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自由を剥奪され極貧にあえぐのは現金を奪われた市民層 by ジョン・コールマン

自由を剥奪され極貧にあえぐのは現金を奪われた市民層

分かりきったことだが、経済が不透明なときの一般法則は、資産を現金に換えておくこと、そしてそうしている間は、その現金を守るために必要な注意を怠らないことだ。選択肢として、現金を海外の銀行口座に入れる者も多い。FinCENもこれはよく分かっていて、現金を十分に確保しようという努力を打ち砕こうとする。現金資産を米国の銀行に置いておくのが安全でないことは明らかだ。FinCENの手の届かない銀行などないし、喜んで協力するところがほとんどだ。

もしあなたがそういう行動を選択するなら、海外銀行は注意深く選ぶことだ。もちろんこの本を読んで、わたしが、アメリカの法に違反することを薦めていると取ってもらっては困る。

わたしがこんなことを言うのは、FinCENが独自の外交政策を実施しているからだ。FinCENは、他国のいわゆる「独立金融機関」と協定書をかわしている。協定書では、署名各機関はマネーロンダリング対策に専念することになっている。ではなぜFinCENは、あれほど巨大なデータベースを作ったのか。あれは、麻薬取引などまったく関係のない、米国民全員に対する大スパイ工作を実施できるほどのものだ。

答は、FinCENとオーストラリアAUSTRACが署名した秘密協定にある。AUSTRACはキャンベラに本拠をおく金融スパイネットワークで、オーストラリア国民を監視している。
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その議定書からの抜粋を見れば明白だが、協定の目的は、現金を秘蔵したり海外の銀行に預金したりしている者を探し出すことにある。FinCENがマネーロンダリングに焦点を当てているという主張は、単なる煙幕であり、茶番であり、嘘だ。

その議定書には、こう書かれている。

  秘密情報提供者は、今では誰でも政府に通報し、まっだく無実の者を含む市民や企業を『マネーロンダリング』で告発することができる。その際、起訴事実の証拠を提出する必要は一切ない。知っている人間はほとんどいないだろうが、オーストラリアでも米国でも、政府にはコンピュータのデータベースがそろっている。起訴された市民の名前も記録されており、政府は今では金融取引を秘密裡に見て、誰がトラベラーズチェックをいくら買い、それが最終的に誰の手にわたったかまで知ることができる」

このような「秘密情報提供者」の訴えがあれば、まったく根拠めない場合でも、FinCENはそれをきっかけに、その個人、グループ、企業、団体の全面的な監視体制に入る。「被疑者」には何の保護もない。米国民にとって修正第四条の諸権利は、束縛され、ゴミのように捨てられている。FinCENだけではない。イギリスのNCIN、フランスのTRACFIN、そしてAUSTRACも、米国人の銀行口座をあさることができる。 FinCENは十分に発達した独裁制であり、なみはずれて暴君的で、専制的で、絶対王政のような「政府内政府」なのだ。

現金を悪者にする動きは速まっている。もうすぐ「現金を扱うことは杜会的に誤っている」と言われるようになるだろう。現金をもっている者は犯罪者として見られるようになる。 これはもうすでに、米国の空港では始まっている。試しにチケットカウンターへ行って現金で航空券を買ってみるがいい。顔写真付きのIDを見せなければチケット購入を拒否されてしまう。 

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この憲法違反の要求に対する説明はこうだ。「テロリストが機内に入らないようにするために、乗客の身元確認をする必要があるのです」 (引用注:本音は、「家畜」を管理したいだけですよね)

IBM and Auschwitz
http://www.ibmandtheholocaust.com/articles/auschwitz.html


THE GHOSTS IN THE MACHINE
http://www.acsa2000.net/ibm_and_hitler.htm


Ibm and the Holocaust
https://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/okbooksea.cgi?BN=9554887416


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こんな憲法違反を違法とするどころか、議会はぴったり足並みを揃えている。議会は、振替といち便利な機能をフル活用して、国民が稼いだ金を、何もしていない連中のところへ移してしまう。議会による富の再配分によっで、労働者と富の生産者とは農奴と変わらなくなっていく。農奴の誰かがこのような振替から自分の財産を守ろうと考え、持ち物すべてを現金に換えようと決心すれば、すぐにFinCENの注目をあびることになる。

そう、あなたは農奴のままでいるようにされている。 自分を本当に自由な人間と考えるようにはなっていないのだ。法によりて誰かから盗み取って他の者の利益とすることが、専制と奴隷制の本質だ。あらゆる警察国家は、警察を使って政治政策を執行する。米国もこの法則の例外ではない。ただ違うのは、米国の場合は、どこよりも警察機関が多いということだ。

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現金資産を失うにつれ、わたしたち国民はさらに貧しくなり、極貧に喘ぐようになる。社会主義がその醜悪な頭をもたげ、かつての独立した生活様式を、万人のための自由と正義に取り替えてしまう。 「万人のための自由と正義」ということばは、もうその意味を失っていることを理解してほしい。今では、政府がわたしたちの私信を覗き、資産を現金で保持する権利を侵害しているのだ。

自由人が奴隷になるのは、FinCENのような専制機関の命令にしたがうときだ。自由はあらゆる面から腐敗する。貧困が定着し、悲惨が根を下ろす。こうしたことが進むにつれ、わが共和国連邦の社会秩序は崩壊を始める。そうなれば、緊急事態宣言がでるだろう。暴君政治への反対意見は、個人の自由ともども封殺される。すでに武器を奪われた大衆は、新しく興った独裁政権に服従するしかない。これが最終目標であり、米国政府がこれほどまでに、銃のないキャッシュレス杜会を実現させようとしている理由だ。歴史を見れば、そのような社会が容易に自由を捨て、全面的な支配を受け入れてしまうことが分かる。

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どんな杜会でも、国民の自由を抑圧し、否定した状態で長続きしたためしはない。米国では、行動の自由はどこへ行ってしまったのだろう。完全に消えてしまったではないか。トラック運転手から外科医まで、およそどんな仕事に就くにも許可証が要る。これこそが議会の裏切者が考えていたことだ。連中は憲法の崩壊を心待ちにしているのだ。すでに最高裁判事のひとりは同僚に、目の前の事件を判断するのに憲法のことは考えない、ともらしている。何という告白!

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現金も銃もない杜会は、暴君が政治を乗っとるためには絶対に必要なものだ。 

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政治権力は国民に由来し、国民からあたえられ、国民からでてくる。政府の統治権は国民から得るものなのだ。米国では、連邦政府への権限委譲はごく狭い範囲に限定されている。しかし、政府の行動に同意していては、不当な扱いを受けていると主張することはできない。したがって、わたしたち国民がFinCENなどのスパイ機関を解体しない限り、不当な扱いはない、と暗黙裡に認めたことになる。解決はわたしたち自身の手のなかにある。議会を、わたしたちの代表を動かして、FinCENを解体させるのだ。

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ジョン・コールマン 300人委員会 凶事の予兆 第7章 IT革命の未来はエレクトロニクス強制収容所 中、p354-358より

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続きは以下

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参照

為替レートの混乱はキャッシュレス推進の誘導役 by ジョン・コールマン
http://satehate.exblog.jp/10006959/


個人の銀行口座はすべてFinCENに見張られている by ジョン・コールマン
http://satehate.exblog.jp/10403425/


ヒトラーやスターリンも喜ぶ不吉な法案「反テロリスト総合法」 by ジョン・コールマン
http://satehate.exblog.jp/10416953/


近い将来流布されるメッセージは「現金なんておかしいんじゃない?」 by ジョン・コールマン
http://satehate.exblog.jp/10426097/


ヨーロッパ在住日本人有志からの、なまなましいヨーロッパ情勢の便り。 太田龍 更新 平成20年12月27日00時40分  平成二十年(二〇〇八年)十二月二十六日(金) (第二千六百四十八回)

〇ヨーロッパ在住の日本人有志からお手紙を頂いたので、以下にその大要を紹介する。

  前回送っていただきました、【凶事の予兆】ならびに【300人委員会】ありがとうございました。

  今はまだ凶事の予兆を読んでいる段階ですが、現在世界で起こっていること。また、自分で目にすることがあまりにもぴったしに符合していることに驚きを隠せません。

  さて、下記の本ございましたら、また同様送っていただきたいのです。ございましたらよろしくお願い申し上げます。

  【コールマン博士は知っていた】
  【ユダヤの日本占領計画】

  また、下記は太田先生への私からの便りです。

  太田先生

  いつもサイトを非常に有益な情報として拝見させていただいております。

  ………バルカン半島………を回ってまいりました。
  これらの諸国では見事に、コールマン博士の著書―凶事の予兆で書かれてある―彼らの目的とした社会がありました。

  現在、これらの諸国は一応、資本主義を取っていますが社会全体は社会主義。そして、一般市民はマフイアと警察権力による統制下にあります。賃金は300ユーロー[これは年間賃金らしい]<一日/1ユーロー>。最低の生活を余儀なくされています。

  見事なまでの分断統治・社会主義・脱工業化社会・警察国家………

  ………………
  ………………
  ………現在ベルギーで起きていることは社会主義化です。……脱工業と社会の衰退化が最も成功しているところです。戦後は、ヨーロッパでもっともいち早く工業の復興を遂げ鉄鋼と石炭の主要な地域でした。―今は完全にそうした工業化は破壊されました。

  今、ベルギー全体に多くの警察が配置されつつあります。
  ここ最近目を疑うような警察の車と数が増えております。………


  ヨーロッパ中の町に多くの暴動時に活躍するであろう、若者達が配置されております。
  ………………

  フランスのカレーにはそういった不法難民が驚くほどの数で収容所内や収容所外に居ます。
  ………………

  その数は実に信じられないほどの数なのです。―これはもう、実は何年も前から続いている現象です。
  ………………
  ………………
  ………………


  もう、いつでもかつてあったフランス革命が起きてもいいような準備が着々といった感じがします。

 (以上)


〇以上の手紙は、きわめて興味深い。

〇アイクは、WMR(ウェイン・マドセン・レポート)を引用して、CR(コンクリフト アンド レボリューション)文書なるものが存在すると指摘した。コンクリフトは要するに戦争である。

〇つまりイルミナティ世界権力の、全地球に戦争と革命の大動乱を作り出すアジェンダである。

〇それは何のためか。

〇言うまでもなく、二〇五〇年をメドとする地球人口八割大殺処分、残存する十億人を家畜人として、世界人間牧場に収監する、その戦略の実現のため、であろう。

(了)

日本のマスメディアというのは、戦時中から何にも変わってないですね。もうすでに地獄に突入しているというのに毎日あきもせず平和なものです。 ふぐり玉蔵
http://goldentamatama.blog84.fc2.com/


皆様、良いお年を!


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by oninomae | 2008-12-26 21:02 | NWO・番号付動物農場・警察国家  

近い将来流布されるメッセージは「現金なんておかしいんじゃない?」 by ジョン・コールマン

近い将来流布されるメッセージは「現金なんておかしいんじゃない?」

FinCENが設立されたのは一九九〇年四月二五日、ジョージ・ブッシュが署名した布告令によるものだ。

ブッシュはホワイトハウスに足を踏み入れた裏切者どものなかでも、もっとも憎むべき人物で、そのブッシュが署名した、いわゆる「行政命令」によってFinCENは、司法省のいわゆる「打撃部隊」に組み込まれ、表向きは組織犯罪対策を目的としている。だが、そんな見せかけはすぐに放り捨てられた。FinCENの真の目的は、そのおぞましい、醜怪な違憲性のうちにまったく明らかとなっている

FinCENにあたえられたニセの「法的」権威は、はるか以前に打ち倒されているべきものだ。共和党が支配する新しい議会が、FinCENの活動を停止するために何かしただろうか。それどころか、共和党「保守派」こそが、FinCENの娼婦のような権限の強化に動いたのだった。FinCENは、米国の最高法の圏外にある。イギリスの国王なり女王でなければ、布告に署名することはできない。合衆国政府の誰にも、そんな権限はない。したがって、FinCENは違法、権能外の存在だ。この私生児を産み落とした連中は、合衆国憲法を破壊してわたしたち国民を奴隷化しようとしきりに活動している新世界秩序=ワン・ワールド政府による「銃のないキャッシュレスの奴隷社会」だ。

さらなる裏切り行為がおこなわれたのは一九九〇年一〇月だった。FinCENは、ワン・ワールド政府=新世界秩序の警察機関、通称インターポールと情報共有の協定に調印した。この行為は、あらゆる意味で、合衆国の存在そのものに対する大変な裏切りだった。これは犯罪的な協定であり、合衆国憲法を侵害している。こうして、連邦政府の機関ではなく、合衆国憲法が何の権限もあたえていない外国機関がワシントンの連邦政府の資産を占拠し、不法に収集した米国民の膨大な個人情報を連邦政府、あるいは世界の任意の国の政府に渡しているのだ。

この悪質な裏切り行為をおこなった者は、国家反逆罪で訴追されてしかるべきだ。彼らは憲法遵守の宣誓を守らなかったのだから、この忌まわしい裏切り行為をそのままにしてはいけない。何の答めもなしに済ませてはならない。

FinCENは財務省最強にして、もっとも専制的な強権をもっ機関であり、個人の財務記録を令状なしにひっかきまわすことに全力をあげている。 FinCENは現金を嫌悪し、現金をもつ者を容赦なく追いまわす 米国は常に世界各国に勢力圏を伸ばそうとしてきたが、この目的のためにG7諸国をそそのかし、一九八九年に財務活動対策本部(FATF)を設立した。

ごく最近までFATFの役目は、麻薬貿易で生み出される現金を押収し、これを押さえるということに関して決まりきった報告をするだけだった。つぎに気がつくと、FATFはテロ対策に関係していた。 ここに見えるのは、むき出しの「ことばによる条件づけ」であって、タヴィストック研究所が得意とするところだ。

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現在の状況では、大衆の心のなかで「テロリズム」と麻薬貿易と武器取引とが現金とつながって、最悪の結び付きとなっている。「現金が悪いのだ。現金が大規模な麻薬貿易につながり、テロ資金になるのだ」という考えがこれからの数年間、公然と、また無意識のうちに、わたしたちの心に照射されるだろう

だから現金は管理しなければならない、たとえ合衆国憲法を侵害してもよいではないか。結局は政府も、わたしたちを守ろうとしているだけなのだから。こうしたやり方で、現金はすでに悪者にされ始めている。しかも、これはまだ始まったばかりだ。ここ数年のうちに、現金をもった者は除け者あつかいされるようになるだろう。喫煙者と同じだ。 「現金を使うなんておかしいんじゃないか?電子でビジネス処理する方がずっと便利なのに」という宣伝メッセージが、ごく近い将来には、社会にあふれるようになるだろう

