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チェルノブイリ原発事故から甲状腺癌の発症を学ぶ−エビデンス探索20年 児玉龍彦 vs 茂木&大橋

出典: 医学のあゆみ 2009年 231巻4号 p. 306 –310
http://www.pieronline.jp/content/article/0039-2359/231040/306

チェルノブイリ原発事故から甲状腺癌の発症を学ぶ−エビデンス探索20年の歴史を辿る 著者: 児玉龍彦


“エビデンス”という言葉が臨床研究で用いられる.だがチェルノブイリ原発事故が甲状腺癌を増加させるというコンセンサスをつくるのに20年かかった歴史は忘れてはいけない.

チェルノブイリの健康被害の研究に国際的に関わられた長崎大学名誉教授の長滝重信先生に,その20年の歴史と教訓をお聞きした. 


第一は,安易な“エビデンス”論への疑問である.アメリカ型の多数例を集めるメガスタディを行ってもエビデンスとはならず,その地域における疾患の全体を長年をかけて網羅的に把握することのみがコンセンサスを得るエビデンス発見法であったことである. 


第二は,ある原因での疾患の発症は特定の時間経過でのみあらわれ,すぐ消えていくため,注意深い観察が必要である.我々の想像を上回る長い時間の経過が関わり,対策の求められているその瞬間には「エビデンスはない」ということがしばしば起こる事である. 

逆システム学の見方でいえば,「統計より症例報告」という法則が重要である多数例の軽微な変化より,極端なしかし端的な特徴をもつ少数例を現場でつかむことが,同時代の患者のために役立つ情報をもたらす可能性が強い.エビデンスがないということは,証明不能を語るだけで,因果関係の否定ではない.エビデンスを確立するには多数例の長い時間が必要であるため,短期においてはある地域に従来みられない特殊な患者が現れた時に即時に対応することが重要である

例えばベラルーシに1991年,肺転移を伴う小児の甲状腺乳頭癌が次から次とみられた.これらの患者から次第にRETプロトオンコジーン[RET proto-oncogene]の変異が見つかったということが,実はチェルノブイリ事故と甲状腺癌をつなぐ“同時性”をもったエビデンスであり,甲状腺発癌のダイナミズムを教えてくれるサインだったのである.


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2011.08.02 21:00-22:00 / ふくいちライブカメラ (Live Fukushima Nuclear Plant Cam)
http://www.youtube.com/watch?v=v_BstRvzzAw&feature=youtu.be


おまけ

http://ceron.jp/url/zarutoro.livedoor.biz/archives/51653000.html

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大橋弘忠犬語録

●我々専門家の間では、水蒸気爆発なんて、そんなこと夢にも考えてないんですけどぉ
●プルトニウムは飲んでも安全です
●地震なんか関係ない話
●原子力発電は皆さんが考えるよりずっと安全
●格納容器が破損するということは物理的に考えられない
●格納容器が壊れるのは1億年に1回の確率だからそんな事考えなくても良い
●軽水炉でチェルノブイリのような事故はありえない
●危険と指摘する団体は資料を捏造している
●格納容器破損は1億年に一度おこるかどうかという、大隕石衝突で地球が滅亡するのとおなじ危険レベル

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●プルトニウムがどうやって微粒子になるんですか?
●プルトニウムで死んだ人がいるんですか?はっはっは

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関連

人類は絶滅すべき知能の遅れた白痴である by David Rothscum 2
http://satehate.exblog.jp/15311679/

科学的否認の時間:

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「より多くの研究が必要です。我々はまだ水への暴露が、人々を濡れさせるかどうかわからない。我々が言えるすべては、濡れている多くの人々が最近水に暴露されてきたということであるが、しかし、相関関係は因果関係を意味するものではありません。恐らく、濡れることは、人々を水への暴露を捜し求めるようにさせる。我々にはわからない。二重盲検プラセボ対照付の、査読された超科学的研究がなされるまでは、それ以上のことを言うことは無責任である。おそらく、適切な措置を取る前に人類が絶滅されるまで、我々はただ待つ必要があります。それはその過程をより容易にするでしょう。」

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by oninomae | 2011-08-02 22:37 | 放射能・ラジオハザード

 

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