政治と謀略 by G・アレン&L・エブラハム 3 アントニー・サットンの闘い

政治と謀略 by G・アレン&L・エブラハム 2の続きです

政治と謀略 by G・アレン&L・エブラハム 3

[一九八五年情報]

一九七一年のときとは違って、アメリカ国民はいまアメリカのマスコミに対して持ち前の不信の念を懐いている。そしてそれは当然のことだ。われわれは、自由の防衛者をくず物扱いにし、共産主義革命の大司祭をほめたたえるNBC、CBS、ABCの、ハンサムでソフトな声で話すニュース・キャスターを、次から次へと眺めさせられている。過去十四年間に、われわれは次のような人びとが姿を消したのを目撃した。すなわち、南ヴェトナムのグエン・カオ・キ、ローデシアのライアン・スミス、ニカラグアのサモザ将軍、そしてイラン皇帝。いずれの場合も、これらの人物は公然たる共産主義者か、あるいはイランの場合はひとりの気狂いによって置き代えられたのだった。

まさにこの時点で、われわれは南朝鮮、台湾、エルサルヴァドル、南アメリカ、フィリピンの反共産主義者の指導力が崩壊していくのを眺めつつある。もし、これらの政権のどれかが倒れれば、そのとき、どのような交替劇が起きるかはほとんど明白だ。自由が死ぬという絵の画き代えは続く。

キグリー教授が亡くなる前に、ゲイリー・アレンと私は、彼の本『悲劇と希望』の内容について彼と討論する機会に恵まれた。一九七二年の秋、本書『インサイダー』は熱気のこもった討論、とくにいくつかのラジオ・トークショーでの討論をつくり出しはじめていた。ソルトレイク市で、ひとりの積極的なトークショーの司会役は、主要な討論者であるエブラハムとアレンとキグリーを結び合わせる思想にぶつかってきた。ゲイリーと私はソルトレイク市に飛び、放送局の管制室でワシントンD・Cにいるキグリー教授に電話がつながれるのを待った。われわれは一度はうまくいって、キグリーは夢中になった。彼はわれわれが彼の本の内容を引用したのみならず、全体の主張に手を加えたとして非難した。彼が否定している引用箇所のひとつは、本章の中の一箇所だった。記録を整えるために、私は彼の本の九五〇頁を開き、司会者にキグリーが書いた語句をそのまま読みあげるよう願い出た。司会者はそれを読みあげた。教授は電話を切った。それで討論は終わった。

「もし、インサイダーに正面から挑戦すれば、挑戦者のキャリアは破壊されるということを実証している」誠実な学者についていえば、アントニー・サットン[Antony C. Sutton]の場合以上にきわだった例はない。

c0139575_2222079.jpg


サットン氏に私が最初に会ったのは、われわれが本書を書いているときだった。彼はスタンフォード大学フーヴァー研究所の首席研究員として、『西側の技術とソ連の経済発展』というぼう大な三巻本のために数年間研究していた。
c0139575_224189.jpg

国務省の若干の文書と、他のきわめてデリケートな記録に接近し、サットンはインサイダーにとっては完全に破壊的な結論に到達した。彼は、西側の技術と金がソ連を支えているのみならず、積極的に内部崩壊から守っているということを結論として証明したのである。 彼の推定によれば、ソ連のすべての技術の九五%は西側から輸入されたか、あるいは盗まれたものである。

本書を巡って高まりつつあったわれわれの論争のおかげで、またサットンの書物のもつ非の打ちどころのない学術性ゆえ、サットンは注目を集めはじめた。だが、このことが起こるやいなや、フーヴァー研究所の「権力」は、彼の勤務はもはや不必要であるとの決定を下した。学問の自由とはそんなものである。そして、知的誠実とはそんなものである。


G・アレン&L・エブラハム インサイダー 1(原著初版1971、原著増補改訂版1985、訳書1986.10) 第一章 政治と謀略 p32-34 より

c0139575_22242548.jpg



参考

ウォール街とボルシェビキ革命
http://www.nn.em-net.ne.jp/~komoda/index2.html


c0139575_1511580.jpg

c0139575_22284167.jpg


Wall Street and the Rise of Hitler By Antony C. Sutton
http://www.reformation.org/wall-st-hitler.html

あるいは
http://www.bibliotecapleyades.net/sociopolitica/wall_street/

c0139575_22324486.jpg


America's Secret Establishment An Introdection of The Order of Scal & Bones
http://www.bibliotecapleyades.net/sociopolitica/esp_sociopol_skullbones10.htm


c0139575_22353247.jpg

c0139575_2236091.jpg

c0139575_22534432.jpg


THE PILGRIM SOCIETY & ENGLISH-SPEAKING UNION
http://watch.pair.com/pilgrim.html


ウォール街金融資本が作り出す歴史構造 アントニー サットン ~左翼右翼の対立、戦争etc~ 日本を守るのに右も左もない
http://blog.trend-review.net/blog/2007/12/000553.html


c0139575_223912.jpg

c0139575_22382610.jpg



c0139575_2243427.jpg


c0139575_2243284.jpg


c0139575_2245448.jpg


c0139575_22482178.jpg

c0139575_22485435.jpg


c0139575_22475478.jpg


c0139575_2247138.jpg

c0139575_22472674.jpg


c0139575_2243961.jpg

c0139575_22515790.jpg

[PR]

by oninomae | 2008-12-16 22:53 | イルミナティ  

<< 超富豪の権力のための社会主義 ... 日本企業の奴隷化終了へ? by... >>