多くの国々、とりわけ米国が、テロと麻薬貿易(=マネーロンダリング)に対処するための厳しい法律をすでに整えているという事実は、決して表に出ることはない。米国からの圧力で、FATFはロシアとトルコに使者を送り、マネーロンダリングを犯罪とするよう、両国政府にプレッシャーをかけた。トルコでは、マネーロンダリングは犯罪ではない。FATFは、トルコの各銀行の口座に目を通して、誰が現金を所持しているかを確認する必要があると言う。

トルコは、少なくともしばらくの間は応じないのではないだろうか。このような国はごく一部だが、トルコでは純然たる匿名の銀行口座を開くことができる。スイスの銀行は名物のチーズ以上に穴だらけだが、トルコの銀行はいわば密閉状態で、誰かが侵入しようとしても入れないようになっている。トルコの各銀行には現金があふれていて、その現金が、ワン・ワールド政府とその操り人形である米国政府を悩ませている。

マネーロンダリング--マネーといえば常に現金を意味する--は、ロシアではビッグビジネスだ。これを握っているのはロシアマフィアで、彼らは、武器貿易と核兵器製造可能な高濃度ウランの販売を完全に掌握している。ここでも媒介手段は常に現金だ。 FATFの使者は、ロシアでは追い返された。この現金生産システムには誰も口出しが許されない。マフィアによる武器とプルトニウムの取引はものすごく儲かるので、エリツィンでさえあえて介入しようとしなかったほどだ

しかし、だからといって米国があきらめるということではない。それどころか、近いうちにFinCEN-FATFはすべての海外銀行に対する締めつけを強化してくるだろう。 例外はイギリスのチャネル諸島[Channel Islands]とマン島で、ここではイギリスの寡頭支配グループが、自分たちのために現金金融をおこなっている。実をいえばFATFは、チャネル諸島の海外銀行に関しては「手を引く」方針でいくよう、はっきりと指示されているのだ

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米国の経済は現在、全面的な恐慌段階へと急速に向かっている。普通の国民で--麻薬ディーラーや武器の闇市場を動かす連中ではない現金に期待を寄せ、闇のむこうからやってくる明日の光を見ようという者が、どんどん増えている。FinCENがこれを知らないなどと思ってはならない。現金保持の必要性が一日ごとに明らかになっていくにつれ、FinCENは締めつけを強め、現金がわたしたち国民の手に入らないようにしていくのだ。

杜会に現金資産が十分にあれば、専制連邦政府を打ち倒すことができる。このことは自信をもって言える。 歴史を見ても、現金資産をもった国民は簡単に服従させられていない。同様に、武装した大衆を服従させることもできなかった。 したがって、FinCENとFATFによる足並みを揃えた活動は、国民から現金をもつ権利と、武器を保持・携帯する権利とを奪うのが目的だ。 否定するのは先の見えない愚か者だけだ。この両政府機関は憲法に反して設立されたものであり、その唯一の目的はわたしたち国民の権利を両面から侵害することなのだ。

国民も賢くなってきて、米国の銀行に預けた現金が安全ではないという事実に気づき始めた。銀行倒産の記録を見て、「銀行から現金を引き揚げよう。資産を現金化しておこう」と言い出している。一九七〇年代には、銀行倒産は年平均で一〇件起こっていた。一九八二年には銀行の倒産件は四二を超え、一九八五年にはその数は一三〇に達した。今日、「問題のある銀行」のリストには、二〇〇〇行以上が載っている。

これに気ついた米国民は、現金を引き出して、どこかほかの安全な所へ移そろと思う。FinCENの膨大なデータベースを覗いて見ると、司法省、FATF、CIA、そしてなんと、各軍事情報部のデータベースにまで(!)回線がつながっている。 直接の目的は、国民が自分の現金をどうしたかを追跡することであり、つぎに一連の「法律」を作り、現金を連邦政府の手の届かないところへ移そうとする国民に刑事罰をあたえることだ

このような「法律」は私権剥奪であり事後法であって、したがって憲法に照らして見れば権能外だ(それをしただけでは犯罪にならない行為を犯罪にしてしまう)。だがそれにしても、憲法を侵害し、凌辱しようという連中は、米国の最高法規を何だと思っているのだろう。答は明白だ。連中は憲法を見下していて、これは自分たちの活動の邪魔になるものだ、できる限り早く取り除かねばならないと考えているのだ。

フルシチョフ[Никита Сергеевич Хрущёв, Nikita Khrushchev, 1894-1971]のように、「法がなんだ!自分たちが法だ!」と連中は声をあげる。
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連中は、何の法的根拠もなしにドアを蹴破って家や会社に入り込み、私信や銀行口座に片っ端から目を通すではないか。それでも、FinCENやFATFといった「政府機関」が合法的で、憲法に基づく権限のある機関だと言うのか。FinCENやFATFに生命を捧げた連中や、そのほかの地獄の犬ども、権利章典と憲法に保障された権利を侵害する連中など、くそくらえだ。

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ジョン・コールマン 300人委員会 凶事の予兆 第7章 IT革命の未来はエレクトロニクス強制収容所 中、p349-354より

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by oninomae | 2008-12-25 22:23 | NWO・番号付動物農場・警察国家  

ヒトラーやスターリンも喜ぶ不吉な法案「反テロリスト総合法」 by ジョン・コールマン

ヒトラーやスターリンも喜ぶ不吉な法案「反テロリスト総合法」 by ジョン・コールマン

議会のコントロールのまったく及ばない地位にあるFinCENは、怪物的な抑圧手段を開発し、隠された目的と専制権力への飽くなき欲望とを追求している。FinCENは、米国民が将来対決しなければならないであろう、自由の最大の脅威だ。この対決は避けられない。FinCENは憲法違反の機関であり、まさにその憲法と、国民一人ひとりの自由とを脅かしているのだ。

議会も、高い地位にある者の裏切りに助けられ、実質上憲法をめちゃめちゃにしている。議会の認可があればこそ、司法省は、憲法や権利章典(訳註:修正一~一〇条の権利規定)の枠をはるかに超えた、あらゆる法規制を作り出せたのだ。米国にはコモンロー裁判所がないから、国民はこういった憲法侵害をおこなう犯罪者を訴えることができない。だからこそさまざまな政府機関は、毎月一〇〇〇回も修正第四条を踏みにじりながら何の答めも受けないのだ。彼らが国を裏切っても平気なのは、議会が悪人と戦わないからであり、裁判所も法律を守るだけで、正義を守らないからだ

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身体、住居、書類および所有物の安全を保障される人民の権利は、ATF(司法省アルコール・タバコ・火器局)や財務省FinCENや司法省DEA(麻薬取締局)には適用されない。法律に基づく裁判所(米国の裁判所はみなそうだ)が支持した諸権利も同様だ。建国の父らが修正第四条を作ったときには思いもよらなかったことだろう。情報通信革命によって調査設備が大きく進歩し、悪意に満ちた連邦政府が暴れまわり、もはや「プライバシー」などというものが存在しなくなるなど、建国の父らは考えてもいなかった。現在の合衆国政府は、修正第四条に含まれることばを嘲笑するにいたっている。

連邦議会はこれまで一切、何もしていない。これからも何もしないだろう。これほど大規模で悪意に満ちた越権行為を、これほどまでに米国全土にはびこる専制政治を、抑えようともしない。数ある警察機関--米国の警察機関は西ヨーロッパ諸国すべてを合わせたより多い--は、修正第四条のプライバシーを主張する者を嘲笑っている。

議会はこれまで、こういった諸機関の専制的権力を拡大し、また「法」の彩りを添えることで、FinCENのような機関の反憲法的越権行為を隠してきたこれはすべて「犯罪対策」という建前でおこなわれたことだが、そんな児戯にも等しい言い訳は、最大級の軽蔑を込めて拒否しなければならない。  議会は今では主人となってしまい、もはやわたしたち国民の僕ではない。議会を取り込んだ専制君主・暴君は、合衆国建国の礎である、神からあたえられた自由の精神を抑圧しようとしている。

これは二〇世紀最大の汚点であり、自由への脅威というだけでは済まない。わたしたち国民は、主権国家の主権国民を代表する者を選出するが、それは国民への奉仕者、国民の自由の守り手とするため。だが、ひとたび役職に就くや「わたしたちの」代表は国民を裏切って専制連邦政府の軍団に加わり、わたしたち国民の自由を抑圧し、窒息させようとする。政府の越権行為を抑えるどころか、国民の代表はそれを拡大し、そうでなくてもすでに恐るべきものとなっている、専制連邦政府の電子的調査能力をさらに強化しようとする。

その最近の例は、憲法を大幅に侵害していることが明白な法律を、上下両院の共和党指導者らがこぞって支持したことにも見ることができる。 「反テロリスト総合法案」のことだ。 かつてこれほど危険で、不吉な法律がわたしたち国民に強制されたことはない。スターリンやヒトラーなら喜ぶだろう。目に見えないところで憲法を侵害しているこの法律に賛成票を投じた議員はみな、国家反逆罪で有罪であり、反逆罪は死刑だ。だが、反逆罪という重大犯罪に対する処罰が正しく施行されるのは、過去のこととなってしまった。


ジョン・コールマン 300人委員会 凶事の予兆 第7章 IT革命の未来はエレクトロニクス強制収容所 中、p347-349より

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参考

権利章典

修正第1条
(信教、言論、出版、集会の自由、請願権)

合衆国議会は、国教を樹立、または宗教上の行為を自由に行なうことを禁止する法律、言論または出版の自由を制限する法律、ならびに、市民が平穏に集会しまた苦情の処理を求めて政府に対し請願する権利を侵害する法律を制定してはならない。

修正第2条
(人民の武装権)

規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、市民が武器を保有し、また携帯する権利は、これを侵してはならない。

修正第3条
(軍隊の舎営に対する制限)

平時においては、所有者の同意を得ない限り、何人の家屋にも兵士を舎営させてはならない。戦時においても、法律の定める方法による場合のほか、同様とする。

修正第4条
不合理な捜索、押収の禁止

不合理な捜索および押収に対し、身体、家屋、書類および所有物の安全を保障されるという人民の権利は、これを侵してはならない。令状は、宣誓または確約によって裏付けられた相当な理由に基づいてのみ発行され、かつ捜索すべき場所、および逮捕すべき人、または押収すべき物件を特定して示したものでなければならない。

本条は直接には捜索・押収 (Search and Seizure) についての規定であるが、ここにいう押収には、「人の押収」すなわち逮捕 (Arrest) が含まれるとするのが米国における判例・通説である。
本条については、非常に多数の判例がある。アメリカ合衆国における刑事事件に関する捜査の手続きは、大陸法系のような詳細な刑事訴訟法が存在しないため、専ら本条の解釈によって規律されており、結果としてその解釈が多数の刑事事件で争われてきたためである。


修正第5条
(大陪審の保障、二重の処罰の禁止、正当な手続き(デュー・プロセス)、財産権の保障)

何人も、大陪審の告発または起訴によらなければ、死刑を科せられる罪その他の破廉恥罪につき責を負わされることはない。ただし、陸海軍、または戦時、もしくは公共の危険に際して現に軍務に服している民兵において生じた事件については、この限りではない。
何人も、同一の犯罪について重ねて生命身体の危険にさらされることはない。
何人も、刑事事件において自己に不利な証人となることを強制されることはなく、また法の適正な手続きによらずに、生命、自由または財産を奪われることはない。
何人も、正当な補償なしに、私有財産を公共の用のために徴収されることはない。

修正第6条
(陪審、迅速な公開の裁判その他刑事上の人権保障)

すべての刑事上の訴追において、被告人は、犯罪が行なわれた州、および事前に法律によって定められた地区の公平な陪審による迅速な公開の裁判を受け、かつ事件の性質と原因とについて告知を受ける権利を有する。
被告人は、自己に不利な証人との対質を求め、自己に有利な証人を得るために強制手続を取り、また自己の防禦(ぼうぎょ)のために弁護人の援助を受ける権利を有する。

修正第7条
(民事事件における陪審審理の保障)

コモン・ロー上の訴訟において、訴額が20ドルを超えるときは、陪審による裁判を受ける権利が保障されなければならない。陪審によって認定された事実は、コモン・ローの準則によるほか、合衆国のいずれの裁判所においても再審理されることはない。

修正第8条
(残虐で異常な刑罰の禁止等)

過大な額の保釈金を要求し、または過重な罰金を科してはならない。また残虐で異常な刑罰を科してはならない。

修正第9条
(人民の権利に関する一般条項)

この憲法に一定の権利を列挙したことを根拠に、人民の保有する他の諸権利を否定し、または軽視したものと解釈してはならない。

修正第10条
(州または人民に留保された権限)

この憲法によって合衆国に委任されず、また州に対して禁止していない権限は、それぞれの州または人民に留保される。


--
なべての人民は、奴隷や農奴として縛り付けられていたかつての時代よりもきびしく、貧困なるがゆえに重い労働の鎖につながれている。なんとかしてかれらはこの束縛から逃れようとするかも知れないが、この重荷を取り除くことはできず、決して貧困からは脱却できない。われわれが憲法に書き込んだ大衆に関する権利というようなものは、虚構であって実際に使える権利などではない。 いわゆる「人民の権利」なるものは、単なる観念、実際生活では決して実現されるはずのない観念としてのみ存在することができる。おしゃべり屋には無駄口をたたく権利があり、ジャーナリストには良いことも書くが阿呆なことを書きなぐる権利があるとして、生活の重荷に打ちひしがれ、重き犠牲に腰を二重に折り曲げているプロレタリア労働者には、何があるというのか。かつてプロレタリアートは、われわれが説きつけたことに賛成し、われわれが権力の中に潜ませておいたわれらが代理人団の手下に賛成して投票した見返りに、われらが食卓からパン屑を恵んでもらっただけで、憲法からは何の利益も得られなかった・・・貧者についての共和国の権利とは、皮肉以外の何ものでもない。なぜならば、ほとんど一日中働いている労働者に必要なものは、憲法を使うことによっては全く与えられない。だが、その一方で、彼は仲間たちが打つ同盟罷業や主人が行う工場閉鎖によって、確実な生活の資をすべて奪われるからである。

われわれの誘導によって人民は、貴族階級を全滅させてしまった。人民の福利と密接に結びついた貴族自身の利益のために、貴族階級は人民の唯一の保護者であり養い親であった。現今では、貴族階級の滅亡によって、人民は労働者の首に残酷無慈悲なくびきをつないだ守銭奴の手中に落ちた。

われわれは、労働者にわが戦列・・社会主義者、無政府主義者、共産主義者・・に加わるよう提案し、振りかかる圧迫からかれらを救出する救世主を買って出る。

われわれは、われらがメーソン員が言われなく唱えた(人類団結という)兄弟の定めどおりに、一貫して主義者たちを支援している。貴族は、法律によって労働者が提供する労働の恩恵を受け、労働者たちがよく食べ、健康で、強壮であるかどうかに関心を払っていた。われわれは全く反対のこと・・劣化、ゴイムから生命を奪うこと・・に関心を寄せている。 われわれの権力は、労働者の慢性食料不足と肉体的虚弱を必要とする。まさにそうしておいてこそ、彼はわれわれの意のままに従うようになり、われわれに敵対する強さも意志もなくなり、自分たちの権威を見つけ出そうとはしなくなる。 王たちが正当に貴族に与えた権力よりも、さらに確実に労働者を資本の権利に従わせるのが飢えである。

