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怪しい臭いがするウィキリークスのジュリアン・アサンジ by F・ウィリアム・イングドール


http://tamekiyo.com/documents/W_Engdahl/assange.html 本文転載

怪しい臭いがするウィキリークスのジュリアン・アサンジ by F・ウィリアム・イングドール 2010年8月3日
Something Stinks About Wikileaks By F. William Engdahl
(http://engdahl.oilgeopolitics.net/)

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非武装のジャーナリストを米軍のヘリが銃撃しているイラクの映像を華々しく発表して以来、ウィキリークス(Wiki-Leaks)は、様々な政府機関の内部告発者から機密情報を入手しては公表する大胆なウェブサイトとして、世界的な悪名と信用を獲得してきた。ウィキリークスの最新の「一撃」は、アフガニスタンのタリバン内部にいる米国の密告者に関する機密文書とされるものを数千ページ漏洩したという。彼らはパキスタンのISI軍事諜報機関と接触のある高官とも連携しているといわれている。 だが、証拠を探っていくと、これは真実のリークとはほど遠い。 米国と恐らくはイスラエル、インドの諜報機関にとって有利になる情報であり、アフガニスタンの麻薬の密売にかかわっている米国と西側の活動を隠蔽するための巧妙に計算された撹乱情報だ。

先日ウィキリークスがアフガンの情報を掲載して以来、オバマのホワイトハウスは、更なる情報漏洩は米国の安全保障にとって脅威になると主張することにより、漏洩情報が本物だという印象を与えている。だが、文書を見ても、ほとんど機密とはいえないものばかりだ。最も目立つ扱いを受けている人物に、(退役した)将官ハミド・ガル(Hamid Gul)がいる。

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パキスタン軍の諜報機関ISIの元長官であり、1980年代に、アフガニスタン内のソ連政権に対抗してムジャヒディンのゲリラ戦(CIAが資金提供)を手配した男だ。ウィキリークスが最近漏洩した文書では、ガルは、定期的にアルカイダとタリバンの指導部と会合し、アフガニスタン内でNATO軍に対する自爆攻撃を画策していたことになっている。

また、ウサマ・ビン・ラディンについては、三年前にパキスタンの故ベナジル・ブット候補が死亡しているとBBCで伝えているが、漏洩文書では、ウサマ・ビン・ラディンはまだ生きていることになっており、これは、オバマ政権が「テロとの戦い」を継続するための作り話を維持するには実に都合の良い内容だ。

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ブッシュ政権は、911攻撃を受け、サウジアラビア人のビン・ラディンを追跡するためにアフガニスタンに侵攻したことになっているが、現在は、その元々のストーリーを大部分のアメリカ人が忘れそうになっているタイミングである。

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パキスタンを悪者扱いしたい?

アフガニスタンの「タリバン」との主要な連絡係として現時点でガルの名前を挙げることは、パキスタン現政権をアフガニスタン問題の核心として悪者扱いしようとしている英米の最近の大きな動きに沿ったものだ。 そうした悪者扱いは、近頃は軍事的に米国の味方になっているインドの立場を大いに後押しするものである。さらに言えば、パキスタンは核兵器を保有する唯一のイスラム国である。イスラエルの国防軍とモサド諜報機関は、この状況を懸命に変えたがっているそうだ。 ウィキリークスを使ってインチキの宣伝を流し、政治的に率直な発言をするガルを攻撃することは、地政学的な活動の一環の可能性がある

ロンドンのフィナンシャル・タイムズによると、パキスタンの諜報機関がNATO軍と戦うアフガニスタンの戦士を支援したことを伝える米国の機密文書約180件の内、およそ10件にガルの名前が登場するという。 ガルは、米国がアフガニスタンで戦争に負けていること、今回の情報漏洩はパキスタンに責任をかぶせることでオバマ政権への非難をかわす効果があると同紙に語っている。  「アメリカは私を身代わりにするのが大好きだ。アメリカは、アフガン人が単独で戦争に勝つなんて想像できない。隠居生活をしている74歳の退役将官がアフガニスタンのムジャヒディンを操り、アメリカを敗北させたなんて永遠の恥だろう」とガルは語っている。

最近のウィキリークスのアフガニスタンの文書で、74歳のガルにスポットライトが当たっているのは注目すべきである。私のウェブサイトで6月に掲載した記事(Warum Afghanistan? Teil VI:Washingtons Kriegsstrategie in Zentralasien)に書いたように、 米軍がキルギスタンの防護の固いマナス空軍基地を経由してアフガンのヘロインを持ち出して密輸していることを率直に語っていたのがガルである。

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また、911攻撃から二週間後の2001年9月26日、UPIのインタビューで、誰が暗黒の911を実行したのかという質問に、ガルはこう答えている。

