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「セシウムと心臓疾患の相関関係」ユーリー&ガリーナ・バンダジェフスキーへのインタビュー 2

http://vogelgarten.blogspot.com/2012/01/blog-post_25.html の転載 その2


インタビュアー: どのように決着がついたのでしょうか? 

ガリーナ: 私は彼に「このことは全部忘れてしまいましょう」と提案したのです。そしたら彼に「それでは君は医者として失格だね。医者として失格だと自覚できるなら学位証書を返却して、中庭の掃除でもすればいいさ」と言われました。この言葉には大変傷つきました。私は医者になることをずっと夢見てきたのです。医学部に登録できるまで3年も掛かりました。難関でしたから。ですから彼にそう言われて「いけない」と思いました。「それなら何かしなければ」と。そうやって、この研究が私の博士論文になったのです。すると次の問題が発生しました。私は論文をほぼ書き終え、製本をしてベラルーシの科学者達に紹介し始めたのです。グロドノの博士論文審査委員やミンスクにも委員会があります。そこで何と言われたかわかりますか? 「悪くない研究ですね...。しかしタイトルを少し変える必要があるでしょう。”放射性セシウムとの関係”と言う表現はまずい。”放射能汚染地域に生きる児童における心臓血管システムの機能状態”に書き換えなさい。」ですって。

ユーリー: 被曝量も書いてはいけないと言われた。

ガリーナ: そう、被曝量も消しなさいといわれました。ただ子供達に異常が見られるとだけ書くように。現在のままの形ではあなたが論文審査に合格できる保証は出来ませんと。

インタビュアー: 何の説明もないまま? 

ガリーナ: ええ、何の説明もないままです。 

ユーリー: 真実を明かしたくないために我が国ではこう言う行為が起こるのです。近年、医学生物学に関する研究著作は数多く執筆されていますが、まさに今、この問題に関する真実を知られたくないのです。この論文が国の外に出ては困るのです。

私は事実を列挙するだけのテクストには反対です。事実を列挙することは科学ではありません。単なるジャーナリストの統計と同じです。科学とは、パラメーターが何であろうと相関関係を証明することです。一貫した論理をたどるものです

インタビュアー: 原因を解明することですね? 

ユーリー: その通り、原因と結果との間の関係を解明することです。それが発見です。パラメーターを調査することも出来ますが、その組み合わせと相関関係を証明することこそが科学です。そして相関関係が多いだけに科学の価値もいっそう大きいのです。

インタビュアー: 彼らはチェルノブイリを隠蔽したいのですね?

ユーリー: おそらくそうだと思います。 

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ガリーナ: 私は自分の国を思って悲しくなりました。この研究を発表した時、日本人が参加する学会で発表を行ったのです。彼らは即座に私の研究に興味を示して、ユーリーに会いに来ました

。「5分ほど質問に答えていただけますか? 論文のグラフも見せていただきたいのですが。」と。そしてとても興味深い質問がなされました。「あなた方は心電図に異常が発生し、実験においては心臓細胞が破壊されることも観察されました。さらに先まで研究は進んでいるのですか? 細胞はどのレベルで変容を起こすのでしょうか? ミトコンドリアのレベルですか?」 等々です。

恐らく日本人達も研究を進めているところで、仮説を想定していたのだと思います。私達の研究は彼らの仮説を推し進める刺激になったのでしょう。とにかく私達の研究は日本の科学者達の間にとても大きな波紋を投げかけました。


ユーリー: 彼らは録画も行った。

インタビュアー: インタビューと録画を行ったわけですね? 

ユーリーとガリーナ: そうです。

インタビュアー: 資料も見せたのですか? 

ユーリー: 彼らは我々、ガリーナと一緒に大学で二日間仕事を行いました。休みなしにぶっ続けで。

インタビュアー: 正確にはどんな仕事をしたのですか? 

ユーリー: 絶え間なくカメラを回していました。実験の展開とその論理について、くまなく録画していました。当時はもちろん今ほどまだ結果がありませんでした。お陰様でそれ以来研究はさらに進んでいます。しかしこの論理については、彼らはくまなく録画して行きました。日本の主要な科学系テレビ局の一つでした。チェルノブイリについての番組で、ゴールデンアワーに放映が予告されていました。 

インタビュアー: それで放映されたのですか?

ユーリー: 知りません。

インタビュアー: ビデオを送る約束はしてくれましたか?

ユーリー: 誰も何も約束しませんでした。

インタビュアー: 頼まなかったのですか? 

ユーリー: 私はただ「許可はあるのですか?」と彼らに聞いただけです。録画許可は得ているという返事でした。 

インタビュアー: 地方当局による許可ですね。

ユーリー: そう。

インタビュアー: それで、あなた個人は? あなたの発見を彼らに明かしたわけではないですか。 

ユーリー: 頼んだのですが、ダメだという答えでした。 

インタビュアー: 何が?

