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アフリカ・南スーダン独立―石油利権からみ米中駆け引き

アフリカ・南スーダン独立―石油利権からみ米中駆け引き 2011/7/10 18:00
http://www.j-cast.com/tv/2011/07/10100934.html

南北に分かれ続いた内戦を経て南部スーダンが9日(2011年7)分離・独立した。国名も「南スーダン共和国[Republic of South Sudan]」と決まり、国歌もできた。だが、北部との内戦の火ダネは今もくすぶり続けたままで、さらに国内では新たな部族間の対立が表面化し衝突も起きている。

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投票で「独立」他の国・地域にも波及

アラブ系イスラム教徒中心の北部とアフリカ系キスト教徒中心の南部に分かれ、民族的、宗教的対立から衝突を繰り返してきたスーダンでは、1983年に北部中央政府が南部へイスラム法を強制したことから内戦が勃発。包括和平合意が結ばれる05年まで続き、200万人以上の犠牲者に加え、多くの人が国を追われた。

今年1月に南部の分離・独立の是非を問う住民投票が行われ、99%が独立を支持して南部スーダンの独立が決まった。ただ、独立といっても、きちんとした政府組織があるわけでもなさそう。北部と和平合意をした武装組織(SPLA)が政府の代わりをしているのだという。

人口800万人。電気、水道といったインフラはほとんど整備されておらず、日本の2倍近くある国土で舗装された道路は60キロだけだ。

それでも国づくりへ向けた国民の士気が高まっているのは、今回の独立が住民自らの意思で決めたという心意気だ。民族間、部族間で対立し紛争を抱えるアフリカでは、住民の意思で独立を決めたのは象徴的な出来事で、その国づくりは今後、他の国や地域に大きな影響を与えると見られている。


日本の「地道な援助」どう評価されるか

インフラ整備などのほかに、火ダネも山積している。1つは南部に集中する石油資源。産業のない南スーダンの唯一の財源だが、石油利権を手放したくない北部との間で争いがくすぶり続けている。これまでは、採掘された原油を北部に送り、北部からは精製された石油製品の供給を受けていたが、この春に北部バシール政権に供給をストップされてしまった。

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さらに、5月にはまだ帰属が決まっていない南北境界線にあるアビエイ地区[Abyei]の油田地帯に北部軍が侵攻し武力衝突に発展、7万人以上の住民が避難を強いられた。いずれも独立する南部を牽制し、石油収入の分配で優位に立というとする北部の狙いがあると見られている。


一方、多くの部族で成り立っている新国家だけに、部族間の対立が表面化し、一部で衝突も起きているという。軍や政府の要職を占める多数派の部族に対し、他の部族が反発し始めたというのだ。

「新たな火ダネも抱え、今後の国づくりの課題は?」と国谷裕子キャスターが東大大学院教授の藤原帰一に聞いた。

「これまで北という共通の敵を相手に団結できた。これから一つの政府をつくるとなると主導権争いがどうしても出てくる。その中で、中国が原油確保で北の政府に接近、

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アメリカもイスラム急進派への警戒から南の独立政府に急接近している。両国が北との火ダネを収束する役割を果たすことができるかが目下の関心事だ」

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日本との関係はどうなのか。藤原教授は 「日本も北と南に経済援助をしており重要な国だ。南では中心的ではないところでの地道な支援が成果を上げている」 という。

どこまで評価されるか分からないが、得意としてきた経済援助で繋ぎをとろうというわけか…。

*NHKクローズアップ現代(2011年7月6日放送「独立・南スーダン 問われる国づくり」)

モンブラン


++
さあ、日本に高く売れるぞ!?



南スーダン、アフリカ54番目の国として独立 2011.07.09 Sat posted at: 11:58 JST
http://www.cnn.co.jp/world/30003320.html

ジュバ(CNN) アフリカのスーダンで9日、南部地域が分離・独立し「南スーダン共和国」が誕生した。

今年1月、数十年にわたる南北間の争いに終止符を打つために2005年に結ばれた和平協定の一環として南スーダンで分離・独立に関する住民投票が行われ、圧倒的多数で独立が決定。これに基づき、今回南スーダンがアフリカで54番目の国として独立を果たした。

新国家の首都ジュバでは、車に乗った市民が国旗を振ったり、クラクションを鳴らしたりして新国家の誕生を祝った。

スーダンの大統領府担当大臣バクリ・ハッサン・サレ氏は「スーダン共和国は1956年に定めた境界線内で南スーダン共和国が主権国家として誕生したことを認める」と宣言した。

しかし、この1956年の境界線は南北の境界付近にある油田地帯のアビエイ地方が北部に含まれてしまうため論議を呼んでいる。アビエイ地方は過去数十年にわたり南北間の内戦の舞台となってきた。同地方の帰属に関する住民投票は、投票権について南北が合意に至らず先延ばしにされている。また数週間前から同地方で再び戦闘が勃発しており、新たな内戦が懸念されている。

そのため、国連安全保障理事会は南スーダンに7000人の平和維持部隊と900人の制服警官を派遣することを満場一致で決定した。安保理は13日に再び会合を開き、南スーダンの国連加盟について協議する予定。



スーダン情勢(abyeiを巡る緊張)2011年04月08日 10:56スーダン
http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/3669184.html

スーダンでは南部の分離独立を決める国民投票が基本的には、自由かつ平静に行われ、バシール大統領も国民投票の結果を尊重するとの意向を示し、長かった南北の内戦も平和的に解決する方向に大きく踏み出しました。

その中でも双方の意見の対立する問題はいくつかあり、その動向如何では南北の間に紛争が継続する可能性もあります。

その一つが双方の境界線に位置するabyei地区の帰属問題ですが、同地区は石油資源に恵まれているため、同地区を巡る紛争は深刻化する可能性があり得ます。

同地区を巡っては既に一部衝突も起きています(確かかなり前ですがこの記事でもご紹介したかと思います)が、7日付のal jazeerah net の記事は、同地区にスーダン軍(北部側)は軍事力を集結しているとして、同地区を巡る緊張が高まっていることを報じています。

それによると、スーダンの情勢を上空から衛星で監視している センティネル計画によると、abyeiの町から175kmにある基地に、スーダン軍が攻撃ヘリ2機、戦車(t-55)9台その他輸送車両多数をこの数週間の間に増派したことが認めれるが、これは現地の情勢からは大幅な軍事力の増強になるとのことです。

これに対してスーダン軍のスポークスマンは、スーダン軍は北部の境界内におり、南部には越境していないとして、スーダン側として自己の領域内で将来の可能性に備えて体制を固めておくことはその権利であると述べたとのことです。

どうもスーダンの情勢と言うのは余り報道されないし、(実は)良く解らないところが多いのですが、取りあえず記事だけ紹介しておきます。

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/86EC221C-D4F5-471A-99AA-187BF8D4BE76.htm?GoogleStatID=1

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by oninomae | 2011-07-11 22:10 | ホロコースト  

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