ネオニコチノイド 「フリカケ」は放射性物質だけではない

EU ミツバチ減少で農薬3種を禁止 5月25日 8時41分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130525/t10014837441000.html

果物の受粉などに欠かせないミツバチの減少で農業に被害が広がっている事態を受けて、EU=ヨーロッパ連合は24日、ミツバチ減少の原因の1つと指摘されている農薬3種類の使用を、ことし12月からEU全域で禁止することを決めました。

ヨーロッパでは近年、ミツバチの数の減少が問題になっており、蜂蜜の生産が減っているだけでなく、果物など農作物の受粉ができなくなることによって農業への被害が深刻化しています。

これを受けて、EUの執行機関であるヨーロッパ委員会は24日、ミツバチ減少の原因の1つと指摘されているネオニコチノイド系の農薬3種類について、その使用をことし12月からEU全域で禁止することを決めました。
ただ、ミツバチの減少については、地球的規模の気候変動や寄生虫など、複合的な要因も指摘されているため、EUは、今回禁止された農薬がミツバチの減少にどの程度影響を与えているのか、さらに研究を進め、禁止を継続するかどうかを2年以内に見直すとしています。

EUが今回禁止を決めたネオニコチノイド系の農薬は日本でも使用されており、環境保護団体などからは規制を求める声も出ています。

Neonicotinoid Pesticide Ban: Concerns Over Bee Deaths Prompt Temporary EU Restrictions Reuters Posted: 04/29/2013 9:04 am EDT
http://www.huffingtonpost.com/2013/04/29/neonicotinoid-pesticide-ban-eu_n_3177612.html


これを思い出したほうがよい

記念公演「農薬と人体被害の実態(1)ネオニコチノイド中毒をご存知ですか?」 メモ1
http://nixediary.exblog.jp/11620688/

2010年3月7日に、「全国有機農業の集い 神奈川大会」にて、群馬県前橋市の青山内科小児科医院の青山美子医師が記念講演を行った。タイトルは、「農薬と人体被害の実態(1) ネオニコチノイド中毒をご存知ですか?」である。この公演の模様が、日本有機農業研究会発行『土と健康』10月号に掲載された。私は青山医院に通院した折、好意によりこの会誌を頂いた。公演内容に関し、特に重要と思える点をピックアップしてみたい。 「」部分は転載公演の冒頭に、2009年7月30日に放送された『クローズアップ現代』、「松が危ない -ゆれる松枯れ対策」が上映されたとの事。

参照:自ブログ「クローズアップ現代 農薬の空中散布レポ1」
http://nixediary.exblog.jp/8732418

「クローズアップ現代 農薬の空中散布レポ2」
http://nixediary.exblog.jp/8732397/

「クローズアップ現代 農薬の空中散布 私なりの感想」
http://nixediary.exblog.jp/8732446/


日本の農薬使用量は、経済協力機構(OECD)の2002年データでは、単位面積当たりの使用量はダントツで一位。日本は今でも世界一を守っている。

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『土と健康』p.3


また無人ヘリによる農薬散布状況の日本地図を示す。群馬県は2006年に有機リン系空中散布を自粛し、止まっている。「問題は無人のラジコンヘリです。これは路地裏まで入りますから。みなさん、有機農法でいくら頑張ったって、ダメ」

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『土と健康』p.3『

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土と健康』p.4


人が化学物質を摂取する場合、約8割は空気、すなわち肺からである。その後、農薬中毒患者のBeforeAfterの画像説明。「有機リンの慢性中毒は怖いですね。精神不安、うつ病のような症状の他に、協調運動障害、つまり、歩いたり、階段を上るのはまだいいのですが、降りられないんですね。目、両手両足を無意識に使った自動車の運転などがまったくダメになるんです。」

「群馬県の場合、有機リン系農薬は、県環境衛生研究所(小澤邦寿所長)が有機リン系農薬の慢性毒性の共同研究を行い(青山内科小児科医院も協力)、内外の調査研究成果も踏まえ庁議で意見書を出し、小寺弘之知事(当時)の英断で、06年5月に空散中止になりました。」