ユーリー: その場では録画したものを私達に渡すことは出来ないけれど、後で送ると言われたのです。

ガリーナ: まだ編集が出来てないからと... 

インタビュアー: いつのことですか? 

ユーリーとガリーナ: 1996年です。 

ネストレンコ: 編集はまだ続いてるんだ。 

インタビュアー: 四年も前! あなた方は騙されたのではないですか!

ユーリー: わかってください。当時、逮捕されるその日まで、私にとっては人々にこの事実を知らせることが一番大事だったのです。誰がそれを世に出すのかは問題でなかった。バンダジェヴスキーだろうがバンダジェヴスカヤだろうか、シドロフあるいはペトロフだろうが。我が国の子供達がどんどん死んでいるんです! 

統計やデータを収集し、後年その分析をすることだって出来ました。過去のどこかで起こった事に関する研究として。「いつか役に立つだろう」と言うことで。しかし今現在私達が研究を進めることはずっと重要なのです。この研究によって、どうやって今日生き続けたらいいのかが示されるのですから。今日この日から。これは今日、今現在のための研究なのです。そしてもしかしたら明日は、多くの別の国民のための... 私は駆け引きなんてしたくなかった。私は彼らが正直だと信じることにしたのです。どのような形で公表されるかなど、私にはまるで興味はありませんでした。それで朝から晩まで二日間ぶっ続けで彼らと仕事をしたのです。

ガリーナ: 彼らに私達の発見をプレゼントしたようなものです。

ユーリー: 発見だろうとなかろうと関係なかった。

ガリーナ: あなたが日本人に見せたものはまったく新しいことだったわ。

インタビュアー: 筆記資料もすべて渡したのですか?

ガリーナ: いいえ。彼らはユーリーの見せたことをすべて録画していきました。 

インタビュアー: つまり筆記された資料は持っていかなかったのですね? 

ガリーナ: いいえ、写真に撮影して行きました。

ユーリー: 写真も見せました。当時は今のような写真はなかった。この写真は国会のシンポジウムで既に見せましたが、とても興味深いものです。腎臓組織の中の空洞、”解けた氷” だ。[訳注:バンダジェフスキー博士は、腎臓の重要な構成要素であるネフロンがセシウムによって破壊されることを発見し、セシウムの毒性に接したネフロンが氷のように解け、腎臓組織が穴だらけになる様子を”解けた氷”と表現した。ソース] 正常なネフロンの構造がすでに変容しはじめているのがわかる。これはネズミを使って行った実験です。

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こちらは人間の組織が初期の萎縮を起こしている様子です。これは大きな空洞の出来た子供の心臓です。

ガリーナ: 死んだ子供ね...

ユーリー: そう、死んだ子供の心臓だ。同じような間質液出血が成人の筋肉内空間で見られる。

インタビュアー: この枝のようなものはあってはならないのですね? 

ユーリー: もちろん!これは欠陥です。これは出血症の様子です。止血障害です。子供の骨髄内出血、副腎皮質出血です。他の写真も同じようなものです。これもまた”解けた氷”。別のケースです。すべて私達が撮影し、大学で大きな看板に張り出しました。学生達が見て知ることができるように、すべて図画化もされてます。

インタビュアー:  撤去されたのですか? 大学の指導部が変わりましたが。

ユーリー: 指導部は変わりましたがすべて撤去はされていません。すべて壊されたわけではありません。指令は下ったのですが...。

ガリーナ: 指導部と言えば、ユーリーがすでに監獄に入れられた後ですが、ゴメリ大学で大々的な検査が行われました。すべての学部が検査されました。もちろん科学部もです。そして委員によって最初に下された結論は「現在実施されているプログラムは高等教育機関にふさわしいものではない」と言うものでした。そしてプログラムの変更が余儀無くされたのです。

インタビュアー: そのプログラムとは十年間あなた方が行ってきたものではないのですか?

ユーリー: もちろん。

ガリーナ: でも彼らは大学ではまるで科学的な教育が行われてこなかったと結論したのです。

そのことが強調されました。高等教育機関にふさわしい基礎となる方向性のはっきりしたグローバルなテーマが欠けているといわれ、もちろん誰も抵抗はしませんでした。

そこで私は立ち上がって同僚達に言い渡しました。「ここに大勢お集まりのみなさん、みなさんは全員この土地にお住まいです。ここに住み、子供を持ち、子供を育てていらっしゃいます。やがて孫も生まれてくるでしょう。大学の私達の研究テーマは現状の中でどのように生き延びていったらいいのかを調べ、示すものだったのに、大学にふさわしいものではなかったと仰るのですか?」

彼らは「ガリーナ・エルゲイエヴナ、あなたはたぶん誤解されてるのです。テーマが満足なものでなかったということについて。ただ、新たな学長の意見は、もっと広範で柔軟なアプローチが必要だと言うものです。今までのテーマは幅が狭すぎ、高等教育機関のレベルには達していないと言うことなのです。」と答えたのです。それが彼らの弁明でした。 「それと子供や孫達に関するあなたの非難は口外されないことを忠告します」と。

インタビュアー: ”非難”と彼らは受け取ったのですか?

