秋月医師の「長崎原爆記」 + 福島3号機爆発への一仮説
秋月医師の「長崎原爆記」 2011-06-06 23:55:30


長崎原爆記 被爆医師の証言 秋月辰一郎著 日本ブックエース、平和文庫、2010年 底本は(『長崎原爆記』秋月辰一郎著、弘文堂、昭和41年)
このブログでも何度か取り上げた秋月医師の昭和20年8月9日、長崎原爆投下時とその後の医療活動、復興活動に従事した記録である。そして、以前秋月式治療法をここのブログで簡単に紹介した。
爆心地から1800メートル隔たっていた浦上第一病院は、突如原爆の被災をこうむったが、幸いにも病院職員、入院患者70名は無傷ではないにしろ、当初生き残った。しかし、その後、忍び寄る未知の原爆症に爆心地に近い生存者から蝕まれ同心円に広がってゆく恐怖を描いている。

著者は被災地にとどまり、原爆症の知識のないまま、薬も医療器具を焼失してなにもない中、医療活動を開始した。
レントゲン放射線は、古典的物理学の言い方をすれば、波長の極めて短い電磁波である。人間の細胞を透過する。しかしラジウム放射線と同じく、多量であれば人間の細胞を破壊する。レントゲン放射線に破壊される細胞は、分裂が盛んに行われる組織細胞である。幼弱(ようじゃく)細胞、生殖細胞、骨髄細胞―とにかく生命現象の営みの盛んな細胞は、レントゲン放射線によって壊死する。

私はここまで原子症を理解した。しかし、原子爆弾がいかなる放射線を生ずるか知らない。「ラジウム放射線か、レントゲン放射線、ガンマー線、そんな放射線であろう。その放射線が人間の造血組織、骨髄組織を破壊したのだろう。だから紫斑病みたいな患者が多いのだ」私の診断と推理はここまでであった。
(中略)
私はさらに「レントゲン宿酔(カーター)」の治療法を想い起こした。かつて私は、レントゲン教室で患者がカーターになったり、自分がカーターに苦しんだとき食塩水を飲んでいた。生理的食塩水より少しよけいに塩分を含んだ塩水の飲用を患者にも命じた。そうすると私自身、気分がよくなった。それは当時、レントゲン教室で研究し働いていた人びとの常識であった。
「爆弾を受けた人には、塩がいいんだ。塩が効果があるんだ」
私に、新しい生物物理学、原子生物学の知識はない。書物や論文はなにもない。それでもこの秋月式の栄養学に信念を持ってきた。秋月式栄養学=ミネラル栄養学である。この時のミネラル栄養論を端的に表現するならば、食塩、ナトリウムイオンは造血細胞に賦活力を与えるもの、砂糖は造血細胞毒素ということになる。
この考え方は、私が長崎医大の放射線教室にいた時、患者や医師や技術者にしていたレントゲン・カーターの治療に一致する。そして今、この原爆症にも私のミネラル栄養論がそのまま役立つのではないか。私の胸中に信念にも似たものが湧然(ゆうぜん)とわいてきた。
(同書、120~121頁)
途中参照(引用者)http://satehate.exblog.jp/16118613
玄米のフィチン酸も有用!自然海塩と一緒に食べよう!!

玄米には「生命の素」が多いほか、フィチン酸が多く含まれていますが、フィチン酸は金属イオンキレーターで、キレーション治療に役立ちます。

そしてミネラル豊富な自然の塩を補う。



放射性イオンと拮抗するほか、放射線でできる活性酸素、ラジカル類を除去する酵素を作るためにも微量ミネラルが必要である。
当時のこの病院の食事は一日二食の玄米食だったので、そんな突拍子もないことではなかったに違いない。けれど、当然ながら、それだけでは切り抜けられるはずもなく、これについてのその後の経過は詳しくこの本では触れていない。そのかわり、興味深い観察をいくつもしている。
九月二日から三日にかけてのこの豪雨は、長崎地方一帯を水びたしにした。長崎市に、雨の漏らない家は一軒もない。どこの家も、瓦は飛び散り、ガラス戸は割れているのだから。市民は泣きっ面に蜂だった。
(中略)
「少し違っている。たしかに、何か気分が違う」
豪雨のあと往診に出た私は、足もとの地面や周囲の丘を見まわして、大きく息を吸いこんだ。何かさわやかである。すがすがしいのは初秋の秋晴れのせいだけではない。胃部のむかつきがすっとなくなった。「これは世界が違うぞ」
残念なことに私は、物理的な器具はなに一つ持たなかった。ガイガー測定器などあるはずがない。しかし、八月九日以来、毎日土と瓦を踏んで歩き、草と石を見て歩きまわった私は、なにか異なったものをひしひしと体に感じる。「ああ、洗い流されたのだ、毒が流れたのだ」
(同書、152~154頁)

