福島の子供たちに心臓病増加の危機! セシウムが影響! バズビー9/11
福島の子供たちに心臓病増加の危機! セシウムが影響! バズビー9/11
http://d.hatena.ne.jp/bakagaki/20110913/1315846642
http://www.abovetopsecret.com/forum/thread752036/pg1
欧州放射線リスク委員会のクリストファー・バズビーです。福島とチェルノブイリについてお話いたします。
1.放射線リスクモデルを定義するときは、いつも癌や白血病の発生率が語られます。つまり、現在の放射線リスクモデルは、福島でもチェルノブイリでも、どのくらいの癌や白血病が発生するのかを考察するのです。
しかし、私たちは、チェルノブイリで放射線があらゆる種類の病気の原因になっているのを知っており、その中のひとつが"心臓病"です。
2.心臓病が子供に与える影響について
私の同僚ユーリー・バンダジェフスキー[Dr. Yury Bandazhevsky]、彼は"ベラルーシにおけるチェルノブイリのセシウム137の子供への影響の研究"で有名ですが、90年代後半に、体重1kg当りでわずか20-30べクレルの放射線セシウム137で汚染された子供たちの心臓に、不整脈が起っていることを発見しました。
そして心臓発作を起こし亡くなっているのです。これは非常に深刻な問題です!
問題なのは、癌や白血病だけでなく、心臓の病気です。通常より高い確率で発病しています。普通は、年を取った大人しかならない病気になるのです。つまり、低線量被曝でどの様な病気を引き起こすのかなのです。
私はこの事について研究を始めました。
2-5歳の子供の心臓の大きさは、キューイくらいです。10歳の心臓の大きさは、トマトくらいです。心臓の細胞が何個あるかわかっています。心臓は、220gの重さで、血液を除くと約85gの筋肉組織があります。子供の心臓には、30億個の筋細胞が存在します。これが心臓のデータです。
どの様に検証するのかと言いますと、50ベクレルのセシウム137をこの心臓組織に入れます。1ベクレルは、毎秒の原子核崩壊の放射線量ですので、どれだけ原子核崩壊、又は、電子の形跡がセシウム137が1年間で出るかがわかります。この計算はシンプルなものですが、どれほどの多くの原子核崩壊による電子が細胞内を飛ぶか皆さんも想像できるでしょう。
このセシウム137により、わずか1%の細胞が死滅するだけでも、わずか1%ですが、心臓の筋肉としては25%が失われるのです!
これは大変深刻なことです。なぜなら心臓とその筋肉は、生涯に渡り、常に鼓動をするからです。毎日7000Lの血液が身体に流れるのです。我々は70年生きるのです。この鼓動は一生続くのです。
もちろん、この壊死した細胞は普通は置き換わりますが、1年の内たった1%が置き換わるのです。 特に一定数の細胞が損傷を受けると、短時間では置き変われません。
セシウム137が、年間50ベクレル/kgでは、セシウムは筋肉を侵すことを実証していますし、ヨウ素は甲状腺に、ストロンチウムは骨や筋肉やDNAを攻撃します。セシウム137は、筋肉を犯します。ですから、心臓の筋肉に濃縮されるのです!
これが子供の心臓だとすると、原発事故から1年後には、セシウムはとても少量ですが、およそ25%の細胞が破壊されるでしょう。ですから、私たちは、このような影響を予想しているのです。
同様の放射線の影響は、バンダジェフスキー氏により以前予想されていました。
ある方からお聞きしたのは、福島原発事故の影響を受けた地域の子供たちが、実際に心臓発作に苦しでいるとのことです。
ですから、2つの重要な事が言えます。これは、大変重要なことです。
まず最初に、福島原発の放射線の影響を受けている地域の子供たちは、E.G.C.、つまり心電図の検査の必要があります。総ての病院が、この心電図の計測機器を持っています。この検査を行えば、心電図にその伝動の問題が表れるでしょう。
これは、バンダジェフスキー氏が、偶然発見した方法です。彼は、この報告をした後で、懲役刑を受けました!