モサドとその共犯者だ。米国は、11の諜報機関に毎年400億ドルを支出している。10年で4千億ドルだ。

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それでも、ブッシュ政権は、不意打ちだったと言う。私には信じられない。世界貿易センターのツインタワーの二番目が攻撃されて10分以内に、CNNはウサマ・ビンラディンが実行したと言った。それは本物の犯人が用意した偽情報だ」
 [1]

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ワシントンがガルのことを気に入るわけがない。ガルは、英国や米国に観光ビザを申請しても、何度も拒否されているという。ワシントンの誰かさんにとってはガルを第一の敵にしておきたいところだろう。

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ジュリアン・アサンジ( Julian Assange)という人物

ウィキリークスの創設者で自称「編集長」のジュリアン・アサンジ(Julian Assange)は、ほとんど経歴の不明な謎の29歳のオーストラリア人である。

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彼は、情報漏洩についてホワイトハウスと仲介することを申し出ることで、突如として有名になった。最新の情報漏洩に続き、アサンジは、最新の漏洩情報を配信した3媒体の一つであるDer Spiegel紙に対し、彼が明かした情報は「アフガニスタンの戦争だけでなく、あらゆる現代の戦争について我々の観点を変えるもの」になると語っている。

また、同じインタビューで「私は、奴らを叩き潰すのが楽しい」と述べている。

アサンジが2006年に創設したウィキリークスには決まった拠点はなく、アサンジは「近頃は空港に住んでる」と言っている。

だが、過去数十年で最も議論を呼んだ問題の1つ、世界貿易センターとペンタゴンに対する2001年9月11日の攻撃の背後にある武装勢力に関するアサンジの公的な立場を詳細に調べてみると、奇妙な考え方を持っていることがわかる。ベルファスト・テレグラフが7月19日に取材したとき、彼は「権力を持つものが秘密裏に計画すれば、それは共謀だ。だから、共謀はいたるところにある。だが、狂った陰謀論もある。この二つを混同しないことが大事だ」と語っている。

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911についてはどう?」という質問には「我々が戦争や金融詐欺など、本当の共謀について証拠を提示しているというのに、911が共謀というような偽の情報に惑わされている人がいることにはいつも当惑している。」と答え 「ビルダーバーグ会議については?」という質問には「ネットワークという意味では、なんとなく陰謀っぽい。我々は会議のメモを公開している」と答えている。  [2]

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既得権益に対抗する存在として有名になった人間から出た言葉とは思えない内容である。何千人もの物理学者、エンジニア、軍事専門家、航空機のパイロットが証言しているが、そもそも、あまり訓練されていない19人のアラブ人が、普通のカッターを武器にして米国の商用ジェット4機の進路を変更し、93分間も空軍NORADに邪魔されることなく、ツインタワーとペンタゴンに奇跡のような突撃を完遂するということは、簡単に信じられないことである。このプロの仕事を誰が実行したのか、その真相は、正真正銘、偏見なしに国際的に調査されるべきことだ。

911には邪悪な陰謀はないとアサンジはにべもなく否定する元米国の上院議員Bob Graham(ボブ・グラハム)がBBCインタビューで語ったことは注目に値する。

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グラハムは、911の共同調査を実行したときの米国上院特別委員会の議長である。

グラハム 「911には、あまりに多くの秘密があるとしか言えない。一般民衆には公開されていない情報で、具体的かつ信頼できる答がある。こうした秘密を抱えておくことは、政府に対する国民の信頼を崩すことになる。国民自身の安全に関係することだからだ」

BBCの語り手 「グラハム議員は、この隠蔽が政権の核心部に及んでいることを発見した」

グラハム 「私はホワイトハウスを訪問し、ライス氏と話した。私が、今回の調査では協力してもらえるという話だったが、と言うと、彼女は検討すると言ったが、何もしなかった」

言うまでもなく、ブッシュ政権は、911攻撃を利用して、アフガニスタン、後にイラクでの「テロとの戦い」を始めることができた。アサンジが都合良く言及しない部分である。

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一方で、ガル氏は、米国の諜報機関がアフガニスタン問題でガルをスケープゴートにするために、ウィキリークスを工作したと主張している。 

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ちょうどタイミングの良いことに、英国の保守党デービッド・キャメロン[David Cameron]首相が、インドに公式訪問し、アフガニスタンタリバンを支援しているという言いがかりでパキスタンのことを酷評し、ウィキリークスが漏洩した情報に更なる信憑性を与えている。 


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ウィキリークスの真相は決して明らかではない。

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(翻訳:為清勝彦 Japanese translation by Katsuhiko Tamekiyo)

関連情報

原文 Hidden Intelligence Operation Behind the Wikileaks Release of "Secret" Documents? (Global Search)
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=20580

脚注

[1] General Hamid Gul, Arnaud de Borchgrave 2001 Interview with Hamid Gul, Former ISI Chief, UPI, reprinted July 2010 on http://www.veteranstoday.com/2010/07/28/arnaud-de-borchgrave-2001-interview-with-hamid-gul-former-isi-chief/

[2] Julian Assange, Interview in Belfast Telegraph, July 19, 2010.


