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米国は「クラウン」の金融植民地である  By Henry Makow Ph.D.


米国は「クラウン」の金融植民地である  By Henry Makow Ph.D.   July 4, 2005

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この七月と八月、私は過去記事のなかから基礎的は記事を改訂し再投稿していきます。 今回のものは、もともと二〇〇四年五月に掲載した「裏付け証明!世界政府は銀行家の策略である。」 です。

独立記念日に、米国は少なくとも一〇〇年間、英国の金融植民地であったことを思い出すのは酔いも覚めるようなことである。 このことは、 「E・M・ハウス大佐の報告書」によって確認される。それは一九一九年六月一〇日付の、そういった表現で米国を描写した冷然とした一〇ページの「進捗状況報告書」 である。

その著者は、エドワード・マンデル・ハウス[ Edward Mandell House]大佐 [1858-1938)で、ウッドロー・ウィルソン政権の間、密かに米国の国政を指示監督したロスチャイルドの代理人であった。 ハウス大佐は、ウィルソンの友人かつ「第二の自我(分身)」として知られている。(彼には従軍経験はなく、「大佐」という表現は単に肩書きだけのものだった。)

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その報告書は英国首相デビッド・ロイド・ジョージ[David Lloyd George, 1863-1945]宛で、彼の出世は、世界シオニスト機構のための法律家としてなされたものであった。

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その報告書は、「クラウンの支配への米国植民地の平和的復帰」準備におけるハウス大佐の進捗状況を詳述している。

国際連盟は、英国の覇権のための見せかけだった。「クラウン」とは、ロンドンを拠点とする国際銀行家たちと彼らの貴族階級同盟者たちの覇権を意味する。

ハウスは書いている: 「我々はこの計画を平和条約に包み隠した。その結果、世界は我々からその連盟を受け入れるかさもなくば戦争継続かを受け入れねばならない。 その連盟は、実質的に我々の他の植民地と同じ根拠に基づいて認められた米国を伴う帝国である 」 (強調は著者)


その報告書は米国人に対する軽蔑がにじみ出ている。

「この国の単純な民たちは、根深く不治の英雄崇拝者たちである。」とハウス大佐は説明する。

彼らの「漠然とした願望」を表現するあるスローガンを持つ一人の男が彼らを簡単に操作できる。 その後、彼らはそのスローガン作者が何をなそうと信頼するだろう。

[ウッドロウ・]ウィルソンはこの信頼を獲得してきた。そして、このことは「我々にとっての彼の並外れた有用性」を明らかにする。

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共和党のジェイコブ・ソーケルソン[Jacob Thorkelson, 1876-1945]議員が、一九三九年一〇月、そのハウス報告書を議会に紹介し、そしてそれは連邦議会議事録(一九三九年一〇月一三日、 pp.598 - 604)として公刊された 。 それを削除する試みは阻止された。 完全なテキストはオンラインで入手できる


「クラウン」

英国の銀行家たちは、米国では、テディ(セオドア)・ルーズベルト政権(1901-1909)中に、米合衆国を乗っ取った。そのとき、ロスチャイルドのフロントであるJP・モルガン単独で、アメリカのビジネスの二五%をコントロールしていた。

「クラウン」とは、イングランド銀行の所有者を指す。 彼らの正体は、公然の秘密である。

E・C・クヌースによれば、 その「国際金融寡頭制は、その権力の象徴として寓意的な「クラウン(王冠)」を用い、そしてその司令本部は古代からのロンドン市にある・・・その巨大なイングランド銀行は、一つの私的に所有された機関であり・・・英国議会の規制に服従せず、そしてそれは事実上、一つの最高世界権力である。」 (シティの帝国[The Empire of the City], p. 59)

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ハウス大佐は続けている:その「アメリカ植民地の平和的な回帰」は、「主要な支配的な一族たちの有力なグループの同意」を得てはじめて成し遂げることが出来る。」

ハウス大佐は、いかにこれらの階級が「英国の」指導を受け入れるように教えられるかを物語っている。 彼は、いかに大学と報道機関に、[英国生まれ」あるいはカナダ人たちが配属されているか詳述する。

「赤十字社、スカウト運動、YMCA 、教会、そして他の人道的、宗教的、準宗教団体、を通じて、我々は、英語を話す世界の団結のアイデアを強化する国際的な努力への雰囲気を醸成してきた。」  海外クラブ、奉仕クラブ、そして戦争慈善活動は、「我々が、その国のすべてのセクションと階級に浸透することを可能にする。」

