人気ブログランキング | 話題のタグを見る

語られるべきこと ギュンター・グラス + 郵政売国奴法案

2012年4月5日木曜日83;ギュンター・グラスのイスラエル批判散文詩で議論沸騰/翻訳追加
http://tkajimura.blogspot.jp/2012/04/blog-post_05.html?m=1

語られるべきこと ギュンター・グラス + 郵政売国奴法案_c0139575_2117132.jpg


語られるべきこと 
    ギュンター・グラス 


なぜわたしは黙っているのか、
長すぎる隠し立てをするのか、
それが明らかであり、図上演習がおこなわれ、
その結末には生き残ったわたしたちが
せいぜい脚注でしかありえないことを


それは主張される先制攻撃の権利だ、
ひとりの口先だけの英雄に屈服さされて、
組織された歓喜へとかどわかされる
イラン民族を殲滅しえるそれだ
なぜなら、かれらの勢力圏に核兵器製造が
推定されるとされるからだ

とはいえ、わたしはなぜ自らに禁じるのか、
かの別の国を名指すことを、
そこではー秘密にされているとはいえー
長年蓄積された核の潜在能力が手中にあり
しかし誰も査察に入れないため
管理の枠外にある国を

そんな事実構成要件の世間一般の隠し立て、
わたしの沈黙もその下に従属させたが、
これを、わたしは負担になる嘘と強制だと感じる、
これが無視されればたちまち
突きつけられる罰:
「反ユダヤ主義」との糾弾はおなじみだ

しかし今、比較ができないような、
独自な犯罪のわたしの国から、
何度も何度も求められて、論議され、
またもや、ただ事務的に、能弁な口元で
補償履行であると称されて、
その特性として何もかも破壊する弾頭を
一発の核兵器の存在も証明されていない場所へと、
危惧こそが証拠能力であると望めば、誘導できるような
一隻の潜水艦が、またもやイスラエルへと
提供されるべきだとされる今、
わたしは語る、語られるべきことを


しかし、なぜわたしはこれほど長く黙っていたのか?
なぜなら、決して消せない恥辱にまみれたわたしの出自が、
禁じるのだと考えたからだ、
この事実を、まぎれもない真実として、
わたしが恩義に思い、そうあり続けたいと願う、
イスラエルの国へ期待することを

なぜわたしは、今初めて語るのか、
老いぼれて、最後のインクで;
核大国イスラエルが、それでなくても危うい
世界平和を脅かすからなのか?
なぜなら、明日にはすでに遅すぎるかもしれないことは、
語られるべきであるからだ、
また、わたしたちがー充分に重荷を負うドイツ人としてー
予想できる犯罪の配達人になりうるからだ、
わたしたちの共犯同罪を、ありきたりの言い訳で
消すことなどはありえないからだ

そして認める;わたしはもう黙らない、
わたしは、西側の偽善に嫌気がさしているからだ;
これに加えて望みたいのは、
大勢が沈黙から自由になり、予見できる危機の責任者に
暴力の放棄を迫り、同時に国際機関により、
イスラエルの核の潜在能力とイランの核施設の妨げのない、
永続する管理を、両国政府が承認するよう根気よく要求することを


そうしてのみ、イスラエル人とパレスチナ人のすべてが、
さらに、狂気に占領されているこの地域で
密集し、敵対しながら生きているすべてのひとびとが、
そしてついには、わたしたちみなが助かるのだ



            (翻訳;梶村太一郎)




http://www.sueddeutsche.de/n5J388/557180/Was-gesagt-werden-muss.html


Was gesagt werden muss


Von Günter Grass

Warum schweige ich, verschweige zu lange,

was offensichtlich ist und in Planspielen

geübt wurde, an deren Ende als Überlebende

wir allenfalls Fußnoten sind.

Es ist das behauptete Recht auf den Erstschlag,

der das von einem Maulhelden unterjochte

und zum organisierten Jubel gelenkte

iranische Volk auslöschen könnte,

weil in dessen Machtbereich der Bau

einer Atombombe vermutet wird.

Doch warum untersage ich mir,

jenes andere Land beim Namen zu nennen,

in dem seit Jahren - wenn auch geheimgehalten -

ein wachsend nukleares Potential verfügbar

aber außer Kontrolle, weil keiner Prüfung

zugänglich ist?

Das allgemeine Verschweigen dieses Tatbestandes,

dem sich mein Schweigen untergeordnet hat,

empfinde ich als belastende Lüge

und Zwang, der Strafe in Aussicht stellt,

sobald er mißachtet wird;

das Verdikt 'Antisemitismus' ist geläufig.

Jetzt aber, weil aus meinem Land,

das von ureigenen Verbrechen,

die ohne Vergleich sind,

Mal um Mal eingeholt und zur Rede gestellt wird,

wiederum und rein geschäftsmäßig, wenn auch

mit flinker Lippe als Wiedergutmachung deklariert,

ein weiteres U-Boot nach Israel

geliefert werden soll, dessen Spezialität

darin besteht, allesvernichtende Sprengköpfe

dorthin lenken zu können, wo die Existenz

einer einzigen Atombombe unbewiesen ist,

doch als Befürchtung von Beweiskraft sein will,

sage ich, was gesagt werden muß.