当時、放射能で汚染されたら70年間生物が生息できないといわれていたそうだが、約二か月後にはいった調査団によって否定された。(引用者:調査団の否定は、空間放射能は減っていたかも知れないが、現在と同じで政治的否定のための否定だったと思う。当時放射能がなかったというのは嘘だが、ただ、海に流れって行ったので現在があるとは思う) 日本は温暖湿潤で雨量も多く、台風も来る。原子爆弾実験場にされた砂漠地帯ではこうもいくまい。被爆後2年、秋月医師が恩師を見舞ったときのことを恩師の手によって書かれた逸話がある。それが巻末に収録されている。被爆後2年、復興後の話である。
「戦災地に住み慣れては低い戦災者根性に引き下げられて、高く美しいものが見えません。原子爆弾によって私というものが一面において高められたことは事実です。しかしその後の戦災者生活によって他面汚されたこともまた否定できません。この汚れた戦災者根性が、爆心浦上の再建に災いを及ぼしていることも疑いありません。汚れを気にせず、低きに甘んじている私らに、どうして新しく明るい文化を造り出す力がありましょうか?……」
「口を開けば戦災者だと叫ぶ、原子爆弾にやられたんだと自慢顔に言う。―けんかに負けたことが何の自慢になります?彼も人間、我も同じ人間。知恵と努力が足らなかったから、原子爆弾でやられたのではないですか?*」
「世界戦争の終止符となった爆心点という意味で外人は毎日見物に来ている。しかしこの雑草荒るるがままの荒野は私ら浦上人にとって恥でこそあれ、誇りではないのです。浦上人が誇ることができるのは―」
秋月君はききょうの花を引きぬいてまじまじと見つめた。
「この雑草を刈り取って香り高い文化の都を建設した暁のことです」
(同書付録、『ねずみ星を知らず』永井隆著、232頁)
これはこのまま肝に銘じておきたい。■ (*引用者としては無粋であるとしても、「実験動物としてである」と言っておきたい)

[拝借]http://geiei.exblog.jp/2807121/
関連
http://www2.nbc-nagasaki.co.jp/peace/voices/no11.php
秋月辰一郎 被爆医師の証言
http://blog.livedoor.jp/kiusoudai/archives/51856006.html
秋月先生の被爆証言
http://angelics1.exblog.jp/i17/
原爆投下は予告されていた by 黒木雄司
http://satehate.exblog.jp/9358512/
アメリカ兵捕虜の予告 「八月六日、ヒロシマは焼け野原になる」
http://satehate.exblog.jp/9365812/
東京ローズがささやいた「テニアンの秘密」 by 鬼塚英昭 1
http://satehate.exblog.jp/9373582/
東京ローズがささやいた「テニアンの秘密」 by 鬼塚英昭 2
http://satehate.exblog.jp/9379355/
原爆ホロコースト:広島
http://satehate.exblog.jp/9381417/
八月七日(火)晴 長崎原爆投下予告 by 黒木雄司
http://satehate.exblog.jp/9389254/
原爆ホロコースト:長崎
http://satehate.exblog.jp/9404672/
広島 ネブラスカ、長崎 フロリダ By Henry Makow, Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/12080043
「冷戦」: 五兆ドルのイルミナティの無用な仕事 by Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/12090152
311同時多発テロ[3] 2011-05-02 07:01:13
http://ameblo.jp/ootadoragonsato/entry-10878630809.html
「ちきゅう」と「モホール計画」。2011-04-19 06:48:11
http://ameblo.jp/ootadoragonsato/entry-10865863371.html



おまけ(参考のためメモ)
福島原発の3号機爆発は核兵器だった? 翻訳 by ようず 2011/06/07(Tue)11:53
http://bluestaryouzi.blog133.fc2.com/?mode=m&no=321
プロジェクトキャメロットのブログにてケリーが紹介していたフリーランスの人が書いた記事です。