飢えが引き起こす貧困と嫉妬と憎悪によって、われわれは群集を動かし、かれらの手を使ってわれらが行く手を阻む者すべてを掃討するであろう。

全世界王が王冠を戴く時が至れば、同じ方法を用いて障害となるものをことごとく一掃するであろう。

(プロトコール3より)

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「天下りを死守して消費税大増税しますけど、何か」  植草一秀
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-6ab6.html


自民、公明両党は税制の「中期プログラム」に、消費税を含む税制の抜本改革を2011年度に実施することを明記することで合意した。「100年に一度の暴風雨が吹き荒れる」なかで、消費税大増税の方針を明確に示したわけで、歴史に残る意思決定になるだろう。

1929年の株価暴落に端を発した世界大恐慌では、米国の共和党大統領バーバート・フーバーが、大恐慌下で財政均衡主義に基づく経済政策運営を実行した。NYダウは1929年のピークから1932年の安値まで、9割の暴落を演じた。 (引用注:フーヴァーはロスチャイルドさんたちのために株価を下げようと頑張りました)

米国議会ライブラリーの礎に「歴史に学ばぬ者は歴史を繰り返す」の言葉が刻まれているそうだ。経済活動が未曾有の落ち込みを示し、株価が暴落している局面で大増税の方針を明示することが何を意味するのかを麻生首相はまったく理解していないように見える。

1996年から1998年にかけての株価暴落は橋本内閣の消費税率2%引き上げ方針の閣議決定が起点になった。橋本内閣が閣議決定したのが1996年6月25日。株価は6月26日の22,666円をピークに暴落に転じ、1998年10月9日の12,879円まで、2年間で1万円の暴落を演じた。 (引用注:頑張ったんですよね)

今回の日本の景気悪化は世界経済の急激な悪化と急激な円上昇を受けて、製造業の生産活動が急落したことから深刻化した。生産活動の減少は生産に従事する労働者の所得減少をもたらす。所得減少がいま個人消費の急激な減少をもたらしている。消費の急減は生産活動の一段の低下をもたらす。

生産-所得-支出がマイナス方向の縮小循環に突入しており、経済活動の落ち込みは今後加速することが予想される。GDPの57%を民間消費支出が占めており、個人消費が落ち込めば景気悪化はより深刻になる。

個人消費を決定するのは懐具合と消費心理だ。経済の先行きに自信を持つことができれば、個人消費の急激な落ち込みは回避できる。しかし、現状は逆だ。雇用不安が一気に広がっている。非正規雇用労働者は一方的な雇い止め通知による生存権の危機に直面している。当然のことながら、個人消費の財布の紐(ひも)は極限まで絞り込まれることになる。

このような情勢のなかで2011年度に大増税が実施されるとなれば、財布の紐(ひも)は一段と固く閉ざされることになる。仮に天下の愚策である定額給付金が給付されるとしても、気前よく使うことなどできないはずだ。

「100年に1度の暴風雨が荒れている」と言いながら「2011年度の大増税」を提示するのは、台風の直撃に合わせて船出するのに等しい。麻生首相が首相の任務を遂行するに足りる判断能力を有しているのかが疑わしく感じられる。 (引用注:きっとロスチャイルドさんたちのために頑張っているのでしょう)

「中期プログラム」は12月24日に閣議決定される見通しだが、1996年6月25日以降の日本の株価暴落の再現が生じないことを願う。

麻生首相は10月30日に追加景気対策を決定して記者会見を行ったときに、「100年に1度の暴風雨が荒れている」との現状認識を示したうえで、「ポイントはスピード、迅速にということだ」と述べた。「年末の企業の資金繰りが重要で、第一次補正予算では足りないから第二次補正予算を編成する」ことを力説した。

第一次補正予算編成の元になる景気対策は8月29日に決めたものだった。麻生首相は臨時国会に第一次補正予算案を提出し、臨時国会冒頭で衆議院の解散・総選挙を実施することを10月10日発売の月刊誌で宣言した。

ところが9月中旬以降、米国の金融危機が急激に深刻化し、追加政策対応が不可欠になり、麻生首相は追加景気対策を迅速に実施するために衆議院の解散・総選挙を先送りすることを決定したという。民主党を中心とする野党は早期の解散・総選挙を求めてきたが、経済危機に対応するための政策対応が急務であるなら、その対応には協力するとの方針を示した。

ところが、麻生首相は衆議院の解散・総選挙を先送りすることを決定した後、追加景気対策を具体化する第二次補正予算案の臨時国会提出を拒絶してしまった。多くの国民が生存権を脅かされる危機に直面しているにもかかわらず、完全な「政策サボタージュ」に突入してしまったのだ。挙句の果てに今度は「2011年度大増税」を提示した。

内閣支持率が17%に暴落し、不支持率が65%にまで上昇した現実は、主権者による「リコール」が成立している状況である。国民の生命の危険が顕在化している。麻生首相は「公より私」の政権運営基本方針を直ちに撤回し、内閣総辞職するか、衆議院の解散・総選挙に踏み切るべきである。政治を私物化して国民を犠牲にすることは許されない。

「2011年度消費税大増税方針」を受け入れることは断じてできない。その理由は、経済状況に鑑(かんが)みて大増税が正気の沙汰(さた)でないということだけにとどまらない。一般国民に巨大な税負担を強(し)いる前に実行すべきことがいくつも残されている。「特権官僚の天下り利権」を温存したままでの「消費税大増税」を容認することは絶対にできない。

麻生首相は「天下りを死守して、なんとなーく消費税を大増税しますけど、何か」と嘯(うそぶ)いているように見える。  

小泉政権以降の自公政権は、特権官僚の天下り利権を死守する方針を貫いている。日経新聞をはじめとする「御用メディア」が「小泉改革」が「官僚利権」に切り込もうとしてきたかのような論評を掲載するが、嘘八百である。

自公政権は特権官僚の天下り利権を温存し続け、麻生政権もこの方針を着実に継承しているだけである。渡辺喜美元行革相などが低次元の三文芝居を演じてきたが、渡辺氏の主導する制度変更が「天下り利権」を温存するものであることは明白である。

麻生首相は特権官僚が公務員を退職する際の「天下り」制度を温存するだけでなく、「天下り」先からの再就職(=「渡り」)まで温存する方針を明示した。論議されてきた「雇用・能力開発機構」についても、廃止の方針が消滅し、別機関に統合される可能性が強まっている。

「天下り」機関に1年で国費が12.6兆円も投入されている。「天下り」を根絶し、不必要な政府支出を排除すれば巨大な財源を確保することができる。「消費税大増税」を検討する前に、「特権官僚」の天下りを根絶すべきことは当然だ。(引用注:引用者は、天下ってもらってもいいけれど、年収500-600万くらいで、頑張ってもらったら、いや、あまり無駄なことには頑張ってもらわなくてもいいけれど、と思っています)

本ブログで指摘し続けている外国為替資金特別会計に基づく外貨準備で、巨大な為替差損を発生させていることが国会で追及されなければならない。日本政府が100兆円もの外貨準備を保有する理由は皆無である。外為特会を所管する財務省は外為特会から巨額の海外渡航費などを吸い上げている。

1ドル=95円の為替レート時点で24兆円もの損失が計上されている。1ドル=90円にまで円が上昇した現時点では、為替差損がさらに拡大していると考えられる。30兆円の資金があれば、どれだけ社会保障を充実できるのかを考える必要がある。

天下り利権」の膨大な国費負担、売国政策の象徴とも言える外貨準備での為替損失だけで数十兆円単位の財源が消滅している。これらの問題を解決しようともせずに一般国民に巨大な増税を強制することを絶対に許してはならない。

「天下りを死守して消費税大増税」の是非が次期総選挙の最大の争点のひとつになることが明白になった。御用マスメディアの偏向報道に惑わされることなく、麻生政権を粉砕(ふんさい)し、国民本位の新しい政権を樹立しなければならない。

餓死者、凍死者が出る前に 神州の泉
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2008/12/post-e3d9.html


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by oninomae | 2008-12-24 20:58 | NWO・番号付動物農場・警察国家  

超富豪の権力のための社会主義 by G・アレン&L・エブラハム 4 一つの杜会主義的な世界政府

超富豪の権力のための社会主義 by G・アレン&L・エブラハム 4


ほとんどの人は、社会主義者がわれわれに信じこませようとしているように、杜会主義とは一つの財産分配計画であると信じている。 信じているものはしかし理論である 
 
さて、実際に体制もそのように機能しているであろうか。この問いは--杜会主義者自身の定義による--杜会主義諸国の現状を調査することによって答えられるであろう。

杜会主義諸国とは共産主義諸国のことであるが、そこでは実際のところ、薄い層からなる少数者の派閥が全体の頂上を占めている。通常、総人口の三%を超えることのない層が、残りの九七%の層の財産、生産、生活の全体を統制している。ブレジネフ[Леонид Ильич Брежнев, Leonid Il'ich Brezhnev, 1906-1982]氏が、ロシアの草原に住む貧しい小農民のような生活をしていないということは、最も素朴で無知な人にも秘密ではないであろう。 
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しかし、ほかの何を、杜会主義理論はこの素朴で無知な人たちから期待しているのであろうか。

杜会主義とは財産分配計画ではなく、所有物を統括・統制する方法であると理解すれば、社会主義にこのように傾倒する超富豪の見かけの逆説のもっている謎は、すでに解かれたことになる。かくて杜会主義は、権力を手に入れようとするインサイダーたちの、論理的に首尾一貫した、つまり完全な道具なのである。 共産主義、より正確にいって杜会主義は、このようにして抑圧されている大衆の運動としてではなく、国民経済的エリートの運動として表現される。 インサイダーの計画はそれゆえ、合州国を杜会主義化することであって、共産主義化することではない

では、この計画は、どのようにして実現されうるのであろうか。図3は、われわれの建国の父たちが設定した政府の当時の構造を示している。

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憲法は政府の権力を工夫をこらして分割している彼らは、政府のどの部分の権力も、それが連邦、州、地方のどれであれ、用心深く考えつくされて決して中央の統制下にはおかれないだろうと信じていた。福祉や教育のような生活に深く関わるいろいろな分野も、政治家の介入から遠ざけられていた。この組織のもとでは、独裁制が生れることは不可能だった。なぜなら、政府のどの部分も単独でそれに充分な権力をもち合わせていなかったからである。独裁制は、権力の糸が一カ所に集中していることを前提にしている。この集中化がはじまれば、独裁制は不可避となる。英国の哲学者トーマス・ホッブス[Thomas Hobbes, 1588-1679]はかつて、「自由とは小さな部分に分けられた政府である」と言った。

ウッドロウ・ウィルソン[Thomas Woodrow Wilson, 1856-1924](4)は、このテーマについて、「自由の歴史は政府権力の拡大の歴史ではなく、政府権力の制限の歴史である」と言ったが、彼がこう言ったのは、彼がインサイダーの道具になる以前のことであった。また歴史上有名な英国の貴族アクトン[John Emerich Edward Dalberg-Acton, 1834-1902]は、「権力は腐敗へと傾き、絶対的権力は絶対的腐敗に傾く」と説明した。われわれアメリカの建国者たちには、これらの原理がまだ大原則としてはたらいていたのだが、前述の人たちはわれわれの建国者たちがもういない時代に生きていたのである。

では、この現代には、一体どのようなことが起こっているのであろうか。われわれ国民があの政治的スペクトル上を左の杜会主義の方向に移動するにしたがって、連邦政府の行政府に権力が集中していく。このことの大半は、立法行為と連邦の補助金によって達成された。連邦の金は餌として利用され、また連邦の統制はとめ金として利用された。連邦の最高裁判所はこの場合きわめて論理的に、「補助内容を規制するために政府の手続きを欠いてはならない」と決定した。

アメリカ合州国を支配するには、どこの市長になっても、どこの郡議会や州議会を手中に収めてもだめである。だが、もし連邦行政府の長が全権力をもっているとすれば、その一人の男だけを支配するだけで、その彼を通して分岐した全機構を支配できるのであるすべての加工生産、商業、金融、交通運輸、原料を支配するには、中央の権力中枢を支配するその頂上を手に入れるだけでよい
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彼はかくて独占者となり、すべての競争相手は排除されるだろう。 国家的独占を望むなら、国家の杜会主義的政府を支配しなければならない。そして結局、世界的な独占を得ようとする者は、一つの杜会主義的な世界政府を支配しなければならない これが権力運動の根本法則である。 このように、共産主義は抑圧されている大衆の運動ではなく、全世界に対する統制力を獲得するために、権力欲と金銭欲の強いインサイダーたちがあみだした運動であることがおわかりいただけると思う。 まず最初に個々の民族において杜会主義政府が確立され、つぎにこれらが合併によって大合同し、全能にして、杜会主義的た超国家にならなければならないが、それはたぶん、国際連合の後援のもとでなされるであろう 

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この目標に近づくために、この共産主義の利用方法については次章でみてゆきたい。

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(4) Thomas Woodrow Wilson[1856-1924]民主党員。一九一二年Th・ルーズヴェルトとタフトの分裂のすきをついて第二十八代大統領となる。

[5] Malcolm Muggridge, Chronicles of Wasted Time: The Green Stick(New York: Willium Morrow, 1973), p.225.


