人類の生化学的な操作 by David Rothscum 2 女性の男性化と不妊化
人類の生化学的な操作 by David Rothscum 1
http://satehate.exblog.jp/13118210/ より続く
女性の男性化と不妊化
今日使用されている多くの製品は、1891年に最初に合成された化学物質ビスフェノールAを含んでいる。
それは1938年に、人間の体にホルモン的効果があることが発見されていた。 このゆえに、1930年代に、それは一つの合成エストロゲンとして使われた。
その後、その効果が知られた後、1950年代に(リンク切れ)それは現在多くの食品で使用されているプラスチック、ポリカーボネートの生産に使用され始めた。 (訳注:つまり1990年代の「環境ホルモン」騒動は、インサイダー以外に「ばれた」だけだった。例: Bisphenol-A: an estrogenic substance is released from polycarbonate flasks during autoclaving.)
その多くが内分泌系になんの効果も持たない何百というタイプのプラスチックがあるが、しかし、その業界はビスフェノールAの使用を主張した。 その女性への影響はよく知られている。
科学者たちは発見している。三回以上連続して流産を経験した女性たちは、正常に出産してきた女性に比べて、彼らの血液中に三倍高い濃度のビスフェノールAを持っていたと。
ラットでの研究はまた示してきた。ヒトが曝されている濃度において、ビスフェノールAが、メスの脳をオス化すると。それは、メスのマウスが典型的なオスのマウスの行動を示す結果をもたらした。
欧米世界で広く増加している一つの流行病は、多嚢胞性卵巣症候群[polycystic ovary syndrome: PCOS]である。
多嚢胞性卵巣症候群とは、多量の男性ホルモンにさらされた女性たちによって特徴付けられる一つの症候群であり、そしてその症状は、不妊、過度の体毛、頭部毛髪の喪失、肥満、そして声の質的変化を含むものである。
いかにこの問題が多発的であるかの見積もりは、世界的に見て女性の2〜20%の間で異なる。しかし、明確なことはその問題がビスフェノールAによって引き起こされているということである。PCOSの女性たちの体内のビスフェノールAの濃度は著しく高いことが、研究によって示されている。
すばらしき新世界で記述されたような子宮の中での女性の男性化と不妊化は、こうしてビスフェノールAを使用して効果的に実行され得るだろう。
ポリカーボネート、ビスフェノールAを浸出するプラスチックは、1955年にドイツとアメリカ合衆国で同時に開発された。それぞれ、ドイツではバイエル社、そして米国ではゼネラルエレクトリック社によって。
バイエル社の歴史は興味深いものである。 バイエル社は1951年のイーゲー・ファルベンの分割の結果であった。
イーゲー・ファルベンは、ナチ・ドイツがホロコーストの期間中ガス室で使用したチクロンBの製造会社であった。 もちろん、それがチクロンBを生産していた間イーゲー・ファルベンのために働いていた多くの人々は、イーゲー・ファルベン分割後バイエル社のために働き続けた。例えばフリッツ・テル・ミーア[Fritz ter Meer]は、1925年以来イーゲー・ファルベンの取締役会の一員であった。
彼は第二次世界大戦中に、アウシュビッツ中のイーゲー・ファルベン工場の建設を担当していた。そのアウシュビッツでは、約30 000人の奴隷労働者たちが死亡した。 1948年7月、ニュルンベルでのイーゲー・ファルベン裁判の中で、テル・ミーアは、奴隷化と略奪のゆえに、懲役7年を言い渡された。 1952年に釈放後、彼はすぐに再びバイヤー社のために働き始め、そして1955年に、彼はバイエル社の取締役となり、1年後、取締役会の会長に就任した。
いかにして誰であれ、このように故意に、人々を不妊化することができ、そして様々な他の健康への負の影響を有している危険な合成エストロゲンを含む製品を販売することができるのかという疑問は、かくして容易に答えが得られる: この製品を製造開始した同一の人々が、ナチ・ドイツがホロコーストで使ったチクロンBを製造していた。
いかにしてバイエル社とゼネラルエレクトリック社が、同時にこの製品を(思いつき)作り出し、そして販売取引契約をなすことができたのかという疑問は、アンソニー・サットンの本、『ウォール街とヒトラーの台頭』を使って説明することができる。
イーゲー・ファルベンと同様に、ゼネラル・エレクトリックは、ナチ・ドイツへの資金調達に尽力した。 インターナショナル・ゼネラル・エレクトリック社は、ヒトラーが権力の地位に昇るその初期に資金提供したドイツ・ゼネラル・エレクトリック(AEG)の筆頭株主(30%)であった。 AEGの取締役の何人かはまた、イーゲー・ファルベンの取締役でもあった。イーゲー・ファルベンとインターナショナル・ゼネラル・エレクトリック社はまた、同じ株主たちを有していた。
