人気ブログランキング | 話題のタグを見る

二つの極秘文書 by ゲイリー・グラム


【付録C】

二つの極秘文書

以下の長い引用文は、コールドスプリングハーバーの内部文書と政府諜報機関の報告である。最初の引用は、どうやら知識の豊富な研究者が、最近赴任してきた人物--おそらく、上司にあたる人--に研究所の仕事に早く慣れることができるように書いた「簡潔な報告書」らしい。科学者から科学者に向けて書かれた文書だと推定される。明らかに、書き手も読み手も複雑な科学用語に精通している。

もし、あなたにウイルス学や分子生物学の知識がなければ、この文書は非常に難解である。しかし、読むだけの価値はある。よく読んで意味を噛みしめ、再読して理解を深めれば、何が書かれているかが徐々に明らかになってくることだろう。空気に触れてしだいに現像されていく旧式のポラロイド写真のように、初めは真っ白でも、やがておぼろげながら輪郭が浮かび上がってくる。それが何を意味するのか(あるいは、この場合、何を意味しないのか)を明確に把握できるようになるだろう

二つ目の文書は、私がその一部をすでにXIII章で引用した極秘報告であるが、何を言わんとしているかは読めばすぐわかる。

*

[文書1] コールドスプリングハーバーで交換されたもの

バンとコプロウスキーが行なったハツカネズミのマクロファージを使った実験で、成体のハツカネズミにとって致命的な、肝炎ウイルスの複製能力に影響を与える因子が発見された。ウィルスの増殖を助けるハツカネズミの腹膜のマクロファージが何匹かのネズミに認められたが、耐性のあるハツカネズミには認められなかった。つまり、耐性遺伝子はF2を通して次の世代に受け継がれ、ウイルスの複製を助ける能力とウイルスの複製を助けるマクロファージの能力は類似していることが示唆された。類人猿に由来する西ナイル、黄熱といったウイルス(Bグループ)も同様な傾向を示している。

この目的のため、特にわれわれが関心をもっているのは免疫適格細胞に発現する遺伝因子である。つまり、免疫適格細胞が、感染に対してどの程度抵抗力をもち、感染の広がりを防ぎ、腫瘍の増殖を抑えることができるかについてである。

他のグループの研究結果は、A・F・ムーラットの「人の血液の分配と多形性現象」という論文と一致している。われわれは、免疫の重要性を特徴とする地理的分布と特定の病気に対する抵抗力には相関関係が見られることを発見した。ダッフィ式血液型のFy対立遺伝子は、黒人にはよく見られるが、白人にはほとんど見られないといってもよい。

軍関連研究施設では、世界のあらゆる場所の微生物環境を調査しており、われわれの研究所と同様、各国各地域から集めたウイルスや細菌が保管されている。彼らも、常に新しい種類の微生物を加えており、その目的は感染率と感染方法を知ることである。当然、こうした調査は人々の関心を集めないように行なわなければならない。一九五一年以後発生したことのないインフルエンザウイルスが一九七七年に突然発生したために、同年の大流行が起こったことがわかっている。この流行は、軍用研究施設の実験の結果引き起こされた可能性があり、おそらくそれが原因だったのだろう[注1]。

世界保健機関および国際免疫学連合[International Union of Immunological Societies: IUIS]の組織適合性研究グループは研究を数多く行なっている。これらの研究では、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)の構造を詳しく解明し、その非常に多彩な遺伝子の変化を調べており、その結果、特殊なMHCタイプの人間を選択的に襲うウイルスが存在することが示唆された[注2]。

コールドスプリングハーバーではこれらの糖たんぱく分子を研究し、なぜ糖たんぱくが免疫-認識機構で重要な役割を果たし、体内に侵入した異物に反応するうえで大切かを調べた。まだ限られた数の参加者しかいないが、研究者が国際的な交流によって協力し合うユニークな試みによって、人種と地理的な条件に関する多数の情報が得られた。標準的なHL-A血清パターンをもつリンパ球の反応が白人の細胞と顕著に違うことが、これまでのニューギニアの研究で判明した。

現在、この研究をさらに大きなスケールで進めていくことが計画されており、十年から十二年のうちに世界的オリエンテーションの一環として結果がわかることだろう。組織適合性抗原研究の先駆者、パリ大学のJ・ドーセらが先頭に立ってこの研究に取り組むことになっている。

一九七二年フランスのエビアンで開かれた会議で聞いた話によれば、民族によってHLA抗原の出現率や定義に大きな違いがある[注3]。

[注1] 一九七七年のインフルエンザの流行を覚えているだろうか?事態は非常に深刻で全国的なニュースとして毎日のように報道された。この流行も化学細菌兵器研究所のしわざだといったら、あまりにも突拍子もない話だと笑い飛ばされるだろうか? コールドスプリングハーバーの関係者でなければ嘘だと思ってもしかたがない。しかし、連中はそれが真相だということを知っている。

