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ファルージャ:ある残虐非道の解剖学 By David Rothscum 1 + 福島の白煙

ファルージャ:ある残虐非道の解剖学 By David Rothscum Tuesday, July 6, 2010 その1

今日2010年7月6日は、クリス・バズビー[Chris Busby]、マラク・ハムダン・エンテサー・アリアビ[Malak Hamdan Entesar Ariabi]が、ファルージャの人々が苦しんでいる健康問題についての疫学的研究結果を発表した日である。

その研究全体は、ここで無料でダウンロードすることができる。

あなたはまだこれらの人々のことを聞いたことがないかもしれないが、私は、彼らの名前が歴史書に記載されることになると完全に確信している。

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この理由は、彼らがイラクに侵攻した帝国主義者たちの手でファルージャの人々が苦しめられている大量虐殺の科学的な証拠を集めてきたからである。

残念なことに、彼らはまだ、彼らの発見に対する多くの注目を喚起してきていない。そのため、私は自分自身なんとしてもこのことに助力せざるを得ない気持ちである

数日前、2010年7月2日に、彼らはウルクネット[Uruknet]で、彼らの発見のいくつかを示すプレスリリースを行った。 それは、「ヒロシマよりも一層悪いイラク、ファルージャにおける遺伝的損傷と健康」と題されていた。

4月に、彼らは予備調査結果を、あなたがたのほとんどがなじみ深いと思われる一つのサイト、グローバルリサーチ上で発表した。

どうか実感して下さい。人々が、主流のメディアが触れることを拒む恐ろしい残虐行為を発見したとき、それらはあなたのところにやって来る、真実運動、そしてこの情報が公になることに責任があるのはあなたである。

2003年以前、イラク戦争、ファルージャの虐殺、そしてずっと多くのこと以前、あなたは、劣化ウランによるイラク南部でのガンと出生異常の流行、湾岸戦争症候群への認識を喚起しようと努めていた。そして、一般的に、嘲りと不信に出会った。

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今や、あなたが警告した恐怖は徐々に世界に明らかになりつつある。あなたがたはみな、あなたの頑張りを誇りに思う理由を有している。主たる活動家たち(リューレン・モレ[Leuren Moret]、ダグ・ロッケ[Doug Rokke]、および他の多く)だけではなく、彼らの物語をブログ、フォーラムに再投稿したり、政治家に手紙を出したりして自身のやり方で貢献したあなたがたみな、そしてこの惨劇に対する認識を喚起するために、あなたが行ったすべて。

もし人々があなたに耳を傾けたならば、その多くは防げたかもしれなかった。

あなたの周囲のほとんどの人々がなにもしない一方で、あなたが払った努力をあなた自身誇りに思うべきだとあなたが悟ることが重要だと私は気づく。

私はまた、データを収集するためにファルージャの家々を訪ねた11名のチームに大きな敬意をもっている。ファルージャの人々は、当局を疑っており(彼らはそうするあらゆる理由を持っている)、そして彼らは諜報組織の作戦の一部であると疑われた。あるケースでは、彼らは残念なことに物理的な暴力にあった。 チームはそれにもかかわらず、その調査を完了した。物理的暴力の脅威と、もちろん、単にそのような不健全な環境に置かれていることによる脅威両者に直面する危険にもかかわらず。


そんな訳で、研究自体に移りたい。

プレスリリースで発表された情報と予備的な調査結果と同様に衝撃的だが、彼らの研究で彼らが示した完全な結果は、さらに悪いものである。

そのプレスリリースは言及した:「乳児死亡率は、1000人当たり、エジプトでは19、ヨルダンで17、そしてクウェートで9.7の値と比較して、80であることがわかった。」

プレスリリースが言及しなかったことは、これが2006年から2010年までの期間であることであった。 不幸にも、2006から2010年にかけて、乳児死亡率は上昇し続けた。

完全な研究が述べているように、我々がただ2009年と、そして2010年の最初の2ヶ月間を見たとき、我々は、その乳児死亡率が現在、1年の内に死亡する子どもたちが1,000名中80のレベルではなく、136という恐るべき割合にあることを発見する。

我々がその研究の表を見てみると、我々は、2005年には0、2004年に1と比較して、2008年には6名の幼児が(年齢0-1)が死亡したことを発見する。

2009年には10名の乳児が死亡した。しかし、科学者たちが検討した2010年最初の2ヶ月間では、彼らは、6名の乳児が死亡していたことを発見した。したがって、2010年最初の2ヶ月間の中だけで、2008年全体のものと同じだけ多い乳児が死亡した。もし2010の率が続くなら(そして、これは保証されていない、それは低くなり得るが、しかし、上昇傾向により、それはさらに上昇する可能性が高い)、2010年に、2004年のたった1と比較して、36名の幼児が死ぬだろう。

私はもっとよく知っているべきであったが、私は、最近多くのニュースを聞いていなかったゆえに、状況はファルージャで緩和されていた、あるいは少なくとも悪化していないと期待していた。しかし、そうではなく、その状況は我々が話しているようにただ悪化している