我々は「すべてのアメリカの新聞を、非アメリカ世界から、あたかも彼らがもう一つの半球にどころか別の惑星にいるかのように孤立させた状態に保つ。AP通信や、ハーストを除く他の世界的取材報道機関によるこの実現は、彼らが提供する新聞に我々主張のみを提示する上で大いに役だった。」

彼は、こう自慢する。合衆国が「まだ独立の表面的な外見を保っている一方で」、クラウンに対する関係に置いては他の植民地と同等である。 「ウィルソン大統領は、海軍拡大計画を取り消し、我々に忠実に海上での指揮統御を譲歩しなかったろうか? 」

彼はこうも自慢する。「アングロアメリカン同盟」が「比類のない世界の金融家」となった。」

彼は「我々の財務代理人ピアモント・モルガン社」を「この国を戦争にその戦争(第一次世界大戦)に導いた」と祝福している。 

彼らは、広告を通じて、「新聞政策に広範な影響力」を行使する。そして、日本に、米国と競合するための艦隊を建造する目的で二億ドルを貸し出した。 (米合衆国がよりいっそう英国に依存するようにである。)

ハウス大佐は自慢する。「クラウン」は合衆国から戦争のために貸し付けられたマネーを、カリフォルニア、メキシコ、中南米の油田を買収するために使ったと。

「その戦争は、我々を世界の原材料の大部分の管理人にした・・・[我々は]今や、世界の油田と、その結果、世界の輸送と産業を大半コントロールしている。」


国際連盟という策略

現在緊急を要する問題は、「この植民地からその危険な主権をクラウンの管理下へ移すことである。我々は、手短に言えば、いまやアメリカを帝国内に至らせる必要がある。」

その最初のステップは、ウィルソンの国際連盟への計画であった。「それは我々が彼のために準備した。」

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「いかなる急激な変化も、無知なアメリカの大衆を驚愕させ、彼らをしてそれに反対する行動に奮起させるかも知れない。そして我々に対してもである。我々の最善の政策は、それゆえに、ウィルソン大統領をその連盟の初代総裁に任命することであろう・・・彼は、彼らの独立を連盟に譲り渡すこととはほど遠く、彼らは実際それによって彼らの主権を拡張していると、[アメリカ人たちを]満足させることができるだろう・・・」

愛国者法の予兆であるかのように、ハウス大佐は言っている。ウッドロー・ウィルソン「だけが、司法的に解釈・判断される反ボルシェビキ法を生み出すことができ、それが、アメリカ人たちは再度その独立を宣言すべきであると主張するに十分なほど愚かかもしれないいかなるアメリカ人に対しても適用される適切な罰則処置を可能にするだろう。」

ハウス大佐は、どのようにウィルソンが通達され操作されねばならないか、非常に詳細に述べている。 多くの人々が、他の誰かがこの報告書を書いたと思っているが、これほどウィルソンを熟知していたのはエドワード・マンデル・ハウスのみであった。 例えば彼は言う。ウィルソンは「容易に侮辱を感じ、また並外れて復讐心が強い。」 新しい英国大使は、「ウィルソン崇拝者」で、「大統領に対して侍従たる紳士」でなければならない。 彼は、ウィルソンがすでに贈られた贈答品の一覧も記している。

「我々の全ての思考システムのコントロール」が稼働中である。

ハウス大佐は、国際連盟の最初のセッションをワシントンで開催することを提案する。

「このことは、これらの単純な人々に、彼らが連盟であり、そしてその権力は彼らに属すると確信させるだろう。」

彼は、「それによって群衆が、彼らの地方を越える幾多の問題について考えるいかなる試みからも気を逸らされるかも知れない一連の見せ物」を推奨する。 

「俗物のためのこれらの娯楽を待ち受ける一方で、我々は、連盟のすばらしさについて、彼らをひっきりなしに教育・指導する。その賞賛は我々の報道機関によって鳴り響き、我々の大学の学長たちによって宣言され、我々の教授たちによって公言される。我々の執筆者、作家、そして講師たちは、その選択された美徳を分析する・・・我々は連盟のために(に賛成する)八〇〇〇名の宣伝者の協力を得てきた。我々は、世界の普遍的平和の幕開けとして、連盟の誕生を告げるために、国際および国内の会合、委員会、会議、召集、協議会大会、評議会・・・を、組織化してきた。」

