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超富豪の権力のための社会主義 by G・アレン&L・エブラハム 5 金はいかに多くの血を流しているか

超富豪の権力のための社会主義 by G・アレン&L・エブラハム 5

[一九八五年情報]

チェース・マンハッタン銀行の副頭取であるジョン・ハリー氏の言葉を聞こう。彼は「銀行家にとって究極的な危険は政府の交替ではなく、政府の欠除、無政府状態である」という。

一九八〇年二月七日、放送界の旗艦であるWNETは、「デヴィッド・ロックフェラーの世界」という番組を放送した。これは「ビル・モイヤーズ・ジャーナル」というシリーズ番組の一部であった。これは多くの点でキャロル・キグリーの本のように啓発的なので、番組のコピーの大部分をここに引用しようと思う。

番組のイントロとして、ビル・モイヤーズ[Bill Moyers]は次のようにいっている。

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  「ロックフェラー家、国際的な銀行、多国籍企業、世界の金融エリートの権力についてのドキュメンタリーは、たくさんあります。これは、一つのアプローチの方法にすぎません。デヴィッド・グラビンなるプロデューサーと私は、世界でもっともよく知られた資本家、すなわち一人のロックフェラーがどのように銀行家としての仕事をやっているかを、一週間見聞しようと試みた」。

モイヤーズはまず、「国際的な金貸業界の方法は、とくに権力、富、人的接触が集中しているところでは陰謀を余分なものにしてしまう」といっていた。

余分だって?われわれは陰謀がどのように余分であるかすぐ見るだろう。

定評のある報道機関の一員がデヴィッド・ロックフェラーをどう眺めているかを理解させるために、モイヤーズはイントロの結論として、「デヴィッド・ロックフェラー[David Rockefeller]、つまりロックフェラー兄弟の末弟で、チェース・マンハッタン銀行の頭取で、なるほどアメリカン・エスタブリッシュメントの不選ではあるが、まずは皆が認める首席であることは、一つの天職になりつつある……」。
「彼は金のかなたで計られるあるものを代表している。彼は力を代表しているのだ」。
「ロックフェラーは、地球を包囲する力量をもっている金融家、産業家、政治家の巨大なネットワークの中心にいる」といっている。

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ロックフェラーの旧友であり、現在チェース銀行のために働いているリッジウェイ・ナイトとモイヤーズの対話を次に紹介しよう。

モイヤーズ-あなたをデヴィッド・ロックフェラーの無任所大臣として位置づけてもよいでしょうか。

ナイト-お世辞どうもありがとう。それが本当なら非常に私も幸せでしょう(笑い)。

モイヤーズ-さて、あなたは自分は彼の私的な代理人であるといわれましたが、どんなことをされるのですか。彼のために外交的な旅行をしますか。

ナイト-そう、たとえば、私はインドシナとヴェトナムに出かけました。彼自身が出かけて行って、サダトに会うことができないときは、私が行って会いました。そして……、私は彼より人の注意をひきません。

モイヤーズ-彼の世界では一国家のように銀行が動くというのは、なかなかおもしろいですね。

ナイト-そう。私にとって最も印象深いことは、私は多くの大統領の代理を務め、そして多くの国務長官に代わってしゃべってきましたが、相手方のドアが最も簡単に開かれたのは私がデヴィッド・ロックフェラーのためにやって来たときだったということです。驚きです。

注意! 大統領の代理をする……。多くの国務長官に代わってしゃべった……。そして彼らのうちで誰もデヴィッド・ロックフェラーほどに政治権力をもっていなかったというのか。それではモイヤーズ氏に聞くが、もし陰謀は余分であれば、何がそこで進行しているというのか。

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フランスに立ち寄ってから、モイヤーズとロックフェラーとその友人たちは、世界金融の指導者たちが世界銀行とIFMの会議のために集まっているユーゴスラヴィアのベルグラードに向かう

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ここでデヴィッドは、前チェース・マンハッタン銀行の幹部で現在連邦準備理事長のポール・ヴォルカーのような大指導者と会い、それからウィリアム・ミラー財務長官と会い、そしてもちろん、接待主のチトー[Josip Broz Tito / Јосип Броз Тито, 1892-1980]元帥と会う(これは一九八〇年のことであり、カーターがまだ大統領だった頃のことであることを想い出していただきたい)。

