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危険は安全

福井・美浜原発:2号機、40年超でも安全 関電が強調 毎日新聞 2011年7月23日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110723ddm002040071000c.html

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関西電力は22日、来年7月に運転開始から40年となる美浜原発2号機(福井県美浜町、加圧水型、50万キロワット)について、「40年超の運転は技術的に可能」との評価書を経済産業省原子力安全・保安院に提出し、福井県と美浜町に報告した。

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電力会社が評価書を提出するのは福島第1原発事故後初めて。県は、評価書の基となる国の審査基準などが同事故以前と変わっていないことを問題視し、国が高経年(老朽)化についての新たな知見を評価や審査に反映しない限り、運転延長を認めない姿勢を示した。

関電の豊松秀己副社長は

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「保全活動を適切に継続することで、運転開始から40年を経過しても安全に運転できる」と県に説明した。【安藤大介】


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7月21日 海に流れでたトリチウムは雨になって戻ってくる 小出裕章(MBS) 2011年7月22日
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/22/tanemaki-jul-21/

(前略)

千葉「では小出さん、今日もよろしくお願い致します」

小出「はい、こちらこそ、お願いします」

(千葉「今日は毎日新聞論説委員の近藤伸二さんと一緒にお伺いしてまいります」)
(近藤「小出先生、よろしくお願い致します」)

小出「こちらこそよろしくお願い致します。」

(千葉「えー、さて今日もですね、スタジオにリスナーのかたからの質問が沢山来ておりますので、それを順番にお聞きしていきたいと思っています。まず1番たくさん来ている質問なんですけれども。これですね、大阪市のラジオネーム、ばいあすさん、という方からなんですけれども。半減期が8日のヨウ素131などは、とっくに不検出になっているはずなんですが、東京都下水道局が発表している下水の脱水汚泥中の放射性物質はセシウムだけではなく、いまだにヨウ素131が検出されています。最新の検査では息子夫妻が住んでいます府中市、足立区などはヨウ素131の検出量が増加しています。これはいったいなぜなのでしょうか。教えてください。という質問です」)

小出「えー。問題はヨウ素だけの濃度を見るのではなくてセシウムとの比を見たほうがいいと思います。」

(千葉「セシウムとの比……」)

小出「比です。」

(千葉「比べてみるということですね」)

小出「そうです。もともとのは事故が起きた当初は、ヨウ素はセシウムの10倍くらいありました。それで今、そうですね…130日くらい経っているでしょうか。そうすると半減期の10倍から15倍くらい経っていると思いますが。そうすると1000分の1にはもちろんなってるし、3万分の1位にはなってると思います。ヨウ素がですね。ですからもともと10倍、セシウムの10倍あったわけですが、それが3万分の1になったとすると、セシウムの3000分の1くらいのヨウ素が存在していることは、もちろんありうるのです。」

(千葉「はーはーはー。半減に半減を繰り返して」)

小出:そうです。???(ゼロに)なっているわけではないので。それで下水の汚泥にはものすごい濃度の放射性物質、ヨウ素もそうです、セシウムも含まれてきますので。ヨウ素ががまだ残っていたとしてもそれは不思議ではありません。だからセシウムとの比をとって考えてみたほうがいいと思います。

(千葉「必ずしも、今こうやってヨウ素が検出されてるからっていって、継続してたくさんのヨウ素が原発事故を受けて放出されているわけではないわけですね」)

小出:あのー、だと思います。データを私、今聞かせていただいたデータを見ていませんので正確にお答えできませんけれども。ヨウ素だけを見ているのでは駄目だと思います。

(千葉「はいわかりました。それからあ、次の質問になりますけど、これはイタリアのミラノにお住まいの方からいただいております。ラジオネーム、うりっせさん、というかたからです。)

小出「はい」

(千葉「今月中旬から肉牛の汚染が話題になっていますが、肉牛が汚染されていれば乳牛も汚染されていると考えるのが普通だと思いますそして牛が汚染されているなら、豚や鶏だって汚染された、えー、餌を与えられている可能性も否定できませんから、是非小出先生の意見も聞きたいと思っております。よろしくお願いします、という質問なんですが……」)

小出「もちろんですね。豚も汚れてると思いますし鶏も汚れてると思います。

(千葉「まあ……それがどれくらいのレベルに達してるか……」)

小出「そうですね。それは測定してみないとわかりませんし、まあ、牛、今問題になっている牛はいわゆるその、稲藁(わら)を食べていたと言うのですね。豚とか鶏にどういう食べ物を与えてるのか私は正確には知りませんが。要するにその、事故の当時、屋外にあったものであれば、食べさせてるものがですね、同じ現象が必ず起きると思います。 (引用中:呼吸からもあり得る)

