誰が本当のテロリストか? by David Rothscum 2
誰が本当のテロリストか? by David Rothscum Wednesday, November 11, 2009 その2最終
しかしながら、子供を標的にすること以外にも、アメリカ軍による劣化ウランの使用はまた心理学的な効果も有している。
それは、イラク人女性たちの間で恐怖(テロ)の状態を作り出しており、それはこのことをテロリズム行為にする。

奇形出産の数の多さ(ファルージャで、生まれた子供の24%が7日以内に死に、これらの75%が奇形に分類されている)のせいで、 イラクの女性たちは今や出産を怖がっている。アメリカ軍による絶え間ないテロ行為が、イラクの民間の人々を、その状況の中で多くが子供を持つことをやめている服従状態へと恫喝する目標を達成してきた。


問題は、いかにしてこのようなテロ行為に対応するかである。
ハサンが行ったように米軍兵士を殺害することによってテロに対応することは正当化できない。なぜなら、個々の兵士たちは彼らが責任のあるそのテロ行為に無自覚であるからである。 (訳注:前回おわかりのようにハサンはイラク行きを命じられたイスラム系米兵であった)
さらに、彼らの国が責任があることに無自覚なアメリカ人たちの間でそれが引き起こす怒りは、その犯罪的な占領への支持を強める効果を有し、そしてさらに多くのアメリカ人たちの目にイスラム教徒が非人間化されて映るだけだろう。
ハサンが彼自身その中で発見したような状況に対する最も称賛に値し名誉ある対応は、その軍を去ることである。イラクに送られることに直面した多くのものたちは、軍役放棄してカナダに住むことを選択するに十分勇敢であった。これはハサンに対してだけではなく、不法占領とテロ行為に従事する軍のメンバーであるすべてのアメリカ人と他の人々にも当てはまる。
これらの人間たちは軍隊に仕えることを自分自身選び、そしてそれゆえ、ベトナムに送られる見込みに直面したものたちとは異なり、逃れることは正当化されないという議論がしばしばなされる。
しかし、悪から離れるに決して遅すぎるということはない。
不道徳な活動に従事し、懺悔することを望んでいる誰に対しても唯一の適切な対応は、彼の新しいビジョンを受け入れ、そして彼がその過去を背後にして去るためになさねばならないことを何であれ支援することである。
もし誰かがある店を強奪することを計画していて考え直したとすれば、我々は疑いなくそれを好むだろう。もし彼が、彼の犯罪に取り掛かる場合よりも、その銀行に入る前に彼の犯罪者仲間から逃れるとすれば。
主に「愛国的な」(「」は訳者)人々によって提議されるもう1つの議論は、軍を脱走することは卑怯な行為であるというものである。
この議論は根本的に、勇気と臆病の概念をねじ曲げている。なぜなら、勇気とは究極的には人が己の行うに正しいと信ずることを行うために個人的な幸せを危険に晒すこと以外何ものでもないからである。
これは、軍を去ることを、ある者が引き受けることができる最も勇敢な行為の一つとなす。軍隊を去るある人物は、彼の背後に彼の同僚を残して去らねばならないし、そして残念ながら、それはいまだほとんどの人々が強い不満をもって一つの脱走の事例に応答するだろう事例である。
軍に決して従軍したことがない我々にとって適切なことは、人々特にその軍隊に責任がある真の犯罪に現在仕えている誰にであれ注意を喚起することである。
同様に重要なことは、軍のメンバーである人々に「奉仕している」ことに対して感謝する習慣をやめることである。
感謝される代わりに、彼らは自分たち自身と、送られた国々の中の罪のない民間人たちを危険に曝しながら、彼らがエリート個人たちの小さな集団の利益に奉仕する犯罪的組織に仕えているということが常に想起されるべきである。
他方、軍隊を逃れた人々は、常に感謝され、彼らの決定は高く評価されるべきである。なぜ彼らの決定が彼らが取り得た最も名誉あるものであったのかを語られながら。
元記事は
Who are the true terrorists? by David Rothscum Wednesday, November 11, 2009
http://davidrothscum.blogspot.com/2009/11/who-are-true-terrorists.html (今回は和訳2回目、最終回です)
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なぜ彼らが飛び立ったのかはよくわかる。力及ばずといえども感謝されるとはこういうことであろう。
by oninomae | 2010-03-20 17:42 | 放射能・ラジオハザード