G・アレン&L・エブラハム インサイダー 1(原著初版1971、原著増補改訂版1985、訳書1986.10) 第二章 超富豪の権力のための社会主義 p54-58より

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by oninomae | 2008-12-24 00:11 | イルミナティ  

個人の銀行口座はすべてFinCENに見張られている by ジョン・コールマン

個人の銀行口座はすべてFinCENに見張られている

キャッシュレス杜会を確立しようという動きは一九九五年七月、新たな局面を迎えた。G7各国がロンドンに集まり、海外での現金バンキング天国を閉鎖する方法を徹底的に議論しあったのだ。 米国は、現金に関するスパイ活動にかけては以前から世界をリードしてきたが、前大統領ジョージ・ブッシュ[George Herbert Walker Bush]は金融犯罪取締執行ネットワーク(FinCEN:Financial Crimes Enforcement Network)という怪物的なスパイ機構を新たに作り上げた

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これは行政命令という名の国王布告によるものだった。FinCENは、合衆国の全面的金融専制政治に向けての、これまでになく真剣な動きだ。また、ジョージ・ブッシュに代わってFinCENを作ったのが、共和党首脳部だったことも記憶しておくべきだろう。

金融スパイ機関をつなぐ新世界秩序のこのネットワークは一九九一年、あたかも合衆国憲法を越えるかのような存在として生まれた。 非合法なスパイの群れの頂点に立つのは財務省の金融犯罪取締執行ネットワークで、頭文字をとってFinCENとよばれている FinCENには、合法的な政府機関としての権力をもつだけの根拠もなければ、そのような明確な権限をもった者もいない。憲法と照らしてもFinCENには、個人の権利を土足で侵す権力など一切ない。これは合衆国修正第四条に保障されている。

FinCENが深く恩に着ているのは、ジョージ・ブッシュが国を裏切ったことだ。 あれがなければ、FinCENは死産だった。FinCENの自慢は、高レベルの金融情報機関を集めたなかで、いわゆる「独立の地位」をもっているごとだ。このクラブには、イギリスの国家犯罪情報ネットワーク(NCIN)やフランスのTRACFIN、デイヴィッド・ロックフェラーのインターポール[Interpol]などが所属している

こういったネットワークが発表した目的に騙されてはいけない。特にFinCENはそうだ。 憲法違反の厳罰主義で武装したFinCENは、毎年数千万もの銀行口座に目を通し、国内外を問わず、無断で膨大な数の電話通話を盗聴している。しかも捜査令状や盗聴命令を申請するような手間は、まったく掛ける必要がない

合衆国憲法修正第四条にはこうある。

  「不法な捜索および逮捕押収に対し、身体、住居、書類および所有物の安全を保障される人民の権利は、これを侵害してはならない。令状はすべて、宣誓または確約によって支持される、相当の理由に基づいてのみ発せられ、かつ、捜索されるべき場所および逮捕押収されるべき人または物を特定的に記載するものであることを要する」


ジョージ・ブッシュの裏切りと、さらに同じくらい背信的な議会のおかげで、FinCENは修正第四条をまるごと、完全にぶち壊してしまった。

FinCENは、個人の私信や銀行口座や旅行記録や電話番号など、すべてに目を通すことができる。そして、わたしたちはそれをどうすることもできないのだ。

公表されているネットワークの目的--「唯一の目的は金融犯罪、とりわけ資金洗浄と戦うことである」--に騙されてはいけない。 FinCENの主な目的は、個人の現金資金のありかを捜し出し、それを目に見えるところへ狩り出すことだ。そして麻薬貿易や、武器あるいは核兵器製造レベルのウラン取引に関わったとして、その人物を告訴するのだ。現金こそ、FinCENの嫌悪する敵なのだ

ジョン・コールマン 300人委員会 凶事の予兆 第7章 IT革命の未来はエレクトロニクス強制収容所 中、p345-347より

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上記は絶版ですが、現在は以下で読めます。

コールマン博士は知っていた―さらに的中していく“世界経済”戦慄予言

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株価暴落、デリバティブ崩壊、巨大金融機関の破綻、警告のすべてが現実となってしまった…なぜコールマン予測はかくも正確なのか?300人委員会の黒い野望を解析すれば、国際マネーの未来など、たやすく見通せるのだ。
さらに的中していく“世界経済”戦慄予言。

第1章 アメリカ経済、完全崩壊の序曲が聴こえる
第2章 破局の日、生き延びる道はあるのか
第3章 300人委員会は破局の時を繰り上げた
第4章 キャッシュレス経済生活がもたらす奴隷社会
第5章 IT革命の未来はエレクトロニクス強制収容所
第6章 ペーパーマネーと戦争の邪悪な相関図

株価暴落、デリバティブ崩壊、巨大金融機関の破綻、警告のすべてが現実となってしまった・・・・
なぜコールマン予測は正確なのか?
300人委員会の黒い野望を解析すれば、国際マネーの未来など、たやすく見通せるのだ!

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by oninomae | 2008-12-23 05:22 | NWO・番号付動物農場・警察国家  

イルミナティ解説 by 林陽 2

悪魔に愛された女 解説(イルミナティ解説) by 林陽 2


イルミナティが究極的に目指しているのは、通商、金融、資源、何から何まで人類を一元管理できる、世界政府という名の「新世界秩序」だ。 それを導入するための「第三の混沌」までが計画されているのだろうか。彼らの歴史的文書は、確かにそれを裏付けている。パイクがマッチーニに宛てて書いた書簡は、第三次世界大戦についてのものだった。

それによれば、三度目の世界戦争は、中東でユダヤ人とイスラム教徒の間で起こすことになっていて、これは聖書に予告されたハルマゲドンと広く宣伝される。この「やらせ」ハルマゲドンは、相当ひどいものにする予定のようである。 各国は戦争と流血に疲れきり、平和が約束されさえすれば、ルシファーの教理だろうと何だろうと飛びつくに違いない、と大見得を切っている

これは、あくまで「計画」であって預言ではない。訳者はこの通りになるとは思わないが、オウムと同じく、黙示録に預言されているハルマゲドンを「演出」するために、とどめの一撃を入れようと、彼らが本気で企んでいることだけは確かだろう。パイクの書簡は、まるで悪魔の大予言のように聞こえるが、これは長期計画なのである。

「この世果戦争は、もっとも凄惨な社会変動と血みどろの動乱を招来する。そのとき、革命を起こす少数派から防衛せざるを得なくなった民衆は、全世界でこれら文明の破壊者を殺戮するだろう。一方、大部分の者たちはキリスト教に幻滅し、方向性を見失い、理想をあがき求めながらも、それをどこに求めるべきかを知らぬまま、最終的に民衆に提示されるルシファーの純粋な教理の世界的台頭を通して、真の光をつかむのだ。キリスト教と無神論の同時的征服と壊滅によって起きてくる広範囲にわたる反動から、これは現実のものとなる」

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イルミナティは、聖書でサタンと呼ばれているルシファーを神と崇め、その啓示の下に本気で世界支配を企んでいる集団なのだ。

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悲惨な世界大戦も、中東で何度も起きている戦争も、これまで述べてきたことから、彼らが背後で動いていることは疑う余地はない。金融破綻はこのための重要な手段であろう。

クロチルドの日記には、フランスを革命に追い込むために莫大な資本を海外に流出させ、国家財政を破綻に追い込み、無数の失業者を出したうえ、国の銀行をイルミナティ系の銀行に合併させていった話も明らかにされている これなど、最近の日本での金融界の動きに無気味に符合する。日本を始めとするアジア各地でのバブル崩壊も、あらかじめ仕掛けられたものだったのではないのか。(引用注:もちろん、今の世界こそ)

彼らの計画は、今後三十年間に焦点を集めている。イルミナティの大思想家と目されている故マンリー・ホール[Manly Palmer Hall, 1901-1990](メーソン33位階)は、『古代哲学講義』のなかでこう述べた。

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「民衆が自分を治められるほどに強く、賢明な時代はまだ到来していない。治めるに値するのは、エキスパートだけである。二百年以内に、人類はプラトンとアリストテレスの神々にかしずくとの予言が、今から百年前になされている。哲学の神々がふた,たび世界を支配するのである」

エキスパートあるいはオリンポスの神々とは、イルミナティの高イニシエートを意味している。  プラトンは『国家論』のなかで、十人の王が支配するアトランティスの理想世界を描いているアトランティスは、神に反逆したがために大洪水で滅ぽされた失われた世界だが、この世界をふたたび実現することがイルミナティの中心的計画なのだろう。

これに関連して、聖書に「十人の王」が獣と呼ばれる偽キリストにかしずいて世界を治めるとの預言があるのは、実に興味深いことだ。この十王国は、短期間で滅亡すると預言されている(ヨハネ黙示録十七章)。獣とは世界政府であり、その統治者であろう。今後三十年の間に世界政府を実現させようとしているイルミナティの計画とその結末がここに読み取れる。

オカルト面からコメントすれば、精神世界、ニューエイジにはまっている人々も、本書から学ぶこと大であろう。ニューエイジは、オカルト・イルミナティの再現と言っても過言ではない。オウム事件は、その典型的な例である。彼らは、星占い、生まれ変わり、自然食、密教、ヨガ、超能力開発、東洋医学、気功法、チャネリング、風水など、精神世界の「美味しい」知識を凝縮した思想で若者を入信させる一方、幹部連中は最新技術を駆使して「ハルマゲドン計画」を練り、それを実行に移そうとした。百年、二百年前のイルミナティのやり方を現代的に応用しようとしたわけだ。

そこで、今のニューエイジは、当時の「善良たる理神論メーソン」に対比でき、その中核で「イルミナティ」にあたる、オウムその他のオカルトテロ集団を培養する役割をしているとも言えるのである。 ニューエイジを追求している人々は、自分はこの教団とは何の関係もないと思うかもしれないが、本当にそうなのかどうか、次のニューエイジ指導者たちの言葉を読んでいただきたい。

フィンドホーン[Findhorn Foundation]で霊的照明を受けた欧米ニューエイジ運動の指導者、デピッド・スパングラー[David Spangler, b.1945]は、その著『キリストの省察』(フィンドホーン・ブック)のなかで、ルシファー意識との合一が霊的覚醒には不可欠だ、と繰り返し説いている。

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「ルシファーの真の性質は、善でも悪でもない。彼は進化を通して活動する神の愛である」(41ぺージ) 

「ルシファーが解放されるときに、人に内在するルシファー要素はもはや試験官ではなくなり、真の光の啓示者、光の天使、知恵の光になる」(43ぺージ)

「人間の完全性の時代、ニューエイジに入るときに、人は何らかの形でルシファー・イニシエーションと呼ばれる地点を通る。ルシファーは、完全性という最後の賜物を我々に与えるために来る。それを受ければ、人は自由になり、我々も自由になる。それがルシファー・イニシエーションである」(44~45ぺージ)

--こんなのもあります
"No one will enter the New World Order unless he or she will make a pledge to worship Lucifer. No one will enter the New Age unless he will take a LUCIFERIAN Initiation." (David Spangler, Director of Planetary Initiative, United Nations)
--
ニューエイジの核心部分はルシファー秘伝にあることを、指導者自らが認めているのであるこのスパングラーという人物は、今や国連の「プラネタリー・イニシアティブ[Planetary Initiative]」代表の任にある。 

日本のニューエイジの母と慕われているY.Aという人も、ルシエルを名乗る霊的存在から同様のことを啓示され、フィンドホーンの客となった。ルシエルとは、サタンが堕落する前に天上で持っていた名前である(彼は、地獄の光を意味するルシファーよりも、この名を使うことを好むと言われている)。それは、ルーシェル、ルキエル、ルキスとも呼ばれている。

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ニューエイジの母体組織とも言える神智学の創設者ブラバッキーは、大作『秘密教理』のなかで度々、ルキスあるいはルシファーを礼賛する言葉を述べている。
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彼女にとって、ルシファーはキリスト教によって悪魔にされてしまった真の光の神であり、宇宙開闢のときに現われた最初の神であった
(第1巻70ページ。ブラバッキーは一八七五年にこの協会を創設したが、そのとき幹部に名を連ねたのが、何とアルバート・パイクだった。 
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実際、神智学協会の幹部は、全員メーソンだったことが明らかになっている。

ブラバッキーの遺志を継いだのが、イギリスの神智学者のアリス・べーリー[Alice Ann Bailey, 1880-1949]だ。
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彼女は「ルキス・トラスト」という組織を発足させ、そこから世界政府と世界宗教を実現するための計画案を明らかにする、膨大なチャネリングの本を発行した。この組織を日本語に訳せば「ルシファー企業合同」となる
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何とこの機関は、その後国連の下部組織に組み込まれている。国連は、ルシファー秘伝の場になってしまうのだろうか。

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もう一人、欧米のニューエイジで偉大な思想家のように礼賛されている哲学者、マンリー・P・ホールがいるが、この人もルシファー秘伝主義者だ。『フリーメーソンの失われた鍵』のなかで、彼はこう書いている。

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メーソンは、活ける力のダイナモの正しい使い方を知ってこそ、結杜の奥義を知ったことになる。そのときに、彼はルシファーの燃え盛るエネルギーを手にするのだ。さらに高きへと踏み出す前に、彼はそのエネルギーを正しく使う能力を証明しなければならない」(48ぺージ)

ここで言う「ルシファーの燃え盛るエネルギー」とは、ヨガで言うところのクンダリニー(蛇の火)である。東洋でも、西洋でも、密教が教えるところは、この蛇の火を内に目覚めさせて霊的た光明を得るというものだ。それは、オウム真理教の信者たちが目指していたものである。

ソフトニューエイジの生みの親、エドガー・ケーシー[Edgar Cayce,1877-1945]は、健康相談では優れた力を発揮したが、その思想は、キリスト教の衣で覆った神智学だった。
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彼も、クンダリーニを目覚めさせることをしきりに説いていた。 ケーシーの一番の財政支援者であったデーブ・カーンというユダヤ人富豪は、戦時中にロスチャイルドの右腕として働いた高位のメーソンだった。 彼は、メーソンの神殿からケーシーヘの補助金が出ていたと自叙伝に記している。ケーシー財団の建物は、一九五〇年代にフリーメーソンのバージニアビーチロッジが使っていた場所だ。この団体がマンリー・ホールの団体と提携を結んでいるのも、まったく自然なことなのである

ケーシー信者たちがイルミナティの思想を受け入れていることは、アメリカで彼らが張っているホームページや出版している本に、平気でイルミナティのシンボルを使っていることからも分かる。 このような動きは、先代にはなかったことだ。今は昔とは異なり、キリスト教を装う必要がなくなったためであろう。ケーシーを宣伝するアメリカのホームページには、「事物の新秩序」の大きな文字とともに、目のついたピラミッド(一ドル札の裏に印刷されているイルミナティのシンボル)が使われている。 そして、「新世界秩序はキリストが治めるものなので恐れることはない、陰謀研究など愚かしい」とさえ書かれている。これには本当に驚かされた。イエズス・キリストが、反キリスト集団イルミナティの標語を使う、と彼らは本気で信じているのだろうか。ケーシーの研究グループも、数年前に国連に所属した。

このように、ニューエイジとメーソン、あるいはイルミナティは、密接にリンクしているのである。 しかも今や、イルミナティの計画は最終段階に入り、国連がその本拠地に変わりつつあるのだ。

本書の主人公のクロチルドが、「聖霊」を称するルシファーから啓示された話は、今の精神世界の教えとなんら変わるところはない、七つのチャクラや生まれ変わりの思想さえ、そこには登場する。彼女は、ニューエイジで中心を占めているチャネリングの先駆者であったばかりか、クンダリニーを目覚めさせ、空中浮揚さえやってのけた。だが、それを自分の力とは見なかった。

「何たる瞬間!わたしは、自分を超えるいかなる自然の法則も、重力さえも、どのような秘密も存在しないことを感じた。この世の人間の弱さをわたしは思い知った。彼らは、どのような力も、自分自身から出てくるものだと考えているからだ。だが、彼らに力を与えているのは霊なのである」

