自由船団のレイチェル・コリーMV号は単船、ガザを目指す by Michel Chossudovsky
引き続きROCKWAY EXPRESSさんの訳です。最近当方は結構疲れておりますが、関心のある記事を他の人が訳してくれるので、半分休憩中です。
http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/388/ より
自由船団のレイチェル・コリーMV号は単船、ガザを目指す by Michel Chossudovsky 6月1日
5月31日に起きたイスラエルの公海上での犯罪的襲撃後、レイチェル・コリーMV号[the Rachel Corrie MV]はイスラエルの脅しにも係わらず、ガザ海岸に向かってその航海を続けている。

途方もない勇気ある行為で、レイチェル・コリーMV号はイスラエルのガザ封鎖を突破しようと決意している。
レイチェル・コリー号に乗船しているマレーシアとアイルランドの活動家に代わって、本日午後、以下のメッセージをクリストファー・チャン[Christopher Chang]、ラム・カーディガス[Ram Kardigasu]から受け取った。
レイチェル・コリー号:本船は現在、ガザにただ一隻で向かっている自由船団の船である。
乗船しているマレーシアとアイルランドの平和・人道活動家は、2010年5月31日(月)、地中海の公海上でなされたイスラエルの不法行為により殺害され傷害を受けた方々に対する深い哀悼の意と喪失感を共有している。
我々の友人の名において、我々は封鎖され苦悩するガザの人々に向けた人道的積荷と我々の支援と共に、かつてないほどに更に決意を固くしてガザに向かっている。
我々はイスラエルがその暴力行為に対する国際的な非難を受け入れ、レイチェル・コリー号に対し、どんなやり方であっても妨害することなしに、通過させるよう期待する。
我々は国際社会、国連に対し、我々のガザに向かう航海を邪魔しないようイスラエルに要請することを訴える。
レイチェル・コリー号船上のマレーシア人とアイルランド人の共同声明
レイチェル・コリー号船上の人道的活動家に代わって、PGPO地上チーム(ラム・カーディガスとクリストファー・チャン)により送信する

レイチェル・コリーMV号上のマティアス・チャン[Matthias Chang]、デニス・ハリディ[Denis Halliday]
最近の事件で、ネタニヤフ政府は危機に瀕している
「ネタニヤフ内閣のベテラン大臣は、ガザの船団を包囲し支配下に置く決定は7主要閣僚フォーラムの2回の会議後になされたが、この種の軍事行動の場合にはその認可の権威を持つインナーキャビネットの審議なしになされたことについて厳しく批判している」(ハアレツ紙)
何を意味しているかというと、公海上で襲撃を実行するという実際の決定は内閣の許可なしになされた、ということだ。
疑問が残る:もしもイスラエル内閣がこの作戦を裁可していないとすれば、誰がこの襲撃を命令しその後に起きた事柄が生じたのか、ということだ。
イスラエル情報機関とイスラエル国防軍のこの襲撃における計画作りの役割は何だったのか?
オバマ大統領のホワイトハウスの首席補佐官であるラーム・エマニュエル[Rahm Emmanuel]の役割は何であったのか? 彼はネタニヤフとシモン・ペレス[Shimon Peres]の両方にそれぞれ5月26日、27日に会っている。
ラーム・エマニュエルはイスラエル軍と情報機関の将官に会ったのか?
オバマ政権はグリーン・ライト(承認の合図)を与えたのか?

襲撃をされないで、イスラエルの犯罪的海上封鎖を突破してレイチェル・コリーMV号が安全にガザ沿岸に到達するためには、このニュースが出ることが重要だ。
これをすることで、我々は遣り通すことができるだろう。我々の思いと心情は航海し続けるレイチェル・コリーMV号上の人々と共にある。
イスラエルはレイチェル・コリーMV号に対する政策を一切修正していないということは明確にしておかねばならない。ガザに向かう船はレイチェル・コリーMV号のほかに2隻ある。イスラエルは「より一層厳しく対処する」と言っている。
「船舶が海上封鎖を突破しガザに行くことを阻止するために、イスラエルは更に攻撃的な武力を使用するだろう、と海軍の司令官がエルサレム・ポスト紙に6月1日語った」
「我々は船に乗船したが、戦争のように攻撃された」と高官は語った。「これはどういうことかというと、我々は将来、戦争に向かうつもりの準備をしていかねばならない、ということだ」 (www.ynetnews.com)
レイチェル・コリーMV号は元マレーシア首相のマハティール・モハマド博士[Dr. Mahathir Mohamad]の指揮にあるペルダナ・グローバル・ピース機関[the Perdana Global Peace Organization]によって一部分支援されている。

(グローバル・リサーチ局長であるマイケル・チョスドフスキー氏はペルダナ・グローバル・ピース機関のメンバーであり、クアラランプール戦争犯罪委員会の委員である)
Related Article: Michel Chossudovsky, "Operation Justified Vengeance": Israeli Strike on Freedom Flotilla to Gaza is Part of a Broader Military Agenda, May 31, 2010
http://globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=19447
元記事は
The Lone Ship of the Freedom Flotilla: The Rachel Corrie MV Continues to Sail Towards Gaza in Defiance of Israeli Threats by Michel Chossudovsky Global Research, June 1, 2010
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=19481
関連
The Perdana Global Peace Organisation Is Participating and Supporting This FreeGaza Freedom Flotilla Mission
http://futurefastforward.com/
My Name is Rachel Corrie
http://en.wikipedia.org/wiki/My_Name_Is_Rachel_Corrie
パレスチナ支援船団殺戮事件:皆が海に Yvonne Ridley 2010年6月1日
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-5649.html
デボラとバラク
http://satehate.exblog.jp/11044129
追加リンク
イスラエル、再びガザ支援船を拿捕 (AFP)
http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/769.html
投稿者 ダイナモ 日時 2010 年 6 月 06 日 11:38:02

レイチェル・コリー号の活動家と乗員を国外追放へ、テルアビブ、パリ等で抗議デモ(スペイン紙)
http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/774.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2010 年 6 月 06 日 16:23:32
by oninomae | 2010-06-04 23:45 | イルミナティとシオニズム