政府はその報告を信じず、世間を脅かす人物とみなした。その為、懲役刑を宣告され、実際に(8年間)数年の間、刑務所に入っていたのです。これは、アムネスティや欧州委員会、欧州議会が国際パスポートを発給して釈放されるまで続きました。25件の内1件が釈放されるだけなのです。
私は、バンダジェフスキー氏と非常に親しくし、一緒に働いています。彼は、放射線生物学モラルでのMVP賞を受賞している英雄なのです。彼は、欧州放射線リスク委員会(ECRR)レスボス宣言のあった会議で子供たちの心臓病が増加していることを報告書で提出していたのです。
ですから、子供たちは、心電図の計測機で、心臓の電気信号に問題があるか計測すべきです。
「疎開については?」
ええ、もちろん、その様な地域からは退避すべきです。
もし、子供たちのなかの誰かに心臓の問題が出た場合は、総ての子供たちが疎開すべきです!なぜなら、それはセシウム137が、心臓の筋肉をに影響があったことを臨床的に証明したという意味だからです。
心臓は、修復できません。心臓病は、修復できないのです。子供たちは、心臓病に恐ろしく苦しみ、若くして亡くなるでしょう。
2番目の重要な点は、もし、あなたが心臓発作や心臓病で亡くなっても、あなたは癌では死なない。なぜなら、癌は年を取った人達の病気だからです。遺伝的ダメージが、年を取るにつれてどんどん大きくなり、そして癌になるのです。年齢が高くなれば、発がん率も上がっていくのです。
心臓への影響は、もっと劇的に早く現れます!
福島のように放射能で汚染された地域では、癌の発生率は極端に伸びる事はないでしょうが、心臓病の大きな増加がみられるでしょう!
実際に、ベラルーシでは、癌の増加と、心臓病の極端な増加が見られます。心臓病の極端な増加です!
その結果として、ベラルーシ共和国の人口統計指数をみると、チェルノブイリ事故後に人口増加が極端に減少しています。現在は、その悪影響が出ているのです。
実際、このまま行くとベラルーシの人口は無くなってしまうのです。そして、これが福島でも起ることだと予想されるのです。
ですから、私は何度も警告するのです。心臓病と心臓発作について注視を始めて、子供たちをその地域から一刻も早く退避させるべきです!
これは極めて簡潔な計算で、既に計算済ですので、報告書を作成してインターネットで近々発表する予定です。
又、欧州放射線リスク委員会では、バンダジェフスキー氏のレスボス会議での報告書もウェブ上で見ることも可能です。
欧州放射線リスク委員会のウェブ・アドレスは、http://www.euradcom.org/ です。
ご視聴どうもありがとうございました。
関連
ゴメリ医科大学の学長であるBadazhevsky教授が昨年7月いわれなく逮捕されたが
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/RFERL/Banda-j.htm
The Battle of Chernobyl (2006) ALSO FREE ONLINE NOW April 7, 2011
http://politicalfilm.wordpress.com/2011/04/07/the-battle-for-chernobyl-2006-also-free-online-now/
Why Chernobyl Matters By Joe Giambrone
http://www.opednews.com/articles/Why-Chernobyl-Matters-by-Joe-Giambrone-110406-129.html
Professor Yuri Bandazhevsky
http://www.fortunecity.com/boozers/vines/858/bandazevski/about2.html
チェルノブイリの被害者は100万人
http://d.hatena.ne.jp/bakagaki/20110823/1314052071
ベラルーシ、死体解剖からの報告「子供の心筋や甲状腺に蓄積するセシウム」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/2b356495a621a17046356b99b27142d2
セシウムが内臓に多く蓄積される事。心臓、腎臓、肝臓。子供の場合、心臓の心筋や甲状腺に多くセシウムが蓄積されるし、大人よりも蓄積は多くなるという事。さらに、伝染病死者にセシウムの蓄積が多いことなど。死体解剖によって判明した事です。なにが恐ろしいのかという事をきちんと理解して欲しいですし、外部線量のみで判断をすることが如何に意味のないかということを知っていただきたいです。
内臓に蓄積するセシウム 2011-07-16
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67fe1ec5c06aed002949e053da5deb87
しかしベラルーシのゴメリ医大では内臓に蓄積されたセシウム137をかなり正確に測定することができました。