記事リンク
--- 翻訳 ---
この3号機の写真は3月24日に撮影されました。3号機が爆発の危機にあるというメディアの嘘をやめさせてください。3号機はとっくの昔になくなっています。3号機はすでにありません。メディアの話は最初から全て嘘です。本当の真実はJimstonefreelance.comをごらんください。(引用者:これも参照 Japan Earthquake Registered Only 6.67 – Nuclear Induced Tsunami –Japan Offers Iran Enriched Uranium – An Act of War? – Japan: Knife at Its Throat)
3号機は疑いも無く全て消えています。これは事故では起こりえません。完全に3号機が消えた唯一の理由は、核兵器です。核以外に有り得ません。マグマBSPという核兵器がこの中の巨大カメラの中に隠されていたと思います。(追記参照) 3号機の中に設置されていたのでしょう。
2つの塔はスリーマイル島の事故の後に設置されました。スリーマイルでは水素漏れによりメルトダウンし(メルトダウン後発生した水素が漏れ?)、その後に水素爆発を起こしました。これらの塔は多くの核施設で水素を漏らしメルトダウンのあとの爆発を防ぐために設置されています。福島で起こった水素の話がとても信じがたくなります。

スリーマイルで水素が発火したとき、建物や備品には全くの影響がありませんでした。福島では、きのこ雲が見られました。3号機がすでに完全にメルトダウンしており、メルトダウンの後に発火しているときにも他の施設には何の問題もおきていないのであれば、なぜきのこ雲ができたのでしょうか?


私達は騙され日本人は騙されていると思います。全ての国もまた騙されています。唯一意味が通るのは;うそをついているのはメディアを所有しているのと同じ人々であり、メディアは嘘の製造所となっているのです。
戦争に行くとわかると思いますが、情報のコントロールが全てです。ここでおきていることもそうです。2011年にオサマが死んだと人は信じています。私達はまた福島についても騙されています。継続して騙され続けるでしょう。スリーマイル島には証拠となるプールがあります。歴史は重要です。
この図のような銃タイプの核兵器マグマBPSが福島にもたらされたのでしょう。(ウラン銃タイプの核兵器)


2011/06/08 丸石さんのご指摘により誤訳を訂正いたします。(ご指摘ありがとうございました)
「私は、三号機の隔壁内に設置された彼らの非現実的に巨大なカメラの一つの中に、 Magna BSPが核兵器を隠したと思っている。」
Magna BSPとは、イスラエルの安全管理会社の名前です。その会社が今回の事件に加担しているということでしょうね。参考までに、さてはてメモ帳さんの記事を貼っておきます。
http://satehate.exblog.jp/16081021/
---
下記画像にある赤丸で囲んだ部分が、電気を使わなくても緊急時に水素を取り除く塔です。スリーマイル島の事故後に開発され設置されているそうです。このため水素漏れによる爆発は有り得ないというのが、著者の主張です。


http://www.jimstonefreelance.com/reference.jpg
それから下記リンク先の福島に関するサイトは、サーバーの攻撃にあっているそうです。モデムがアタックされ、書いた本人がサイトにつながりにくくなったそうです。いずれサイトが閉鎖される可能性があるので、できるだけ情報拡散にご協力くださいということです。リンク元を入れれば転載大歓迎とかかれています。
http://www.jimstonefreelance.com/fukushima.html
このサイトの後半部分の主な主張は、地震の規模が9.0とは有り得ないという説です。地震当時のNHK岩手の揺れの映像がたいしたものでないこと、そして津波に襲われる際に町の建物がほとんど被害を受けていないのに、過去最大の地震の規模というのは有り得ないと沢山の写真をのせて説明しています。
そんなにたいした地震でもないのに津波が来るというは、人工地震と人工津波である証拠だと話しています。
震源が9.0なのに、すぐ近くの地震の震度は5.63となっています。

