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彼らが通貨を操っている by G・アレン&L・エブラハム 1 歴史の隠蔽・歪曲

G・アレン&L・エブラハムの「インサイダー1」を振り返ってみましょう。

第三章 彼らが通貨を操っている より

(前略)

現在(1971)、無数のアメリカ人の頭脳が、アメリカで起きつつある出来事によって混乱させられている。まるで、最初の部分をみておかなければ、頭が混乱して何が何だかわからなくたるような刑事物映画をみるときのようだ。そのような場合、本当の意味、つまりあの隠し絵がわかるようにするためには、ここですべての部分を年月順に正しく並べなければならない。

陰謀を認識するためには、銀行業、とくに国際的な銀行家たち(international bankers)についての基礎的な知識をもつことがどうしても必要である。しかし、この本で取扱う陰謀のすべてを、国際的な銀行家たちのせいにするのは誤りだろう。なんとなれば、彼らはその中心的役割を演じていなかったからである(引用注:引用者はイルミナティ銀行家たちが中心的役割を果たしてきたと考えている)。陰謀は一つの手であると考えなければならない。そしてこの手の指一本が「国際的な銀行業(international banking)」であり、他の四本の指が「財団」、「反宗教運動」(引用注:&「妙な宗教」)、「フェビアン杜会主義(エスタブリッシュメントの社会主義)」そして「共産主義」である(引用注:「フリーメーソン」や「ナチス」も数えたいですね。引用者は下の絵が真相に近いと思っています)。キグリー教授は国際的な銀行家たちにふれ、「彼らの目標は金融上の権力を用いて全世界を統制することそのものである」と言っている。

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さて、政府は必要とする巨額の金を、どこから手に入れているのであろうか。(中略)

世論は、われわれの政府が利付質証券によってこれを借りていると信じこまされている。しかし実際は、国家の負債のごくほんの少しだけがこの形をとっているのであり、政府自身の信用基金を除く政府の質証券のほとんどは、われわれが「国際的な銀行」と呼んでいる大銀行が所有しているのである。過去数世紀にわたって、政府の財政は国際的銀行家たちによって大いに助けられてきた。だがこのような工作にさいしては、一定の問題がいつもからまってきたものである。われわれは、小さな銀行が操業中止保証によって保護されていることを知っている。だが、どのような操業中止保証が、政府や、もし昔なら王との力関係にふさわしいだろうか。政府からその負債の弁済を請求する訴訟は、大学の商学部で教えられるものであって、われわれのテーマではない。ところで「王向け金融業」というものがあって、王、つまり政府からの取り立てを保証できる者たちにとって、これは儲かる仕事である。

経済学の教授、スチュアート・クレインによれば、政府に対する貸付けを保証するには二つの方法がある。ある商杜に多額の金を貸すとき、その信用供与者はこの投資を保証するため、この商杜の経営陣で一票を獲得する。このような取引の場合と同様に、信用供与者に対し担保としてある政府権限をゆだねる用意もなく巨額の金を借りる政府などありえない。このようなわけで、世界中の政府にそれぞれ何億ドルも貸付けた国際的な銀行家たちは、それらの政府の政策に対し非常に大きな影響力を行使するのである。

信用供与者が政府または王に対してもっている最も基本的な強みは、与党(または王)が方針を変えれば、銀行家は政敵を金で助けることができるところにある。それゆえに信用供与者にとって、このような与党の政敵を用意していることは不可欠であり、またもしそれがまだ存在していなければそれをつくり出さなければならないし、そうすることは彼らの知恵にかかっているわけである。

このゲームに秀でていたのは、かの有名なロスチャイルド家であった。ドイツはフランクフルト・アム・マイン出身であるこの創立者マイヤ=アムシェル・ロスチャイルド(Meyer Amschel Rothschild 1743-1812 (1))はフランクフルトの銀行を営業するため五人息子の一人を当地にとどめておき、他の四人の息子をロンドン、パリ、ウィーン、ナポリに送った。互いに戦いあうそれらの政府に財政援助をすることによって、ロスチャイルド家は十九世紀の間に信じられないほど豊かになった。

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これについてクレイン教授はつぎのように言っている。

「もし十九世紀におきたヨーロッパの諸戦争をかえりみれば、これらがいつも諸勢力間に均衡が再び成立し始めるときに終ったことを、あなたは確かめるだろう。勢力関係が組み変えられた後には、イギリス、フランス、オーストリアのロスチャイルド家のまわりに新しい組み合わせによる均衡した勢力関係ができあがっていた。彼らは、彼らの望む線からはずれたすべての王に戦争を起こさせ、その王たちに、財政援助の定める道をとらせるように諸民族を組み合わせたのである。諸民族(政府)のそのつどの負債高を研究してみると、いつも罰せられるべきであったものが現われてくる」。


ロスチャイルド家やほかの国際的な銀行家の性格を描写するとき、キグリー教授は、彼らはいろんな点で通常の銀行家から区別されると言っている。彼らはまず世界市民的で、また国際的であった。彼らはまた、諸政府と強く信頼関係で結ばれていたが、とくに自国の政府はいうにおよばず、外国の政府の負債にも深く関わっていた。これらの銀行家たちを「国際的な銀行家たち」という(キグリー『悲劇と希望』五二頁)。