それは、ゴメリ市で病死した人(大人も子どもも含む)を解剖して、内臓をそれぞれ取り出してから、個々に測定し1キロ当たりのベクレルを計算して、また内蔵を元の場所に戻し、縫い合わせて遺族に返す、ということを行ったからです。
1997年に死亡した大人と子どもの内臓のセシウム137の分布については元ゴメリ医大の学長だったバンダジェフスキー氏が発表した「人体に入った放射性セシウムの医学的影響」という著書(日本語に訳されています。)で、発表されています。
それによると、大人は比較的平均してセシウムが内臓に分布するのですが、子どもはとびぬけて甲状腺に高い値のセシウムが蓄積しています。1キロあたり1200ベクレルです。大人では約400ベクレルです。
このほか大人は蓄積が少ないのに、子どもは多い、という内臓は心筋(大人約150ベクレル、子ども約600ベクレル)、小腸(大人300ベクレル弱、子どもは700ベクレル弱)です。
このほか、心臓や血管の病気で死亡した人の心筋と、消化器官の病気で死亡した人の心筋を比べると、前者のほうが多くのセシウム137の蓄積が見られました。
伝染病で死亡した人と、血管と消化器官の病気(主に胃と十二指腸の潰瘍)で死亡した人の肝臓、胃、小腸、すい臓と比べると、前者のほうが多くのセシウム137の蓄積が見られました。
これは以前にも紹介↓
http://satehate.exblog.jp/16609518/
体内に入ったセシウムで病変がおきる危険を認識せよ、ベラルーシからの警告
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/caa4017e4453051f7853bfcc1c60b43c
ゴメリ医大の学長だった、バンダジェフスキー博士の「人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響-チェルノブイリの教訓 セシウム137による内臓の病変と対策-」を一読しました。バンダジェフスキーは死亡患者の解剖と、臨床研究などを通して、セシウムの影響を確信し、低線量の危険性を訴えたものです。どうやら、彼は低線量被曝は影響しないというベラルーシの政府方針に反したため、逮捕されています。
・・・
心臓血管系等にはどういう影響が出るのか。首都圏と同程度の被曝状況と推測される、放射線管理区域に当たるゴメリ州の子供たちを心電図検査し、心臓の動きに不調があるケースを調べている。これによると、セシウムの平均蓄積量30.32±0.66Bq/kgにあるゴメリの三歳から七歳の子供は蓄積量と心電図に比例関係があった。心室内の伝導不整と心筋代謝不調が原因とする。心筋にセシウムが大量にある場合は、さらに問題で、ゴメリ医大の突然死など四百件あまりの死亡データで、心臓欠陥病を疑われるケースで、心臓域のセシウム137の濃度は高く、136±33.1Bq/kgとなっていて、心筋の不調にセシウムが関与している証拠とバンダジェフスキーは考えている。
福島県知人男性3人(三、四十代)同時期心臓死⇒共通項は原発近接エリアから車の運び出し業務
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/s/%BF%B4%B6%DA%B9%BC%BA%C9
危険な中古車に注意せよ! 中古車関連の仕事をするパキスタン人が相次いで心臓死。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/f9527d4e0b709fc3d02a639c3421b0b4
被曝で心配するのは、実は大人の男性の心臓死かもしれません。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/3bc1b7c6f64733d51149b2d45aa98085
体調に関しての報告で、首都圏で気になる話をどう理解していくのか。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/5085b1875fc0861fc531177b95393fe0
「無脳症の赤ちゃん、子どもの腸疾患、愛犬が心臓死」宮城県北部から主婦の報告
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/9fd8a7c480bd390b091012777e549b57
埼玉・三郷近辺で、会社で大人たちに異変がおきていると心配する話
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/6416dc744a152f9a8b1babd2abbda73f
外苑前の女性会社員「身の回りで咽頭炎、咳喘息、肺炎、外食後の下痢」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/f26d4de48ab74c3926c560aa4e6a004c
セシウムが心筋に蓄積すると確実に死ぬ
https://twitter.com/#!/saigaisanwa/statuses/115031983859580928