(上記のデータは改ざんされる前のものだそうで、)(()は引用者) 改ざん後は7.9、そして8.4→8.8→9.0へと上っていったそうです。
それから以下の文章はジムストーン氏が気が重いといいながらも書いている主張です。日本は核を人質いとられていたと思っています。そうすれば意味が通じます。
1. 日本はイスラエルの偉大なる悪魔のイランに向けてウランを豊富に提供した。(引用注:ここが最も怪しい記述である)
2.すぐにイスラエルはセキュリティ会社としてフロント会社を設置した。日本の核施設のセキュリティを獲得した。4ヵ月後にDimona Dozenが現れた。水面下で福島のハートにアクセスするセキュリティ契約を結んだ。彼らはウィルスを設置した。本物のカメラを施設の外に設置し、中にある核カメラを隠した。これに加えて、彼らは承認されていないデータコネクションをインストールし、ウィルスを通して全ての施設のコントロールを行った。(彼らはこのコネクションについて認めた。このページの後で説明する)
3. その後でStuxnetと核をインストールし、緊急停止を行った。
4. イスラエルは津波爆弾を隠すため「自然の地震」(「」は引用者)が日本に来るのを待った。すでに日本の地底に設置していた。VLFコミュニケーションが設定され、水を刺激する爆弾が設置された。DimonaのDavidが日本から6.67の地震のデータを読み取った。バーン! (新証拠により地震はほとんど自然でないことがわかります) 津波が到達し、発電所のstuxnetを浸水させた。合成カメラからの直接の撮影し、セキュリティ会社は承認されていないチャンネルを通してDavidをインストールした。Davidはいつジェネレーターを切断するかを知っていた。他のチームは福島の職員がとってくる測定を妨害した。作業員らは全てがおかしくなっていく理由を何も理解していなかった。
5. イスラエルの首相は日本に電話をし、イランに提供したお礼だと言った。あと5つの核が日本の海岸にある。私達は全部設置しており、あなたの海岸の都市を破壊する。もし6.67を9といわなければ。津波の効果を偽装しろ。そして私達は全ての原子力を取り去ることを要求する。そうすれば二度と私達に攻撃されないだろう。私達は福島第一を爆破する。あなたは言うとおりに何でもしろ!
6. デービッドと彼の仲間はリモートデータリンクを通じて施設の全てのバルブを閉じた。彼らはそれらをインストールしてフルスロットルにしたことを認めている。メルトダウンをするために。その間、ウィルスが部屋をコントロールし続け、誤った情報を表示し続けた。何も起こっていないかのようになっていた。充分に混乱をさせたあとで、彼らは核をオフにして、空の高くまで吹き飛ばした。


たとえ地震が本当だとしても、核が8.4に充分に近いところにあった。私は最期の詳細はまだやっていない。たぶん十分に彼らをつるしたと思う。その理由は;
1. 私は本当のseismic(引用者:地震の)データを得ている。地震が彼らが言うとおりのものではなく、実際に6.8だったという証拠を。それは日本にとっては脅威ではないものだ。
2. 多くのソースがStuxnetは本当にイスラエルで書かれていると証明している。
3. 日本は本当にウランをイランに提供している。イスラエルはイランの施設を破壊しようと試みていることを文書化している。たぶんそうした。日本はイランの核に貢献している。日本はイランと同様に将来イスラエルの敵となりうる。イスラエルはそれを取り除きたいと思っている。
4. イスラエルのチームの文書には、歴史を通して継続してイスラエル人の防衛のために働いていることと、日本の核施設に制限なくアクセスすることができるとある。それは増加している。
5. 4号機は燃料が抜かれていることが証明されている。そのため説明は不可能だ。4号機では一体に何が起こったのか? 燃料プールがメルトダウンし、火災が起きて、水が沸騰し、最悪にも循環できなくなった。ひどく汚染されている。何もない。爆発はなかった。4号機は建物7だ。終了。外の放射能壁がふきとばされ(4フィートの厚さ)内側の放射能壁画もっと厚かった? 4号機は今にも終わろうとしている。どうやって?(引用者:ここはかなり疑問です)
6. 日本の政府は科学的な9.0の証明の話につきあっている。それには理由がある。私の推測は、イスラエルは日本の海岸の都市を津波で吹っ飛ばすと脅しをかけた。日本には他の継続した脅しにつきあう理由はないはずだ。
情報ソースはこちらです
http://c.fc2.com/m.php?_mfc2u=http%3A%2F%2Fwww.jimstonefreelance.com%2Ffukushima.html---
イスラエルのセキュリティ会社は事実であるし、彼らが福島原発を制御できる立場にあるのは事実です。イスラエルがイランの核施設を攻撃するという情勢は数年前からあったようで、それがなぜ日本に及んだかというのが謎ですが、やったのはイスラエルであるとすれば、イスラエル-英国の深いつながりからニューワールドオーダーの計画の一部なのかもしれません。
※1936年の英国-イスラエル文書に2001年9月17日が人類の浄化の日だと記してあります。


http://www.jordanmaxwell.com/articles/articles.html


by oninomae | 2011-06-12 06:45 | 放射能・ラジオハザード