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麻薬とマインドコントロールの歴史 2


9-3.麻薬とマインドコントロールの歴史 紫霄閣(ししょうかく)
http://www5f.biglobe.ne.jp/~shishoukaku/090301gwi/gwi093drug.html より、2回目

9-3-7.現代の麻薬取引(1997年)

今日、麻薬は英米の貴族階級、即ち『かの勢力』の、最も重要で莫大な利益を生む産業である。彼らは他の産業が多少浸食されても目をつぶるが、麻薬に関しては絶対に容赦しない。徹底した制裁を加える。麻薬撲滅運動は道化芝居にすぎない。

例えば、米国麻薬取締局(DEA)の捜査官は香港への立入を許可されていない。麻薬を本気で告発し撲滅しようとする者は、DEAであれ、CIAであれ、国王であれ抹殺される。その例には枚挙の暇がない。取引内容を本気で暴露しようとする者は死を覚悟しなければならない。

麻薬取引に関係する銀行群は極めて多く、特に英国のトップクラスの銀行群が名を連ねる。また香港上海銀行は昔から最大級かつ無統制の麻薬関係銀行である。

現在の麻薬はアヘンの派生物であるヘロインが主で、コカインは貧民層に人気が高い。麻薬の最大消費国は米国である。

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米国では主力がコカインからより麻薬性の高いヘロインへと代わりつつある。また、アヘンへの導入編としてマリファナが急激に伸びている。

1987年の米国の主要農産物の統計データでは、牛関連が380億ドル、マリファナが300億ドル、小麦が48億ドルであるという。私は最初信じられず、他の統計データや市況動向から概算してみたが、的外れな数字ではなかった。

参考までに、アヘンの主要産地は中国、イラン、パキスタン、レバノン(引用注:現在はアフガニスタンだそうです)。生アヘンのヘロインへの精製のための最高の工場は、マルセイユ(フランス)からモンテカルロ(モナコ)にかけての地中海沿岸とトルコにある。

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米国を含む世界各国で麻薬を合法化しようとする動きが活発化している。南米では、コロンビアが1994年5月に、アルゼンチンが同年10月に麻薬の個人使用を合法化した。

米国では1993年頃、コネチカット州ニューヘヴンの警察本部長ニコラス・パストアが管理地域における麻薬取締の中止を命令し、命令に従わなかった幹部警察官4名を罷免するという事件も起こっている。

またスイスでは麻薬は一応禁止されているが、小量の個人的使用は容認されている。チューリヒ市では消毒済み注射器とヘロインを麻薬常習者に無料で配布し、市内37箇所には注射針の自動販売機が設置してある。この結果、同市には欧州最大の麻薬取引場所が出現している。

スイスという国は英米と同様、『かの勢力』の牙城である。この国が裏で行っていることは清廉なアルプスのイメージとはまるで正反対である。 特に麻薬および有毒な医薬品関係ではすこぶる悪名が高い。

このような世界的風潮に敢然と立ち向かっている国もある。マレーシアは最も厳しい麻薬禁止法を持っており、小量でも所持すれば死刑である。台湾(中華民国)でも麻薬犯は殺人犯よりも刑が重い。麻薬を運んだ者は死刑か無期懲役である。平成5年6月、アルバイト気分でヘロインの運び屋を務めた日本人2人は台北の法廷で死刑を求刑された。 【参考:日経新聞(1994.10.26, 1995.4.23)】


9-3-8.麻薬とマインド・コントロールによる社会の分離・分裂

(1)マインドコントールの歴史

個人および比較的少人数を対象としたマインド・コントロールの領域では、かなり早い時代から薬物との併用が研究されてきた。特に宗教、オカルト面ではそれが顕著に現れている。その歴史は230頁で紹介した 『世界秘密結社Ⅰ,Ⅱ』にも詳しい。日本でも、出口王仁三郎の大本教や、松本智津夫(芸名麻原彰晃)のオーム真理教が薬物を使用している。

