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たまにはまともなことも言う。自分たちの身に迫ると。

気が変わらないように、メモしておきます。


浜岡原発:全面停止へ 政府が異例の要請
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110507k0000m010038000c.html

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浜岡原発。(手前から)5号機、4号機、3号機=静岡県御前崎市で2011年2月、本社ヘリから西本勝撮影 

菅直人首相は6日夜、首相官邸で緊急記者会見を行い、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)について、現在稼働中の4、5号機を含むすべての原子炉の運転停止を中部電力に要請したことを明らかにした。浜岡原発は東海地震の想定震源域に立地しており、首相は「東海地震に十分耐えられる中長期の対策を確実に実施することが必要だ。対策が完成するまでの間、すべての原子炉の運転を停止すべきだと考えた」と説明した。首相の指示を受け、海江田万里経済産業相は同日、中電の水野明久社長に原子炉の停止を要請。水野社長は「要請内容について迅速に検討する」とのコメントを発表した。 (引用注:「東海地震に十分耐えられる中長期の対策」というのは、止め続けるしかないですから)

首相は停止要請の理由として「国民の安全と安心を考えてのことだ」と説明した。具体的には文部科学省の地震調査研究推進本部が「30年以内にマグニチュード8程度の東海地震が発生する可能性は87%」との分析をしていることを挙げ「浜岡原発で重大な事故が発生した場合には、日本社会全体に及ぶ甚大な影響を考慮した」と述べた。

浜岡原発が停止した場合の中部電力管内の電力需給について、首相は「バランスに大きな支障が生じないよう政府としても最大限の対策を講じる」と説明。「電力不足のリスクは地域住民をはじめとする全国民がより一層、省電力、省エネルギーの工夫をしていただくことで必ず乗り越えていけると確信している。協力をお願いします」と呼び掛けた。

ただ、停止要請に法的根拠はなく、首相は「指示、命令という形は現在の法律制度では決まっていない」と説明。中電が要請に応じなかった場合の対応を問われた首相は「十分理解をいただけるよう(中電を)説得してまいりたい」と述べるにとどめた。

首相の後に官邸で記者会見した海江田経産相は「計画停電の事態には至らないと思っている」と述べた。

浜岡原発の1、2号機は営業運転を終了し、廃炉の措置を取っている。

中部電力は、稼働中の4、5号機に加え、現在定期検査中の3号機についても運転再開は困難と判断しており、同社にとって唯一の原発である浜岡原発は全面停止に追い込まれることになった。 4、5号機の具体的な停止時期については「検討中」(幹部)としているが、電力需要が高まる7月以前の停止となれば、電力使用制限などが必要になることも想定される。【田中成之、丸山進】 (引用注:間に合わないかもしれない)

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◇浜岡原発
 
中部電力(本店・名古屋市)が静岡県御前崎市(旧浜岡町)に建設した、同社唯一の原発。5基の原子炉からなる。5基とも福島第1原発と同じ「沸騰水型」(5号機は改良型)。1号機は76年3月、2号機は78年11月に運転を開始したが、多額の耐震補強費が必要になったことから08年に廃炉を決め、09年1月末に運転を停止、廃炉手続きを進めている。3号機は東日本大震災の発生時、定期検査で停止していたが、中電は7月に運転再開する意向を示していた。4、5号機は運転中。




神奈川県:浜岡原発3号機運転再開に反対 黒岩知事
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110503k0000m010075000c.html 

黒岩祐治神奈川県知事は2日の記者会見で、中部電力が定期点検中の浜岡原発3号機(静岡県御前崎市)を7月に運転再開予定としていることについて、「私は脱原発の旗を振っており、(再開は)反対。神奈川にとっても重要な問題で川勝(平太・静岡県)知事とも話がしたい」と述べた。




風知草:再び「浜岡原発」を問う=山田孝男
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20110502ddm012070108000c.html

4月28日朝、首相と関係閣僚が顔をそろえる「経済情勢に関する検討会合」で、出席者の一人が「浜岡原発(中部電力)は止めるべきだ」と発言した。電気事業を所管する経済産業相は反論を避けた。その他の出席者も、不意の問題提起に応答をためらい、沈黙をまもった。議論は回避されたが、政府要人による浜岡原発停止要求は、この問題に敏感な霞が関と電力業界に強い衝撃を与えた。

いま、政府は、福島以外の原発の制御は考えていないように見えるが、実情は違う。楽屋裏では、散発的に次のような会話が交わされている。

「浜岡はあぶない」「そうは言っても、他の原発と区別して止める(法令上の)根拠がないでしょう」「予見しうる危険を防ぐのが政治では」「不用意に踏み込めば自治体を刺激し、全原発に波及して収拾がつかなくなりますぞ」--。

政府内でも、ついに浜岡原発停止論が広がるか、そうは問屋が卸さぬか、まさしく微妙な段階にさしかかった。

浜岡原発は静岡県御前崎市にある。何が問題か。まず、東海地震の予想震源域の真上に建っている。地震学者の石橋克彦神戸大名誉教授(66)に聞けば、揺れを生む断層面が真下の浅い所にあり、地盤が軟弱。巨大地震がくれば激しい地盤隆起が避けられず、立地条件の悪さという点で突出している。