ガリーナ: 私は言いました。「私が子供に目を向けるのは小児科医だからかもしれません。私はまず第一に子供達、子供とこの国の未来に関することを守りたいのです。私達がまず心配しなければならないのは子供達に何を残すかということです。」と。けれども、ここでは別の考え方がなされているのです。一番研究費の潤沢なテーマこそ、私達の研究テーマには資金は提供されていなかったのですが...

インタビュアー: 資金と言えば、どうされていたのですか?

ガリーナ: どうしたと思われますか? 私達は”私腹を肥やしていた”... と警察は信じさせようとしています。

ユーリー: その話はしてはいけない。

ガリーナ: 私の責任にしておいて。私達はゴメリで私腹を肥やしていたことにされているのです。いったいどうやって? 汚染されていない地域からやってきたから? ここに家族を連れてきたから? それとも国家からこのなんとか用を足しているアパートを与えられたから? どこに私達の財産があると言うのでしょう? 私達が慢性の病気に苦しんでいるから? 甲状腺の手術をしました。

インタビュアー: あなた御自身が?

ガリーナ: ええ。それに腫瘍のせいで別の婦人科の手術も受けました。この十年間で私達が蓄えたものなんてそれだけです! 

他の人々はこう言っていました。「良い奨学金を手に入れて、意味がなくても自然と資金が集まるようなテーマを選ぼう。たとえひどいテーマでも資金が潤沢に出ればそれを研究しよう。」と。

目下、私達の大学が目指しているのはそれです:潤沢な研究費用。新しい学長の悪口を言いたくはありませんし、立派な人なのかもしれませんが、彼が言うのはこんなことです。「私達がこれからなすべきことはサービスバンク、データバンクの作成だ。それをコンピューターに取り込んで、誰かの役に立てるようにするのだ。」

私が「どういうことですか?」と聞くと「ガリーナ、子供達のグループを調査してきなさい」と言います。「喜んで。ヴェトカ地方が私達に割り当てられています。そこに行ってきますが、調査のための器具をください。私は器具もコンピューターも持っていません。心電図の用紙さえないんです。」と言うと「それならば出資者を探しなさい。それがダメならば耳だけで調査すればいいのです。子供達を聴診して来なさい。」ここでの研究はまさにそうやって行われるのです。仕事に使えるものと言ったら自分の手と聴診器しかないんです。

ネストレンコ教授と同じ厳重なコントロール下にある地方の調査に私達が赴いた時、打ち合わせをしていたわけではありません。教授はスヴェティロヴィッチ学校にセシウムを計測に、私達は子供達の聴診を行いに来ていました。心電図の用紙が不足していたので、私達は子供達を選別しました。聴診器を当て、心臓が悪い、雑音のある子供をメモしました。まあまあ正常の場合はメモをしませんでした。そうやって出来た書類にネストレンコ教授の放射線量を合わせてみたところ、選抜された子供達は被曝量の非常に高い子達だったことがわかりました。被曝量の低い子達は私達の選択から外れていたのです。

そして心電図に高い被曝量が記入されました。30の心電図を記録しました。今はこの子供達を医療検査のために招集しています。心臓疾患は、繰り返しますが、臨床表の過半数を占めています。子供達の心臓は病んでいるのです。鼓動の音がせず、脈がはっきりしません。聞こえるのは雑音です。心臓が変容していくのです。私達に出来ることはなんでしょうか? それを確認し、診断を下すことです。機能的心臓疾患と。私達はこうした変容をまだ機能障害と定義していますが、それが器官の異常に発展しないためにはどうやって子供達を助けたらいいのでしょうか? この問題を気に掛けてくれる人間は誰一人いないのです。



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被爆 500ベクレルの食品で国民が突然死する国 タンポポ日記 +バンダジェフスキー博士の警告
http://satehate.exblog.jp/17105227/

福島の子供たちに心臓病増加の危機! セシウムが影響! バズビー9/11
http://satehate.exblog.jp/16886496/

チェルノブイリ事故による放射性物質で汚染されたベラルーシの諸地域における非ガン性疾患 Y・バンダシェフスキー教授
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/09/non-cancer-illnesses-and-conditions-in.html