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モイヤーズは、「ユーゴスラヴィアは一〇億ドルの負債を支える道を探っている。チェースは、チトーがスターリンと決別した後にユーゴスラヴィア銀行の返済期限を延期してやった最初の銀行だった。いまチトーはロックフェラーがそれをもう一度してくれることを期待している」と報告している。

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ロックフェラーはチトーに、「世界はあなたを必要としており、私はあなたが大変重要な役割を演じたハバナでの最近のこれらの会議で、あなたがこのことをいっそうはっきりと示されたと思っています」という(数万の自国民を殺したチトーのような人びとを世界が必要としているとデヴィッドが考えるなら、彼が思い描く世界は私が生きようとする世界ではない)。

モイヤーズ-マスコミ的事件は終わりました。本当のビジネスが始まり、マスコミは締め出されています。チトーとロックフェラーが財政について話し合っている間、私たちはロスアンゼルス・タイムズのマーレイ・シージャーとしゃべっていました

マーレイ・シージャー-ロックフェラーという名前の国際的名声はたいしたものです。それは世界中に通じる魔力的な名前です。私はモスクワで彼についての特別な体験をしました。私はチェース・マンハッタン銀行がアメリカの銀行として初めて事務所を開いたとき、特派員として働いていました。ロックフェラー氏がやって来て、彼らは銀行のための場所を貸しました。そして彼ら固有の方法で、大カクテル・パーティーの準備をします。彼らはモスクワの歴史的な建物であるメトロポール・ホテルの食堂を接収し、彼らが生まれてから見たごちそうの中で最高のものをそこに並べました。
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ソ連の役人たちはカクテル・パーティーの始まる三十分も前から整列していました。アメリカに住んでいる者には、このようなことは信じられないでしょう。しかし、この人びとはモスクワの道路に立ちつくしていたのです。そこに住んでいるわれわれにとって皮肉なことは、たった数日前に公式のソ連の報道機関がロックフェラーをチリやペルー、そして他のラテン・アメリカの国々に投資する人物として非難したばかりだということです。そして、とくに、デヴィッド・ロックフェラーの兄であるネルソンに言及し、彼を第三世界、とくにラテン・アメリカにおける金融帝国主義者であるロックフェラー家のひとりであると名指していました。この種の矛盾は、ソ連人には全く気になりません。彼らはおそらく、記事など一度も読んだことがないか、あるいは読んだとしても、どんな注意もはらいませんでした。彼らは、メトロポール・ホテルに立っているチャーミングな資本主義者であるこの銀行家を連想できなかったでしょう。

私は、マーレイ・シージャー氏がこの物語をロスアンゼルス・タイムズの読者に話すことが適切であると考えたかどうか疑っている。私は本当にそのことを疑っている。というのは、この種のナンセンスは西側の大使館や、ニュースが集まる主な機関の内部で数年間も続けられ、彼らの「モスクワの男」が好んでけなされたということを考えるからである。

これらの話は、みなひどく似ている。マルコルム・マガリッジはこの物語を、伝記の中で次のように語っている。

  「新聞の経営者たちや放送局の代理人たちには、それにもかかわらず、この汚れたニュースがモスクワにいるわれわれ自身の特派員からやって来たということができるため、このニュースを入手するためには多額の金を払う用意があった。イメージというものは、いつも事実に対応するのだ。ふり返ってみると、モスクワから私が送った電報の中で完全に正しい唯一の文章を想い出すことができる。それは、モスクワから送られてきた電報の中で唯一正しい文章であったかもしれない。それは、私が一時的にアメリカの通信杜の代わりをして、外国駐在のソ連大使館が行うスラブ的接待に対する平均的ソ連人の反応をたずねている電信を受け取ったときでした。何も考えないで私は、<平均的な人びとの反応、強い願望は、自分からもっとも近くにあるごちそうに手を出すことである[5]>という電文で返答した」。

親愛なる読者のみなさん、それは一九三〇年代にさかのぼる話である。変わるものが多ければ多いほど、それだけ多く彼らは同じものに留まるのだ。

デヴィッドと彼の子供は、共産主義国の支配者たちとの取引について、本当に一体何を考えているのだろうか。ここで、この疑問に対して、モイヤーズはどう問い直すかをみてみよう。