知り合いがまだ三十代前半の若さで心筋梗塞で急死した
http://chatran6.blog.fc2.com/blog-entry-16.html
http://d.hatena.ne.jp/bakagaki/20110923/1316706383
我が家でお預かりしてる福島からの避難犬、放射能の中での妊娠。 先週出産しましたが、子犬の指が6本です
http://twitpic.com/5ie5af
インド東部ジャドゴダ・ウラン鉱山の村
http://www.morizumi-pj.com/jadogoda/jadogoda.html
チェルノブイリが残した生物日誌 極端な影響を受けた奇形患者達
http://blog.livedoor.jp/weekchange-beronupes/archives/51175670.html
これも関連
ミトコンドリア
http://satehate.exblog.jp/7080893/
内部被曝の脅威:死の穀倉地帯
http://satehate.exblog.jp/16686219/
人間と環境への低レベル放射能の脅威 1
http://satehate.exblog.jp/16691716/
人間と環境への低レベル放射能の脅威 2 + (食事的)防御法のいくつか
http://satehate.exblog.jp/16691730/
心臓病については、放射線により生じた活性酸素種[ROS: reactive oxygen species]による、心筋のミトコンドリアの破壊が効いていると思う。
例えば、
http://www.med.kyushu-u.ac.jp/cardiol/kyoshitsu/heart/theme.html
放射線で、大量のROSが生じ、細胞膜ばかりではなく、ミトコンドリア膜、ミトコンドリア遺伝子を破壊し、機能停止、エネルギー物質ATP産生停止、細胞機能低下・細胞死、心臓機能麻痺、という道筋であろう。
酸化防止剤を補給せよ!!
これは、奇形防止にも役立つはずである。細胞分化に適切な濃度勾配が必要なレチノイン酸(トレチノイン)が活性酸素種で破壊されることから保護してくれるからである。奇形は遺伝子の破壊によるものだけではない。遺伝子発現制御の撹乱によるものも多いのである。むしろ後者によるものの方が多い。 これは防ぐことが可能だろう。
↑この化合物が酸化で壊れ、適切な濃度勾配が壊れると、体の形の正常な発達が阻害され,奇形になると考えられる。
http://www.dent.niigata-u.ac.jp/anatomy1/education/science/16.pdf#search='レチノイン酸 指'
放射線誘発発生異常とアポトーシスに関する研究
http://www.nirs.go.jp/report/nirs_news/200009/hik4p.htm
これも参照
モンサントのラウンドアップと出生異常 by F・ウィリアム・イングドール
http://satehate.exblog.jp/15225234/
↑これはラウンドアップ成分による、レチノイン酸の作用阻害と推定されている。
おまけ
東工大・松本義久准教授、「放射能汚染された食品、食べても大丈夫」(テレビ朝日)
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/599.html
投稿者 馬鹿まるだし 日時 2011 年 3 月 23 日 09:55:14: XrXUVCoFJUfoI
松本義久
東京工業大学准教授
所属:原子炉工学研究所/物質工学部門
専門:放射線・化学物質影響科学/放射線科学/分子生物学
ホームページ:http://www.nr.titech.ac.jp/~yoshim/
テレビ朝日系列の番組「スーパーモーニング」に、松本義久氏は連日出演し、放射性物質が検出された野菜や牛乳について専門家の立場から安全性を主張した。
松本氏は、暫定基準より高い放射線量が検出された野菜や牛乳について、
「あのレベル量ならばホウレンソウだったら、《300年分》の量を食べれば身体に何らかの影響が出る程度。私なら子供や家族みんなで福島産の野菜も牛乳も美味しくいただく。 水道水も安全。洗濯物も外に干しても大丈夫。放射性物質は人間の場合は遺伝しない。放射能は水で洗えば10分の1以下に落ちる。そもそも野菜の測定方法は、収穫して軽く土を落とした状態で測定するため、実際に食べるときの放射線量とは異なるから」
・・・などなど、まったく安全なレベルなので心配する必要はまったくありません、と話した。
ぜひともテレビ朝日には、放射能に汚染された食品を番組内で松本先生に「美味しく」試食していただいたらどうかな? それでこそ視聴者への説得力が増すというものだ。ちなみにレギュラーで出演している鳥越俊太郎氏は、「確かにCTの放射線も相当の量ですからね」と無難に受け応えし、専門家の意見を静かに拝聴していた。
ドイツZDFテレビニュース「脱原発を求める日本人」~東京9月19日6万人デモ
by oninomae | 2011-09-23 04:38 | 放射能・ラジオハザード