ところが、次世代の更に危険な農薬、ネオニコチノイド系農薬へ移行していったと語る。「ネオニコチノイド系農薬のうちのアセタミプリドを、群馬県の場合は地上散布、長野県は空中散布をやりだしていたんです。」

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既に群馬県では06年までに、松食い虫予防のため(松枯れ対策)アセタミプリドが散布されはじめていた。

04年から、心電図異常の患者さんがたくさん出たのです。」地上散布用大型の機械の写真を掲載し、「地上といっても直径1メートルで、40メートル吹きあがりますからね。」それらが市街地の公園で散布されていると指摘。

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「こうした地域に住んでいる人は、有機リン、アセタミプリドの両方にさらされるんですね」と、異常な症状に苦しむ患者の増加、県議や知事に訴え、松食い虫防除を08年に全廃する。だが、同じような症状の患者が来る。その原因が、「果物」「お茶」であると語る。

8歳男児の症例
胸部苦悶。検尿したら青酸化合物(SCN)15.8ppm検出(基準値5ppm以下)。アセタミプリドの代謝産物が青酸化合物である。母親が健康のために毎日リンゴと梨を1個ずつ食べさせた。→リンゴ・梨禁止→約1カ月後正常に。

3歳男児の症例
ブドウ狩り。「「なんとか狩り」に行き、そこへ救急車が来たという話をよく聞きます。」翌日ブドウでジュースを作り飲む 3日後失禁・腹痛・動かない。6日後ADHD様症状(手がつけられない、暴れる)→果物やジュースを禁止→3日後症状無くなる

14歳女性の症例
頭痛・肩こり・動悸・短期記憶障害・不眠、物が2つに見える。眼科医より紹介。食事内容を書かせようとしても思い出せない。成績も最低。国産果物とお茶を毎日3回摂取。→果物とお茶禁止→クラスで一番に。

25歳女性の症例
イチゴ狩り食べ放題。4日後悪寒・頭痛・集中力低下・めまい・全身脱力・筋攣縮・不眠・咳・短期記憶喪失。

そして心電図に異常がみられる患者が増加する。

57歳女性の症例
ダンボール1箱のブドウを贈られ、3日かけて食べる。歩けなくなり来院(這ってきた)。心電図に異常あり。→1年3ケ月後自覚症状軽減。

28歳女性の症例
上記57歳女性の娘。全身かがむようにして全く歩けない状態。ブドウを食べた日から会社を休む。心電図異常と記憶障害・筋肉痛・腹痛・言葉が出てこない。父親に抱えられて来院。→1年半後働けるようになる。

62歳男性の症例
毎日濃く入れた緑茶を2杯ずつ朝晩飲み、リンゴを1個食べる。めまい・不整脈。→お茶の禁止→正常に

71歳女性の症例
リンゴと梨を毎日食べさせていた8歳男児の祖母。孫の病気の後、30何日間いちごを毎日食べた。全然歩けず、心電図めちゃくちゃ、脈拍181.→いちごの禁止→正常に


環境が原因のケース。

39歳女性の症例
果物類は全く食べていない。「自覚症状がすごくて、寝ていてパジャマの上から心臓がドキドキするのが見え、夜は頭が振れているのがわかって、怖くて家にいられない。」梨畑の中の一軒家。→実家に帰す→ほぼ正常

シックハウス症候群だった女性
高価な横浜の建売住宅、家の寝室の壁紙の下に、ネオニコチノイド系農薬クロチアニジンが塗ってあった。
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ピアニストだが、ピアノが弾けなくなり、楽譜が読めなくなった。→北海道の実家へ帰す→ほぼ正常


記念公演「農薬と人体被害の実態(1)ネオニコチノイド中毒をご存知ですか?」 メモ2
http://nixediary.exblog.jp/11628667/

日本有機農業研究会『土と健康』2010年10月号No.419
2010年3月7日記念公演「農薬と人体被害の実態(1)ネオニコチノイド中毒をご存知ですか?」青山内科小児科医院青山美子医師「」は記事転載。

人は化学物質の8割を空気から直接吸収するため、無農薬の農産物を食べても、防御できない。(引用注:こともあるが)