ウォーバーグのマンハッタン銀行とロックフェラーのチェース銀行はゼネラルエレクトリック社の多数の株式を持っていた。
サットンによると、ロックフェラー一族はまた、イーゲー・ファルベンと共に働いていたスタンダードオイルの支配的株式(25%)を保有していた。
イーゲー・ファルベンは、ウォーバーグ一族によっても同様に所有されコントロールされていた。 マックス・ウォーバーグは、1925年のその始まりから1938年まで、取締役会の一員であった。 彼の弟、ポール・ウォーバーグは、米国イーゲー・ファルベンの取締役会の一員で、それは独イーゲー・ファルベンによってコントロールされていた。
サットンは、その電気産業は一つのトラストへ転換されていたことを証明し、そして具体的に、その企業群はもはや特許で競合することはなかったと言及している。
10年後にバイエル社とゼネラルエレクトリック社が一緒に、今我々の食べ物や飲み物のパッケージに使用されているこの有毒なプラスチックを市場にもたらしたことは、何ら驚くべきことではない。
バイエル社がのちに、その会社が、利用可能な安全な代替物を持っている一方で、HIVで汚染された血液製剤を故意に生産・販売し続けた時、トラブル状態になったことに注意しておくことが重要である。
ビスフェノールAを禁止する可能性が高くなっているために、コカコーラ社はパニックとなり、社内メモをリークした。そのメモは、その会社が、彼らの「聖杯」の代弁者として「BPAの利点について国中を進んで話して回るだろう妊娠中の女性」の利用も含むだろう宣伝キャンペーンを計画していたことを示すものであった。
環境ワーキンググループによると、このキャンペーンは、特に貧困層や少数民族をターゲットにするものだろう。
そのリークされたメモをここに見いだすことができる。
http://www.ewg.org/files/BPA-Joint-Trade-Association.pdf
私は、ワクチン接種の利用を通して主として女性たちに対して実行された強制不妊化キャンペーンについて取り上げてきた。この主題についての詳細情報を参照するには、ここをクリック。
http://davidrothscum.blogspot.com/2009/06/is-procter-and-gamble-funding-mass.html
この参照記事の和訳は以下です。
その不妊化ワクチンの特許は、それが単に破傷風だけでなくポリオ等と共にでも使用し得ることを示している
http://satehate.exblog.jp/13097814/
以下も参照
免疫学的不妊化の基礎2 ホルモン-毒素複合体編
http://satehate.exblog.jp/12925696/
β-HCG入り破傷風ワクチンによる不妊化:フィリピンの事例
http://satehate.exblog.jp/12950382/ ほか
続く
元記事は
The biochemical manipulation of humanity David Rothscum Wednesday, July 22, 2009
http://davidrothscum.blogspot.com/2009/07/biochemical-manipulation-of-humanity.html (和訳その2)
参照
カナダ ビスフェノールA入り哺乳瓶禁止へ 米国でも癌等との関連を認める報告書 農業情報研究所(WAPIC) 08.4.21
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/chemical/08042101.htm
カナダの保健省と環境省が4月18日、カナダはビスフェノールA(BPA)のリスク・アセスメントを完了した世界最初の国になった、これを含むポリカーボネート哺乳瓶の輸入・販売・広告を禁止すべきかどうかについて、4月19日から60日間のパブリック・コメントを始めると発表した。
Government of Canada Takes Action on Another Chemical of Concern: Bisphenol A,08.4.18
http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/nr-cp/2008/2008_59_e.html
クレメント保健相は、「カナダは、2006年12月8日に首相が発表した”化学物質管理計画”の名で知られる新たなイニシアティブの結果として、懸念される多数の化学物質に関するリスク・アセスメントを実行する世界最初の国になった。家族、カナダ人、我々の環境が有害であり得る化学物質に暴露されないように保証するのが我々の責任であると信じるがために、直ちにBPAに対する措置を取った」と言う。
保健省のBPAのスクリーニング・アセスメントは、主に新生児と18ヵ月齢までの乳幼児への影響に焦点を当てたが、全年齢のカナダ人の健康リスクも考慮された。