これは、天井にまで空中浮揚したときの、彼女の感動の言葉である。人間は、霊的に神か悪魔か一方を選択する権利を持っている。しかし、悪魔は悪魔として初めからその姿を現わすことはない。ルシファーは得意の七変化を使い、精霊やキリストの名前さえ騙り、神々しい霊的存在として人の前に姿を現わす。そして、崇高な理神論によって、人間は独力で神に似た超人になれるとの神秘思想を吹き込むのである。だが、体験を極めた人は、それが誰弁に過ぎないこと、人間はいずれかの霊的力を通す媒体にしか過ぎないことを知っているのだ。

悪魔という存在は、今の心理学では、人間の自我の象徴にしか解釈されてはいない。しかし、奥義を究めた人は、霊的世界には二つの極性が存在することを知っているのである。悪魔が存在するとすれば、もう一つの霊的極であるイエズス・キリストも、同じように存在する。(引用注:引用者は「超自然的」というのは信じていません。神話はどちらも天空の星の話だろう)

「獣と出会うそのときまで、わたしは超自然的な原理を否定し続けてきた。そして今、さらに二つの原理を受け入れねばならなかった。カトリックのそれと、洗礼の神が存在することの二つである。洗礼の神により力があることは、獣自らが認めていたことだ。だがわたしの目は塞がれ、この神が力ある神であるばかりか、心優しく、知恵に満ち、聖たる完成にあることを結論するまでには至らなかった」

クロチルドが回心したときの告白である。キリストを知った彼女は、以前には「聖霊」と呼んで親しんでいたその力を「獣」と呼び、完全に挟を分かったのである。ここに希望が見える。

クロチルドはイルミナティの破壊的計画を立案するために、ルシファーから啓示を受ける役割にあった(引用注:神懸かりの巫女ですか)。その彼女が、最終的に真の「神」に救いを見出し、イルミナティに大打撃を与えたことは、われわれにとっては大きな希望である。当時の教皇レオ十三世は、四回も反フリーメーソン回勅を出したが、その背景には彼女の告発文書の存在があったと言われている。

この世は戦いの場である。闇は真の光に対抗するために、光を偽婆して戦力を集めようとする。しかし、見極める目を養えば、真の光と、光を偽装する闇とを区別することは可能である。

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この本は、陰謀者側の弱点を知ることによって、彼らに対抗する力を与え、彼らの策略を詳細に知ることによって、陰謀に打ち勝つ知恵を与えてくれる、きわめて重要な資料である。

読者が、世界史をつむぐ見えざる糸を本書からつかみとり、巧妙な光の偽装の背後に隠された真実に目を開かれることを念願している。

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二〇〇〇年三月 訳者


シスター・マリー・エメリー 悪魔に愛された女 訳者解説 p236-244 より

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17:ヨハネの黙示録 / 17章 17節

神の言葉が成就するときまで、神は彼らの心を動かして御心を行わせ、彼らが心を一つにして、自分たちの支配権を獣に与えるようにされたからである。

18:ヨハネの黙示録 / 17章 18節

あなたが見た女とは、地上の王たちを支配しているあの大きな都のことである。

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by oninomae | 2008-12-22 21:24 | イルミナティ  

イルミナティ解説  by 林陽 1

悪魔に愛された女 解説(イルミナティ解説) by 林陽 1

秘密結社イルミナティの存在については、これまでにも様々に取り沙汰されてきた。それは、神秘の学校、見えざる大学、白色同胞団、ブラザーフッド、インナーサークルなど数々の名前を持つ、謎の世界的秘密組織である。この分野の研究者によれば、イルミナティはその実体がつかめないようにするために、多岐にわたる看板組織を通して、世界情勢を背後から操作しているという。外交問題評議会(CFR)、ビルダーバーグローマ・クラブ三極委員会、シュライナーズ、フェビアン協会神智学薔薇十字、そして国連など、一万を超す看板組織が存在すると言われている。

その存在はあまりに謎めいていて、部外者には、本当のことがまったく分からない。ことの真実を知るのは内部に生きる人間だけだが、その秘密が漏れることは少なかった。会員は死の誓約とともに、秘密厳守の誓いをさせられるからである。

「イルミナティ」とは、「光明を伝授された者」「啓発された者」の意味である。この名称が頻繁に使われるようになったのは、フリーメーソンの大統合が行なわれた一七一七年以降のことだ。驚くかもしれないが、スウェーデンの千里眼能力者として知られるインマヌエル・スエデンボルグの教義を枢軸とする「スエデンボルグ儀礼メーソン」は、別名をストックホルム・イルミナティと呼ばれていた。設立は一七二一年だ。

それはフランスに流れ込み、一七六〇年にアヴィニョン・イルミナティ[Avignon Illuminati]をパリに創始、催眠学の創始者であるマルキ・ド・ピゥイセギュー、マルキ・ド・テーム、動物磁気療法の開発者フランツ・アントン・メスメル、魔術的詐欺師で有名なカリオストロが中心になって、スエデンボルグ教義の「正しい」解釈と実践を目標に、活動を展開し始めた。このカリオストロは、後述するバイエルン・イルミナティの会員でもあり、のちに逮捕され、極刑を逃れようとイルミナティの悪魔的内情を裁判で暴露した人物である。彼の告白は、その後のイルミナティの批判研究に役立っている。

本書に直接かかわってくるイルミナティは、この一連の流れを受けて一七七六年に結成された「政治」結杜だが、前述のオカルト系イルミナティとも密接にリンクしていた。

この結社の研究の先駆者、イギリス・エジンバラ大学自然哲学教授、ジョン・ロビソンのから簡単にまとめてみる。

バイエルン・イルミナティは、ドイツのバイエルン、インゴルシュタット大学教会法教授のアダム・ヴァイスハウプト[Adam Weishaupt, 1748-1830]が一七七六年五月一日に結成したものである。
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結社は六年後の一七八二年に、ヴィルヘルムスバートで開催された世界フリーメーソン大会議で、メーソンとの合同本部をフランクフルトに置き、世界財閥のロスチャイルド家とその配下のユダヤ資本を動員して、とてつもない力を生み出しつつあった。 組織は、表向きはイルミニズム(超人創造のための高度な知恵を伝授するの意)の仮面を被り、「自由・博愛・平等」の世界建設という大目標を掲げたため、政界はもとより、多くの文化人、芸術家、知識人が加入した。文豪ゲーテとヘルダーは、一七八二年の大合同の際にこの会員になった。

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だが、内輪組織の真の目標は世界征服にあったのである。この結社は、諸国家の破壊、諸宗教、特にカトリックの撲滅、教育や家族の破壊等の「カオス」を通して、「統一世界政府」という名の新しい世界秩序を推進するという、きわめて過激な世界革命思想を眼目に据えて、極秘活動を展開し始めた。 「オルド・アブ・カオ(混沌から秩序)」がその合言葉であった。

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そのテストケースに選ばれたのが、カトリック信仰のもっとも篤いフランスである。


ところが、何とも不思議な出来事が起きて、この極秘計画が露見してしまうのである。一七八五年に、ランツという名のイルミナティエ作員が、悪天候のなかをフランクフルトからパリに向けて馬を走らせていた。バイエルンにさしかかった頃、突如落雷が彼を襲い、ランツは一瞬のうちに息絶えた。発見された彼の遺体から、ドイツのイルミナティ大ロッジから、パリ大ロッジのロベスピエールヘ宛てた極秘書簡が見つかった。そこには何と、まだ起きてもいないフランス革命(一七八九~九九年)、王政および諸宗教(ユダヤ教は含まれていなかったそうだ)撤廃の大計画が書かれていたのである。

事の重大さに驚いたバイエルン警察は、イルミナティ本部を急襲、ヴァイスハウプトの文書を没収して、イルミナティが事実、世界支配を目論んでいることの証拠を握った。

ある文書にはこう書かれていた。 「社会にとって致命傷となるべき世界革命を行かうことがわれわれの目的である。この革命が秘密結杜の仕事になるであろう。われわれの『大いなる奥義』はここにある

バイエルン政府はこの組織を国家的に禁圧し、すぐに大英帝国、パリ、ミュンヘン、オーストリア、ロシアヘ警鐘を鳴らしたが、ときすでに遅く、各国政府の重要ポストに配置されていたイルミナティの厚い壁に遮られ、警告は効を奏さなかった。真面目に耳を傾けたのは、メーソン破門令(一七三八年)を出した教皇クレメンス十二世以来、一貫してフリーメーソンに対抗してきたローマカトリック教会ぐらいだ。 四年後、フランス革命[French Revolution]は予定通りに勃発し、九時間のうちに千二百人あまりのカトリック信徒の首がはねられ、打倒された王政の代わりに、恐怖政治が国を支配した。

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一方、政府の禁圧にあって国外に逃れたヴァイスハウプトは、スイス、次いでロンドンに拠点を設け、フランスに続き、イギリスメーソンを呑み込む計画を立てていた。この目的を遂げるため、エジンバラ大学自然哲学教授で英国学士院会員、メーソンであったジョン・ロビソンを助手に雇い、計画書の保管を委ねるが、ロビンンは一枚うわてだった。

すでにイルミナティの危険性を知っていた彼は、熱心な助手と見せかけ、イルミナティの謀略をできるかぎり吸収、『すべての宗教と国家を滅ぽす陰謀の証明』という、その後二百年間、世界で読み継がれることになる本を命懸けで書きあげたのである(一七九七年)。

ここで分かることは、メーソン=イルミナティという単純な図式が成り立たないことである。上級メーソンといわれる人々でさえ、イルミナティの高イニシエート(高位の秘儀伝授者)からすれば、真実を知らされずに使役されているだけの、下級会員に過ぎないのだ。

ぞの翌年には、フランスのイエズス会士アヴェ・バルエルが『ジャコバン党の歴史覚書』という四巻に及ぶイルミナティ告発書を書きあげた。 ジャコバン党とは、フランス革命期にイルミナティが使ったもう一つの名前である(引用注:「ヤコブ」の党ですが)。この二種の詳細なイルミナティ告発書を調べたバイエルン政府は、没収したヴァイスハウプトの文書をまとめ、『イルミナティ結杜の原著作集』と題する文書を出版し、あらゆる国々に送付した。

そこから、次のような事実が浮かびあがった。ヴァイスハウプトは、一七四八年二月六日に生まれた。彼はユダヤ人だったがイエズス会士(カトリック)になる振りをした。だが、実際に信じていたのは、ルシファー礼拝とヒューマニズム(人間至上主義)だった。ルシファー(「光の子」を意味)とは、キリスト教神学で言うところの悪魔、サタンのことだが、彼らはこれを理性の神(理神)の象徴として祀りあげていたのである。ヴァイスハウプトは、インゴルシュタット大学で教会法の第一人者として教鞭を執っていたときに異端を説き、イエズス会から破門された。

ロスチャイルドの要請と財政支援のもとに五年を費やして世界革命の方法論を書きあげ、『ノーブス・オルド・セクロルム』とこれに銘打ち、結社結成の日、一七七六年五月一日に出版した。 このタイトルを翻訳すれば、「事物の新秩序」あるいは「新世界秩序」となる。同じラテン語の文句は、アメリカの一ドル札に印刷された「国璽」にも見られる。実際、この国璽に使われている「目のついたピラミッド」は、イルミナティの紋章と同じものたのだ。国璽を作成した者とイルミナティとの関係を物語るものであろう。

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(お金は「ない」ところから作り出すのがわからないのは認知障害。他方、こんなふうに「ある」ものをないというのも認知障害?)

ヴァイスハウプトは、会員たちを「イルミナティ」(光明を受けた者たちの意)と呼んだが、これは薔薇十字から借用した言葉であった。下級会員は、「完全者」と呼ばれる上級会員に対し絶対服従の義務を負った。

位階制度は次のようだ。最低の位階は、内輪では「劣るイルミナティ」と呼ばれていた。この上に、象徴的メーソンとスコッチメーソンに分かれる「メーソン」の位階があった。これら二種の下部組織のメンバーは、人類すべてが自由と平等を享受する理想世界を地球上に現出することが結杜の目的である、と教え込まれた。暴高階級は「摂政」と「王」の二つに分けられた。

秘伝者たちは、永遠の沈黙と組織への絶対服従を誓わされた。

「何かを漏らすようなことがあれば、自分にも、家族にも、友人にも、仲間全員に死が臨みます」

「結杜の敵は自分の敵になります。結杜の友は自分の友になります。わたしは、友にも敵にも、イルミナティ結杜から命じられる通りに行動し、結杜の拡大のためにわが身を捧げます」

このような生命を懸けた誓いは、イルミナティの目標を覆い隠すためのものであろう。その目標は五つに分けることができる。


一、すべての既成政府の廃絶とイルミナティの統括する世界単一政府の樹立。
二、私有財産と遺産相続の撤廃。
三、愛国心と民族意識の根絶。
四、家族制度と結婚制度の撤廃と、子供のコミューン教育の実現。
五、すべての宗教の撤廃。


この五ヵ条は、今「カルト」と呼ばれている集団が行なっていることに、無気味なほど共通しているが、イルミナティが目指しているのは、これをカルトレベルから国家レベルに拡大することなのである

ヴァイスハゥプトから押収した文書に、プロテスタントを礼賛する言葉が書かれていたのは、皮肉としか言いようがない。彼は「プロテスタントは自分以上にカトリックを憎んでいる」と言い、この憎しみを利用してプロテスタントを引き込むことに成功したのだ。彼はずいぶんプロテスタントに期待をかけている。

「何にも増して有り難いのは、優れたプロテスタントと、改革の神学者たちが、わが光明会に所属しているということだ。キリスト教の真の精神が我々とともにある」

彼は、プロテスタントとカトリックを統合する考えを持っていたが、この思想は今のエキュメニズム[Ecumenism](教会一致運動)に引き継がれているように思われる。この目的を遂げるために、彼はプロテスタントしか入れない結社とカトリックしか入れない結社を新たに作り、この双頭戦力を通して、目的達成のための資金源を得た。

「わたしは、誰の利益にもなる一つの説明を考案している。それは、すべてのキリスト教団体を招くための計画だ。それによって、徐々に彼らはすべての宗教的偏見から自由になり、杜会主義的徳を育成するようになるだろう」(引用注:「宗教的偏見からの自由」には賛成ですが、宗教心のよい面まで捨てさせようとしていると思われるのが現実である)

当時、アメリカ初代大統領の職(一七八九~九九年)にあったジョージ・ワシントンは、メーソン大統領として研究家が度々紹介する人物だが、この人がイルミナティを攻撃する態度を貫いていたことは案外知られていないようだ。彼はマウントヴァーノンのG・W・スナイダー神父からロビソンの本を手渡され、貧るように読んだ。一七九七年九月十七日に行なわれたワシントンの最後の大統領演説は、イルミナティそのものがテーマだった。