国際的な銀行家たちが政治史上で果たしている役割は歴史的には秘密にされているが、その主な理由はロスチャイルド家ユダヤ人であったことにある。

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(参照:ロスチャイルド王朝はいかに作動しているか  By Br Nathanael Kapner

反ユダヤ主義者は陰謀家の手中におちいり、すべての陰謀をユダヤ人の陰謀として示そうとした。これはしかし、真実にはほど遠い(引用注:そうほど遠くもないと思うが)ものである。伝統的な「アングロ・サクソン系」(「」は引用者)のJ・P・モルガン(引用注:ロスチャイルド代理人)と、ロックフェラー(引用注:ロスチャイルド代理人で、おそらく「ユダヤ」人)の国際的銀行組織は、なるほど陰謀の主役を演じてきたし、
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ロスチャイルド家とそのとりまき連中の果たした役割の意味も無視できないが、すべてのユダヤ人にロスチャイルド家の犯罪の責めを負わせるのは、すべてのパプティスト派にロックフェラー家の犯罪の責めを負わせるのと同様に不合理であり、かつ不正義でもあろう。 (引用注:もちろん、すべてのユダヤ人が悪いわけはない。むしろ被害者も大勢いる)

陰謀家たちのユダヤ人会員は「反名誉段損連盟」(Anti Defamation League=ADL)という名の機関を道具としてつかい、ロスチャイルド家とその連盟者に対する否定的な発言は、すべて全ユダヤ人に対する攻撃であるというふうに人に信じこませようとしている
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こうして彼らは国際的な銀行家たちについてのほとんどすべての確かな情報を隠し、アメリカの諸大学でもこれをテーマにすることをタブーにしてしまったのである。


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この分野を研究する人なら誰でも、またどんな書物でも、全国に散らばっている無数のADL委員にすぐ攻撃される。ADLは中傷することを専門としており、その際、いかなる真理や論理にも惑わされない。いわゆる「マッカーシズム(2)」にがん強に抗らったADLは、人びとをゆえなくして「潜在的反ユダヤ主義者」と非難する。しかし逆に彼らのことを「潜在的共産主義者」といえば、彼らは大声で抗議するであろう。

実際のところ、誰もユダヤ人自身以上にロスチャイルドに対して怒る資格はないだろう
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ロスチャイルド帝国の一部をなすヴァールブルク(ウォーバーグ)家は、アドルフ・ヒトラーを財政的に援助した。ロスチャイルド家とヴァールブルク家の人たちは、ナチの強制収容所には一人もいなかった。 彼らは、戦争の外に、つまりパリの豪華なホテルにいたか、アメリカか、あるいはイギリスに移住していた。権力に飢えたナチの手中で最も苦しんだ集団はユダヤ人である。ところが、ユダヤ人であるロスチャイルド家の人びとの運命は、ブタペストやブロンスク出身のユダヤ人の仕立屋の運命より、ロックフェラー家の人びとの運命にずっと似ている。

政府の出す国債が国際的な銀行帝国の基礎となって以来、政府の負債額を増大させることが彼らの重大関心事となった。負債が多ければ多いほど、利息も大きくなる。戦争以上に政府を負債状態におとしいれるものは他にはない。国際的な銀行家たちにとって、軍事的に均衡し、血を流している二国の双方に金を貸すことは、たいして困難な仕事ではなかった。たとえば、アメリカの南北戦争中、北部はロスチャイルド家が遣わしたアメリカ代理人、オーギュスト・ベルモントを通してロスチャイルド家が援助し、南部はロスチャイルド家の親類であるエルランガー家が援助した(3)。


(1) ロスチャイルド財閥の創設者はMeyer Amschel[1743-1812]である。ロスチャイルドとはドイツ語のロート・シルト(「赤い板」)という屋号をさす。その長男Meyer Amschel(1773-1855)は父とともにフランクフルトに残り、次男Salomon(1774-1855)はウィーンに行き、三男Nathan(1777-1836)はロンドンに行き、四男Karl(1788-1855)はナポリに行き、五男Jacob(またはJames 1792-1868)はパリに行って、それぞれ金融業を行った。
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彼らはこれらの都市を結ぶ「国際協調的」金融業で大金融財閥となった。現在の中心はロンドンとパリである。フレデリック・モートン著『ロスチャイルド王国』高原富保訳、新潮選書参照。
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    (参照:ユダヤ人を育種するユダヤ人 by Clifford Shack

(2) Joseph McCarthy(1912-1957)一九四七年から死亡まで共和党上院議員。一九五〇年から一九五四年までアメリカにおける共産主義スパイの浸透に戦いを挑む。「非アメリカ的策謀に関する上院議会委員会」の委員長として、政治的魔女狩を行った。マッカーシズムとはこの運動の名称。

(3)cf. Paul H. Emden, Money Powers of Europe, D. Appoleton, Century Company 1938.

G・アレン&L・エブラハム インサイダー1 第三章 彼らが通貨を操っている p69-74より

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by oninomae | 2008-12-11 22:56 | イルミナティ  

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