科学者が行った一つのさらなる発見は、0-4歳の子供の範疇で、女子1000名当たり男子860名しかいないことである。普通の比率は女子1000名あたり1050名の男子である

これは、遺伝子の突然変異の証拠である。この理由は、男子は、単一のX染色体を持っている一方、女子は、二つのX染色体を持っているということである。このように、もしある女子のX染色体の一つが遺伝子の突然変異を被っても、その女子はまだもう一つ別の機能するコピーを持っている。しかし、もしある男子のX染色体が、同じ遺伝子の突然変異を被ると、彼は同じ遺伝子の残された機能的なコピーを持たず、そして、これはその男子の死を引き起こすことが可能である。

しかしながら、その偏った出生比率は(部分的に)、その科学者たちが彼らの研究中で言及していないもう一つの効果によってもまた引き起こされ得る:ウランの内分泌攪乱効果である。EPA基準以下の濃度で、ウランは一つの強力な内分泌攪乱物質である

内分泌攪乱物質は、人間にあるホルモン作用を持っている化学物質である、そしてウランは、人間の体の中で、1つのエストロゲン(女性ホルモン)として働く。 これは、より少ない男の子どもたちが生まれることを引き起こすこのように、その歪んだ出生率が、遺伝子の突然変異の増加によって引き起こされている他に、劣化ウランのホルモン作用の結果である可能性もまたある

研究者たちが発見したもう一つの事実も同様に記載しておく必要がある。彼らの研究は、出生率の急激な減少があってきたと発見した。

彼らが述べるように:「その戦いの後、2004から2008年に生まれた0-4歳児の人口が、5-9、10-14および15-19歳の人口に比して暗示的に30%少ないことは明らかである。」

これが、私が実施中の人口削減と呼んでいるものである。

不幸なことに、ファルージャでは、ガンの流行もまたある。これは予想されたことであるが、それはこれまでのところ、多くの注目を受けていない。

あなたがその地域に予想するだろうよりも4.2倍多いガンの症例が存在している。小児ガンについては、そこには12.6倍の相対危険率がある。

脳ガン、乳ガン、そしてリンパ腫は、すべてあなたが予期するよりも特により高いが、すべての中で最悪なのは、22.2倍、そして0–35歳の範囲では38.5倍の相対危険率での白血病の流行である。

これらは正に、もし原因が放射線暴露の場合に我々が予期するだろう型のガンである。例えば、劣化ウランに曝された退役軍人たちもまた、白血病の流行に苦しんでいる。

子供たちは、彼らの急速に分裂中の細胞のゆえに、その放射線の影響に最も敏感である。

すべての証拠は、その惨事が劣化ウランによって引き起こされたと示しているそれは停止していない、ただ悪化している、そして悪化し続けるだろう。 我々は今2010年にいる、そしてその激しい戦闘は2004年に起こった。

バスラでは、その激しい戦闘は、1991年に起こった。1998年、出生異常の増加が深刻に顕著になりはじめた、そして2001年、10年後には、屋根を突き破ってしまっていた。2005年バスラでは、ガン発症率まだ上昇していただから、近い将来その状況が良くなってくるだろうと信じる理由はほとんどない、残念ながら。

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続く


元記事は

Fallujah: Anatomy of an Atrocity By David Rothscum Tuesday, July 6, 2010
http://davidrothscum.blogspot.com/2010/07/fallujah-anatomy-of-atrocity.html





2011年6月11日1時頃からの福島原発での大量白煙噴出まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130775369257184701

2011年6月14日午前0時頃から発生した福島第一原発での大量白煙噴出まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130798213761869701

2011年6月18日21時ごろからの福島第一原発での大量白煙噴出まとめ 2011年06月19日
http://matome.naver.jp/odai/2130840914969189501

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注意:本日21時ごろから福島第一原発から大量の白煙が発生しはじめました。現在も白煙に覆われた状態が続いています。 #genpatsu http://goo.gl/i2itV  http://yfrog.com/hsbrkyp  2011.06.18 23:58 twitter

(6.19 0:33) 6月14日0時頃の白煙大量噴出の約2時間後に、茨城県では放射線量の急激な上昇が確認されました。大量白煙噴出が放射線量の増加の原因である可能性は十分に考えられます。そのため今回も同様の放射線量の増加、及び放射性物質の飛散が想定されます。https://twitter.com/#!/Plug_in_Hybrid/status/80612276209586178

(2:06) 6月19日午前1時ごろの風向きでは関東地方へも今回の白煙の影響が出るおそれがあります。そのため関東圏の方は外出を控えるか、マスクで防護するなどして、極力外気を吸い込まない様にすることがいつも以上に大切です。

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福島第一原発:また何か煙りのようなものが!?
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by oninomae | 2011-06-19 05:19 | 放射能・ラジオハザード  

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