++
人形芝居は続いている。



参照

「ウィキリークスが暴露した資料はデタラメ」元パキスタン諜報機責任者が語る(グローバルリサーチ)
http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/419.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2010 年 7 月 28 日 06:30:12


ムシャラフ政権の大蔵大臣シャウカト・アジズ[Shaukat Aziz]が、シティバンクの副社長であるのは、「何故なのか」?

マイヤー・ロスチャイルドの世界革命行動計画
http://satehate.exblog.jp/8473976/

ゴイムに殺し合いをさせるため、大々規模の武装増強が開始されなければならない。

ラビ・ライヒホルンの重大講演 1869
http://satehate.exblog.jp/8494254/

彼らはお互いに殺し合い、われわれのために道をきれいにしておいてくれるだろう

あらゆるところで、新聞と劇場はわれわれの命令に従う



Ok, some very easy research about Assange.
http://www.davidicke.com/forum/showthread.php?t=127039&page=6

Wikipedia states following:
"During his childhood years, he lived on the run with mother and half-brother. They were avoiding his half-brother's father who was believed to belong to a cult led by Anne Hamilton-Byrne."
http://en.wikipedia.org/wiki/Julian_Assange

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Looking for Anne Hamilton-Byrne Wiki states following:
"The Santiniketan Park Association, also known as The Family and The Great White Brotherhood, is a controversial New Age group formed in Australia under the leadership of the Yoga teacher Anne Hamilton-Byrne."
http://en.wikipedia.org/wiki/Anne_Hamilton-Byrne

Anne Hamilton-Byrne acquired fourteen infants and young children between about 1968 and 1975. Some were the natural children of Santiniketan members, others had been obtained through irregular adoptions arranged by lawyers, doctors and social workers within the group who could bypass the normal processes. The children’s identities were changed using false birth certificates or deed poll, all being given the surname 'Hamilton-Byrne' and dressed alike even to the extent of their hair being dyed uniformly blonde[11].

The children were frequently dosed with the psychiatric drugs Anatensol, Diazepam, Haloperidol, Largactil, Mogadon, Serepax, Stelazine, Tegretol or Tofranil[4]. On reaching adolescence they were compelled to undergo an initiation involving LSD[13]: while under the influence of the drug the child would be left in a dark room, alone apart from visits by Hamilton-Byrne or one of the psychiatrists from the group[4].

IN 1997, a remarkable book was released about the exploits of an extraordinary group of young Melbourne hackers. It was written by Melbourne academic Suelette Dreyfus, with, says Assange, research assistance from him.
In the book, Underground, all the hackers had monikers. Assange is said to be the character Mendax.
In the book Mendax/Assange was an unusually intelligent child, who never knew his father. His mother, an artist and activist, left home, in Queensland, aged 17, after selling her paintings for enough money to buy a motorbike. In Sydney, she joined the counterculture community, and fell in love with a young man she met at an anti-Vietnam War demonstration - who fathered Mendax. Within a year of his birth, the relationship was over. When Mendax was two, his mother married a fellow artist and actor-director, and the trio travelled from town to town as an on-the-road theatre family. But soon after Mendax turned nine, the couple separated and divorced.
Mendax's mother then started a relationship with a man who Mendax considered to be ''a violent psychopath'', a man with five different identities, who'd fabricated his entire background, including the country of his birth. They eventually fled, and began a life on the run, eventually ending up on the outskirts of Melbourne.
Assange will neither confirm nor deny that he's Mendax. But in an extraordinary slip recently, on SBS's Dateline program, whose reporter, Mark Davis tracked him down in Norway earlier this year (the program screened last Sunday), Assange said that this man ''seemed to be the son of Anne Hamilton-Byrne of the Anne Hamilton-Byrne cult in Australia, and we kept getting tracked down''.
Byrne was the leader of a cult, The Family, discovered in the Dandenong Ranges in the early 1980s. There were 14 children in the cult, who were treated abominably, and taught that they were all Byrne's children. All of them had their hair dyed blonde (the police finally caught up with the cult in 1987).
Assange won't discuss the link with Byrne. He says only: ''My mother was never in a cult. I was never in a cult.''

Is Julian Assange one of this 14 Children of the Cult which had their hair dyed Blonde because of the supposed Aryan race???
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追加リンク

ジュリアン・アッサンジ登場:イルミナティーNWOの「陰謀暴露」つぶしが始まった!
http://quasimoto.exblog.jp/13087908/

100810山崎淑子さんインタビュー(前半)
http://www.youtube.com/view_play_list?p=E429E62DFD0839F1

100810山崎淑子さんインタビュー(後半)
http://www.youtube.com/view_play_list?p=E429E62DFD0839F1

by oninomae | 2010-08-13 06:53 | 政治詐欺・政治紛争  

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