(千葉「ああー、やはり同じように放射性物質を含んだようになっているということですよね」)

小出「そうです」

(近藤「先生、あの肉牛の対策なんですけれども、やはりこの全頭検査というのが必要なんでしょうか。あるいは、するとすればかなり手間がかかる作業なんでしょうか」)

小出「あの、結構手間がかかる作業です。ただし、肉牛って何百頭とか、せいぜい1000頭の単位で済むんじゃないんでしょうか。」

(近藤「そうですね。何百頭単位だったともうんですけども」)

小出「そうですね。そうであれば、あの、できると思いますのでやった方がいいと私は思います。」

(千葉「……わかりました。次はですね、えー、千葉県にお住まいのラジオネーム、やんやんやんさまというかたからですが。いよいよ夏となりました。海の水温もどんどん上がり、入道雲の発生から雨という夏の自然サイクルが始まります。福島から海へ投棄された汚染水に含まれている放射性物質が雨となって再び陸に戻ってくる可能性というのはあるんでしょうか、という質問なんですが」)

小出「もちろん、原理的に言えばありますね

(千葉「うーん……」)

小出「ですから海へ流れていってるわけで。海から蒸発したものがまた陸に雨となって降ったりするわけで。例えばその流されている放射能の中には、トリチウムという名前の放射能もあります。

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それは、いわゆる水素なんです。放射能をもった水素なんですが。それも海へ流れ出てるはずで。環境に出ると水の形になります。H2Oという形ですね。そういう形になりますので、海水が蒸発して雲になればそれがまた雨になって落ちてくるという事ですので、もちろん循環して陸にもまた戻って来ます」

(千葉「ふーーん。あのまあ、どこかだけに固まってというわけではないと思うんですけれども。」)

小出「はい」

(千葉「広く薄くという形で、雨という形で陸に戻ってくるということですね」)

小出「そうですね。いろいろな形で一度福島からでたものは、汚染は低きに広げながら、ぐるぐるぐるぐるまわるということになり、なると思います。」

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(千葉「放射性物質は基本的にはなくならないものですね」)

小出「ええ、ええ、そうですね。半減期でなくなってはくれますけれども。自然にも、放射能を放射能でなくする力はありませんので、結局どこかにあり続けるということになってしまいます」

(千葉「形を変えてつねにどこかにあると言うことですね。はい、わかりました。続いてこちらの質問です。こちらはラジオネーム、みずちのむえんさん(※上手く聞き取れず)という方からですね。人工放射線核種と天然放射線核種の違いということで、ある方の話を聞きました。そしたら放射線としては同じであるが、人工は蓄積し天然は蓄積しないというお話をされていました。今から、今、福島から漏れている放射線は自然放射線と同じだというような話をされるんですが、やはり人工のと天然では動き方が違うんでしょうか。教えてくださいということです。」)

小出「はい、要するに、私たちは放射能と読んでるものは、放射性物質なんですね。ものですから、体に取り込んだ時の人間の体の代謝というものが、そのもの、その物質ごとに違っているわけ、ですね。

例えばヨウ素というもの、皆さんすっとこの間聞かれてきたと思いますが、ヨウ素というのは人間にとっては必ず必要な元素なのです。それでそれを甲状腺というところに集めまして、ホルモンをつくりだすと、そういう役割を持っています。

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そして天然にあるヨウ素というのは一切放射能をもっていない、そういうヨウ素だけが天然に、あります。そういうヨウ素を人間という生き物は甲状腺に貯めてホルモンを作るという、そういう生き物として今、私達はある、のですね。

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でも、原子力発電所の事故が起こりますと放射能をもったヨウ素が飛び出してくる、わけです。それで私たちの、人間のほうの側からみると、放射能をもったヨウ素なのか放射能をもっていないヨウ素なのかということが、まったく区別がつきません。ですから、放射能をもったヨウ素が環境に漏れてきてしまうと、それをまあ、せっせせっせと人間は体に蓄積してしまう、わけですね。でそれが甲状腺に集まると甲状腺の癌になるということになりますし、甲状腺の機能をまあ、損なうということにもなるわけで。

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え、天然という状態で放射能を持ったヨウ素はないところに、放射能をもったヨウ素を出してしまうわけですから、それは人間にとっては、まあ、ある意味まあ危険を抱えてしまうということになります。 (引用注:上の質問に対しては、一口で放射性物質と言ってもラドンとヨウ素などでは、生物に対する影響が異なる、といったことも述べておく必要がある)

(千葉「本来取り込むべきでないものを体の中に取り込んでいってしまっているということに成りますからね」)