[注2] MHCは遺伝子暗号によつて配列した糖たんぱく分子で、免疫細胞であるT細胞の表面に存在する。

[注3] この情報一つをとっても、サミュエル・エヴァンスが黒人や有色人種を襲うエイズウイルスがつくられたのは政府の責任だと議会で追及した理由がうなずけるだろう。
  
この文書を書いた人物は「十年か十二年後には」組織適合性(HLA)研究が広く世界に行き渡るだろうと信じていたが、それは正しかった。人種、地理的条件によるウイルス感受性の分布に関する詳細な研究がいくつか発表されている。



[文書2] 約十年前(引用注:1984年頃)、政府の秘密諜報部員によるもの

現在、MHCタイプの国際的研究が世界規模で行なわれており、なかでも特に集中的に研究されているのは、マクロファージの感染予防における働きである。とりわけ関心を集めているのは、ある種のウイルスがマクロファージに取り込まれやすい理由の解明である。コールドスプリングハーバーでの研究の趣旨は、マクロファージを使ってエイズウイルスを体内にまき散らし、感染を行き渡らせる方法を発見することである。

MHC-HLS研究を行なう施設数がかなり増えたために必要となる資金は、一九〇四年に開設された優生学記録所に資金を提供した人々の子孫からの寄付によってまかなわれる資金提供者たちにとって分子生物学は、一九〇四年に始まった優生学の延長線上にあり、コールドスプリングハーバーは、微生物学者たちが行なってきた詳細で複雑な研究をさらに進め、ウイルス感染症に対する抵抗力や感染しやすい民族的な差異についてを解明しようとしている。 

一九八六年、王立癌研究所のW・ボドマー教授を招いて、コールドスプリングハーバーで再び会合が開かれた。オックスフォード出身の世界的遺伝学者、ボドマー教授は、「ホモサピエンスの分子生物学」と題した講演を行なった。密室で何人かの代表者が、人口爆発は世界の安定にとって最も大きな脅威となっているという意見を述べた。これは、一九八二年にコールドスプリングハーバーで開かれた会議でジュリアン・ハクスレー卿[Sir Julian Sorell Huxley, 1887-1975]の述べた言葉--「世界人口の増加は最も危険な問題であり、遺伝子の質的な低下をなんとしても防がねばならない」--と同じ響きをもっている。

ボドマー博士は講演を次のように始めた。「正常な人間の顔貌、性格、知力の違いを分析することは人間の遺伝子学における真のチャレンジの一つであることは疑いありません。現在、多様な形態をもつDNAマーカーが登場し、方法も確立されています。現在のDNAテクノロジーを使えば、顔貌や行動面の特徴をコントロールしている遺伝子が、実際どのように関連し合っているかを解明できる日がくることでしょう。・・・人間のゲノムシークエンスを完全に知ることには深い意味があります。疾病の分析、予防、治療にとってだけでなく、正常範囲のばらつきをより深く理解することにおいても重要です。それらを理解することによって、うまくいけば、大きな社会間題を解決する糸口を見つけることもできるでしょう

密室でボドマーが聴衆に向かって語りかけたかったことは、次のような意味にほかならない。最も「大きな社会問題」の一つは、「好ましくない」人々が増えることによる世界の人口過剰であり、緊急に黒人国家の人口爆発に歯止めをかけ、増加を完全に抑制して、黒人人口を劇的に減少させる必要があるということだ。ボドマーの発言の概要とその趣旨は、遺伝子工学によってつくりだされたレトロウイルスだけがわれわれの求める目的を達成するための希望の光なのだという印象を聴衆に与えたことは疑いない。



ゲイリー・グラム 暴露 エイズウイルスは細菌兵器だった(原著 1994) 巻末資料 付録C p233-238 より

二つの極秘文書 by ゲイリー・グラム_c0139575_16414042.jpg



++

こんなことくらい、いいかげん日本でも常識にならないと・・・


おまけ

第14回国際免疫学会議  2010年8月22日(日)〜27日(金) 神戸ポートピアホテル、神戸国際会議場、神戸国際展示場
http://www.ici2010.org/jp/index.html




蛇足: 1904年には、CFRもソ連も国連もイスラエルもないわけだ。それでは? 

「資金提供」できるイルミナティ銀行家エリート抜きで歴史は語れないのでは?




二つの極秘文書 by ゲイリー・グラム_c0139575_17244132.jpg


二つの極秘文書 by ゲイリー・グラム_c0139575_17395197.jpg


二つの極秘文書 by ゲイリー・グラム_c0139575_1740129.jpg


二つの極秘文書 by ゲイリー・グラム_c0139575_1741736.jpg


二つの極秘文書 by ゲイリー・グラム_c0139575_1746259.jpg


二つの極秘文書 by ゲイリー・グラム_c0139575_174715100.jpg

by oninomae | 2009-07-12 16:47 | バイオハザード・医療  

<< 銀行家たちは、我々が隷従するこ... 2009年冬、日本人を大量殺戮... >>