「農業家、銀行家、ブローカー、会計士、化学者、そしてびその他すべての組織化された専門職業的、ビジネス的、金融的、あるいは社会的圧力を及ぼすことが可能なグループが、平和、進歩、そして繁栄の名の下に連盟を支持するために会合している・・・我々の映画会社は、時代を画する映画を準備している・・・」

「手短に言えば、我々の全思想統制システムは、間断なく、疲れを知らず、情け容赦なく、連盟の採択可決を確実にするために働いている。そして、それは採択されるだろう。なぜなら、ビジネスは平和を望み、公正なものは盟約に抵抗できず、そして政治家は、後援者の利益誘導目的のためにシャドウ・ボクシング(牽制攻撃)を行った後、その奔放さと故意の運命が彼らを追いかけてこないように勇敢に譲歩するだろう。」


結論

ハウス報告書は、グローバル化と、国際連合の背後にある現実を明かした。

もし我々が、国家主権を転覆打倒し、人類を罠に落とそうとするある長期的な陰謀の証拠を必要とするのなら、これがそうだ。


共和党上院議員たちの勇敢な反対のおかげで、一九一九年一一月一九日、合衆国は講和条約とともに国際連盟を拒否した。その企みは一時的にくじかれた。 しかし、英国の銀行家たちの世界専制を押しつけるための秘密キャンペーンは、衰えていない

彼らはヒトラーに融資し、大恐慌と第二次世界大戦を工作した。 国際連盟は国連(同盟国)として一九四五年に復活させられ、そして「冷戦」詐欺が始まった。

今や、我々は9.11と「テロとの戦争」詐欺を有している。 多くの者たちが、我々は「第三次世界大戦」の初期段階にあると信じている。

新世界秩序、世界政府、そしてグローバル化は、すべて英帝国主義の延長である。それはそれ自身、中央銀行家たちとその手先たちの金融覇権の発現である。 社会のすべての部分は、国連の美徳によってプロパガンダされ続けている。

国家機関は転覆・堕落させられている。 マスコミや教育はコントロールされ続けている。 政治家たちは表看板である。 アメリカ人たちは、そのご主人である「クラウン」のために「新世界秩序」を建設するのを助けている。

ハウス大佐の言葉では、アメリカ人たちは、「王座の足下に伏して嘆願」せねばならない海外移住民となるであろう。

油田のコントロールへの言及は、石油は世界支配のためのまず第一の道具であることを示唆している。 世界専制の最終段階は、中東石油の完全なコントロールを得ることを含んでいる。 これは、イラク戦争を説明し、そしてイランへの侵略の前兆となる。

その脅威は、厳密には「ユダヤ人の」として性格付けることは出来ない。 ロスチャイルド一族は、この点を黙秘状態にするために、世界の金融、文化、そして政治的エリートたちから一定の協力を得てきた。[基本的に協力とは、承認の代価である。

レミングのように、欧米のエリートたちは文明への死の願望を抱いてきた。

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Related, my " The Jewish Conspiracy is British Imperialism."

この和訳は、

「ユダヤ人の」陰謀は英帝国主義である by Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/11972776/


元記事は

The U.S. is a "Crown" Financial Colony  By Henry Makow Ph.D.  July 4, 2005
http://www.henrymakow.com/001020.html


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Philip Dru Administrator : a Story of Tomorrow 1920 - 1935 by House
http://www.gutenberg.org/etext/6711


以下も参照

ユダヤ資本の帝国主義 by Henry Makow Ph.D.
http://satehate.exblog.jp/12030247/

「民間が所有する中央銀行」より 地球上でもっとも巨大なトラストを創設する法律 by ユースタス・マリンズ
http://satehate.exblog.jp/8417088

CFR創立の時代背景 by 馬野周二
http://satehate.exblog.jp/11261611/

国際的な銀行家によって支援されたボルシェヴィキ革命 by G・アレン&L・エブラハム 2
http://satehate.exblog.jp/11201485/

アメリ力はソ連の助産婦といわれるのは何故か by モルデカイ・モーゼ
http://satehate.exblog.jp/10685908/

慈善事業を隠れ蓑にするペテン財団の全犯歴より フーヴァー 1 by ユースタス・マリンズ
http://satehate.exblog.jp/8298933/

愛国的女性イーデス・キャヴェルが射殺されたほんとうの理由 by ユースタス・マリンズ
http://satehate.exblog.jp/9071374/

by oninomae | 2009-08-19 19:17 | イルミナティ  

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