新生児と乳幼児の主要暴露源は、高温に曝されているポリカーボネート哺乳瓶の使用と、缶から乳幼児食へのBPAの移動を通してであると決定された。このアセスメントで、科学者は、新生児と乳幼児への暴露はリスクを呈する可能性のあるレベルよりも低いが、暴露と影響の間のギャップは十分に大きくはないと結論した。
慎重であるべきカナダ政府は、ポリカーボネート哺乳瓶禁止、缶詰乳幼児食へのBPAの厳格な移動目標値の開発、産業と共同しての代替食品包装と行動基準の開発、カナダ環境保護法の下での毒物指定など、多くの措置によって乳幼児と新生児のBPA暴露を減らすことを提案するという。
環境省科学者は、低レベルのBPAが魚や水生生物に危害を与え得ることを発見した。そして、現在、廃水や汚泥処理工場でBPAが発見できる。ベアード環境相は、BPAによる汚染から環境を護るために州や関係者と共同、その安全な使用と処理を確保するために必要な措置を取ると言う。
なお、このアセスメントの結果によると、いくつかの動物実験は、非常に若い動物がBPAに暴露されると、低レベルの暴露で神経発達と行動に影響があり得ることを示唆している。しかし、保健省科学者は、乳癌、前立腺癌、肥満とBPAの関連は実証されていないと考えている。しかし、国内・国際科学界でそのような見方が出ているから、すべての新たば科学的証拠の評価を続けるという。
Questions and Answers on Bisphenol A
http://www.chemicalsubstanceschimiques.gc.ca/challenge-defi/bisphenol-a_e.html
BPAについては、米国の国家毒性学プログラムも4月15日、癌やその他の深刻な障害を引き起こすかもしれないという懸念を初めて認める報告案を発表した。国立保健研究所の一オフィスにすぎないこのプログラムにBPAを規制する権限はないが、その知見は食品医薬局(FDA)や環境保護庁(EPA)によって使われる。公衆衛生運動家からは、この報告が政府をBPA禁止、少なくとも乳児製品中のBPAの禁止に駆り立てるという声が上がっている。
U.S. Cites Fears on Chemical In Plastics,The Washington Post,4.16
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/04/15/AR2008041501753.html?wpisrc=newsletter
ニューヨーク・タイムズ紙によると、こうした政府の規制を待つことなく、大手小売企業が既に動き出している。ウォルマートやシアーズのカナダ店を含むカナダの主要小売業者の大部分が、食品関連BPA製品の店頭からの撤去に走っている。同国最大のドラッグチェーンであるショッパー・ドラッグ・マートも4月11日、1080の店舗からBPA製品を撤去する措置を取ったという。
Canada Takes Steps to Ban Most Plastic Baby Bottles,The New York Times,4.19
http://www.nytimes.com/2008/04/19/business/worldbusiness/19plastic.html?_r=1&ref=health&oref=slogin
このままだと、日本だけが世界の動きから取り残されそうだ。
カナダ ビスフェノールAを毒物指定 by 農業情報研究所
http://satehate.exblog.jp/9991618/
「ビスフェノールA」脳の神経組織に悪影響…サルで証明 2008-09-07
http://bioinformatics.blog7.fc2.com/blog-entry-207.html
YOMIURI ONLINEより
プラスチック製の食器などから溶け出す化学物質ビスフェノールA(BPA)によって、脳の神経組織の形成が妨げられることが、サルを使った米エール大などの実験で分かった。
ネズミでは知られていた現象だが、内分泌や脳の構造が異なる人間でも起きるのかどうか、安全性をめぐる議論の焦点となっていた。
異常が現れたのは、記憶や学習をつかさどる海馬などの、「スパイン」とよばれる構造。体内のホルモン「エストラジオール」の働きで形成が促進され、神経細胞同士の信号のやり取りに重要な役割を果たす。ところが、アフリカミドリザルにBPAを4週間与え続けた結果、エストラジオールの働きが妨げられ、領域によってはスパインの数が半分以下に減少した。
霊長類への影響を初確認したことで、研究チームは「うつ病などの気分障害にもつながる可能性があり、医療機器や食器などへのBPA使用について懸念が増した」と指摘している。
実験では、アフリカミドリザルの背中にポンプを埋め込み、1日に体重1キロ当たり50マイクロ・グラムのBPAを体内へ送り込んだ。日本など世界各国で、同じ量のBPAが、毎日摂取しても問題がない基準値とされている。
by oninomae | 2009-12-03 21:06 | バイオハザード・医療