Warum aber schwieg ich bislang?

Weil ich meinte, meine Herkunft,

die von nie zu tilgendem Makel behaftet ist,

verbiete, diese Tatsache als ausgesprochene Wahrheit

dem Land Israel, dem ich verbunden bin

und bleiben will, zuzumuten.

Warum sage ich jetzt erst,

gealtert und mit letzter Tinte:

Die Atommacht Israel gefährdet

den ohnehin brüchigen Weltfrieden?

Weil gesagt werden muß,

was schon morgen zu spät sein könnte;

auch weil wir - als Deutsche belastet genug -

Zulieferer eines Verbrechens werden könnten,

das voraussehbar ist, weshalb unsere Mitschuld

durch keine der üblichen Ausreden

zu tilgen wäre.

Und zugegeben: ich schweige nicht mehr,

weil ich der Heuchelei des Westens

überdrüssig bin; zudem ist zu hoffen,

es mögen sich viele vom Schweigen befreien,

den Verursacher der erkennbaren Gefahr

zum Verzicht auf Gewalt auffordern und

gleichfalls darauf bestehen,

daß eine unbehinderte und permanente Kontrolle

des israelischen atomaren Potentials

und der iranischen Atomanlagen

durch eine internationale Instanz

von den Regierungen beider Länder zugelassen wird.

Nur so ist allen, den Israelis und Palästinensern,

mehr noch, allen Menschen, die in dieser

vom Wahn okkupierten Region

dicht bei dicht verfeindet leben

und letztlich auch uns zu helfen.



米国の親イスラエル派議員、マケインとリーバーマンがトルコでシリアの反政府軍幹部と会談しているが、イスラエルとシリアとの間にはゴラン高原をめぐる領土問題がある
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201204110000/

アメリカ議会でイスラエルを代弁する発言を続けているふたりの上院議員、ジョン・マケインとジョー・リーバーマンがトルコを訪問、シリアの体制転覆を目指す自由シリア軍(FSA)のリーダー、ムスタファ・アル・シェイクやリアド・アル・アサドらと会談したと伝えられている。

語られるべきこと ギュンター・グラス + 郵政売国奴法案_c0139575_627309.jpg


シリアとイスラエルとの間には領土問題がある。1967年の第3次中東戦争でイスラエルはシリア領だったゴラン高原を占領、今でも支配を続けているのだ。戦略的な意味だけでなく水源地としても重要な場所で、国際連合の決議など無視する形でイスラエルは併合してしまった。が、NATO軍がイスラエルを空爆することはなく、湾岸の独裁産油国もイスラエルの体制転覆を訴えるようなことはない。

イスラエルが「建国」される前、シオニストはヨルダン川や死海を完全に含み、ゴラン高原やレバノンの南部を含む地域を領土にする予定だったのだが、実現できなかった。この計画を実現するため、第3次中東戦争を引き起こした可能性がある。

この戦争ではアメリカの情報収集船「リバティ」をイスラエル軍が攻撃、乗組員34名を殺害、171名を負傷させている。ただ、船は何とか沈没を免れ、米海軍の第6艦隊に遭難信号を発信することができた。ロバート・マクナマラ国防長官(当時)は後にソ連軍が攻撃したと思ったと語っている。もし船が沈没、状況を伝えられなかったなら、アメリカとソ連が軍事衝突した可能性があるだろう。アメリカ政府の内部には、そうした展開を望んでいた勢力が存在していたかもしれない。

なお、イスラエルが核兵器を手にしたのは、この戦争の直前だったと言われている。切り札を手にしてから攻撃を始めたのかもしれない。そして第4次中東戦争の際には核兵器の使用をイスラエル政府は決断、ゴルダ・メイア首相はジェリコ・ミサイルやF4戦闘機でシリアやエジプトを核攻撃することを承認した。

現在、NATO(アメリカ、イギリス、フランス、トルコなど)や湾岸の独裁産油国(サウジアラビア、カタール、バーレーンなど)がアル・カイダ系武装勢力と手を組んでシリアに軍事介入している。「民主化要求運動に対するシリア政府の弾圧」という話は「妄想」に近いだろう。シリア政府が気に入らないからといって、妄想を撒き散らして良いわけではない。

こうした状況の中、イスラエルへはアメリカから「大規模破壊兵器」が供給されているほか、ドイツは新たに6隻目の潜水艦を提供するのだという。言うまでもなく、核戦争では潜水艦が主力だ。

語られるべきこと ギュンター・グラス + 郵政売国奴法案_c0139575_6313836.jpg

語られるべきこと ギュンター・グラス + 郵政売国奴法案_c0139575_6365311.jpg



潜水艦と言えば、以下も

国民に真相を知らせていない郵政売国奴法案の危険性

http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/message/856

http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/message/857

http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/message/858

http://1tamachan.blog31.fc2.com/blog-entry-3639.html




ドイツ連銀はユーロ圏分裂に備えている-ソロス氏
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2DFPN6KLVR901.html

by oninomae | 2012-04-12 21:10 | 政治詐欺・政治紛争  

<< 邪悪な場所 - アスタナ、カザ... 福島の定時降下物(セシウムがそ... >>