ネオニコチノイド系農薬が残留していると思われる食品を禁じ、改善した例を出す。

21歳女性
短期記憶が酷く、授業についていけず、学校へ行けなかった。→食事指導と解毒剤で10日間で回復

23歳男性
建設会社勤務のエリート社員。一人暮らしのため、緑茶と野菜ジュースを毎日摂取。記憶障害により会社に辿りつけなくなり、名前を聞かれても答えられない。上司に連れてこられる。→緑茶と野菜ジュースを禁じ、解毒剤で回復。

問題行動の症例

渋川市の小学2年生
学校の問題児。校舎の4階から子供を突き落とそうとした。校長が親に学校をやめさせるよう言う程。また字もちゃんと書けない。この当時渋川市で松食い虫防除を行っていた。→治療続け3年生になり、問題行動治まり、作文も書けるようになる。

「今、政府は自殺対策をやっていますが、カウンセラーとか失業対策だけ。自殺者がいきなり1年で1万人以上増えている年がある。社会的なバックグラウンドだけでいきなり増えるはずがないんです。これには生物学的な背景があるんです。96年から98年にかけていきなり増えている(図11)。」

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『土と健康』p.9 (引用注:この現象には、もちろん、経済的理由も関与しているだろうが、ネオニコチノイドの他、抗うつ剤の使用量増加も関与していると思われる)


「95年以降、ラジコンヘリによる空中散布が導入されているんです。農薬散布は通常、原液を千倍で薄めて撒くのですが、ラジコンヘリは5~8倍希釈で撒く。 

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またこれは、日本経済新聞の記事ですが(図12)、子供の暴力が05年から08年にかけて、それまでの3倍になる。リーマンブラザーズショックが起こったからではないですね。それはその後、08年です。これにも生物学的な影響があると思います。03年から、アセタミプリドの空中地上散布が激増したのです。」

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『土と健康』p.9 


そして、日本のネオニコチノイド系農薬の残留基準値が外国に比べ異常に高い事を指摘。

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『土と健康』p.9

ブドウもイチゴもお茶も、EUの500倍という実態。(※2010年3月、一部残留農薬基準が改善されている)

危惧されるのが、群馬県ではなく、下流域に水溶性のネオニコチノイド系農薬汚染が進んでいる事。鬱や短期記憶障害の患者が増加。免疫障害も起き、アレルギー症状悪化、ヘルペスやその他ウイルスへの抵抗力低下。

「私は水を守る仕事を42年やっています。水資源開発公団の産業医です。そのため松食い虫防除に反対した。なぜなら、難分解性で水溶性の高い農薬を水源地に撒くことになるからです。」(群馬の)「松食い虫防除は叩き潰した。群馬の水は他県より安全です。残っているのは、農産物に使われる農薬です。」県の下流域である、東京から横浜にかけて水の汚染濃度が上がり、東京湾・相模湾に流れる事に危機感をあらわにする。

「『農薬要覧』をみると、群馬県はネオニコチノイド系農薬の使用量がナンバー3に入っています。」そのため、空散は行われずとも、群馬の農産物が危険と訴える。また、群馬の下流域や空中散布の多い栃木・茨城・千葉も危険だと。「山梨・青森・群馬でネオニコチノイド農薬使用量上位を争っている。」農産物を選ぶ時、無農薬が入手できない場合、『農薬要覧』でネオニコチノイド系農薬使用の少ない県の野菜を、と述べる。

最後に、地球46億年を1年に置き換えた時、人が誕生するのが12月31日午後4時23分(400万年前)、合成化学物質が生産されるようになるのが、午後11時59分59秒。(私の勝手な注釈:地球とそこに誕生した生物は、合成化学物質に適応して進化していないため、どのような影響が出るか全く予想がつかないという事)

「有機リンとネオニコチノイド系農薬は、アセチルコリンとニコチン受容体の通常の働きを阻害し、細胞間の協調をやっつけます。ミツバチどころか、すべての昆虫、水中のプランクトン、アミ、エビ、魚、鳥、そして子供、人類がやられるのは当たり前なんです。」

以上、青山医師による記念講演のメモ。



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http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201012162133024

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ネオニコチノイドは、ヒトにも「効く」


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by oninomae | 2013-05-25 12:23  

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