アジアで同盟国との合同軍事演習を強化=米国防長官
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111024/t10013475061000.html

アジアを歴訪中のアメリカのパネッタ[Leon Edward Panetta]国防長官は24日夕方、日本に到着しました。25日に野田総理大臣や一川防衛大臣らと会談し、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題などについて協議を行います。
パネッタ国防長官は、24日午後5時ごろ、専用機で東京にあるアメリカ軍横田基地に到着しました。

パネッタ長官が日本を訪れるのは、ことし7月の就任後初めてで、25日、野田総理大臣、一川防衛大臣、それに玄葉外務大臣と相次いで会談します。このうち、一川大臣との会談では、地元沖縄の反対で実現の見通しが立たない普天間基地の名護市への移設について協議するほか、日米の安全保障上の協力などについて話し合う見通しです。
普天間基地の移転問題について、国防総省の高官は移動中の機内で記者団に対し、「パネッタ長官は、現行の計画に対してアメリカ議会内で批判が出ていることや、議会には関連予算を凍結できる権限があることなどを日本側に説明する」と述べ、アメリカ軍の再編全体にも影響を与えかねない緊急性の高い課題だとの立場で、日本側との会談に臨む考えを示しました。その一方で「普天間基地の移設問題は、豊かで幅広い日米同盟の1つの議題でしかない」とも述べ、中国が軍事的な存在感を急速に強めるなか、普天間基地の問題だけでなく日米同盟の強化などに対してもっと目を向けるべきだと指摘しました。

パネッタ米国防長官が日本で中国批判、前日の「称賛」から一転―中国メディア Record China 10月26日(水)13時13分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111026-00000013-rcdc-cn

25日、パネッタ米国防長官が中国に対する厳しい内容を含む評論を日本メディアに発表したと中国メディアが報じた。資料写真。
2011年10月25日、中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙「環球時報」(電子版)は、パネッタ米国防長官が中国に対する厳しい内容を含む評論を日本メディアに発表したと報じた。
米CNNによると、日本を訪問中のパネッタ長官は日本メディアへの寄稿で「中国は急速に軍備の近代化を進めているが、その中身は不透明だ」と憂慮を示し、周辺諸国との関係についても「南シナ海と東シナ海で横暴さを増している」と指摘。さらに、米国と日本が協力し、北朝鮮に6カ国協議の席に着かせるよう尽力するとともに、中国が国際社会において責任ある役割を果たすよう促していかなければならないとした。
同長官はその前日、訪問先のインドネシア・バリ島で台湾への武器供与問題に対する中国の「大人の対応」を評価したばかり。記事はその「二枚舌」ぶりに驚きを示すとともに、「対中姿勢を硬化させた」と警戒感を示している。(翻訳・編集/岡田)
アジアで同盟国との合同軍事演習を強化=米国防長官 2011年 10月 26日
http://jp.wsj.com/US/node_331584
【東京】パネッタ米国防長官は25日、一川保夫防衛相との共同記者会見で、中国の軍備増強に対する懸念が高まる中で、米国はアジア太平洋地域で同盟国との合同軍事演習を強化する方針であることを明らかにした。

パネッタ米国防長官(25日)
米国は、イラクとアフガニスタンから米軍を撤退させる一方で、アジア太平洋地域への関心を高めており、パネッタ長官は財政緊縮にもかかわらず、同地域での米国の軍事的プレゼンスを強化すると表明している。ただ国防総省はこれまでのところ、その詳細については示していない。
パネッタ長官は会見で、アジアの同盟国との共同軍事訓練を含め、太平洋地域での軍事演習を強化することを検討していると述べた。ただ、アジア太平洋地域への空母配備や常駐米軍の増強を計画しているのかどうかについては明らかにしなかった。
パネッタ氏はまた、アジア太平洋地域の米軍兵力の削減の可能性を否定する一方、アジアの同盟国が中国の動向監視に関する役割を拡大することをオバマ政権が期待していることを明らかにした。
米国がアジアの同盟国に軍事的な負担の分担を求めるのは、オバマ大統領のグローバルな安全保障問題へのアプローチを反映したもの。リビア内戦でも大統領は欧州諸国が軍事面で主導的な役割を果たすよう主張した。
パネッタ氏はさらに、日本との安全保障上の協力強化がオバマ政権のアジア地域での軍事再編にとって極めて重要な要素であると指摘した。しかしその進展は、米軍普天間飛行場の移設問題にかかっている。
一川防衛相はパネッタ長官との会談で、普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向け環境影響評価書を年内に沖縄県に提出する方針を表明した。これに対しパネッタ氏は「移設問題で日本側の対応が前進していることが分かった」と評価した。
記者: Adam Entous
パネッタ米国防長官が訪韓 安保協議会に出席へ 入力 2011-10-26 11:25:32

アメリカのパネッタ国防長官が26日午後、就任後初めて韓国を訪れ28日にソウルで開かれる韓米安全保障協議会に出席する予定です。
パネッタ国防長官は26日午後、ソウルに着き、28日までの滞在中に、李明博(イ・ミョンバク)大統領を表敬訪問し、金寛鎮(キム・グァンジン)国防長官と会談するほか、韓国駐留アメリカ軍の将兵らを激励する予定です。
韓米の国防長官が主宰する43回目の韓米安全保障協議会は28日に開かれ、さきの韓米首脳会談の合意を受けて、両国の国防分野での協力強化や、北韓の挑発に対する韓米合同軍事態勢を点検するとともに、北韓の核抑止政策について緊密な協議を行うものとみられています。

北朝鮮の軍事的動きに対処 米韓国防相会談で連携確認 中国軍にも 2011.10.27 09:47 [北朝鮮]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111027/kor11102709510001-n1.htm

韓国の金寛鎮国防相(右)と会談するパネッタ米国防長官=27日午前、ソウル市の国防省(共同)
【ソウル=加藤達也】韓国を訪れているパネッタ米国防長官は27日、金(キム)寛(グァン)鎮(ジン)国防相とソウルの国防省で会談した。北朝鮮の軍事的動きや突発事態に米韓両国が連携して対処することを確認する一方、南シナ海で活発化している中国海軍の動向についても意見交換したとみられる。
両国防相は、スイス・ジュネーブでの北朝鮮の核問題をめぐる米朝高官協議が具体的な進展なく終わったことを受け、6カ国協議再開の条件としてウラン濃縮活動の即時停止などを北朝鮮に要求する方針を再確認。
またパネッタ氏は、米国議会で国防予算削減の圧力が高まる中でも、海洋進出を活発化させている中国軍に対処するため、在韓米軍を含むアジアでの米軍展開力を強化していく考えを韓国側に伝えたもようだ。
国防相会談後、パネッタ氏は韓国の金(キム)星(ソン)煥(ファン)外交通商相とも会談する。













by oninomae | 2011-10-29 05:22 | 戦争詐欺・紛争