イルミナティのような連合体はやがて、狡猜な野望を持つ、無節操な者たちが独力で政府を強奪し、民衆の力を何もかも覆し、憲法の核心部分を破壊する原動力になるだろう」 

「彼らが採用する方法の一つは、イルミナティが民衆から土地と財産を盗むための法律を施行できるよう憲法を改正することにある」

「アメリカが自由であり続けるためには、ヨーロッパを避けることが第一原則である。落とし穴だらけの連合を、何としても避けなければならない」

ワシントンは最後に、「できるかぎりヨーロッパと政治的関係を持たぬよう」熱心に国民に呼びかけた。
ワシントンの演説の影響は大きかった。翌年の一七九八年七月九日、エール大学総長のティモシー・ドワイトが、卒業生を前にこの悪魔的秘密結社の危険性について講演し、イルミナティ打倒の十字軍結成さえ叫ばれた。(引用注:これは皮肉なものだ。ドワイトは悪魔的秘密結社:アヘン・奴隷売買の「どくろ団」じゃないの。とぼけているのか、「インサイダー」とは言い難いのか?本当のインサイダーは項目2には自分達は含まれないと知っている。結局、その中核はロスチャイルド家を中心としたインサイダーたちだということだろう)

ジョージ・ワシントンは、大統領職を解かれてから自分がメーソンになったことを非常に後悔し、死ぬ直前に最終秘蹟を受けカトリックに改宗している。スナイダー神父に書簡でしたためたところによれば、ワシントンはメーソンがイルミナティの道具になっていることを知らずにいた。一七九八年九月二十五日の書簡にはこのようにある。

「私がロッジに加わったのは、イルミナティの邪悪な綱領を推進することがフリーメーンンの目的ではない、と信じたためでした。だが、今や、ロッジ内にイルミナティが忍び込んできているのです。彼らは民衆を政府から引き離し、われわれの国を手中に入れんとしているのです。合衆国に拠点を築いたそのときから、彼らがこの計画を持っていたことは、もはや疑う余地がありません」

第二代大統領のアダムズは、ワシントンとともにイルミナティに反旗を翻したが、第三代のトマス・ジェファーソンは、「完壁な」(「」は引用者)イルミナティだった。(引用注:全体主義には反対していたように思われるのでレオ・ザガミのような「お人好しの」イルミナティだったかも。完璧なイルミナティは独裁専制全体主義がすきです)

ジェファーソンに関連して、一ドル札に刻印された「合衆国国璽」にまつわる無気味な話が語り伝えられている。報告したのは、ヴァージニア・ブラシントンというジャーナリストだ。その話によると、ジェファーソンがある晩ひとりで庭を歩いていたとき、マントを翻す不思議な黒ずくめの男に接触された。男は、ジェファーソンに基礎的デザインを施した羊皮紙を手渡した。そのデザインから、今の政府が使っている国璽が作られたというのである。前にも述べたように、この国璽のなかに、イルミナティの標語「新世界秩序」が刻印されている。

実際、ジェファーソンは、イルミナティを積極的に擁護した人物だった。ヨーロッパで国賊と見なされているヴァイスハウプトを「熱心な人道主義者」と宣伝し続け(引用注:そんなふうに幻想的に思っていた?そんな人間は初期には多かっただろう)、フランス革命については「これが起こらないなら人類の半分が死んだほうがまだまし」とまで言っている。無線電信の発明者モールスの父で、開拓時代の優れた地理学者、牧師で名を知られていたジェディー・モールス博士は、ジェファーソンはイルミナトス(イルミナティの単数形)だった、とはっきり記録している。国璽のデザインを手渡したのは、ヴァイスハウプトの使者であろう。

四代目のモンローはワシントンの遺志を継ぎ、旧大陸との相互不干渉を約束する「モンロー主義」と呼ばれる危険防止策を講じた。第一次大戦後にウッドロー・ウィルンンが裏切るまでの百二十年間、この政策がアメリカ外交の主軸となった背景には、このような事情があったのだ。

イルミナティは、バイエルン政府に禁圧されてから地下に潜ったとされているが、実際には名称を様々に変えたに過ぎず、すでに結合していたメーソンを通して世界を動かしてきた。フランスではジャコバン党、フレンチ・マルチニストの名で革命の推進力になった。イルミナティという名を公には使わなくなっただけだ。ロシアでもマルチニズムの運動は活発になった。ツァー・ニコライニ世のオカルト顧問になりすまし、暗殺を手引きしたパプスは、この組織のグランドマスターだったと言われている。ロシア革命を起こしたのもイルミナティなのだろうか。本書はそれを肯定している。

ヴァイスハウプトは死ぬ前にイタリアにも手を伸ばし、そこにカトリックの愛国者、組織を装う、カルボナリ党を結成させた。ジュゼッペ・マッチーニが党首に就任し、
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全世界のメーソンをイルミナティに統一するというヴァイスハウプトの遺志を継ぐことになった(一八三一年)。このマッチーニと手を結び、アメリカに純粋なイルミナティの教理を導入したのが、メーソンの教科書『倫理と教理』を書いた南軍将校のアルバート・パイクであった(一八七〇年)。
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この新しい結杜は、知恵と謀略の神の名をとり「パラジウム儀礼」と呼ばれているが、その「倫理と教理」がどのようなものかは、次のパイクの文章を読めば一目瞭然だ。

「メーソンの宗教は、われわれ高位階のイニシエート全員によって、ルシファー教理の純粋性のなかに保たれるべぎである。ルシファーは神である。だが悲しむべきことに、アドナイ(注:これはキリスト教の神のこと)もまた神なのだ。影なくして光なく、醜さなくして美はなく、黒なくして白があり得ないというのが、永遠の法則だからである。真の純粋な哲学的宗教は、アドナイと同等のルシファーへの信仰である。光と善の神ルシファーは、人類のために、暗黒と邪悪の神アドナイと戦っている」(一八八九年七月十四日、「世界二十三カ所の最高会議に宛てた指導要綱」)

これは、ヴァイスハウプトの思想をそのまま踏襲したものだマッチーニとパイクは、全世界のメーソンをイルミナティの配下に統合することこそが、世界統一に必要不可欠と見た。そのための布石として、世界戦争を起こす計画を立てた。その証拠は、戦前まで大英博物館に展示されていた二人の往復書簡に見ることができる。一八七一年のものだ。

マッチーニは、一連の世界戦争という「混沌」をつくりだし、そこから「秩序」をつくりだす案を提起した。それ以上の殺戮を避けるために、各国は主権も愛国心も放棄し、国際連盟や国連のような超国家機関に主権を譲るようになるだろう。一番目の世界戦争で帝政ロシアを根こそぎにし、イルミナティの独裁制を設立、莫大な人口と資源をさらなる計画達成に振り向ける」

たび重なる皇帝の暗殺と一九一七年のロシア革命によって、これは現実のものとなった。二番目の世界戦争では、新ロシアがヨーロッパを併合することになっていたが、この計画は少なくとも半分は成功したと見ていいだろう。

イルミナティの標語「新しい世界秩序」が、これら世界戦争の勃発とともに各国指導者によって頻繁に使われ始めたのは、はなはだ興味深い。「混沌から秩序」が彼らの合言葉であったことを思い出してほしい。第一次世界大戦という混沌から国際連盟という新世界秩序が誕生した。アメリカの基本通貨に「新世界秩序」のラテン語を含む、無気味なシンボルが刻印されたのもこの頃だ。「混沌」も「秩序」も、彼らがつくったものなのだろうか。

そして、第二次世界大戦という混沌が起こった。当時の有名なチャネラーだったエドガー・ケーシー[Edgar Cayce, 1877-1945]は、「混沌から秩序」の方程式を知っていたようだ。彼は終戦の四年前にこう予言している。

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「フリーメーソンの秩序に代表される普遍的思想を持つアメリカ主義が、世界情勢を解決する究極のルールになる。世界中がメーソンになってくれるわけではない。だが、メーソンの採用する原則に基づいて、一九四四年、四五年に平和の新秩序が設置されることになっている」

これは、国連設置を指した「当たり」予言として紹介されているものだが、メーソンが国連の指導原理になること、それが「新世界秩序」をつくることに彼が期待をかけていることを示す、重要な言葉だ。いったい、彼のチャネリングの源は何だったのだろうか

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                (4x8=32、32+1=33)

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シスター・マリー・エメリー 悪魔に愛された女 訳者解説 p225-236 より

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参照:イルミナティ関連Svali の記事目次
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by oninomae | 2008-12-21 20:16 | イルミナティ  

小泉政権幹部は、日本の優良企業の株を外資に安価に差し上げるビジネスに動く by 小野寺光一

2009年1月5日日本企業滅亡(株券300億株消滅)日本企業の外資占領を阻止せよ<ターゲットはトヨタか?> 小野寺光一
http://archive.mag2.com/0000154606/20081220113940000.html
より抜粋

<小泉政権幹部は、日本の優良企業の株を外資に安価に差し上げるビジネスに動く>

小泉政権幹部の面々は、「自民党の存続」などもとからどうでもよく、「個人的に金儲けをする」ために、「日本の優良企業の株を外資に差し上げる」べく動いているらしい。

「郵政民営化死守」は 何も国民のことなどひとつも考えていないが、「350兆円の郵貯・簡保を外資に差し上げれば10%のコミッションが入る」から「死守」しているのである。

<明らかにされたスイス銀行のナンバーアカウント>

最近では、ライブドアファイナンスが、クレディスイスに口座を開設していたこと、クレディスイスから融資を受けたりしてさまざまな企業ののっとりをしかけていたことがばれて報道されているが、似たような構図が政治家や秘書官にも存在しているのである。

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<西武鉄道の事例>

西武鉄道が些細な問題で一方的に上場廃止になってしまった事例もそうだが、彼ら亡国の人物は「ほしいなあ」と思えば、証券取引所のトップを動かしてでも「無理やりに上場廃止にしてしまう」のである。日本の中で、西武がになってきた、「スキーに行こう」「遊びに行こう」という「楽しさを提供する」文化もなくなってしまった。あの頃にみんなで「スキーに行こうよ」というのがこの冬の合言葉のようなものだった。今はいつのまにかスキーにほとんど行かなくなってしまった。

<ターゲットにされるトヨタ>

今はトヨタ自動車がどうもターゲットになっているようだ。

もし、悪質な人物が、日本の優良企業を手に入れたいと考える。日本を代表する企業として思い浮かぶのがトヨタである。おそらく、外資は、トヨタを欲しいに違いない。 日本を代表する企業。トヨタ。一兆円企業である。 どの外人も、トヨタはすばらしいという。 「壊れない」「速い」「静粛性がすばらしい」。 いわば日本のものづくりの最たるものだ。 

トヨタは中国でも爆発的に売れている。 セルシオは、 おそらくベンツよりグレードが上である。

そのトヨタを欲しい外資は、どうやるか?まず、株式を集めなければいけないのでトヨタについての悪いニュースを流すだろう。悪いニュースが流れれば、既存の投資家は「トヨタ株を売りたくなる」はずだからである。

<巧妙に誘導されている赤字報道>

今回、巧妙なのは、トヨタは営業利益が大幅黒字であるにもかかわらず、意図的に円高ドル安に誘導して、トヨタの輸出企業としての利益を減らして赤字に誘導しているという点である。

本来、黒字であったにもかかわらず、無理やりに為替変動によって「強引に赤字」にするように動いている。

<仕組まれた報道>

そして小泉政権幹部とべったりの記事ばかり配信する「時事通信」が何らかの形で「悪いニュースを流す」日本のニュースの構造上、時事通信社が配信するニュースは、そのまま下請けのような通信社が引用して配信する「無責任体質」がある。

小泉政権幹部の意向の記事をよく流す媒体としては「時事通信社」「読売新聞」「日本経済新聞社」「夕刊フジ」「週刊文春」「文芸春秋」があげられる。そしてそれにときどき「産経新聞」「毎日新聞」が加わる。

小泉容疑者が、事務次官連続殺人事件を引き起こしたときも、なぜか時事通信社が、突出して配信していた。しかも後で検証してみると、「かくらん」につながるような内容ばかりであった。

問題のあるシカゴ大学

日銀のトップは、シカゴ大学に留学して勉強してきている。シカゴ大学は、ロックフェラーが設立した大学で、「間違った経済理論」を世の中にすすめるために作ったとうわさされる大学である。
一方、核分裂の研究など核爆弾開発に関係するような研究は最先端で有名なのである。

世界を混乱に陥れている経済学のミルトン・フリードマン[Milton Friedman]はシカゴ学派である。


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by oninomae | 2008-12-21 02:09 | 政治詐欺・政治紛争  

誰が何のために原爆をつくったのか by 鬼塚英昭

偽装機関「管用合金管理委員会」の実像

イギリスの原爆開発を別の方向から見ることにする。金子敦郎の『世界を不幸にする原爆カード』(二〇〇七年)から引用する。

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  核分裂から巨大なエネルギーが放出されることを最初に推論したボーア研究所のフリッツ〔・シュトラウス〕は一九三九年夏、バーミンガム大学のM・オリファント[Sir Marcus 'Mark' Laurence Elwin Oliphant]物理学部長に招かれて英国滞在中だったが、迫りくる戦乱を避けてそのまま英国の原爆開発計画に参加することになった。英国ではインペリアル・カレッジのG・P・トムソン[Sir George Paget Thomson]教授らの物理学者が、核分裂が原子爆弾につながることにいち早く気づいていた。フリッツはドイツからの亡命物理学者R・パイエルス[Rudolph Peierls]と協力して一九四〇年はじめに、核分裂を利用して強力な爆弾を作ることが可能と結論づけるリポートをまとめた。この研究結果はバーミンガム大学から英国政府の防空科学研究委員会に伝えられ、英国も原爆開発のための委員会を設置した。委員長にトムソンが就き、数人の科学者が加わった。後にM・S・ブラケット[Patrick Maynard Stuart Blackett, Baron Blackett]も参加する。四月十日、第一回の委員会が開催された。この委員会は六月に暗号名「モード(MAUD)委員会」と名付けられた。

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モード委員会は科学者を集めて意見を交換し、学術的な報告書を提出させる一委員会である。しかし、第二次世界大戦が勃発すると、イギリスの原爆に関する最高機密は、チャーチル首相からルーズヴェルト大統領への秘密ルートで流出するのである。 その過程でイギリスでは原子力産業建設のための初期段階の措置がとられる。この措置は化学・電機トラストヘの優遇処置でもある。すなわち・原爆産業が育ち、この原爆産業がアメリカの化学・電機トラストと結びつくのである。そのためにつくられた委員会は機密保持のため、「管用合金管理委員会」と名付けられた。実体を隠蔽する偽りの名称である。