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小出「そうです。」

(千葉「はい、わかりました。小出先生ありがとうございました」)

小出「はい」


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自民個人献金、72%が電力業界 09年、役員の90%超 2011/07/23 02:02 【共同通信】 
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072201000982.html

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電力会社役員の個人献金が記載された「国民政治協会」の政治資金収支報告書

自民党の政治資金団体「国民政治協会」本部の2009年分政治資金収支報告書で、個人献金額の72・5%が東京電力など電力9社の当時の役員・OBらによることが22日、共同通信の調べで分かった。当時の役員の92・2%が献金していた実態も判明した。電力業界は1974年に政財界癒着の批判を受け、企業献金の廃止を表明。役員個人の献金は政治資金規正法上、問題ないが、個人献金として会社ぐるみの「組織献金」との指摘が出ている。福島第1原発事故を受け、原子力政策を推進してきた独占の公益企業と政治の関係が厳しく問われそうだ。


放射性物質に汚染された食べ物を流通させてはならない。データ付きで売れば低所得層の子どもに被害が集中する 2011.07.20
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201107200001/

福島県産の牛を解体してみたら放射性セシウムが検出されたと騒いでいるようだが、牛だけが汚染されているはずがない。多くの人はそう思っているだろう。牛以外の肉、例えばブタにしろ、鶏にしろ汚染されている可能性が高い。野菜にしろ、そして魚介類にしろ、福島第一原発から放出されている放射性物質は汚染し続けているはずだ。(調査しないからデータがない、データがないからそうした事実はない、と官僚はよく言うが。)

汚染された食べ物を口にすれば、その影響を受ける。チェルノブイリ原発の事故による影響を見ても、甲状腺癌や白血病は4、5年後から、ほかの癌や心臓病などは20年から30年後から急増、脳障害も問題になっている。特に胎児や幼児が大きな影響を受けることは多くの研究者や医師が指摘している。50歳代以上の人たちと子どもを同じに扱ってはならないということだ。

多数の人々、おそらく原発推進派も放射能に汚染された食べ物を口にしたくないと考えているはずだ。電力会社、マスコミ、あるいは原発の状況を早い段階で知る立場にあった人々は家族を速やかに避難させていたというが、そんなものだろう。

農作物が汚染されたことにより、生産者は大きなダメージを受けている。だから都会の人々は放射性物質に汚染された食べ物を受け入れるべきだという主張がある。汚染の度合いを表示し、選択させろと言うことのようだが、当然、多くの人は汚染の少ないものを買おうとするだろう。つまり、より汚染度の低い商品は高く、高い商品は安くなる。

一家族でオトナと子どもの食べ物を分けるという想定は現実的ではない。当然、汚染度の低い商品は富裕層が、汚染度の高い商品は低所得層が買い、食べることになる。最も大きな被害を受けるのは低所得層の子どもたちであり、さらにその子どもたち・・・と続く。そしてあらたな差別が始まる。

放射性物質に汚染された農作物を流通させてはならない。秋の収穫が破滅的であっても所得差別を伴うようなことをしてはならない。餓死者がでないように、早く手を打っておく必要もある。そうしたことにともなうあらゆる損害は勿論、東京電力が負担すべきだ。



以下は関係あるかどうかはわかりませんが・・・

有田の西谷川でオイカワ大量死 和歌山 2011.7.7 02:16
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110707/wky11070702160002-n1.htm 

有田市下中島の有田川支流の西谷川で、大量のオイカワが死んでいるのを6日正午ごろに近所の住民が発見、同市に通報した。

県などによると、全長3~5センチのオイカワ約700匹が上流から下流にかけ約600メートルの範囲にわたって死んでいた。現場近くでは生きている魚も確認できるという。オイカワはコイ科の魚で淡水魚。


浄水場でツバメが謎の大量死 長野 2011.7.22 00:16
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110722/trd11072200170000-n1.htm 

長野県飯田市水道局は21日、市内の妙琴浄水場にある汚泥処理施設で、イワツバメ約250羽が死んでいるのが見つかったと発表した。水道水への影響はないといい、鳥インフルエンザの検査も陰性だった。県環境保全研究所が死因を調べ、池の水質を検査する。

市水道局によると、19日午前9時ごろ、汚泥処理をする三つの池のうち一つにイワツバメの死骸が大量に浮いているのを浄水場の管理業者が発見。池は、水道水の製造過程で発生する汚泥の乾燥に使われている。









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サンヘドリンの狂気と不正利得と政治的シオニストたちの宣伝を停止せよ。  彼らはユダヤ人の聖杯にもられた毒なのである。

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by oninomae | 2011-07-23 17:20 | 放射能・ラジオハザード  

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