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治療法の研究者には強大な圧力がかかる by ドナルド・S・マッカルバニー

圧力に曝されるニコルソン夫妻

治療法の研究者には強大な圧力がかかる


ガース、ナンシー・ニコルソン[Garth & Nancy Nicholson]博士夫妻は、彼らを封じ込め、湾岸戦争疾病群(GWI)およびマイコプラズマ・ファーメンタンス(仮称)に関する仕事を中断させようとする、高所よりの大変な圧力を受けている。ガース・ニコルソン博士は、『我々はウォーターゲート以来最も汚い議論と陰蔽を発見してきた。この事件から見るとウォーターゲート事件は茶番劇に見える』と語った。また博士は、『米国政府は、我々が発見した内容を公表するのを妨害してきた。一九九五年の米国医学協会誌(JAMA)に掲載した短い論文が唯一公表できたものであった』と語った。しかしこの状況は明らかに変わりつつある。ガース・ニコルソン博士は六件のじっくりと見直したGWIに関する論文を、昨年の医学雑誌で公表できた。

『湾岸戦争における健康問題に取り組みだして以来、我々はGWIに関する仕事を継続することを妨げようとする多くの企てに出会った。論文や雑誌記事での公表を妨害され、補助金申請を干渉され、また、殆どの手紙、電話、ファックスは妨害や盗聴を受けた』 とガース・ニコルソン博士は説明している。

スポットライト誌との長いインタビューの中でナンシー・ニコルソン博士は、 『私たちの努力は、現または元政府高官と生物化学兵器を開発している企業との癒着によって妨害されていると確信している』と話した。彼女は特に、前大統領ジョージ・W・ブッシュ[George Herbert Walker Bush, b.1924]、前国務長官ジェームズ・A・ベイカーⅢ世[James Addison Baker, III, b.1930]、現[1995.5.10-1995.12.15]CIA長官ジョン・ドイッチ[John Mark Deutch, b.1938]の名前をあげている。

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また、ガース・ニコルソン博士も、『ジョージ・A・ベイカーⅢ世の親しい友人である、私の研究所、即ちヒューストンのテキサス大学医学部アンダーソン・ガンセンターの行政官たちも、科学者としての私の信用を落とそうとし、またGWIに関する我々の仕事を行政的に妨害しようとしてきた。さらに彼らは、学問の自由の名のもとに私たちを守ろうとして来てくれた同僚の学者たちにも攻撃を仕掛けてきた』と話した。

『例えば』と彼は続けた。 『研究所の所長と四人の副所長との会議に私を呼び出し、疾病兵たちのデータの収集およびGWIの研究に必要な材料・設備を我々が使用することを妨害または制限しようとした。彼らはまた、研究内容の見直しを行う行政指定の特別委員会を最初に経なければ、我々の研究に関するいかなる専門的、公的討論会にも私は出席できないと指示した。このような戦術が使用されたのは、私の研究所の歴史上初めてのことであった。これは明らかに学問の自由の甚だしい歪曲であり、我々の研究の継続と、その内容の公的討論を妨害する露骨な企みであった。この極めて異常な事件の原因はおそらく、前大統領ブッシュと前国務長官ジェームズ・ベーカーⅢ世が、そしてテキサス大学医学部アンダーソン・ガンセンター所長も同様に、違法な生物兵器を販売していると私が強く疑っている地方のバイオテクノロジーの会社に財政的利権を持っているということによると思われる。イラクに販売されたそれらの兵器は、その後湾岸戦争において我々の兵士たちに対して使用された。

【編註:一九九六年八月九日にガース・ニコルソン博士が本紙の編集者に語ったところによると、ニコルソン博士夫妻が長年勤務していたヒューストンのテキサス大学医学部アンダーソン・ガンセンター[The University of Texas M. D. Anderson Cancer Center]は、生物兵器の研究と実験に一九七〇年代より直接的に携わってきた。そしてガース・ニコルソン博士は最近、アンダーソン・ガンセンターがまさにマイコプラズマ・ファーメンタンス(仮称)の生物兵器としての研究を行ってきたことを発見したという。このことがニコルソン夫妻がアンダーソン・ガンセンターを追放されたもう一つの強い理由と考えられる】

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加えて、病院の我々のところに武装した国防情報庁[DIA:Defense Intelligence Agency]の職員たちが訪れ、研究を継続しないよう警告した。彼らはアンダーソン・ガンセンターに立ち入り、行政部門に、我々夫婦にGWIに関する研究継続を許可しないよう、またその内容を公表することを許可しないよう脅迫した

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【編註:学問の自由と、米国憲法修正第一条項「言論の自由」は一体どうなってしまったのか?】

湾岸戦争疾病群に罹病した多くの復員軍人たちを治療してきた、元米国環境医学学会会長チャールズ・ヒンショー博士は最近次のように述べている。 『GWIの研究当初よりニコルソン博士が政府および学術界からの圧力に曝されてきたのを、私は見てきた。しかし彼の衝撃的な発見は速やかに研究されなくてはならない。彼は米国における最高の癌研究者の一人であり、私は彼をずっと支持している』  

【編註:一九九六年七月、ガース、ナンシー・ニコルソン博士夫妻はテキサス大学医学部アンダーソン病院を追放され、本記事を書いている時にはカリフォルニア州アーヴィンの分子医学研究所に移動を始めていた。 従って、ニコルソン夫妻による湾岸戦争復員軍人たちの血液調査はしばらくの間中断させられた。GWIに関して圧力をかけられている医者はニコルソン夫妻だけではない。GWIは討論し、その存在を認め、そして治療することが「政治的に不適当な病気」になっている。ニコルソン夫妻およびジョイス・ライリーによれば、GWIの治療を行いその場所が知られるようになった米国中の医者は、疾病群の治療を全て止めるよう高所から圧力を受けている。このようなことに、読者は憤りを覚えないだろうか? 】


ドナルド・S・マッカルバニー 湾岸戦争は人類大虐殺ホロコーストの実験だった 六章 死の病に苦しむ復員軍人を見捨てた米国政府 p186-190より

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ネット版和訳原文: 090301GWI03  湾岸戦争疾病群(GWI)とその隠蔽(第4章)
http://www5f.biglobe.ne.jp/~shishoukaku/090301gwi/gwi04conceal.html


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by oninomae | 2009-05-12 00:00 | バイオハザード・医療  

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