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自由の名の下の民族浄化 by David Rothscum 1


自由の名の下の民族浄化 by David Rothscum Saturday, October 17, 2009 その1

米国は大量殺戮の上に設立された国家である。

1763年ジョージ3世王は、アメリカ先住民たちとの関係を安定させることを意図した一つの宣言を発した。 この1763年の勅令は、アメリカの入植者たちはもはや、アメリカ先住民の狩猟場を犠牲にして彼らの土地を拡大しないことを意味した。

アメリカ入植者たちは、先住民たちから新しい土地を得るために欺瞞と詐欺を使う歴史を有していた。そしてこの勅令はこれに歯止めをかけ、そして願わくは英国人と先住民たちの間の関係を修復しただろう。

ジョージ・ワシントン[George Washington]のような土地投機家たちにとって、このことは、彼らがもはや西部へ移動する入植者たちにアパラチアを横断する土地を売ってカネを稼ぐことができないことを意味した。

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アメリカ独立戦争は、単に英国に対してだけではなく、アメリカ先住民たちに対してもまた戦われた。

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1779年、ジョージ・ワシントンは、ジョン・サリバン[John Sullivan]将軍にイロコイ族の大量虐殺に全力を傾けるよう命じた。 彼は書いた

私は勧告したい。 インディアンの国の中心部にいくつかの駐屯地を占有する必要がある。いくら遠征しようと、充分な量の食料準備をして。そこから、関係者たちはすべての周囲の入植地を蹂躙するために引き離されるべきである。その国が単に侵略蹂躙されるだけでなく破壊されるだろう最も効果のある方法でそれをなす命令に基づいて。

私は、敵の兵力、動き、そして計画の諜報を得るために貴殿ができるだけすべての手段を使う必要性を勧告する必要はないし、また、インディアンたちのような非常に秘密、気まぐれで迅速な敵からの奇襲攻撃に対して警備するために必要だろう特別な用心と警戒を示唆する必要もない。

[...]

私は、その件について議会に手紙を書き、さらに十分かつ決定的な権限を得るべく努めるだろう。 しかし、貴殿は何としても、彼らの集落の全面的破壊が達成される以前には、いかなる平和の提案に対しても耳を傾けはしないだろう。

もし彼らが我々に敵対することができないならば、彼らの恐怖は、彼らをして、平和を提案するよう余儀なくさせるに充分のように思われる。あるいは[その]政策は、時間を稼ぎまたより効果的抵抗の支援を得るため、かように我々を楽しませようと努めるよう彼らを導くかもしれない。

我々の将来の安全保障は、彼らが我々を傷つけ得ないこと; [彼らが追い立てられたところまでの距離] と、彼らの受けた懲戒(懲罰)の厳しさが彼らを刺激するだろう恐怖の中にある。 これなしの平和は当てにならない一時的なものであろう。

敵からの暴力の新たな贈り物と追加は、彼らにそれを破ろうとさせ、最初の公平な機会は、我々の大規模な準備をもってして、失われるだろう。

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サリバンは、彼の命令に従って、ほとんど抵抗にも会わず、 そしてイロコイ族の作物や村を焼き払いに向かった。

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多くのイロコイ族は飢え、他方生き残った者たちは英国によって食料を与えられた。 アメリカ革命は、入植者たちがさらに先住民の生息地に拡大進出することを許した

パリでの和平交渉の間、あるスペインの代表が、アメリカの交渉担当者たちに、そのアメリカ人たちは英国クラウン(ここでは王室)からアメリカ先住民たちに認められた土地に対する権利はないことを指摘した。アメリカの交渉者たちは、その土地が先住民たちに属するというこの主張を拒絶し、そしてその結果、この先住民の土地は交渉確定後、合衆国の領土となった。

アメリカ入植者たちは、彼らが征服した土地の量に決して満足せず、そして最終的に、マニフェスト・デスティニー[Manifest Destiny]のアイデアが生まれた。  (訳注:メイソンの世界征服アジェンダということになりますか)

アメリカ人たちが大西洋沿岸から太平洋までのすべての領土を征服するだろうことは、神の意志であった。そして不幸にもこれは起こった。

この征服の一部は、それが後に一部となる国のように奴隷制と民族浄化の上に築かれた一つの国テキサスの誕生であった。1820年時点では、400名のヒスパニックが、3万人の先住アメリカ人たちと一緒に暮らしていた。 しかし、100万人のアメリカ人たちが、不法移民の結果、この地域の強奪と、そして彼らと共に奴隷制の慣行の持ち込みをやってのけた

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テキサス州の憲法は、奴隷制の慣行を強く支持した。 第6項は述べた

「共和国に移民するすべての自由な白人たちは・・・市民権のすべての特権を与えられるものとする。 」


その憲法は、かつて奴隷所有者たちに、彼らの奴隷たちに自由を与えることを禁じた:

「テキサスに移住以前の人生で奴隷であったか、そして現在奴隷の身分にあるすべての有色人たちは、隷属の同様の状態に留まるものとする・・・(テキサスの)議会は、共和国に自らと共に彼らの奴隷たちを持ち込むことについてアメリカ合衆国からの移住者を禁止する法律は制定しないものとする・・・また、議会は奴隷を解放する権力を有しないものとする;また、いかなる奴隷所有者も自らの奴隷(たち)を解放することは許可されないものとする・・・完全であれ部分的であれアフリカ人の子孫の自由人は、議会の同意なしには共和国に永住することは許可されないものとする。」

もちろん、アメリカ先住民たちあるいはアフリカ人たちいずれも市民権を付与されなかった:

「テキサス州に独立宣言の日に居住しているすべての人々(アフリカ人、アフリカ人の子孫、そしてインディアンたちは除く)は、共和国の市民と見なされるものとし、そのようなものとしてのすべての特権を付与される。」

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アメリカ憲法でさえ今日まで、内密の奴隷たちは彼らの主人たちに返却せねばならないと、第4条で述べている:

一つの州でその法律の下で、サービスや労働に従事し、もう一つ他の州に脱出した何人も、そこでの法律と規制の結果として、そのようなサービスや労働から解雇されない。しかし、それに対してそのようなサービスや労働が義務であるかもしれない団体の要求によって、引き渡されるものとする。

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続く

元記事は
Ethnic cleansing in the name of freedom by David Rothscum Saturday, October 17, 2009
http://davidrothscum.blogspot.com/2009/10/ethnic-cleansing-in-name-of-freedom.html (今回は和訳1回目です)


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by oninomae | 2010-03-10 19:41 | 放射能・ラジオハザード  

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