一方、政府の地震調査研究推進本部は「今後30年間にマグニチュード(M)8クラスの東海地震が起きる確率は87%」と予測(08年)、東海を最重点に地震防災を進めてきた。

それでも浜岡原発は動き、増設され、運転差し止め請求訴訟でも原発行政が勝った。「M8に見合う耐震安全性は十分」という司法判断だが、3・11並みのM9ならどうか。

浜岡は、制御設備の「外部電源の信頼性が福島より格段に高い」から、福島と同じにはならないと元科学技術庁原子力局長が主張している(東京新聞4月29日朝刊)。この人は「潜在的リスクがあるから停止」は短絡という意見である。

筆者は先週、霞が関の技術系官僚2人(いずれも専門は原子力以外)に取材したが、うち1人は、こちらが驚くほど強い調子で原子力官僚の経済優先・安全軽視を批判した。

「彼らは外部電源としか言わないですね。福島も『電源さえつながれば』と言って50日たつけど、何も変わらない。結局プラント(機械設備)の中しか見ていない。自然によってガードを崩されるという想像力、安全思想が欠けている」

2人とも要職を占めるベテラン。政権の司令塔不在を嘆いたあたりは予想通りだが、「浜岡は止めるべきです」と異口同音に語った点が意外だった。

環太平洋地域では過去50年にM9クラスの巨大地震が5回起き、うち3回は最近7年間に集中している。浜岡の海岸には高さ10メートルの砂丘があるとか、12メートルの防波壁を新設するとかいうけれども、福島原発は十数メートルの津波に洗われている。

折も折、中部電力は、点検休止中の浜岡原発3号機を7月に再開したいと言い出した。真夏の電力不足による混乱回避へ布石を打ったのだろうが、民間企業に大局判断は無理というなら、政府が出るしかない。安全を守る国家意思を明確にして政治をリセットするためにも、日本の技術に対する国際的不信をぬぐうためにも、まず浜岡原発を止めてもらいたい。(毎週月曜日掲載)


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もし、ショックドクトリンだとしても結構なことです。反対派が増えてしょうがなしにでも結構なことです。安全になるし、脅迫されないで済むようになる。 ただ、もし停止したとしても、「安全」は、稼働中に比べた相対的なもので、使用前、使用後の燃料棒がそこにあり、冷却不能になれば、安全・安心とは言えないのが恐ろしいところである。




文部科学省及び米国DOEによる航空機モニタリングの結果 (福島第一原子力発電所から80㎞圏内の線量測定マップ)


http://goldentamatama.blog84.fc2.com/
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浜岡原発:中部電力、首相の原子炉運転停止要請に結論出ず
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110507k0000e040064000c.html

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浜岡原発の運転停止要請にゆれる中部電力本店=名古屋市東区で2011年5月7日、大竹禎之撮影 

中部電力は7日、臨時取締役会を開き、菅直人首相が要請した浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全原子炉の運転停止について協議したが、要請を受け入れるかどうかについて結論は出なかった。

同日午後に予定されていた水野明久社長の記者会見は中止になった。中部電力には夏場の電力供給不足を懸念する声がある一方、政府の要請は受諾せざるを得ないとの意見もある。【丸山進】

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日本壊滅より、「景気」の方が大事などと言っている場合ではないです。これで、すぐことが起こったら、中部電力の責任ということになるでしょう。ひょっとして、「うまいことできている」のかもしれません・・・


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絵を見れば解るが、まあ、こう言っているでしょう?ちゃんとアドヴァイスはしていたと。


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「巧言令色少なし仁」というように、言葉は嘘をついて騙す道具でもあり得ます。NHKでも「ビン・ラディン」がどうのこうのと真顔でやっているでしょう? イマジネーションで解らないと、「芸術」だけではなく、戦にも科学にも「経営」にも向いていないと思いますね。 テレビはそのイマジネーションも操作してくるわけだが、映画等を通じたイマジネーションでは、仲間には本当のことを伝達していますね。 (蛇足が長くなると格好悪いです。はー。)




浜岡原発以外の停止要請、首相「ない」 2011年5月8日15時33分
http://www.asahi.com/politics/update/0508/TKY201105080118.html

菅直人首相は8日、中部電力浜岡原子力発電所以外の全国各地の原発にも停止要請する可能性について「ありません」と明言した。訪問先の東京・八重洲で記者団に答えた。

菅首相は浜岡原発の停止要請に踏み切った理由について、東海地震(マグニチュード8程度)の発生する可能性が「30年以内に87%」と高いことを改めて強調。「特別に切迫しているので要請をした。中部電力に理解してもらいたい」と述べた。



被曝医師・肥田舜太郎さんが語る『真実の原子力』
http://www.youtube.com/watch?v=3p73GY19ZrY

by oninomae | 2011-05-06 22:27 | 放射能・ラジオハザード  

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