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キャロル・キグリー博士が世界の秘密権力構造を題材にした本を書く by W・クレオン・スクーセン

キャロル・キグリー博士が世界の秘密権力構造を題材にした本を書く

キャロル・キグリー[Carroll Quigley, 1910–1977]博士はジョージタウン大学[Georgetown University、1789年1月23日ジョン・キャロル大司教によって創設された。アメリカ合衆国におけるカトリック教会及び、イエズス会創設の大学としては、最古の歴史を持つ。ジョージタウン大学は、イエズス会大学協会en:Association of Jesuit Colleges and Universitiesの所属機関であり、ジョージタウン大学学長及び理事会と一体化している]の外交学科歴史学教授である。
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それ以前にプリンストンやハーバードで教えていた博士は、フランス、イタリア、英国の歴史文書を研究している。彼は著名なテキスト『文明の進化(Evolution of Civilizations)』の著者でもある。

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一三〇〇ぺージに及ぶ『悲劇と希望』の執筆を決心したとき、キグリー博士は世界で最高の極秘事項を暴露することになるということを自覚していたはずだ。
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エリートの「当事者」の一人である博士は、この権力構造のあらましも、その指導者たちが抱く世界制覇の野心も知っていた。さらに、著作を読めば、博士がそうした「ネットワーク」の目標や目的を好意的に見守っていることがよくわかる。

しかし、それにつけても、こうした世界的な陰謀の存在を明らかにして極秘活動の多くを暴露しようとしたのはなぜか?世界制覇をたくらむ巨大な権力ネットワークの存在を暴露すれば、その犠牲者とおぼしき何千万人もが必死に抵抗することは必定である。では、キグリー博士はなぜこの本を書いたのか?

博士の回答は随所に見られるが、九七九~九八〇ぺージがその白眉といえる。事実、博士はこう語る。「少数の人間が潮の流れを戻そうとしても手遅れである」

博士は、親切心から、自分の首にかけられている縄に抗うなと人々に警告しているのだ。もし抗えばきっと自分の首を絞めることになる。逆に、みんながうすうす感じている底知れぬ圧力と折り合いをつけられれば、人間がつくり出す平和と繁栄の千年王国でのうのうと暮らしていけるはずだ。著書をつうじてキグリー博士は、善意にあふれている舞台裏の黒幕が信用に足ると私たちに保証している。 彼らこそ世界の「希望」である。彼らに抗う人々はみな「悲劇」である。これが著書のタイトルのいわれである

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自分にこの著書を書くにふさわしい資格があることを納得してもらうために、キグリー博士はこう語る。

私がこのネットワークの活動に通暁しているのは、二〇年におよぶ調査の賜物であり、一九六〇年代初頭の二年間、彼らの極秘文書や記録を調査する許可をもらったからである。私はネットワーク自体もその目的のほとんども嫌いではないし、ながらくネットワークの中核メンバーやその手先と関わってきた私は昔も今も、彼らの方針に反対している。しかし、意見の食い違いはネットワークが闇の存在でいたいと願ういっぽうで、歴史上きわめて重要な役割を果たしているのだから存在を公にすべきであると私が思い込んでいることくらいのものだ〉(九五〇ぺージ、強調は筆者)

キグリー博士の『悲劇と希望』を読めば、彼のプライドを随所に発見できるだろう。博士は自分が「内部の人間」であるばかりか、その中の知的エリートメンバーでもあると自負している。世界制覇を狙う権力はいまや覆される恐れがないほど堅牢な態勢を整えているので、彼らが本性を現わしても安全だと博士は感じている。博士が米国の中流階級をあからさまに軽蔑するのは、彼らがいわゆる「プチブル」的所有権や憲法上の特権を今後も維持できると思い込んでいるからだ。

博士はまた、共産主義者の陰謀こそが集産主義的陰謀の中心であると考えている人々に対しても軽蔑をあらわにする。だが、そうした人々の結論をあざけるや、博士はすぐさま豹変して彼らの結論は正しかったと認める--米国の反共産主義者は非難すべき相手を、ただ取り違えていただけだ。

キグリー博士は優れた編集者であるにもかかわらず、著書の冒頭では客観性に欠けた記述をしている。博士は(前述引用部に見られるように)「ネットワーク」内部での地位をしきりに自慢するし、この著書はネットワークの思惑通りに現代史を描こうとしている。しかし、前述引用部で注目したように、キグリー博士の仲間たちが隠しておきたかったことも暴露しているのは事実である。彼らは陰謀工作を隠しておきたい。だがキグリー博士は、世の中を操る張本人を暴露してもいい時期だと考えている。