その他バンダジェフスキー博士関連

チェルノブイリ・百万人の犠牲者
http://satehate.exblog.jp/17031618/

汚染地域の子ども病気になりやすい ウクライナの小児科医警告[東京新聞] 他
http://satehate.exblog.jp/17213650/

【既に被害で出てる話】福島県の心筋梗塞は放射能によるもの 2011-09-18
http://ameblo.jp/pochifx/entry-10987624082.html



双頭のサケの仔魚誕生 生存厳しいが「頑張って」と願い一家で飼育
http://www.ryoutan.co.jp/news/2012/01/31/004719.html

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頭が2つ、尾の部分が1つのサケの仔魚(しぎょ=稚魚の前の段階)が見つかった。福知山市大池坂町の宮本忠夫さん(67)宅で飼育している仔魚で、「2年前からサケを飼育しているが、こんなのは初めて」と驚いている。

宮本さんは2010年から、福知山、綾部両市の市民でつくる由良川サケ環境保全実行委員会が主催するサケ放流事業に参加。孫で成仁小学校1年生の想大君と一緒に、実行委からサケの卵の配布を受け、孵化させて飼育し、由良川に放流している。

今年も1月7日に50個の卵を受け取り、自宅玄関のげた箱の上に水槽を置いて飼育。同14-17日に全部がかえった。温度管理や観察は2人でしており、29日に水槽をのぞいたときに、頭が2つある仔魚がいるのを見つけた。

他の仔魚は体長が2センチほどのものが中心だが、双頭の仔魚は1・5センチと小ぶり。腹の部分に「さいのう」と呼ばれる袋を付けており、今はここから栄養を取っている。

一方の頭のほうが左方向へ行こうとすると、もう一方が右方向へ行くなど、別々の泳ぎをする時があり、他の仔魚と比べて動きがゆっくりに見える。

京都大学フィールド科学教育研究センター・舞鶴水産実験場の上野正博助教(61)は「細胞分裂(卵割)の時に、何らかの刺激が加えられてこうなったか、あるいは遺伝的なことも考えられます。数千から数万分の1の確率で生まれるとされます」と解説している。

今後の成長については「自力で餌を食べ始めるようになると、双方とも思うようにえさを食べにくい状態になるため、餓死してしまう恐れがあり、長くは生きられそうにありません」と言う。

さいのうが取れるのは2月中旬。宮本さんは「いつまで生き続けられるか分かりませんが、観察を続けていきたい」。想大君も「出来るだけ長く、頑張って生きてほしい」と話している。

写真=元気に泳ぐ双頭のサケの仔魚




放射性物質による、呼吸器系疾患の初期症状について 2012-01-31
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/5b0d860479c337624a2993c71a57279a

ニューヨーク科学アカデミー刊行のレポートの中で、放射性物質による、呼吸器系疾患の初期症状について、書かれた部分の翻訳です。Terry Yabumoto氏によるものです。

June 25, 2011

呼吸器系疾患の初期症状(日本語訳)

Annals of New York Academy of Science (2009) P.92

5.5 呼吸器系疾患

チェルノブイリからのフォールアウトによって汚染された地域では、いたるところで呼吸器系の罹患が著しく増加している。鼻腔、喉、気管、気管支、肺などの呼吸器系の疾患は、放射線による影響の中でも、明白なる最初の影響であり、(症状は)鼻血や喉の刺激感から肺がんにまで及んでいた。ホット・パーティクル、別名 ”チェルノブイリ・ダスト” は、溶融した核燃料に由来する放射性核種と共に、金属の建造物や、土壌、etc.からの微粒子をも含んでいた(詳細は第1章参照)。これらの微粒子は、ウラン酸化物の低可溶性のゆえに、長期間にわたって肺の組織内に残存するのである。事故につづく初期の何日かの間において大人の口、喉、気管などの呼吸器系におこった諸症状は、基本的に、放射性核種がガスあるいはエアロゾールという形態であったこと関係していた。この初期の期間においては、I-131、Ru-106、Ce-144が呼吸器系に最も深刻な影響を与えた(IAEA, 1992; Chuchalin et al., 1998; Kut’kov et al., 1993; Tereshenko et al., 2004)。さらに、ホット・パーティクルと外部被ばくによって、呼吸器系疾患にさらなるダメージが引き起こされた。それは、また、免疫系やホルモンが変化したことも影響している。最も小さなホット・パーティクル(<5μm)は、容易に肺の最深部まで到達し、いっぽうそれより大きな微粒子は、肺より上部の呼吸気道でトラップされたのである(Khrushch et al., 1988; Ivanov et al., 1990; IAEA, 1994)。

by oninomae | 2012-02-02 05:38 | 放射能・ラジオハザード  

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