<追補 H15.3.7> 出口王仁三郎の本質に関しては、馬野周二博士より下記の興味深い報告が出ている。 <周真会> 笹目恒雄著「神仙の寵児」を読む

旧ソ連では暴力と薬物を使用する実戦的な心理政治学、すなわちマインドコントロール手法を確立していた。オーム真理教はロシアとの結びつきが強かったが、彼らのマインドコントロール手法は、この心理政治学の色が濃い。

前にも述べたように、旧ソ連は『かの勢力』が作った国である。現在のロシアもまた同様であることは、米国政府がゴルバチョフ大統領を全面的に支援し続けていることと、ソ連からロシアへの政権移譲には殆ど殺傷事件が伴わなかったことだけを見ても明らかである。

さらにオーム真理教には統一教会の濃い陰がちらついている。統一教会の文鮮明はワシントン・タイムズ紙のオーナーとして米国マスコミ界とも直結している人物であり、『かの勢力』側に立つ陰謀家である。

これだけを見ても、オーム真理教事件が松本智津夫という個人によって起こされたことでないことがわかる。

一方、不特定多数を対象とするマインドコントロールは、1444年にドイツのヨハン・グーテンベルグが中国式印刷機の改良版を製作してから急成長していった。 『かの勢力』は、この印刷技術が大衆の洗脳に効果があることをいち早く見抜いていたのである。

世界中の大きな日刊新聞は1920年代遅くまでに、ことごとく彼らに取り込まれた。有名なニューヨーク・タイムズ紙は、早々と1860年代の南北戦争の頃に取り込まれている。

映画もまた同様であった。1920年代遅くトーキー(発声映画)の時代が訪れた時には、彼らは既に完璧な世界的支配体制を構築していた。

1930年代から盛んになった放送業界は最初から彼らのものであった。最近のNHKはどこの国の放送局か分からない程偏向が著しい。 『かの勢力』は1950年~1960年にNHKの『訓練』を始めたという話もある。真相は闇の中である。 


(2)マインドコントロールの研究と適用

今日『かの勢力』は世界中の民衆を徹底して従順にさせ、扱いやすくすることを目論んでいる。そのためにマインド・コントロールと麻薬の研究に一層拍車をかけている。

マインド・コントロールの主たる研究拠点としては、英国サセックス大のタヴィストック研究所や、米国のスタンフォード研究所(SRI)がある。

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重要な研究成果の一つとしては次のことがある。

『人間に連続的な衝撃(ストレス)を与えると、過負荷状態(トリップアウト)となり、無関心が支配的になる。このような状態の群衆は従順で管理しやすい。トリップアウトに至る過程で、人間は重圧から逃れるために麻薬などに走る』

この研究成果は、米国国民に対して実際に適用されている。

①第一段階での衝撃(ストレス)の一つは、ビートルズとロック音楽であったという。これらはタヴィストックとスタンフォードの両研究所が念入りに仕組んだものであり、若者の旧社会制度に対する自発的な反抗ではなかった。ビートルズおよびその後の英国のロック・グループの歌は全て、否定弁証法の思想家、テオドール・アドルノが作詞・作曲したものであった。若者たちは、年老いた科学者たちが用意した歌を歌っていたのである。

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現段階での衝撃(ストレス)は、『不潔で堕落した新ライフスタイルの浸透』と、『麻薬(マリファ ナ・LSD)使用の劇的な増加』 に関する間断のない刺激と、それによる社会・家庭の分離・分裂症状であるという。 LSDはスイスの製薬会社・サンドス社で開発され、現在、米国内の大学やロック会場等で無料配布されている。マスコミは、この『退廃的ライフスタイル』と『麻薬快楽主義』を殆ど24時間連続して宣伝し続けている。

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昔話でしたが、今も同じようなものでしょう。いや、もっとエスカレート中。

by oninomae | 2009-12-24 19:37 | バイオハザード・医療  

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