンボルは、自分の額に角を有するモーゼの像である。
ミケランジェロは、多大な論争を引き起こした聖ピエトロ教会で、同じようにモーゼを描いている。

その角は単に聖書の誤訳の結果であると、俗衆たちが言われている一方で、それらの真の意味はオカルト主義者たちには明かされている:
「それで、角によって、ミケランジェロは、モーゼが一地方部族の立法者よりもずっと大きな権力と地位の男であったと賞賛した。角によって、彼は神の面前に立ち、そして自分自身の神性を悟り、一体となった人物というだけではなく、帰還した、条件が満たされた一人の人間として、はるかに崇高であると彼に敬意を表した。ほんの少数が、山を降りて、帰還した。人類を教え導くために。」-Eloise Hart, Theosophical University Press (-エロイーズ・ハート、神智学大学プレス)
角が生えたモーゼは、ルシファー主義の教義によって奉じられた概念、魔法と科学の習得、精神的達成と知識を通して自分自身の方法で神性を得た人物を表している。
さらに、一人のメイソン入会者としてのイエス・キリストの象徴的な描写は、「完成した人間」としてのキリストの密教的な概念を反映している。言い換えれば、オカルト信仰者たちは、秘法の領域を通っていくことによって、各々が彼自身のキリストになることが出来ると信じている。
最後に、その建物の内部と外部に刻まれた数多くの雄羊の頭は、まったく、バフォメットの角付きの姿を思い出させるものである。

すべてのこれらの奇妙な特徴は、我々を怪訝に思わせるに到る:誰が、我々の民主主義を支配しており、何が彼らの真の崇拝の対象なのか?
元記事は
Sinister Sites – The Manitoba Legislative Building By _Harm One May 5th, 2009
http://vigilantcitizen.com/?p=625



これはおもしろい
A Happy New Physics! : ハイゼンベルグの不確定性原理も破れた!
http://quasimoto.exblog.jp/17225709/
「嗜眠性脳炎」は偉かった。
修行するのは結構なことだが、自分を神と思い込むというのは○○ですよね。
by oninomae | 2012-01-16 20:03 | イルミナティ