他にも確証があるので、世界的陰謀ネットワークが発展しているという博士の言葉には基本的な歴史的裏付けが十分ある。しかし、現代史の出来事に対する博士の解釈にはおうおうにして意見や冷やかしが透けて見え、あきらかに偏った見方をしていると気づく。最近の重大事件を取り上げても、ともすると重要な歴史的事実をわざと無視し、超党派の議会調査で明らかになった事実結果を引用していない。

『悲劇と希望』の本当の価値は、(サブタイトルが示す)「私たちの時代の歴史」というよりも、キグリー博士が、全人類の営みを掌握した強力な小グループが現実に存在することを大胆にも誇らしげに認めている点にある。

もちろん私たちがただちに認めるべきことは、あらゆる職業に就いている何千万という人々が「自分の利益にこだわる」のをやめて、舞台裏に潜む無慈悲な権力者の鉄のような規律に屈服しない限り、どんなグループといえども巨大な力を発揮できないということである。後述するが、そのネットワークが権力構造の構築に成功したのは、莫大な資金(同時にその資金で買える巨大な影響力)をつぎこんで、世界規模で何億人もの男女やその制度を操り、脅し、腐敗させたからだ

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W・クレオン・スクーセン 世界の歴史をカネで動かす男たち(原著:The Naked Capitalist, 1970, 訳書:2005.8) p025-028 より

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Smoking gun! Rockefeller Official Revealed NWO Plot in 1969 December 5, 2008 by Henry Makow Ph.D.
http://www.henrymakow.com/confirmedrockefeller_plan_to_g.html


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この記事を、以下に要約してくれています。

新世界秩序計画1969 2008年12月08日 狭依彦
http://icke.seesaa.net/article/110905906.html


ロックフェラーの関係者が1969年に新世界秩序の計画を漏らす

(1)US Coalition of Life(組織名)のRandy Engelが1988年にピッツバーグの小児科医Lawrence Dunegan博士が話したテープを送ってくれた。博士は2004年に亡くなっている。そのテープはロックフェラーがスポンサーをしていた「Planned Parenthood(家族計画)」のNational Medical DirectorのRichard Day博士が1969年3月20日に話したスピーチの回想が入っている。 Day博士はロックフェラーと関係があり、ロックフェラーの思想を代弁しているのだろう。

(2)Day博士が1969年に約束したことは、現代の世界の鏡を見せられているようだ。しかし、不吉な出来事はまだ起こってはいない。 彼らは、世界の人々にマイクロチップを埋め込み、本人特定して我々を支配しようとしている

(3)「彼らは自分たちが本気であることを示そうとして、1発か2発の核兵器を使うだろう」とDay博士は語っている。

(4)中央銀行家が、MI-6、モサドやCIAを使ってほとんどのテロを起こさせている。Day博士は「戦争は旧態依然としたものだ。核兵器の応酬などの可能性があるからだ。だから、その代わりにテロリズムが使われるだろう」と1969年に語っている。

(5)ロックフェラーのやることにはいつも口実と真の目的がある。例えば、女性と同性愛者の権利の名の下、私たちはホモセクシュアルに転向させられている。

(6)Day博士は「セックスの自由化は、性行為と生殖を分離して、家族を壊し子供が生まれないようにして人間の数を減らすことが真の目的だ」と言っている。女性が社会に出て働くことを奨励されているのもその一環だ。

(7)現在、アメリカの自動車会社が病んでいるが、Day博士は「アメリカは脱工業社会となる。世界は、それぞれ役割を持ち、国際化される。アメリカは、農業、ハイテク、通信、教育の中心となる」と言っている。

(8)「長い期間で築かれてきた保守的な地域社会を根こそぎに壊すため、失業の増加、大量の人々の移動が行われる」(博士)

(9)「ロックフェラー研究所ではガンの治療法が完成している(引用注:完全にというわけにはいかないだろうが、他人にはロックフェラー医薬を与えておいて、自分たちは栄養療法でもやっているんじゃないかな)。しかし、人間の数を減らすために秘密にされている。また、将来人工の伝染病が増加するたろう」(博士)

(10)Day博士は第二次世界大戦中、気候操作による戦争、飢饉、旱魃を起こす研究に携わっていた。

(11)「食糧供給はモニターされるようになり、余分な食糧は手にすることができず、新システムからの逃亡者などをかくまうことはできなくなる。自分で農作物を育てることは、安全ではないという口実で違法化される」(博士)

by oninomae | 2008-12-08 23:11 | イルミナティ

 

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