チャーチル首相はこの委員会の監督をサー・ジョージ・アンダーソンに命じた。彼は保守党最高幹部の一人で戦時内閣の閣僚でもあった。アンダーソンはこの委員会の委員長にインペリアル・ケミカルズ[Imperial Chemical Industries]の重役、W・A・エーカーズ(後にサー・ウォーレス)を任命した。インペリアル・ケミカルズは・ロスチャイルドが支配する英国の中核企業群の一つである。一九一二九年から一九五一年まで英国特殊情報部(SIS)の長官であったスチュアート・メンジース[Stewart Menzies]大佐はこの会社の一族である。

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その後、インペリアル・ケミカルズとヴィッカース[Vickers Limited]がこの委員会を完全に支配した。ヴィッカースはロスチャイルド傘下の主要企業である。英国最大の軍需会社であり、ロスチャイルド一族がほぼ完全に支配している。「ヨーロッパの謎の男」とも「死の商人」とも形容された、サー・バジル・ザハロフ[Basil Zaharoff, 1849-1936, ロシア生まれのユダヤ人]がヴィッカースの役員の一人であったことからも、この企業の存在の意味が理解できよう。

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管用合金管理委員会の協力機関のなかで最も重要なのは「拡散施設委員会」であった。この委員会の十五人の委員のうちの十人はインペリアル・ケミカルズ出身で、二人はヴィッカース出身であった。この委員会ではいかなる発明が原子力関係として扱われるかが検討された。 自社に有利な研究が採用され、巨額なポンドが英国政府から供給され続けたのである。 従って、チャーチルはインペリアル・ケミカルズとヴィッカースの傘下の化学トラストと兵器トラストのみに英国のポンドを与え続けたということになった。かくて、この委員会から生まれた「管用合金計画」によりヴィッカースはイギリス原子化学者の研究した原理にもとづいて、いくつかの模型機械を試作した。ヴィッカース傘下の企業体がこの製造に参加し続けた。

化学財閥のインペリアル・ケミカルズは同計画の最も広範な部分をうけもった。新しい建設材料、工程の複雑な構成部分、最終設計に関する調査が行われた。ウラン238からウラン235を抽出するガス拡散工場の研究が続けられた。この作業には同社の傘下のモンド・ニッケル・カンパニー(カナダのインターナショナル・ニッケルと合併していた)も参加した。親会社が重水とウランを大量に提供し、子会社が純粋ウラニウム金属をつくり出すというわけである。

この計画ならびに初期のイギリスの原子力産業の段階を見ても、読者はすでに理解できたはずである。それは、兵器カルテル(企業連合)による原子爆弾製造の経緯であることを。では、この管用合金管理委員会はどうなったのか?イギリスはドイツとの戦争に深入りし、原爆開発計画が挫折するのである。

サー・ジョージ・アンダーソンはチャーチルの意向を受け、この原爆計画をアメリカに売り込むのである。

チャーチル首相は一九四三年八月にカナダのケベックルーズヴェルト大統領と会談する。このとき、サー・ジョージ・アンダーソンが英米共同作業のために訪米する。チャーチルはルーズヴェルトとの間にケベック協定[Quebec Agreement]を結んだ。


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  一、原爆独占に関する条項両国は互いに相手国に対して原爆を使わない。相互の同意なしに原爆に関する情報を第三国に伝えない。
  二、原子力の商業利用(原子力発電など)に関する条項製造の経費負担が米国に重くかかっているから、戦後商工業上の利益が生じた時は話合って対応する。
  三、協力の保証についてワシントンに合同委員会を設置し、情報とアイデアの交流を行う。(金子敦郎『世界を不幸にする原爆力ード」)

チャーチルとルーズヴェルトのケベック協定は、イギリス側からの原爆開発の情報をアメリカ側に一方的に伝えるという意図が読み取れる。チャーチルはどうしてルーズヴェルトに譲歩したのであろうか?

二つの理由が考えられる。その一つは、イギリスの財政逼迫である。武器貸与法によるアメリカの援助を強く求めたがためである。チャーチルに随行したサー・ジョージ・アンダーソンが後にアメリカに行き、原爆に関する英米共同作業の準備をしたのである。アメリカはすでにマンハッタン計画を遂行すべく準備に入っていた。アンダーソンはデュポン[Du Pont]社に向かった。この計画の最も重要な仕事をデュポン社が引き受けたことを知ったからである

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チャーチルとルーズヴェルトが原子爆弾について語り協定を結ぶ前から、原子力兵器カルテルはすでに形成されていた。それは世界的企業の既存の支配体制の上にうち立てられていた。チャーチルとルーズヴェルトが何を話し合おうと、原子力兵器カルテルにとっては、どうでもいいことであった。英米首脳会談はあくまでも形式的なものであった。それは、原子力カルテルの決定を追認するだけの儀式にすぎなかったのである。

デュポンとインペリアル・ケミカルズのカルテル関係は、少なくとも一九二〇年にまでさかのぼる。一九二五年にイギリスの化学トラスト(インペリアル・ケミカルズ)が形成され、イギリス国内の市場での支配権を握った。 デュポンとインペリアル・ケミカルズはドイツのIGファルベンと組んで巨大な化学トラストをつくった この巨大トラストが原爆カルテルヘと発展するのである。あのヒトラーを育ててナチス党をつくらせ総統への道を歩ませたのも、この巨大化学トラストの力によったといっても過言ではない。 その点から考えても、ドイツの原爆製造はありえない。ウラン鉱山を支配したIGファルベンが、ヒトラーの帝国にウランを提供していないからである

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IGファルベンがヒトラーを育てたマックス・ウォーバーグ[Max Warburg]によって結成されたのが一九二五年であった。 IGファルベンのアメリカの支社は、マックスの弟で連邦準備制度の立案設計者のポール・ウォーバーグ[Paul Warburg]、スタンダード石油のウォルター・ティーグル[Walter C. Teagle]、ナショナル・シティバンクのチャールズ・ミッチェル[Charles E. Mitchell]によって支配されていた。これは何を意味するのか。IGファルベンの意向に逆らってヒトラーが行動しえないことを意味するのである。

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ドイツに一度は燃えあがった原爆製造の熱を消したのはヒトラーその人であったこの巨大カルテルが原爆製造のゴー・サインを出したがゆえにまず、インペリアル・ケミカルズがその中心となって原爆開発に着手し、それからデュポンヘと主体が移っていくのである。 IGファルベンはヒトラーにベルギーの王室金融資本家たちに手をだすな」と忠告したのである。それゆえ、ベルギー領コンゴはイギリスとアメリカの手の内に入っていったのである

イギリスの原爆技術をアメリカに売り込んだ人物はヘンリー・タイザート[Henry Tizard]である。彼は同時にレーザー光線の技術もアメリカに売った。売り手はイギリス、買い手はあのデュポンである。

さて、もう一度、デュポンを訪れたサー・ジョージ・アンダーソンに話を戻そう。アンダーソンはデュポンにイギリスの原爆開発の一時中断を伝えた。そして、デュポンとインペリアル・ケミカルズが共同でモルガン財閥とともにカナダのインターナショナル・ケミカルを支配するよう手配をした。アメリカが原爆を製造するためには大量のウラン鉱石が必要であったからだ。
かくて、インペリアル・ケミカルズとモルガン財閥とが手を結び、ここに、英米原子力計画の頂点が誕生するのである。

この巨大カルテルがカナダ産ウラニウムを共同支配することにより、原慢製造計画は具体的なものとなっていくのである。チャーチルもルーズヴェルトもこの計画に文句一つ言えるほどの実力を持ってさえいない。チャーチルやルーズヴェルトの面から原爆製造を見ても表層的なものしか見えてこない。 「マンハッタン計画」とは、巨大カルテルが力を合わせて、巨大な規模の工場をアメリかにつくらせ、ウラン鉱石を大量に買わせて成した、金儲け(引用注:「と世界支配」)のための巨大プロジェクト以外の何ものでもない。

私がこれから書いていくストーリーは、そのことを証明することになるであろう。

もう一つのカルテルについても書いておくべきであろう。それは電機カルテルである。アメリカのGE(General Electricゼネラル・エレクトリック)を中心とするカルテルである。

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一八九〇年代には完成した。GEはウェスティング・ハウスとともにカルテルを結び、このカルテルを拡大し、一九三〇年代から一九四七年にかけて、イギリス、ドイツその他の諸国ともカルテルを結んだ。GEはドイツの大電球生産者オスラムの株式の二九%を、日本の東京電気(東芝の前身)の株式の四〇%を、イギリスのゼネラル・エレクトリックの株式の三四%を所有していた。

この電機トラストは、イギリスの原子力産業に深く関与していく。原爆開発が本格化するにつれて、ヴィッカースとアメリカのGEが結びつく。 GEはモルガン系である。JPモルガン商会のロンドン代表、ランダル・H・V・スミスはヴィッカースの重役でもある。 ここでも同様のことがいえる。ヴィッカースから多くの人材がJPモルガン商会に入っている。ヴィッカースはアメリカの潜水艦製造会社(モルガン系)にも投資している。ヴィッカースはアメリカ製の潜水艦をイギリス海軍に納入し、大きな利益を上げていた。こうした巨大カルテルの面から原爆製造を見ないと何も見えてこない

イギリスのインペリアル・ケミカルズとヴィッカース、モルガンおよびデュポン、そしてGEが共同計画を立てて実行に移したプロジェクトが「マンハッタン計画」であった。 この視点が欠けているために、原爆の正体がぼやけたままで半世紀以上もの歳月がすぎてしまったのだ。

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後略


鬼塚英昭 原爆の秘密[国外篇] 第二章 誰が何のために原爆をつくったのか p051-057 より

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by oninomae | 2008-12-20 19:19 | ホロコースト  

亀井静香が明かす原爆体験

亀井静香が明かす原爆体験(1)  12月09日
http://www.222.co.jp/netnews/article.aspx?asn=29795


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政権交代の鍵を握る一人が亀井静香・国民新党代表代行だ。 政界の業師は何を考えているのか。本人に直撃取材した。


◆死刑廃止が私の信念です

―――(応接ソファーの横にある壁に高く掲げられたチェ=ゲバラの肖像写真を見て)キューバの革命家・チェ=ゲバラの写真が事務所内に飾られているんですね。こりゃ、すごいや。

亀井静香:私はゲバラを最も尊敬する人物として政治活動をやっています。自らを捨て、苦しむ民衆の救済に身を捧げたゲバラこそが、本当の政治家の姿だと思う。アメリカ合州国のジミー=カーター大統領(民主党)の時に副大統領を務めたウォルター=モンデール駐日大使(当時)が私の部屋に来て、ゲバラの写真が飾ってあるのを見てびっくりしましたよ(笑)。

―――亀井先生と「革命家」「チェ=ゲバラ」が並列されても不思議に思う人がほとんどでしょう。ゲバラというと御長女のアレイダ=ゲバラさんが昨年、来日されましたね。2週間かけて日本全国を回り、講演されたそうですが……。

亀井:私は御本人にお会いしましたよ。 彼女もゲバラも医者です しかし、ゲバラの面影があまりなかったな。

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―――鳩山邦夫元法相は13人を死刑執行、保岡興治前法相も退任間際に3人を死刑執行しました。

亀井 :とにかく、国家が死刑囚をベルトコンベアーに乗せて、次から次へと殺していく。国家による殺人であることは疑いないでしょ?国家による殺人が死刑執行なのだという本質から目を背けちゃいけませんよ。人の生命を守るべき国家が人を殺すという倒錯したことをやっているから、なれの果てに秋葉原連続殺傷事件のような末期的な事件が続発するんですよ。言葉は悪いですけれど、現在の世の中は、まったくもって狂っているとしかいいようがない。そして、国のてっぺんにいる政治家が一番狂っている。

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◆あの日、原爆を見た原爆体験が原点にある

―――亀井先生がずっと黙して来られたので、存じ上げませんでした。ヒロシマ原爆を体験されていたんですね。亀井先生の資料を半年かけて探した末に、発見しました。亀井先生が黙されるのは、忘れたい地獄だったからだと承知しながらも、あえて、その御話を尋ねる御無礼を御容赦ください。

亀井:いや、私自身は体験したわけじゃないですよ。
 1945年8月6日、7歳のときに、原爆の閃光を目にしました。私は小学生でした。広島県比婆郡山内北村という片田舎で、食料がなかったから、児童みんなで校庭に芋畑をつくるために、芋を植えていました。夏休みなのに、学校に行って、芋作りするために、校庭にたまたまいたんですよ。
 山の向こうからピカーっと空に鮮烈な光が見え、キノコ雲が上がって、とてつもない地響きが伝わってきました。大変なことが起きたんだ……と幼心でも感じられました。
 数日後、服も着ずに肌が焼け爛れ、逃げてこられた人が多くおられたのを現在(いま)も記憶しています。
 親戚も被曝しました。私の姉貴が爆撃地近くの三次高等女学校にいたんですね。自分も被爆したとは知らなかったのでしょう。援助のため多くの女学生と一緒に爆心地へ通い続け、第二次被曝に苦しみました
 姉貴を亡くしたのは後年です。姉のクラスメートは原爆訴訟を起こしました。
 だから、よくね、俳人で俳誌「茜」を主宰していた私の姉貴・出井知恵子(*)さんもね、私と同じようなことを語っていますよ。
 私自身は被爆したわけではありません。

*出井さんは1984年に白血病で死去した。

―――地獄絵図というか、当事者の想像を絶する体験をされたのですね。

亀井:被爆者には親戚もいましてね。私の姉は爆撃地近くの三好高等女学校におりました。距離としてね、そうだな、80 キロぐらい離れていたのかな。被爆者でありながら、被爆者を助けに、姉を含む女学生は爆心地に通いました。救助に行った女学生も第二次被曝を受け、闘いました。
 私の姉は病気に苛まれ、煩悶し続け、10年後に死にました。 姉のクラスメートが原爆訴訟を起こしたんですよ。


亀井静香が明かす原爆体験(2) 12月10日
http://www.222.co.jp/netnews/article.aspx?asn=29810


◆中国による核攻撃の脅威

―――原爆から亀井先生が得た教訓は何ですか?

