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アメリカ経済の浮き沈みはFRBのさじ加減次第 by 菊川征司

アメリカ在住の菊川征司氏による「国際金融資本家達の世界独裁計画についてのとても簡潔な説明」がありますので、以下紹介します。

アメリカ経済の浮き沈みはFRBのさじ加減次第

<1回目の人為的恐慌>

1914年から1919年にかけて連銀は通貨の供給量を倍に増やし、地方の中小銀行に貸し出しました。企業や個人に対する貸し出しローンが激増し景気は上向いたのですが、1920年にいきなり連銀は、すべてのローンの回収を銀行に命じたのでした。(引用注:この間1914年から1918年にかけて第一次世界大戦をやらせていた)

突然のことですから返済できない企業や個人が続出。必然の結果として企業の倒産が相次ぎました。連銀設立前の1907年にJ・P・モルガンが中心になって引き起こした経済パニックと同じような混乱に、全米がおちいってしまいました。しかし自分たちは全米規模で5400行もの倒産の危機にさらされた中小の銀行を、ちゃっかり二束三文で買いたたいて手に入れたのでした。

これに味をしめたとみえて、続いてもっと大きな混乱、世界大恐慌を引き起こすのです。

<2回目の人為的恐慌>

1921年から1929年の間に、再度連銀は通貨供給量を62%増やしました。このときも企業や個人に対する貸し出しローンが増大。その他に株式市場においてマージンローンと呼ばれる新しい形のローンが売り出されたのです。

これは株を買ったときに支払に必要な金額の10%を積めば、金融ブローカーが残り90%の金額のローンを組んでくれるというもの。簡便だったことも手伝って誰もが利用。小さな元手で大きな儲けを手にして、株式市場は空前の盛況を呈しました。この頃にダウ平均株価は5年館で倍に高騰しました。

しかしこの簡便なローンには落とし穴があって、貸し手は好きなときに返済を要求できたのです。 通称マージンコールと呼ばれたこの返済請求があったら、その返済期限は請求のあった時点から24時間以内と規定されていたのです。

この規定は考えようによっては非常に危険な拘束条件です。(引用注:当たり前だ。そのための規定だから)

しかし万一マージンコールが起きても、その場で株を売却すればローンの返済ができると、マージンローンを利用した人たちは教えられていました。それでさほど気にも留めずどんどん利用したのでした。

そして1929年の夏頃からジョン・D・ロックフェラーとその仲間達は、自分達の所有していたすべての株を目立たないように徐々に売却、株式市場から全資金を引き上げたのです。

一方、一般の人は知らないまま、金融会社が10月24日(木曜日)にマージンコールを出したときに一般の人は、パニックのように手持ちの株を売り出しました。

市場は買い手がまったくいなくて売り一色。当然ですが株価の大暴落が始まり、不穏な空気に警察が出動するという事態にまで発展。この日だけで市場関係者11人がショックで自殺するという悲劇まで起きてしまったのです。これが後に、"暗黒の木曜日"と呼ばれた株の投げ売りが一気に起きたことの真相です。これがきっかけになってこの先10年という長い期間、世界中が大不況にあえぐことになったのは歴史上の事実です。

この世界大恐慌はアメリカ国内だけでも無数の企業倒産を引き起こし、失業者がアメリカ中にあふれました。この騒ぎで1万6000もの銀行が倒産に追い込まれたのです。

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このときロックフェラーを始めとする金融資本家達は、倒産した企業と銀行のめぼしいものを、二束三文の安値で買いたたいて自分のものとしたのでした。

経済のアップダウンは通貨の供給量と密接に結びついています。通貨供給量を調整する権限を持つ中央銀行が、私的な利益追求にまい進する特定のグループの指示の下に政策を決めていくと、必ずそのグループの利益のためだけに利用されることになる

迷惑をこうむるのはいつも一般大衆なのです。(引用注:1933年、歩調をあわせて、米ルーズベルトと、独ヒトラーを権力の座に就け、第二次世界大戦向かわせてゆく。また繰り返すが、33は「絶対知性」・革命の階級=混沌から秩序へ)


菊川征司 闇の世界金融の超不都合な真実―ロックフェラー・ロスチャイルド一味の超サギの手口  第3章 国際金融資本家達の究極目標は通貨による世界統一支配 p175-177 より


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こんな文庫がでるようになったんですねー。ちょっと感心しました。

ところどころ記述(アル・ゴアの評価等)に?の点もありますが、「中央」銀行の説明については、簡潔で優れていると思うので推薦します。安いですしね。是非多くの人に読んでもらいたいですね。

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地球は今、金融システムを通して、世界と人類を一極支配しようとする超富豪勢力によって、破滅の瀬戸際にある。 彼らはマネーの集中とそのパワーによる支配しか頭にないので、地球の全環境・全生命が悲鳴を上げているのだ。戦争も為替も株も石油もすべて彼らが裏で仕切っている。

第1章 国際金融資本家の策謀を見抜いていた先人からの警告(9・11テロ以降、米国内で感じる重い空気;ナチスドイツの手法でマスコミを管理するアメリカ;借金漬の新「奴隷階級」の誕生 ほか)

第2章 アメリカに巣くう軍産複合体、FRB、CFR―アメリカの超絶実態(借金が増える一方のサラ金国家アメリカの生活実態;軍産複合体―アメリカを食い物にする悪の元凶;戦争は好景気をもたらすが、借金もかさむ ほか)

第3章 国際金融資本家達の究極目標は通貨による世界一極支配(同時多発テロ11ヶ月前に知っていたニコラス・ロックフェラー;ウーマンリブの真の目的―女性が働けば所得税は倍増し、家庭も崩壊する!;ブッシュ大統領こそ教育レベル低下の標本 ほか)


どこかで聞いた話ですよね。 まあ、フールにしておけばOKということで。

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参考

円の支配者―誰が日本経済を崩壊させたのか リチャード・ヴェルナー

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マネーのプリンスたち
戦時経済
戦後、いっそう強固になった戦時経済体制
銀行業という錬金術
信用創造―経済の総司令部
窓口指導と日本の覇権をめぐる争い
実験―日本の最初のバブル経済
マネーのミステリー―円の潮流
円の大幻想―信用のバブルとバブル崩壊
不況を長引かせる法
大蔵省と日銀の「バトル・オブ・YEN」
銃の引き金を引いたのは
円のプリンスたち
日本改造十年計画
もうひとつの奇跡
景気浮揚―回復は始まっている
アジア―プリンスたちのつぎの仕事場
セントラル・バンガーが暮らしを支配する
アラン・グリーンスパンの秘密


「鬼平」さんは、FRBのグリーンスパンに、日本人として初めて表彰されたんでしたよね。

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参照

マイヤー・ロスチャイルドの世界革命行動計画 by ユースタス・マリンズ
http://satehate.exblog.jp/8473976/


その目的は、もし彼らが自分たちの資金をプールすることに同意するなら、世界革命運動に資金を供給してコントロールし、全世界の富、天然資源および労働力の究極的支配をかち得るという実践教範に従って、その資金を使用するよう彼らを説得することにあった。

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by oninomae | 2008-08-27 22:22 | 金融詐欺  

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