モイヤーズ-あなたはどのように、ある日は共産主義政権と取引し、また次の日には資本主義政権と取引するのですか。

ロックフェラー-そうですね、この仕事を始めてからこれまで三十三年たちますが、これらの事柄について、ひとはきわめて実際的でまた弾力的でなければなりません。彼らが属している政治的ラベルを度外視した政府との関係は、広い領域にわたって人民および人間関係の如何にかかっています。それは一国が共産主義であると技術的に呼ばれるというまさにその理由で、チェース銀行のような資本主義的機関が彼らと相互的関係で取引ができないということにはなりません。そして事実、私たちは世界のほとんどの、いわゆる共産主義国とこれまで非常にうまくいったべースで取引をしていますそれは、双方のためになると私は考えています。 

「技術的にいって共産主義者」、……「いわゆる共産主義者」。これは『インサイダー』で次のように指摘したのと正確に同じものである。すなわち、あなた方や私が共産主義と呼んでいるものが、平均的な人間が操作されて信じ込んでいるものとは全く異なっているということを、本当の権力者はよく知っている。 彼の行動の道徳性についていえば、デヴィッドは次のように説明しつづける。

  私個人としては非常にさまざまな見方をもった人びととの私たちの取引に不道徳なことや、不適切なことは全然見出していません。たとえ彼らが私たちにとっては本当に嫌な方法で仕事を進めているとしても、そういえるのです」。

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この注目すべき旅行談をさらに数ぺージにわたって引用することもできるのだが、それをビル・モイヤーズに代わってやってもらおう。何といってもこれは彼の番組なのだから。

モイヤーズ-比較的少数の世界的企業家たちが国際連盟と国際連合をはぐらかすようなことをやってのけたということで、つまりある見方によれば、彼らは利潤という冷たい論理で支配されている世界統一(One World)を創造したということで、私はこの部屋のここで、すっかり打ちのめされ、少なからず恐怖を覚えています。……対策はいつも同じです。つまり金を絶えず動かし、それを増やすことです。 あるチェースの重役は、多国籍銀行を「世界を支えている血を吸う巨大心臓にたとえた。血とは金のことである」。

然り、まさにそうである。ビル・モイヤーズ氏のいう通りだ。 だが、あなたは、あるいは現存するマスコミの他の誰かが、「金はいかに多くの血を流しているか」と自問したことがあるだろうか

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[5] Malcolm Muggridge, Chronicles of Wasted Time: The Green Stick(New York: Willium Morrow, 1973), p.225.

G・アレン&L・エブラハム インサイダー 1(原著初版1971、原著増補改訂版1985、訳書1986.10) 第二章 超富豪の権力のための社会主義 p58-66より

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参照

超富豪の権力のための社会主義 by G・アレン&L・エブラハム 1
http://satehate.exblog.jp/10361412/


超富豪の権力のための社会主義 by G・アレン&L・エブラハム 2
http://satehate.exblog.jp/10368879/


超富豪の権力のための社会主義 by G・アレン&L・エブラハム 3
http://satehate.exblog.jp/10379087/


超富豪の権力のための社会主義 by G・アレン&L・エブラハム 4
http://satehate.exblog.jp/10410666/


参考

From Russia with Love —GRAND Duke Alexander warns Americans about the Rockefeller Empire!!
http://www.reformation.org/from-russia-with-love.html


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Khrushchev meets his Rockefeller master!!

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David Rockefeller accepts Khrushchev's urgent invitation to visit him at the Kremlin.

戦争の真実  リチャード・コシミズ
http://richardkoshimizu.at.webry.info/200901/article_14.html


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イスラエルを正しく理解するためには努力が必要である 天木 直人
http://www.amakiblog.com/archives/2009/01/15/


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これが、「ルシファーの光」の正体である。

Rome, Rockefeller, the U.S. and Standard Oil The Monarchy of Money!!
http://www.reformation.org/rockefeller.html


アロン・ルーソがロックフェラーとの会話を語った衝撃のインタビュー(日本語字幕版)
http://video.google.com/videoplay?docid=-5219614342883260978


ニック・ロックフェラーは「全住民にマイクロチップを埋め込むのが最終目標だ」と言った
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/745


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by oninomae | 2009-01-15 21:05 | イルミナティ  

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