亀井:まあ、原爆だけじゃなくてさ、東京大空襲も含めてね、或いは戦地で戦闘死した人を含めて、やはり、とにかく 戦争という一人殺そうが十万人殺そうが同じことだということは永久に放棄しなきゃいけない。国家目的の為の殺し合いは神様が命令してやらしている訳じゃない。人間同士がある面、利害の衝突の中で、起こしている。私がね、民主党と組むのは最期の奉仕として、戦争を知らない世代の彼らだと戦争をやりかねぬ一抹の危惧がぬぐい去りきれないからです。その時は俺だけでも命をかけて抵抗しようと思っている。アーミテージ長官などの米国要人と会い、できるかぎり、イラク戦争に俺なりに反対した。でも、不十分だったことは否めないね。己のか弱さを恥じている。

―――日本では北朝鮮の脅威ばかりが騒がれていますが、平和ボケかと思えてしまう。核保有する隣人は中国、ロシアですよ。中国は射程距離2500kmの核兵器を搭載した原子力潜水艦を完成させてもハワイ半島にしか届かないというから、射程距離8000kmの核兵器をつくった。原子力潜水艦が発射すれば米国本土を攻撃できる。実験段階とはいえ、宇宙から核攻撃できる体制づくりもすすめている。アメリカは「ならず者国家」に、フランスは自国にテロをしかけた国に原爆を落とすと宣言しています。中国はどんな時に核兵器をつかうか黙っている。核武装論者は日本が核保有に進んでも、中国から核兵器は飛んでこないという絶大な信頼感があるんでしょうね。

亀井:あなたといっている自主防衛は違うけど、中国が現に持っている膨大な核戦力と日本がドンパチやって勝てる体制を作れますか。軍拡を言葉だけで日本がやろうとすれば、中国側を緊張させるだけでしょう。中国の曽慶紅国家副主席と面談した時、核兵器に関する膨大な資料を持ってきて、「亀井先生、中国はね現在、軍事力を過大に強化している。」と牽制してきましたよ。 「いやあ、私は貴国のことは充分に存じ上げているから、民政安定を犠牲にしてまで軍事を強化したいなら、どんどん、おやりなさい。怖くも何ともないし、所詮ね、張り子の虎ですよ」と言った。そうしたら黙っちゃった。
「核兵器を射てるものなら、射ってみろ!」と言いたい。
核を使えば放射能汚染が中国にも広がり、日本と抱き合い心中になりますよ。それができるほどに中国は強固じゃない。国際世論もありましょう。胡錦涛・国家主席にも強く言い聞かせています。

―――ただ、報道を読む限り、中国共産党体制が崩壊しかねないように思えてしまう。統率力がとれなくなり、暴走しないかが懸念です。ところで、護憲派の社民党・共産党と違って亀井先生はバリバリの改憲派ですね。

亀井:憲法改正が信条なのは、憲法9条には23通りの解釈があり、機能不全だからだよ。9条があったって、戦争しちゃうぞ、この国は。戦争をしないためにこそ、憲法改正を提唱します。

―――死刑廃止や非戦への熱意は、国家による殺人の不条理をよく実感しておられるからなのかな?と思ってしまいます。

亀井:ずいぶんと、俺のことを評価してくれているけど、そんなに褒められた人間じゃないよ。ゲバラの垢を煎じて飲みたい。

―――たしかに警察官エリートなのに、暴行の罪で逮捕経験があるなんて、ユニークです。


◆俺はしょせん、ひ弱なリーダーだったよ

―――亀井先生といえば、建設大臣、運輸大臣、政調会長を務め、権力の中枢にいた。権力の高みにおられたわけですよね。郵政解散で自民党を追い出された。綿貫民輔さんも亀井先生も無所属で闘うほうがトクだった。国民新党は亀井久興さんを救うだけのものだったと陰口を叩く人もいます。新党をつくって、選挙後の国会で、郵政法案に反対したから、自民党から除名されましたね。変わった方ですね。郵政選挙で自民党の「怨敵」だった野田聖子さんによる自民党復党はまだしも、大臣に就くのは驚天動地でした。彼女から学べるのは、どんなことがあっても、信念は捨てて、与党にすがりつけば、最後には報われるって教訓にしか、見えないんですよね。かつての師である故・三木武夫元首相が何と思われるか。三木氏の座右の銘「信なくば、立たず」の逆を歩いていらっしゃる。

亀井:人間は目の前の欲得に誘惑されるのが普通ですよ。まあ、か弱いから普通、負けてしまいます。実体験から、そういえますよ。偉そうなことをいえた身分ではない。ただね、政治家になった以上は、あそこまでやるんなら、辞めるべきだね……。最初は郵政民営化に反対票を投じたんだけどね。

―――亀井派(志帥会)・会長として亀井先生が自派閥議員にどれだけ温かく接してきたか、面倒をみたか、重々、伝え聞いております。お金集めに熱心で、疑惑が多いダーティー政治家というのが一般のイメージでしょう。だが、郵政解散後、会長に誰1人として付いて来なかった。残党からは悪口ばかりが聞こえてきた。1人も部下がついてこなくて、ある種の失望や裏切られたという気持ちは覚えなかったのですか。

亀井:人間というのは本当に弱い存在なんですよ。弱さの中で、ギリギリ、生きている。それぞれの人間が判断をして進むんじゃないかと思います。考え抜いて末のことなら、俺は意見を押しつけちゃいかん。
しかし、リーダーは場合によって、「俺に付いて来い」「死地に赴け」というリーダーシップも発揮せにゃあいかんことだってある。
私が志帥会会長で五十名近い国会議員を率いていました。郵政問題に関して私は派閥総会で、「俺はみんなに反対しろ!とか、賛成しろ!とか言わない。君たちの信念に従って行動してくれ。俺は必ず反対する」とブチ上げ、反対の説明をその都度、説明してきましたヨ。
まあ、言い尽くしたんだから、それでも納得できない議員にさ、ついて来いとは云えなかったよ。努力が足りなかったんだ。

―――派閥って、ずいぶんと脆いものですね。

亀井:派閥会長として、俺はかよわいリーダーだったんだよ。しかたがない。ただ、初めは相当数の人が派閥を超えて、私と同じ考え方をもって郵政に反対したんだけどね。かつて反対票を投じた人が自民党にいるけど、哀しいもんだね。まあ、しょうがない。
吉田松陰が松下村塾で「幕府と戦うか、戦わないか」というと、塾生が「いやあ、勝ち目のない戦はすべきじゃない」とか「断固やる気だ」と言った。松陰はね、最後に
「諸君は功名をなせ。我は忠義をなさん」
 といったんだよ。

―――松陰のように演じたわけですね。

亀井:「とにかく俺についてこい」じゃ、小泉といっしょになっちゃう。


亀井静香が明かす原爆体験(3) 12月11日
http://www.222.co.jp/NetNews/article.aspx?asn=29812


◆終身刑導入は間違いなく実現する

―――死刑廃止の究極の目的は何ですか。

亀井:人間はどんなに偉そうな顔をしても、ホントは弱くて脆い。凶悪犯罪をやる可能性をみんな持っている。逆にさ、自分を犠牲にして、人を助けようという気持ちだってある。死刑は人間の生命論に関わる。死刑制度に賛成か反対は試金石だ。鳩山邦夫元法務相がバンバン、短い人間の命をさぁ、奪っていくのを見て思ったよ。「金の匙」「銀の匙」の音羽御殿で育った彼には自分が死刑判決を受ける想像力なんてないんだろうね。
人間は人を殺す場合はある。そういう、非常に残虐な形の殺人になる契機がないとはいいきれない。
「しかし、国家が命まで絶つことはない」
私はそういいます。
巨悪犯罪の犯人・共犯者をほっとくわけにはいかない。捕まえて罰を与え、制裁を加えることは当たり前です。しかし、命までは奪うことはない。
罪を犯した者が、仏の心・仏性に目覚めていく、己が犯した大罪に絶望し、そこから贖罪を求める努力へ向かうように国家が尽力すべきでしょう。人間は仏・悪魔・天使の側面があるんですよ。

―――含蓄ある言葉ですね。麻生太郎首相が「人間性」を根本から疑われる暴言を吐き、野中広務先生を憤怒させましたね。小沢一郎さんを自著『私は闘う』で「悪魔」と罵倒し続けたのが、野中先生さんでした。人間って、ずいぶんと、変わるんですね。

亀井:そうだよ。たとえば、最近、加藤紘一まで入ったんだよ、死刑廃止議連に。

―――死刑廃止をさせないため、終身刑の導入だけを求める「量刑制度を考える超党派の会」を加藤さんはつくり会長に就き、死刑廃止派からはだいぶ警戒されていましたよね。

亀井:死刑廃止議連が終身刑をいいだしたんだよ。これが通れば、死刑制度存置の支持率は下がる。加藤紘一は終身刑の導入に本当に尽力されてこられた。実に立派だ。そして、私たちの話を聞こうとし始めた。

―――亀井先生が「死刑廃止を推進する議員連盟」の会長になられ、一気に、物事が進んでいっている気がしてなりません。会長1人に頼りすぎでは?

亀井:俺1人の力じゃないよ。保坂(展人・衆院議員)なんか、よく働いているよ。

◆総選挙で公明党も問う

―――先ほど、政治家が狂っているとおっしゃっていましたが、どの辺がそうでしょうか?

亀井: まず、人間を大事にしない。そんな当たり前のことが当たり前じゃなくなってしまった。小泉改革を考えてみてください。あれは人間を大事にしていなかったでしょ?人間を道具扱いして、人間を金儲けの手段にしてしまった。人を人として見ないのが小泉改革の本質です。 だから、世の中が刺々しく、人間関係が競争関係に堕してしまった。世の中全体がいかに他の人を利用して金儲けするか……ってことばかり考えるようになっているでしょ? 小泉改革以降の日本では、大企業の経営者っていうのは、下請けや従業員をいかに安く使って、利益を上げるかということだけに頭がいってしまうようになった。それが当たり前のこととして通っています。大企業の経営者だけじゃないですよ。日本人皆が、いかに利益を上げるかということばかりに頭がいくようになった。そうなってしまったから、お互いが助け合って共生する、皆で幸せになろうと皆が思う「良い社会」じゃなくなってしまった。 こういうギスギスとして殺伐した社会になっちゃった大きな責任は、小泉改革にあると私は断言しております。
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―――亀井先生は次期総選挙で政権交代を起こすという。赤松広隆・民主党選対委員長は民主党が過半数に達さなくても、第1党であれば、公明党は民主につくと楽天的なことをおっしゃっている。甘すぎやしませんか?元公明党委員長「矢野絢也さんより話を聞く会」を開いた時の発起人が亀井先生ですね。選挙後の情勢はどうなりますか。

亀井:赤松が民主党と国民新党との選挙協力を提案してきた。料亭の座敷で交えてね、2人で話をした。あいつはいうんだよ。
「亀井先生、富山と広島ではウチは候補者を立てないから、御協力よろしく御願いいたします」
 私はこう応えてね。
「富山と広島?どうぞ、おたくから全選挙区で、候補者を立ててみなさい。受けて立ちますよ」
といいました。
「女将さん、決して、料理が不味いから箸をつけないのではありませんから誤解しないでください。」
といって、席を去った。赤松は終始、オロオロしていたよ。
まあ、小沢一郎とは毎日のように連絡をとっています。昨日も二人で一時間ばかり会って話をしたんだけれども、とにかくね、軽い気持ちでやったら、政権はとれないという点で一致している。
「自公政権」をブッ倒すんです。自民党だけを問うているわけではないということ。国民新党にもね、公明党がすり寄ってきましたよ。よほど、焦っているのかね?(笑)。

―――最後に一言。

亀井:国民に申し上げます。これが最後の政権交代可能な選挙です。俺も小沢、鳩山由紀夫。みんな、自民党に愛想をつかして出てきたんだよ。

―――今回、自民党に亀井先生がいればきっと、総理大臣になれたでしょうから、残念でしたね(笑)。

亀井:断末魔の叫びをあげながら、彼らは死に物狂いでくるでしょう。こちらも油断せず、いろんな秘策を考えています。2005年、福田康夫首相になって欲しくて、投票した有権者がいますか?圧勝して1年でリーダーの座をほっぽり投げ出すなんて、他の先進国ではありえない。細川内閣と同じだ。潔いのではなく、無責任なだけ。
自公が万一、勝てば、民主主義を標榜しながら、政権交代不可能な独裁制を敷きますよ。自公政権は破滅への道です。だから、絶対に防ぐ。政権交代を起こしますよ。 国民はとにかく本質を見ていて欲しい。 恥ずかしいですが、私の短歌を詠みます。

「何故に 心を魅かるる 桜花 咲くを惜しまず 散るを惜しまず」

俺と小沢はこんな心境だよ。これがいいたいことのすべてだな。

―――いろんな貴重なエピソードを拝聴でき、嬉しかったです。ありがとうございます。

亀井:マスコミもがんばってくれよ。まあ、見ていてくれ。


梶山静六&亀井静香」と非戦の誓い
http://www.pot.co.jp/oikenparis/%E3%80%8C%E6%A2%B6%E5%B1%B1%E9%9D%99%E5%85%AD%EF%BC%86%E4%BA%80%E4%BA%95%E9%9D%99%E9%A6%99%E3%80%8D%E3%81%A8%E9%9D%9E%E6%88%A6%E3%81%AE%E8%AA%93%E3%81%84.html

亀井静香が報道2001で「無利子・無期限国債を発行せよ」と発言!(小野盛司) 2008年12月14日 神州の泉
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2008/12/post-3458.html



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亀井静香は見どころがある。これすら「ワナ」だとしたら、日本も終末。



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なぜ信じるかって?

マルクスは嫌いだが、ゲバラには人間味を感じる。


ゲバラのヒロシマ訪問

しかし、なんと言ってもゲバラが来日において最も心を動かされたものの一つは、ヒロシマ訪問だったようである。 フェルナンデスの証言によれば、ゲバラは初めからヒロシマ訪問を切望していたようであるが、日本側はどうも乗り気ではなく、ゲバラ一行は急遽予定を変更してヒロシマを訪れている。もちろん「広島」ではなく「ヒロシマ」である。

陽気でおしゃべりなラテンの人たちのなかで、ゲバラは寡黙だった——日本での証言者たちに共通する内容である。そして「眼が澄んでいた」というもの共通している。

その寡黙なゲバラが広島の原爆資料館を見ている中で声をあげた。

「『きみたち日本人は、アメリカにこれほど残虐な目にあわされて、腹が立たないのか』

それまで見口氏〔県の案内役——引用者注〕はもっぱら大使と話すだけで、チェやフェルナンデスとは、ほとんど口をきいていなかった。それまで無口だったチェがこのとき不意に語りかけ、原爆の惨禍の凄じさに同情と怒りをみせたのである。見口氏はいう。

『眼がじつに澄んでいる人だったことが印象的です。そのことをいわれたときも、ぎくっとしたのを覚えています。 のちに新聞でかれが工業相になったのを知ったとき、あの人物はなるべき人だったな、と思い、その後カストロと別れてボリビアで死んだと聞いたときも、なるほどと思ったことがあります わたしの気持ちとしては、ゆっくり話せば、たとえば短歌などを話題にして話せる男ではないか、といったふうな感じでした』」(p.206〜207)


ゲバラは帰国後「原爆から立ち直った日本」と題するレポートをカストロに提出していて(非公開)、そのタイトルから推察されるように、あるいは帰国後のテレビ番組で日本の印象について報告した際に原爆と工業力について触れたように、原爆の惨禍から出発しながらも統治の論理へと冷静につなげる視点も持っていた。

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by oninomae | 2008-12-20 07:17 | ホロコースト